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8Kの時代はいつ来る?8K映像の凄さと4K映像との違い

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現在は地上波として放送されているフルハイビジョン映像の規格が主流になっていますが、4Kはその4倍の画質を誇る上位規格として話題を呼んでいます。しかし、それを上回る画質である8Kという映像規格が存在するのをご存知でしょうか?

これは、4Kのさらに4倍の高画質を誇っており、次世代の映像規格として認知されつつあるようです。ここでは、そんな次世代の映像規格である4Kと8Kの違いや、その凄さについて紹介していきましょう。

4Kと8Kの違いとは?

2つとも次世代映像規格として現在の最高級画質となっています。しかし、単純に2つの規格を比較しても8Kは4Kの4倍も繊細な画質です。加えて1秒間あたりのフレーム数(フレームレート)においても、ハイビジョンでは60枚だったのが、8Kでは倍の120枚となっているため、非常に滑らかな動きを実現しています。

画質の点では8Kの方が4Kよりも優れていますが、その分映像のデータ量も跳ね上がるので、実用の可能性としては4Kの方が早く実現できるでしょう。

実用の目途は?課題となっている大容量データ転送技術

実用段階における4K・8Kの課題は、映像の鮮明さを実現するためのデータ転送技術です。4Kに関しては、標準的な映像規格として浸透しつつあるため、放送網としての実用化は2014年6月からCSでの試験放送が始まっています。実用放送については2018年から予定されており、2020年の東京オリンピックに間に合わせるように計画されているようです。

しかし、大容量のデータを転送するケーブルについては課題が残っており、一秒間あたりの描画数が30枚であれば問題ないですが、4K・8Kの標準である60枚/秒に関しては標準化がまだできていません。また、Blue-rayなどのメディア規格に関しても、4K以上の映像規格にはまだ対応できない状況で、実用放送が始まる前までにこちらも標準化が急がれています。

8Kの画質を非圧縮状態で記録した場合には、なんと12G/s(DVDディスクが0.3秒でいっぱいになるデータ量)となるため、この膨大なデータ量をいかにして圧縮するかが課題です。現在では、なるべく画質を落とさないようにしながら圧縮する技術が開発されており、一秒当たり100Mbps程度までは圧縮可能であるという目途が立っています。それでも地デジのおよそ4倍に当たるデータ量であり、大容量を必要とすることに変わりありません。

4K・8Kのような映像規格が発展してきた背景

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