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【2026年最新版】Windowsメモリ診断ツールが動かない・結果が表示されない原因と対処法

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Windowsに標準搭載されている「Windowsメモリ診断ツール」は、パソコンの不安定動作やブルースクリーンの原因となるメモリ(RAM)の不具合を検出できる便利な機能です。しかし、「診断が途中で止まる」「21%から進まない」「再起動後に結果が表示されない」といったトラブルに悩まされているユーザーが多くいます。

特にWindows 10/11では、メモリ診断ツール自体が正常に完了しないケースが報告されており、せっかく時間をかけて診断を実行したのに結果が確認できないという状況は非常にストレスフルです。

この記事では、Windowsメモリ診断ツールが動かない・結果が表示されない・途中で止まる原因と、それぞれの具体的な対処法を初心者にもわかりやすく解説します。代替ツール「MemTest86」の使い方や、メモリの交換が必要かどうかの判断基準についても詳しく紹介します。

この記事でわかること

  • Windowsメモリ診断ツールが動かない・止まる主な原因
  • 診断が21%や99%で止まった時の具体的な対処法
  • 診断結果がイベントビューアーに表示されない場合の解決策
  • キャッシュ設定やクリーンブートを使った改善方法
  • 代替ツール「MemTest86」「MemTest86+」の使い方
  • メモリの交換・増設が必要かどうかの判断基準
  • ブルースクリーンや不安定動作とメモリ不良の関係

Windowsメモリ診断ツールとは?基本を理解しよう

対処法を確認する前に、Windowsメモリ診断ツールの基本的な仕組みと正常な動作について理解しておきましょう。

メモリ診断ツールの役割

Windowsメモリ診断ツール(Windows Memory Diagnostic)は、Windows Vista以降のOSに標準搭載されているメモリテストツールです。パソコンに搭載されたRAM(メモリ)に物理的な不良がないかをチェックする機能で、以下のような症状が出た時にメモリの健康状態を確認するために使用します。

  • ブルースクリーン(BSoD)が頻繁に発生する
  • パソコンが突然フリーズする・再起動する
  • アプリケーションが理由なくクラッシュする
  • 動作が異常に遅い・不安定
  • 「メモリが不足しています」エラーが表示される

メモリ診断の実行方法(おさらい)

通常、メモリ診断ツールは以下の手順で実行します。

  1. スタートメニューで「Windowsメモリ診断」と検索して起動
  2. 今すぐ再起動して問題の有無を確認する」をクリック
  3. パソコンが再起動し、青い画面でメモリテストが自動的に開始される
  4. テスト完了後、自動的にWindowsが起動し、結果が通知される

正常な場合の所要時間と動作

テストモード テスト内容 所要時間の目安 推奨場面
基本 3種類のテスト(MATS+、INVC、SCHCKR) 約10〜30分 簡易チェック
標準(デフォルト) 基本テスト+追加テスト(LRAND、Stride6等) 約30分〜数時間 通常の診断
拡張 全テスト(MATS+、Stride38、WSCHCKR等) 数時間〜20時間以上 徹底的な検査

重要ポイント:拡張モードでは、搭載メモリ容量によっては20時間以上かかることがあります。「止まった」と思っても、実際にはテストが非常にゆっくり進行しているだけの場合があるので注意が必要です。

メモリ診断ツールが動かない・止まる主な原因

メモリ診断ツールが正常に動作しない原因は複数あります。自分の状況に当てはまるものを確認しましょう。

原因1:キャッシュ設定が無効になっている

メモリ診断ツールのデフォルト設定では、キャッシュが無効(Off)になっていることがあります。キャッシュが無効の状態では、テストの実行速度が極端に遅くなり、特に21%付近で長時間停滞することが頻繁に報告されています。

これは不具合ではなく仕様によるものですが、多くのユーザーが「フリーズした」と誤解する原因になっています。

原因2:常駐ソフト・サードパーティドライバーの干渉

バックグラウンドで動作するセキュリティソフトやシステムユーティリティが、メモリ診断ツールの動作を妨げる場合があります。特に以下のソフトウェアが影響しやすいと報告されています。

  • サードパーティ製のウイルス対策ソフト
  • 仮想マシン関連のドライバー(VMware、VirtualBox等)
  • メモリ最適化ツール
  • オーバークロック関連のユーティリティ

原因3:メモリ自体に深刻な不良がある

皮肉なことに、メモリに深刻な物理的な不良がある場合、メモリ診断ツール自体がフリーズしたり、正常に完了できないことがあります。テストの途中でハングアップする場合は、メモリに重大な問題がある可能性を疑いましょう。

原因4:メモリの容量が大きい(32GB以上)

搭載メモリの容量が大きいほど、テストにかかる時間は長くなります。32GB以上のメモリを搭載している場合、標準モードでも数時間、拡張モードでは丸一日以上かかることがあります。止まっているように見えても、実際には進行中の場合があります。

原因5:高速スタートアップの影響

Windows 10/11の「高速スタートアップ」機能が有効になっていると、メモリ診断の再起動プロセスが正常に行われず、診断結果がイベントビューアーに記録されないことがあります。

原因6:Windowsのシステムファイル破損

Windowsのシステムファイルが破損している場合、メモリ診断ツール自体が正しく起動しなかったり、実行中にエラーが発生することがあります。

原因7:BIOS/UEFIの設定問題

BIOSやUEFIのメモリ関連設定(XMPプロファイル、メモリタイミング等)に問題がある場合、メモリ診断ツールが異常動作を起こすことがあります。特にオーバークロック設定を行っている場合に起こりやすい問題です。

原因 主な症状 深刻度
キャッシュ無効 21%付近で長時間停滞する 低(設定で解決可能)
常駐ソフトの干渉 テストが途中で止まる・進まない 低〜中
メモリの物理的不良 テストがフリーズする・完了しない
大容量メモリ テストに異常に時間がかかる 低(正常動作)
高速スタートアップ 結果がイベントビューアーに表示されない 低(設定で解決可能)
システムファイル破損 ツールが起動しない・エラーが出る
BIOS設定の問題 テストが不安定・異常終了する 中〜高

対処法1:キャッシュを有効にしてテスト速度を改善する

メモリ診断ツールが21%付近で止まっている場合、最も効果的な対処法がキャッシュの有効化です。多くのユーザーがこの方法で問題を解決しています。

手順

  1. メモリ診断ツールの青い画面が表示されている状態で、キーボードの「F1」キーを押す
  2. オプション設定画面が表示される
  3. 「Tab」キーを押して「キャッシュ」セクションに移動する
  4. 矢印キーで「オン(On)」を選択する
  5. 「F10」キーを押して設定を適用する
  6. テストが再開され、以前より高速に進行する
ポイント:キャッシュを有効にすることで、テスト速度が大幅に向上します。21%で長時間止まっていた場合でも、キャッシュを有効にした途端に一気に進行することがよくあります。同時に、テストモードを「基本」に変更すると、さらに短時間で完了します。

対処法2:十分な時間を待つ(正常な動作を見極める)

「止まった」と思い込んでいるだけで、実際にはテストが正常に進行中のケースも多いです。

確認ポイント

  • 画面上のパーセンテージ表示を30分〜1時間おきに確認し、わずかでも数値が変化していれば進行中
  • パス(Pass)回数が増えていれば正常に動作している
  • HDDやSSDのアクセスランプが点滅していれば、テストは動いている

目安となる待機時間

搭載メモリ容量 標準モードの目安 拡張モードの目安
8GB 30分〜1時間 2〜6時間
16GB 1〜2時間 4〜10時間
32GB 2〜4時間 8〜20時間
64GB以上 4時間以上 20時間以上

判断基準:同じパーセンテージのまま24時間以上変化がない場合は、フリーズしている可能性が高いため、電源ボタンを5〜10秒間長押しして強制終了し、別の対処法を試しましょう。

対処法3:クリーンブートで実行する

常駐ソフトやサードパーティのドライバーが干渉している場合、クリーンブートの状態でメモリ診断を実行すると正常に完了することがあります。

クリーンブートの手順

  1. キーボードの「Windows」+「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. msconfig」と入力して「OK」をクリック
  3. 「システム構成」ウィンドウが開いたら、「サービス」タブをクリック
  4. 左下の「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れる
  5. 「すべて無効」ボタンをクリック
  6. 次に「スタートアップ」タブをクリックし、「タスクマネージャーを開く」をクリック
  7. タスクマネージャーで、すべてのスタートアップ項目を「無効」にする
  8. 「OK」をクリックしてパソコンを再起動
  9. 再起動後、改めて「Windowsメモリ診断」を実行する
注意:クリーンブート後はセキュリティソフト等も無効になります。メモリ診断が完了したら、必ず「msconfig」で「通常スタートアップ」に戻してください。また、インターネット接続は診断完了後まで控えることをおすすめします。

対処法4:診断結果が表示されない場合の確認方法

メモリ診断が完了しても、デスクトップに結果の通知が表示されないことがよくあります。結果は通知が出ても数秒で消えてしまうため、見逃すケースが多いです。以下の方法で確実に結果を確認しましょう。

方法1:イベントビューアーで確認する(推奨)

  1. スタートボタンを右クリックして「イベントビューアー」を選択(または「eventvwr.msc」で検索)
  2. 左側のツリーから「Windowsログ」→「システム」を展開してクリック
  3. 右側の「操作」パネルから「現在のログをフィルター」をクリック
  4. 「イベントソース」のドロップダウンから「MemoryDiagnostics-Results」を選択して「OK」をクリック
  5. フィルターされた結果が中央に表示される

Windowsメモリ診断により、コンピューターのメモリテストが行われましたが、エラーは検出されませんでした」と表示されていれば、メモリは正常です。

方法2:高速スタートアップを無効にして再診断する

イベントビューアーに「MemoryDiagnostics-Results」が見つからない場合は、高速スタートアップが原因の可能性があります。

  1. 「コントロールパネル」を開く
  2. 「電源オプション」をクリック
  3. 左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
  4. 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック(管理者権限が必要)
  5. 「シャットダウン設定」の中の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
  6. 「変更の保存」をクリック
  7. 改めてメモリ診断を実行する

方法3:自動サインイン設定を確認する

Windows 10/11の「更新または再起動後にサインイン情報を使ってデバイスのセットアップを自動的に完了します」設定が有効になっていると、診断結果が正しく記録されないことがあります。

  1. 「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」を開く
  2. 更新または再起動後にサインイン情報を使ってデバイスのセットアップを自動的に完了します」をオフにする
  3. 改めてメモリ診断を実行する

対処法5:システムファイルを修復する

メモリ診断ツール自体が起動しない、またはエラーで強制終了してしまう場合は、Windowsのシステムファイルが破損している可能性があります。

SFC(システムファイルチェッカー)の実行手順

  1. スタートボタンを右クリックして「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択
  2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
    sfc /scannow
  3. スキャンが完了するまで待機する(約10〜30分)
  4. 「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかり、修復されました」と表示されたら修復成功

DISM(展開イメージサービス管理ツール)の実行手順

SFCで修復できなかった場合は、DISMコマンドを実行します。

  1. 管理者権限のコマンドプロンプトで以下のコマンドを順番に実行する:
    DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
    DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  2. 各コマンドの完了を待ってから次のコマンドを実行する
  3. 完了後、パソコンを再起動して、改めてメモリ診断を試す

対処法6:BIOS/UEFIの設定をリセットする

BIOSでメモリのオーバークロック(XMPプロファイル等)を有効にしている場合、メモリ診断ツールが正常に動作しないことがあります。

手順

  1. パソコンを再起動し、起動時に「Delete」「F2」「F10」キーのいずれかを連打してBIOS/UEFI設定画面に入る(メーカーによってキーが異なります)
  2. BIOS画面内で「Load Optimized Defaults」または「Load Setup Defaults」を選択してデフォルト設定に戻す
  3. 「Save & Exit」で設定を保存してパソコンを再起動
  4. Windowsが起動したら、改めてメモリ診断を実行する
注意:BIOSの設定をデフォルトに戻すと、メモリのXMPプロファイルによる高速動作設定も解除されます。メモリ診断が正常に完了し、メモリに問題がないことを確認した後に、必要に応じてXMP設定を再度有効にしてください。

対処法7:メモリを1枚ずつテストする

複数のメモリモジュールを搭載している場合、1枚ずつ取り外してテストすることで、問題のあるメモリを特定できます。

手順

  1. パソコンの電源を切り、電源ケーブルを抜く
  2. パソコンのケースを開けて、メモリスロットを確認する
  3. メモリが2枚以上搭載されている場合、1枚だけ残して他を外す
  4. パソコンを起動し、メモリ診断を実行する
  5. 完了したら、残した1枚を外して別のメモリを装着し、再度テストする
  6. すべてのメモリを個別にテストして、不良のあるメモリを特定する
ポイント:メモリスロット自体が不良の場合もあります。同じメモリを異なるスロットに差し替えてテストすることで、スロットの問題かメモリの問題かを切り分けることができます。

代替ツールでメモリを診断する方法

Windowsメモリ診断ツールがどうしても動作しない場合や、より詳細なテストを行いたい場合は、以下の代替ツールの利用を検討しましょう。

MemTest86(メムテスト86)- 最も信頼性の高い代替ツール

MemTest86は、Windows環境に依存せずにメモリをテストできる、業界標準のメモリ診断ツールです。USBメモリからブート(起動)して使用するため、Windowsの問題に影響されずに正確な診断が可能です。

MemTest86の使い方

  1. 別の正常なパソコンで、MemTest86公式サイト(memtest86.com)にアクセス
  2. Free Download」から無料版のUSBイメージをダウンロード
  3. ダウンロードしたファイルを展開し、付属の「imageUSB」ツールでUSBメモリに書き込む
  4. テスト対象のパソコンにUSBメモリを挿して電源を入れる
  5. 起動時にBIOS/UEFIでブート順序を変更し、USBメモリから起動するよう設定する(「F12」キーでブートメニューが出るパソコンが多い)
  6. MemTest86が自動的にメモリテストを開始する
  7. 最低3パス(3周)テストを実行し、エラーが0件であればメモリは正常

MemTest86の結果の見方

結果 意味 対応
Pass: 3+、Errors: 0 メモリに問題なし 他の原因を調査する
Errors: 1件以上(赤字表示) メモリに不良あり 該当メモリの交換を推奨
テスト中にフリーズ メモリに重大な不良の可能性 メモリの即交換を推奨

MemTest86+(メムテスト86プラス)- 完全無料のオープンソース版

MemTest86+はMemTest86から派生したオープンソースの無料ツールです。基本的な使い方はMemTest86と同じで、USBメモリから起動してテストを行います。2022年に大幅アップデートされ、DDR4やDDR5メモリにも対応しています。

公式サイト(memtest.org)からダウンロードできます。

HCI MemTest – Windows上で動作する代替ツール

HCI MemTestは、Windowsを起動したまま使えるメモリテストツールです。USBメモリの作成が不要で手軽に使えますが、Windows環境上で動作するため、テスト精度はMemTest86には劣ります。簡易チェックとして利用するのに適しています。

ツール名 動作環境 精度 難易度 価格
Windowsメモリ診断 Windows標準 簡単 無料
MemTest86 USBブート 非常に高い やや難しい 無料版あり
MemTest86+ USBブート 非常に高い やや難しい 完全無料
HCI MemTest Windows上 簡単 無料版あり

メモリの交換・増設が必要な場合の判断基準

メモリ診断でエラーが検出された場合、メモリの交換が必要です。以下の判断基準を参考にしてください。

交換が必要なケース

  • MemTest86で1件以上のエラーが検出された
  • ブルースクリーンで「MEMORY_MANAGEMENT」「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA」等のメモリ関連エラーコードが頻繁に表示される
  • メモリを差し替えても同じスロットでのみエラーが出る場合はマザーボード側の問題の可能性があり、修理が必要
  • 購入から5年以上経過しており、経年劣化が疑われる

交換ではなく設定で解決できるケース

  • XMPプロファイルを無効にしたらエラーが出なくなった → メモリはオーバークロック耐性が低いだけで不良ではない
  • メモリを差し直したらエラーが出なくなった → 接触不良だった可能性
  • BIOSアップデート後にエラーが出なくなった → 互換性の問題だった

メモリ購入時の確認ポイント

確認項目 確認方法 注意事項
メモリの規格(DDR4またはDDR5) タスクマネージャー → パフォーマンス → メモリ DDR4とDDR5は互換性なし
メモリの速度(MHz) タスクマネージャーで「速度」を確認 既存メモリと同じ速度が望ましい
フォームファクター デスクトップ用=DIMM、ノートPC用=SO-DIMM 間違えると物理的に装着不可
最大搭載容量 パソコンのマニュアルやメーカーサイトで確認 マザーボードの上限を超えないこと

メモリ診断・交換に役立つおすすめアイテム

メモリの交換やMemTest86の実行に必要なアイテムをご紹介します。

Crucial DDR4 デスクトップメモリ

信頼性の高いCrucial製のDDR4メモリです。メモリ不良でブルースクリーンが頻発する場合の交換用として最適です。永久保証付きで安心して使用できます。

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USBメモリ(MemTest86起動用)

MemTest86のブータブルメディアを作成するのに必要なUSBメモリです。4GB以上あれば十分で、手元に1本あるとメモリ診断だけでなくWindowsのリカバリメディア作成にも使えて便利です。

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外付けSSD(バックアップ用)

メモリの交換やテスト作業を行う前には、大切なデータのバックアップを取っておくことが非常に重要です。高速なUSB接続の外付けSSDなら、短時間で大量のデータをバックアップできます。

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よくある質問(FAQ)

Q1. メモリ診断が21%で止まったまま動きません。フリーズですか?

必ずしもフリーズとは限りません。特にキャッシュが無効になっている場合、21%付近で長時間停滞するのは既知の現象です。まずはF1キーを押してキャッシュを「オン」に設定してみてください。それでも24時間以上進まない場合は、電源ボタン長押しで強制終了し、MemTest86などの代替ツールを試しましょう。

Q2. メモリ診断が途中で止まった場合、強制終了しても大丈夫ですか?

はい、電源ボタンを5〜10秒間長押しして強制終了しても問題ありません。メモリ診断ツールはメモリの読み書きテストを行っているだけで、データを変更する操作は行っていないため、強制終了してもデータが破損するリスクは非常に低いです。ただし、頻繁な強制終了はハードウェアに負担をかけるため、繰り返すのは避けてください。

Q3. イベントビューアーに「MemoryDiagnostics-Results」が見つかりません。

高速スタートアップが有効になっていると、診断結果がイベントビューアーに記録されないことがあります。高速スタートアップを無効にしてからメモリ診断を再実行してください。また、「更新または再起動後にサインイン情報を使ってデバイスのセットアップを自動的に完了します」設定をオフにすることでも改善する場合があります。

Q4. Windowsメモリ診断で「問題は検出されませんでした」と出ましたが、まだブルースクリーンが出ます。

Windowsメモリ診断ツールの標準モードでは、すべてのメモリ不良を検出できるわけではありません。より精密なMemTest86でテストすることをおすすめします。また、ブルースクリーンの原因はメモリだけでなく、ドライバーの不具合、ストレージの故障、電源ユニットの劣化など他のハードウェア問題の可能性もあります。ブルースクリーンのエラーコードを確認して原因を切り分けましょう。

Q5. MemTest86とMemTest86+の違いは何ですか?

MemTest86はPassMark社が開発・提供しているツールで、無料版と有料版(Pro)があります。有料版ではレポート保存やカスタムテスト設定などの機能が使えます。一方、MemTest86+は完全オープンソースの無料ツールで、コミュニティによって開発されています。基本的なテスト能力に大きな差はなく、どちらを使ってもメモリの不良は検出できます。

Q6. メモリ診断でエラーが見つかった場合、すぐに交換が必要ですか?

エラーが検出された場合は、まずメモリを抜き差しして接触不良を解消してから再テストしてみてください。それでもエラーが出る場合は交換が必要です。ただし、XMPプロファイル(オーバークロック設定)を使用している場合は、XMPを無効にして再テストすると正常になることがあります。この場合はメモリ自体の不良ではなく、オーバークロック耐性の問題です。

Q7. MemTest86で何パス(何周)テストすれば十分ですか?

一般的には最低3パスでエラーが0件であれば、メモリは正常と判断できます。より確実にチェックしたい場合は4〜8パスのテストを推奨します。パス数が多いほど、まれにしか発生しないメモリエラーを検出できる可能性が高まります。8GBのメモリで1パスあたり約30分〜1時間が目安です。

Q8. メモリを交換するとき、メーカーや速度は揃えたほうがいいですか?

理想的には同じメーカー・同じ型番・同じ速度(MHz)のメモリで揃えることをおすすめします。異なるメーカーや速度のメモリを混在させても動作する場合がありますが、互換性の問題でブルースクリーンや不安定動作が発生するリスクがあります。特にデュアルチャネル(2枚1組)で運用する場合は、同一製品で揃えることが安定動作の鍵になります。

まとめ

Windowsメモリ診断ツールが動かない・結果が表示されない・途中で止まる場合の対処法を整理すると、以下のようになります。

症状 最初に試す対処法 それでもダメなら
21%付近で止まる F1でキャッシュを有効にする MemTest86で代替テスト
テストが進まない・フリーズ クリーンブートで再実行 メモリ1枚ずつテスト
結果が表示されない 高速スタートアップを無効化 自動サインイン設定をオフに
ツール自体が起動しない SFC・DISMでシステム修復 MemTest86で代替テスト
テスト中に不安定になる BIOSをデフォルト設定に戻す メモリの物理交換を検討

メモリのトラブルは、放置するとブルースクリーンやデータ破損など深刻な問題に発展する可能性があります。Windowsメモリ診断ツールがうまく動作しない場合でも、MemTest86という強力な代替手段がありますので、あきらめずに対処しましょう。

メモリテストでエラーが検出された場合は、早めにメモリの交換を行うことで、パソコンの安定性を取り戻すことができます。交換前には必ず重要なデータのバックアップを取り、メモリの規格(DDR4/DDR5、DIMM/SO-DIMM)を確認した上で正しい製品を購入してください。

この記事で紹介した対処法を上から順番に試していくことで、ほとんどのケースで問題を解決できるはずです。もしすべての方法を試してもパソコンが不安定な場合は、メモリ以外のハードウェア(ストレージ、電源ユニット、マザーボードなど)に問題がある可能性もあるため、パソコン修理店への相談も検討してみてください。

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