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iPhoneのスクリーンタイムで通信制限を設定する完全ガイド
「子供が深夜でも友達と通話している」「特定の連絡先には連絡できないよう制限したい」――そんな悩みを抱えているなら、iPhoneのスクリーンタイム機能が解決策になります。スクリーンタイムには「通信の制限」という機能があり、通話・メッセージ・FaceTimeを細かくコントロールできます。
本記事では、iPhoneのスクリーンタイムを使った通信制限の設定方法を、ファミリー共有での子供アカウントへの適用も含めて詳しく解説します。初めて設定する方でも迷わないよう、画面の操作手順をステップバイステップで説明します。
この記事でわかること
- スクリーンタイムの「通信の制限」機能の概要と仕組み
- 連絡先・通話・メッセージ・FaceTimeの制限設定手順
- ダウンタイム中の通信制限の活用方法
- ファミリー共有で子供のiPhoneに制限をかける方法
- スクリーンタイムパスコードの設定と管理
- よくあるトラブルと解決策

スクリーンタイム「通信の制限」とは?
iPhoneのスクリーンタイムは、iOS 12から導入されたデバイス管理機能です。アプリの使用時間を記録・制限するだけでなく、誰と連絡できるかを制限する「通信の制限」機能も備えています。
通信の制限で制御できる項目
| 項目 | 制限できること | 対象 |
|---|---|---|
| 電話・FaceTime | 通話・着信の相手を指定 | 連絡先・全員・指定グループ |
| メッセージ | メッセージ送受信の相手を指定 | 連絡先・全員・指定グループ |
| グループFaceTime | グループ通話の参加可否 | ON/OFFで切り替え |
通信の制限の主な用途
- 子供の安全管理: 見知らぬ相手からの連絡をブロックし、家族と友人のみに制限
- 集中モード補助: 仕事中や就寝中に特定の相手以外との連絡を制限
- ダウンタイム中の制御: 使用禁止時間帯でも緊急連絡先とは通話可能に設定
基本設定:スクリーンタイムを有効にする
通信の制限を設定する前に、スクリーンタイムが有効になっている必要があります。まだ設定していない場合は以下の手順で有効化します。
スクリーンタイムの有効化手順
- 「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「スクリーンタイムをオンにする」をタップ
- 「このiPhoneの用途」または「子供用です」を選択
子供のiPhoneに設定する場合は「子供用です」を選択すると、ファミリー共有との連携がスムーズになります。
通信の制限を設定する手順
Step 1: スクリーンタイムの設定画面を開く
- 「設定」アプリをタップして開く
- 画面を下にスクロールして「スクリーンタイム」を選択
- スクリーンタイムのメイン画面が表示されます
Step 2: 「通信の制限」を選択する
- スクリーンタイムの設定画面で「通信の制限」をタップ
- スクリーンタイムパスコードの入力を求められた場合は入力します
- 「通信の制限」の設定画面が開きます
「通信の制限」が見当たらない場合は、スクリーンタイムが有効になっていない可能性があります。
Step 3: 「使用中」の通信制限を設定する
「使用中」セクションでは、iPhoneを使用している時間帯の通信制限を設定します。
- 「使用中」の項目をタップ
- 以下の選択肢から制限相手を選びます:
| 選択肢 | 意味 |
|---|---|
| 全員 | 誰とでも通信可能(制限なし) |
| 連絡先のみ | 連絡先アプリに登録された相手のみと通信可能 |
| 連絡先グループのみ | 指定したグループ内の相手のみと通信可能 |

Step 4: 「ダウンタイム中」の通信制限を設定する
ダウンタイム(使用禁止時間帯)中の通信制限は、「使用中」とは独立して設定できます。たとえば就寝時間帯でも家族だけとは通話できるように設定することが可能です。
- 「ダウンタイム中」の項目をタップ
- 選択肢は「使用中」と同じです:全員・連絡先のみ・連絡先グループのみ
- 子供の深夜の通信を制限したい場合は「連絡先のみ」を選択し、家族を連絡先に登録
ポイント: ダウンタイムを設定していない場合、この項目は表示されません。先にダウンタイムの時間帯を設定してから通信制限を設定してください。
Step 5: グループFaceTimeの制限
- 「グループFaceTime」のトグルをオフにすると、グループ通話が使用不可になります
- 個別のFaceTimeは許可しつつ、グループ通話のみブロックしたい場合に有効です
ダウンタイムの設定方法
ダウンタイムは「使用禁止時間帯」を設定する機能です。通信制限と組み合わせることで、就寝時間中の通信をコントロールできます。
ダウンタイム設定手順
- スクリーンタイムの設定画面で「ダウンタイム」をタップ
- 「ダウンタイム」のトグルをオンにする
- 「毎日」を選択して時間帯を設定、または曜日ごとに異なる時間を設定する場合は「特定の曜日」を選択
- 開始時間と終了時間を設定(例:22:00〜7:00)
ダウンタイム中でも「常に許可」で設定したアプリや連絡先は使用・連絡が可能です。
ファミリー共有で子供のiPhoneに通信制限をかける
ファミリー共有を利用すると、保護者のiPhoneから子供のiPhoneの通信制限を遠隔で管理できます。子供のiPhoneを手元に持たなくても設定変更が可能です。
ファミリー共有の前提条件
- 子供のApple IDが保護者のファミリーグループに参加していること
- 子供のApple IDが13歳未満のアカウントとして作成されていること(推奨)
- 両方のデバイスがインターネットに接続されていること
保護者のiPhoneから子供の通信制限を設定する手順
- 保護者のiPhoneで「設定」を開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「ファミリー」セクションに子供のアカウントが表示されている場合はタップ
- 表示されていない場合は「ファミリーの管理…」から子供を追加
- 子供のアカウントを選択後、「通信の制限」を設定
子供専用に設定する場合のおすすめ設定
| 項目 | 推奨設定 | 理由 |
|---|---|---|
| 使用中 | 連絡先のみ | 見知らぬ相手からの着信をブロック |
| ダウンタイム中 | 連絡先のみ | 夜間も家族とは連絡可能に |
| グループFaceTime | オフ | グループ通話での不審者との接触を防止 |
スクリーンタイムパスコードの設定
スクリーンタイムパスコードは、設定した制限を子供が勝手に変更できないようにするための4桁コードです。設定しておくことを強く推奨します。
パスコードの設定手順
- 「設定」→「スクリーンタイム」を開く
- 下部の「スクリーンタイムパスコードを使用」をタップ
- 4桁のパスコードを入力(iPhoneのロック解除コードとは別のものにする)
- 確認のため再度入力
- Apple IDでのパスコードリカバリーが求められる場合は設定する
重要: パスコードを忘れると解除が困難になります。保護者が子供に気づかれない安全な場所に記録しておきましょう。
パスコードを忘れた場合の対処法
- iPhoneのバックアップからの復元(スクリーンタイム設定前のバックアップが必要)
- Apple IDと紐づけていた場合:Apple IDのパスワードでリセット可能
- Apple サポートへの問い合わせ(身元確認が必要)

通信制限の設定確認と変更
設定した通信制限が正しく機能しているか確認する方法と、変更が必要な場合の手順を説明します。
設定の確認方法
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「通信の制限」を開く
- 「使用中」と「ダウンタイム中」の設定内容を確認
- 子供のデバイスの場合は、保護者のiPhoneからファミリー管理で確認
設定変更の手順
- スクリーンタイムパスコードを入力して制限解除
- 「通信の制限」から変更したい項目を選択
- 新しい設定を選択して保存
通信制限の詳細設定:連絡先グループの活用
「連絡先グループのみ」を選択すると、連絡先アプリで作成したグループを通信許可リストとして使用できます。たとえば「家族」グループを作成して、そのグループのみと通信を許可するといった設定が可能です。
連絡先グループの作成手順(iCloud.com経由)
- iCloud.comにアクセスしてサインイン
- 「連絡先」を開く
- 左下の「+」ボタンをタップして「新規グループ」を選択
- グループ名を入力(例:「家族」「学校の友達」)
- 連絡先をドラッグ&ドロップでグループに追加
作成したグループはiPhoneの連絡先アプリと自動同期されます。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 通信制限を設定しても緊急電話(110・119)はかけられますか?
はい。緊急電話(110・119・112など)はスクリーンタイムの通信制限の対象外です。いかなる設定をしていても緊急通報は常に可能です。
Q2. 連絡先に登録されていない番号から着信があった場合、どうなりますか?
「連絡先のみ」または「連絡先グループのみ」に設定している場合、連絡先に登録されていない番号からの着信は拒否されます。発信者には「応答できません」といった通知が表示されます。
Q3. ダウンタイム中に制限された連絡先からメッセージが届いた場合は?
メッセージは受信されますが、ダウンタイム中は通知が表示されません。ダウンタイム終了後に未読メッセージとして確認できます。
Q4. 子供が自分でスクリーンタイムの設定を変更できますか?
スクリーンタイムパスコードを設定していれば、パスコードを知らない子供は設定を変更できません。パスコードは保護者のみが知っている状態にしておくことが重要です。
Q5. サードパーティの通話アプリ(LINE・Zoomなど)も制限されますか?
「通信の制限」で制御できるのは、iPhoneの標準電話・メッセージ・FaceTimeのみです。LINEやZoomなどのサードパーティアプリの通信はアプリの使用制限(コンテンツとプライバシーの制限)で別途制限する必要があります。
Q6. スクリーンタイムのパスコードはApple IDのパスワードと同じにできますか?
スクリーンタイムのパスコードは4桁の数字のみです。Apple IDのパスワード(英数字混在)とは異なる形式なので、同じにはできません。
Q7. ファミリー共有なしで子供のiPhoneに通信制限をかけられますか?
子供のiPhoneに直接スクリーンタイムを設定することは可能ですが、その場合は子供のデバイスを手元に持つ必要があります。また、子供が設定を変更できないようパスコードを設定する必要があります。遠隔管理にはファミリー共有が必要です。
Q8. 通信制限とアプリの使用制限は併用できますか?
はい、併用可能です。通信制限で通話・メッセージの相手を制限しながら、アプリ制限でSNSやゲームアプリの使用時間を制限するという組み合わせが一般的です。
まとめ
iPhoneのスクリーンタイム「通信の制限」機能を使うと、通話・メッセージ・FaceTimeの相手を細かく制限できます。特に子供のiPhoneを管理する保護者にとって、見知らぬ相手からの接触を防ぐ強力なツールです。
設定のポイントをまとめます:
- 「使用中」と「ダウンタイム中」を別々に設定できる(就寝中でも家族との通話は許可可能)
- スクリーンタイムパスコードを設定して子供が設定変更できないようにする
- ファミリー共有を活用すると保護者のiPhoneから遠隔管理が可能
- 連絡先グループを作成して、許可する相手を細かく指定できる
- 緊急電話は制限の対象外なので安心して設定できる
最初は「連絡先のみ」設定から始めて、必要に応じてグループ制限に移行するのがおすすめです。子供の成長に合わせて設定を見直し、適切なバランスを保ちながら活用してください。
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