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Windows 11のファイルエクスプローラーに、ブラウザのようなタブ機能が追加されたことをご存知ですか。2022年秋のバージョン22H2アップデートで実装されたこの機能により、複数のフォルダを1つのウィンドウで行き来できるようになり、ファイル整理や移動作業が劇的に便利になりました。
この記事では、エクスプローラータブの基本的な使い方から、ショートカットキー、ドラッグ操作を使った応用テクニックまで、2026年時点の最新情報を交えて詳しく解説します。

この記事でわかること
- エクスプローラーのタブ機能の概要と対応バージョン
- タブの開き方・閉じ方の基本操作
- タブの並べ替え・ドラッグ移動の方法
- タブ操作に使えるキーボードショートカット一覧
- タブ機能が表示されない場合の対処法
- タブを活用した効率的なファイル整理テクニック
エクスプローラーのタブ機能とは
Windows 11バージョン22H2(2022年10月リリース)から、ファイルエクスプローラーにタブ機能が追加されました。これはWebブラウザのタブと同じ概念で、1つのエクスプローラーウィンドウの中で複数のフォルダを切り替えながら閲覧・操作できます。
従来はフォルダを複数開くたびにウィンドウが増え、タスクバーが溢れてしまいがちでした。タブ機能により、複数フォルダを1ウィンドウにまとめて管理できるため、デスクトップが整理され、作業効率が上がります。
タブ機能の対応バージョン確認方法
エクスプローラーのタブ機能を使うには、Windows 11バージョン22H2以降が必要です。現在のバージョンを確認するには:
- Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「winver」と入力してEnter
- 表示されるダイアログで「バージョン 22H2」以降であることを確認
| Windowsバージョン | タブ機能 | リリース時期 |
|---|---|---|
| Windows 10(全バージョン) | ✕ 非対応 | — |
| Windows 11 21H2 | ✕ 非対応 | 2021年10月 |
| Windows 11 22H2 | ◯ 対応 | 2022年10月 |
| Windows 11 23H2 | ◯ 対応 | 2023年10月 |
| Windows 11 24H2 | ◯ 対応(機能強化) | 2024年10月 |
タブの基本操作
新しいタブを開く方法
エクスプローラーで新しいタブを開く方法は複数あります。
方法1:タブバーの「+」ボタン
エクスプローラーウィンドウ上部のタブバー右端にある「+」アイコンをクリックします。新しいタブが開き、「ホーム」画面が表示されます。
方法2:キーボードショートカット(Ctrl+T)
エクスプローラーが最前面にある状態でCtrlキーとTキーを同時に押します。最も素早い方法です。
方法3:フォルダを右クリックして新しいタブで開く
フォルダを右クリック → 「新しいタブで開く」を選択します。特定のフォルダを直接新しいタブで開けます。
方法4:アドレスバーからCtrl+Enter
アドレスバーにパスを入力してCtrl+Enterを押すと、現在のタブではなく新しいタブでそのフォルダが開きます。

タブを閉じる方法
方法1:タブの「×」ボタン
タブにカーソルを合わせると右端に「×」ボタンが表示されます。クリックで閉じます。
方法2:キーボードショートカット(Ctrl+W)
現在アクティブなタブをCtrl+Wで閉じます。最後のタブを閉じるとエクスプローラーウィンドウ自体が閉じます。
方法3:タブを中クリック(マウスホイールクリック)
タブの上でマウスのホイールボタンをクリックすると閉じます。
タブの切り替え方法
- 見たいタブをクリックして切り替え
- Ctrl+Tab:次のタブへ移動
- Ctrl+Shift+Tab:前のタブへ移動
- Ctrl+数字キー(1〜9):指定した番号のタブへ直接ジャンプ
タブの並べ替え・ドラッグ操作
タブの並べ替え
タブをクリックしたままドラッグすることで、タブの順序を自由に変更できます。よく使うフォルダのタブを左側(最初のタブ)に移動しておくと、Ctrl+1で素早くアクセスできます。
タブを別ウィンドウに移動する
タブをエクスプローラーウィンドウの外(デスクトップなど)にドラッグすると、そのタブが独立した新しいエクスプローラーウィンドウとして分離されます。作業内容に応じてウィンドウとタブを柔軟に使い分けられます。
別ウィンドウのタブを合体させる
別のエクスプローラーウィンドウのタブを、既存のウィンドウのタブバーにドラッグ&ドロップすることで、2つのウィンドウのタブを1つにまとめることができます。
キーボードショートカット完全一覧
| ショートカット | 動作 |
|---|---|
| Ctrl+T | 新しいタブを開く |
| Ctrl+W | 現在のタブを閉じる |
| Ctrl+Tab | 次のタブへ移動 |
| Ctrl+Shift+Tab | 前のタブへ移動 |
| Ctrl+1〜8 | 指定番号のタブへジャンプ |
| Ctrl+9 | 最後のタブへジャンプ |
| Ctrl+N | 新しいエクスプローラーウィンドウを開く |
| Alt+← | 前のフォルダへ戻る |
| Alt+→ | 次のフォルダへ進む |
| Alt+↑ | 1つ上の階層へ移動 |
| F5 | 現在のタブを更新 |

タブを活用した効率的なファイル操作テクニック
テクニック1:ファイルのコピー・移動を1ウィンドウで完結させる
コピー元フォルダと移動先フォルダをそれぞれ別のタブで開いておきます。コピー元でファイルを選択してCtrl+C(コピー)またはCtrl+X(切り取り)した後、タブを切り替えて移動先でCtrl+Vで貼り付け。ウィンドウを並べたり、ウィンドウ間でドラッグしたりする必要がなくなります。
テクニック2:作業セットを固定する
日常的な作業でよく使うフォルダの組み合わせを、毎回同じタブ構成で開くルーティンを作ると効率が上がります。例えば、仕事用PCなら「デスクトップ」「ドキュメント」「ダウンロード」の3タブを常時開いておくなど。
テクニック3:検索結果を別タブで確認する
あるタブで作業しながら、別のタブで検索結果を確認できます。Ctrl+Fで検索してから、結果フォルダを右クリック → 「新しいタブで開く」で元のタブを維持したまま調査できます。
テクニック4:大量ファイルの整理作業
散乱したファイルを複数のフォルダに仕分けする際、各仕分け先フォルダをタブで開いておき、元のフォルダからドラッグ&ドロップで仕分けます。タブで仕分け先を素早く切り替えながら作業できます。
タブ機能が表示されない場合の対処法
確認1:Windowsのバージョンを確認する
前述の通り、タブ機能はWindows 11バージョン22H2以降が必要です。設定 → Windows Update から最新バージョンにアップデートしてください。
確認2:Windows Updateを実行する
22H2以降でもタブが表示されない場合は、累積更新プログラムが未適用の可能性があります。設定 → Windows Update → 「更新プログラムの確認」を実行してすべての更新を適用してください。
確認3:エクスプローラーを再起動する
- Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブで「Windowsエクスプローラー」を探す
- 右クリック → 「再起動」を選択
確認4:グループポリシーの確認(企業PC向け)
企業のIT管理者がグループポリシーでタブ機能を無効化している場合があります。この場合は社内のIT部門にお問い合わせください。
Windows 11 24H2でのタブ機能の強化点
Windows 11 24H2(2024年10月リリース)では、エクスプローラーのタブ機能がさらに改善されています。
- タブのドラッグ操作がより滑らかになった
- タブが多い場合のスクロール操作の改善
- タブを右クリックしたときのコンテキストメニューの拡充
- Copilot+機能との連携(対応端末のみ)
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よくある質問(FAQ)
Q1. Windows 10でもエクスプローラーのタブを使えますか?
Windows 10では公式のタブ機能はありません。サードパーティ製ツール(QTTabBar等)を使うと似た機能を実現できますが、Windows 11へのアップグレードが最も確実です。
Q2. タブを誤って閉じた場合、元に戻せますか?
2026年5月時点では、閉じたタブを復元する機能はエクスプローラーに搭載されていません。Ctrl+Zの「元に戻す」もタブ復元には機能しません。こまめにタブを整理するか、よく使うフォルダはナビゲーションウィンドウ(左サイドバー)の「クイックアクセス」に登録しておくことをおすすめします。
Q3. タブは何個まで開けますか?
明確な上限はありませんが、多数のタブを開くとメモリ消費が増え動作が重くなります。実用的には10〜15タブ程度にとどめることをおすすめします。
Q4. タブをエクスプローラー起動時に自動で開くことはできますか?
現時点では、エクスプローラー起動時に特定のタブ構成を自動復元する機能はありません。スタートアップフォルダにエクスプローラーのショートカットを入れることで特定フォルダは自動起動できますが、複数タブの自動復元はできません。
Q5. タブの表示順(左右)を変更する設定はありますか?
エクスプローラーのタブ順序の変更は、手動ドラッグのみで行います。自動ソートや設定からの変更機能はありません。ドラッグで頻繁に使うフォルダを左側に並べておくのが実用的です。
Q6. タブとは別に、ウィンドウを左右に並べて作業する方法はありますか?
Windows 11のスナップレイアウト機能(ウィンドウ最大化ボタンにカーソルを合わせると表示される)を使うと、2つのエクスプローラーウィンドウを左右に並べて表示できます。タブとスナップを組み合わせた使い方も効果的です。
まとめ
Windows 11のエクスプローラーのタブ機能は、複数フォルダの管理を劇的に便利にします。Webブラウザのタブと同じ感覚で操作できるため、習得のハードルも低いです。
まず覚えておきたい操作をまとめます。
- 新しいタブを開く:Ctrl+T または タブバーの「+」
- タブを閉じる:Ctrl+W またはタブの「×」ボタン
- タブを切り替える:Ctrl+Tab / Ctrl+数字
- タブを並べ替え:ドラッグ&ドロップ
- タブを別ウィンドウに分離:ウィンドウ外へドラッグ
ファイルのコピー・移動作業で複数ウィンドウを並べていた方は、ぜひタブ機能を活用してみてください。デスクトップが整理され、作業の流れがスムーズになります。Windows 11 22H2以降に更新されていれば、今すぐCtrl+Tで体験できます。
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