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ルーター機能を持つ機器が2台直列につながり、家庭内に『ルーターの中にさらにルーター』がある状態。通信の住所変換(NAT)が二重にかかり、オンラインゲームや外部からのアクセス、一部の機能で不具合が出ることがある。
詳しい解説
二重ルーター(二重NAT)は、ルーターの役割を持つ機器が2台、縦につながってしまっている状態です。たとえば、回線業者から借りている『ルーター機能付きのモデム(ホームゲートウェイ)』に、自分で買ったWi-Fiルーターをつなぐと、どちらもルーターとして働き、二重になります。
ルーターは、家庭内の機器が使うプライベートなIPアドレスと、インターネット側のグローバルなIPアドレスを変換する『NAT』という仕組みを持っています。二重ルーターになると、このNATが2回かかります。普通のホームページ閲覧や動画視聴では問題ないことも多いのですが、オンラインゲームのマッチング(NATタイプの警告が出る)、外出先から自宅のカメラやレコーダーにアクセスする、特定のアプリのポート開放(ポートフォワーディング)やUPnPがうまく働かない、といった場面で不具合の原因になります。わずかながら通信のオーバーヘッド(無駄)も生まれます。
見分け方の目安は、自分で足したルーターの管理画面で、インターネット側(WAN)のIPアドレスが『192.168.〜』『10.〜』などのプライベートアドレスになっている場合です。本来ここはグローバルアドレスのはずなので、プライベートアドレスなら上流にもう一台ルーターがいる=二重の可能性が高い、と判断できます。
解消するには、2台のうち片方のルーター機能を止めます。具体的には、自分で足したルーターを『ブリッジモード(アクセスポイントモード)』に切り替えると、その機器はWi-Fiの電波を飛ばすだけになり、ルーティングは1台に一本化されます。あるいは、業者のモデム側をブリッジにして自分のルーターだけにルーティングさせる方法もあります。どちらにするかは回線契約や機器の対応によります。
自分で買ったルーターを、回線業者から借りているルーター機能付きモデムにつなぐと二重ルーターになることがあります。オンラインゲームで『NATタイプ』の警告が出たり、外出先から自宅の機器にアクセスできない場合は、自分のルーターをブリッジモード(アクセスポイントモード)に切り替えて二重を解消すると、改善することがあります。
別の呼び方
二重NAT
Double NAT
ルーターの二段重ね
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