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【2026年最新版】ExcelのTEXTJOIN・CONCAT関数で文字列を結合する方法【完全ガイド】

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【2026年最新版】ExcelのTEXTJOIN・CONCAT関数で文字列を結合する方法【完全ガイド】

Excelで複数のセルに入力された文字列を1つにまとめたいとき、どの関数を使えばよいか迷ったことはありませんか?姓と名を合わせてフルネームを作る、住所の番地をつなげる、日付を「年月日」形式に整えるといった作業は、Excel業務でよく発生します。

Excelには文字列を結合する関数が複数あり、バージョンによって使える関数が異なります。古くから使われてきたCONCATENATE関数、Excel 2019以降で使えるCONCAT関数TEXTJOIN関数の3種類が代表的です。

この記事では、それぞれの関数の特徴と使い方を丁寧に解説します。どの関数を選べばよいかも含めて、実際の業務で役立つ実用例とあわせて紹介します。

TEXTJOIN・CONCAT・CONCATENATEの違いと使い分け

この記事でわかること

  • TEXTJOIN関数の基本構文と使い方
  • CONCAT関数の基本構文と使い方
  • CONCATENATE関数との違いと選び方
  • 姓名・住所・日付の実用的な結合例
  • エラーが出たときの対処法

文字列結合関数の基礎知識

3つの関数の概要

Excelには文字列を結合するための関数が3種類あります。それぞれの違いを理解しておくことが、正しい使い方への第一歩です。

関数名 利用可能バージョン 特徴 区切り文字
CONCATENATE Excel 2003以降 古くからある基本的な結合関数 個別に指定
CONCAT Excel 2019以降 セル範囲を一括指定できる 個別に指定
TEXTJOIN Excel 2019以降 区切り文字を一括設定できる 一括設定可能

「&」演算子との違い

文字列の結合には関数を使わず、&(アンパサンド)演算子を使う方法もあります。

例えば =A1&B1 と書けばA1とB1の文字列が結合できます。シンプルな結合であれば&演算子で十分ですが、複数のセルを結合したり、区切り文字を統一したりする場合は関数を使った方が効率的です。

TEXTJOIN関数の使い方

基本構文

TEXTJOIN関数は次のように書きます。

=TEXTJOIN(区切り文字, 空のセルを無視するか, 文字列1, [文字列2], …)

引数の意味は次のとおりです。

引数 説明
区切り文字 各文字列の間に挿入する文字 “,” ”-“ ” “(スペース)など
空のセルを無視するか TRUEで無視、FALSEで含める 通常はTRUEを推奨
文字列1以降 結合する文字列またはセル範囲 A1:A10 または A1,B1,C1

シンプルな使用例

セルA1に「東京都」、B1に「渋谷区」、C1に「1-1-1」が入力されている場合、次の数式で住所を結合できます。

=TEXTJOIN("", TRUE, A1, B1, C1)

結果:東京都渋谷区1-1-1

区切り文字にスペースを使いたい場合は次のようにします。

=TEXTJOIN(" ", TRUE, A1, B1, C1)

結果:東京都 渋谷区 1-1-1

セル範囲をまとめて指定する方法

TEXTJOIN関数の最大の強みは、セル範囲をまとめて指定できる点です。A1からA5まで5つのセルを結合したい場合、次のようにシンプルに書けます。

=TEXTJOIN("・", TRUE, A1:A5)

CONCATENATE関数だと =CONCATENATE(A1,"・",A2,"・",A3,"・",A4,"・",A5) と長くなってしまいますが、TEXTJOINなら短く書けます。

姓名・住所・日付の文字列結合の実用例

空白セルを自動でスキップする方法

第2引数をTRUEにすると、空白のセルを自動的にスキップします。例えばA1:A5の中にA3が空白でも、空白部分が連続した区切り文字になることなく、きれいに結合されます。

=TEXTJOIN(",", TRUE, A1:A5)

A1=「りんご」、A2=「バナナ」、A3=空白、A4=「みかん」、A5=「ぶどう」の場合:

結果:りんご,バナナ,みかん,ぶどう(A3の空白はスキップ)

FALSE にした場合の結果:りんご,バナナ,,みかん,ぶどう(空白部分に,,が入る)

CONCAT関数の使い方

基本構文

CONCAT関数は次のように書きます。

=CONCAT(文字列1, [文字列2], …)

CONCAT関数の特徴は区切り文字の指定がない点です。セルをそのまま順番につなげていくシンプルな関数です。

セル範囲指定の例

A1からC1を結合する場合:

=CONCAT(A1:C1)

これはCONCATENATEで書くと =CONCATENATE(A1,B1,C1) と同じ意味になります。CONCAT関数の利点は範囲指定ができることです。

CONCATENATEとの違い

CONCATENATEとCONCATの主な違いは範囲指定の可否です。

比較項目 CONCATENATE CONCAT
セル範囲指定 不可(個別指定のみ) 可能(A1:A10など)
対応バージョン Excel 2003以降 Excel 2019以降
互換性 古いバージョンでも動く 古いバージョンでは使えない
Microsoft推奨 非推奨(将来廃止の可能性) 推奨

Microsoftは新しいバージョンのExcelではCONCATENATEよりもCONCAT またはTEXTJOINを使うことを推奨しています。ただし古いExcelとの互換性が必要な場合はCONCATENATEを使い続けても問題ありません。

実用例:姓名の結合

基本的な姓名結合

A列に姓、B列に名が入力されているとします。フルネームをC列に作成する場合の数式は次のとおりです。

スペースなし:=CONCAT(A2, B2)

スペースあり:=TEXTJOIN(" ", TRUE, A2, B2)

結果(スペースあり):山田 太郎

敬称を追加して結合する

姓名の後に「様」を追加したい場合は次のようにします。

=CONCAT(A2, B2, "様")

結果:山田太郎様

スペースを入れて「山田 太郎 様」にしたい場合:

=TEXTJOIN(" ", TRUE, A2, B2, "様")

複数のリストを一括で結合する

A2からA11まで10人分の名前が入力されていて、B2からB11まで苗字が入力されているとします。C2に次の数式を入力して下にコピーするだけで、10人分のフルネームが一度に作れます。

=CONCAT(A2, B2)

実用例:住所の結合

都道府県・市区町村・番地の結合

住所が複数のセルに分かれている場合の結合方法です。A列に都道府県、B列に市区町村、C列に番地が入力されているとします。

=CONCAT(A2, B2, C2)

結果:東京都渋谷区1-2-3

郵便番号(D列)も含める場合:

=CONCAT(D2, " ", A2, B2, C2)

結果:150-0001 東京都渋谷区1-2-3

空白の住所項目を無視する

マンション名(D列)が入力されていない行がある場合、TEXTJOINでTRUEを指定すれば空白をスキップできます。

=TEXTJOIN("", TRUE, A2, B2, C2, D2)

D2が空白の場合でも余分なスペースや区切りが入らず、きれいな住所が作れます。

TEXTJOIN関数のエラー対処と応用テクニック

実用例:日付の結合

年・月・日を結合して日付文字列を作る

A列に年(2026)、B列に月(5)、C列に日(1)が数値で入力されている場合、「2026年5月1日」という文字列を作るには次のようにします。

=CONCAT(A2, "年", B2, "月", C2, "日")

結果:2026年5月1日

TEXTJOINで書く場合は区切り文字を統一できないため、CONCATの方が適しています。

月・日を2桁表示にする

月が「5」のとき「05」と2桁にしたい場合は、TEXT関数を組み合わせます。

=CONCAT(A2, "年", TEXT(B2,"00"), "月", TEXT(C2,"00"), "日")

結果:2026年05月01日

日付データ(シリアル値)から年月日を取り出して結合する

Excelの日付はシリアル値で管理されています。A2に日付データ(例:2026/5/1)が入っている場合、YEAR・MONTH・DAY関数と組み合わせます。

=CONCAT(YEAR(A2), "年", TEXT(MONTH(A2),"00"), "月", TEXT(DAY(A2),"00"), "日")

結果:2026年05月01日

TEXTJOIN vs CONCAT vs CONCATENATE 比較まとめ

用途 おすすめ関数 理由
区切り文字を統一して複数セルを結合 TEXTJOIN 区切り文字を1回指定するだけで済む
セル範囲をまとめて結合(区切りなし) CONCAT 範囲指定が可能でシンプルに書ける
古いExcelとの互換性が必要 CONCATENATE Excel 2003以降で動作する
2〜3セルのシンプルな結合 &演算子 または CONCAT 短く書けて視認性が高い
空白セルを含むリストの結合 TEXTJOIN(TRUE指定) 空白を自動スキップできる
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よくあるエラーと対処法

#NAME? エラーが出る

関数名が認識されていない場合に発生します。主な原因は次のとおりです。

  • 関数名のスペルミス(TEXTJOINをTEXJOINと入力しているなど)
  • Excelのバージョンが古い(TEXTJOIN・CONCATはExcel 2019以降が必要)

Excelのバージョンが2016以前の場合は、CONCATENATE関数か&演算子を使いましょう。

#VALUE! エラーが出る

引数の型が正しくない場合に発生します。TEXTJOIN関数の第2引数(TRUEまたはFALSE)を数値や文字列にしている場合などに出ます。必ずTRUEまたはFALSEを入力してください。

結合後に数値が変わる

数値セルを結合した場合、書式が失われることがあります。例えば日付(2026/5/1)をそのままCONCATすると「46507」のようなシリアル値が表示されることがあります。

数値を文字列として結合するには、TEXT関数で書式を指定します。

=CONCAT(TEXT(A2, "yyyy/m/d"), "付")

区切り文字が余分に入る

TEXTJOINで空白セルを無視しない(FALSE)設定にした場合、空白セルの位置に余分な区切り文字が入ります。通常はTRUEを使うことで解決できます。

応用テクニック

配列数式と組み合わせる

TEXTJOIN関数はIF関数などと組み合わせて、条件に合うセルだけを結合することもできます。

例:A列の値が「東京」のB列の文字列だけを結合する場合(Ctrl+Shift+Enterで入力)

=TEXTJOIN(",", TRUE, IF(A2:A10="東京", B2:B10, ""))

Excel 365やExcel 2021以降では、動的配列機能によりCtrl+Shift+Enterは不要で、通常のEnterで確定できます。

他の文字列関数と組み合わせる

UPPER・LOWER・TRIM関数と組み合わせることで、結合前に文字列を整形できます。

余分なスペースを削除して結合:=CONCAT(TRIM(A2), TRIM(B2))

大文字に統一して結合:=CONCAT(UPPER(A2), UPPER(B2))

よくある質問(FAQ)

Q:ExcelのバージョンによってTEXTJOIN・CONCATが使えないのですが?

A:TEXTJOIN・CONCATはExcel 2019以降(Office 365を含む)で使用できます。Excel 2016以前をお使いの場合は、CONCATENATE関数か&演算子で代替できます。Microsoft 365をご利用であれば最新機能が常に使えます。

Q:CONCATとTEXTJOINはどちらを使うべきですか?

A:区切り文字(カンマ・スペース・読点など)を入れたい場合はTEXTJOIN、単純につなげたい場合はCONCATがおすすめです。どちらも同じ目的に使えるので、慣れたほうを使って問題ありません。

Q:CONCATENATEは今後も使えますか?

A:現時点ではCONCATENATEも引き続き使えますが、Microsoftは将来のバージョンで廃止する可能性を示唆しています。新規で作成するファイルはCONCAT・TEXTJOINに移行しておくと安心です。

Q:結合した文字列を元に戻す(分割する)方法はありますか?

A:結合した文字列を分割するには、「データ」タブの「区切り位置」機能か、LEFT・MID・RIGHT関数を使います。また、Excel 365ではTEXTSPLIT関数で区切り文字を指定して分割もできます。

Q:1000個以上のセルをTEXTJOINで結合できますか?

A:TEXTJOINには結合後の文字列に最大32,767文字という制限があります。大量のデータを結合する場合はこの上限に注意してください。上限を超えると#VALUE!エラーになります。

Q:数式の結果をそのままコピーして別の場所に貼り付けると数式が変わりますが?

A:「形式を選択して貼り付け」で「値のみ」を選ぶと、数式の結果(文字列)だけが貼り付けられます。ショートカットはCtrl+Alt+Vで「形式を選択して貼り付け」ダイアログを開けます。

まとめ

ExcelのTEXTJOIN・CONCAT・CONCATENATEは、いずれも文字列を結合するための関数です。それぞれの特徴を整理すると次のようになります。

  • TEXTJOIN:区切り文字を1回指定してまとめて結合。空白セルのスキップも可能。複数セルの結合に最適
  • CONCAT:セル範囲を一括指定できる。区切り文字なしのシンプルな結合に使いやすい
  • CONCATENATE:古いExcelとの互換性が必要なときに選択

Excel 2019以降をお使いであれば、TEXTJOINかCONCATを積極的に活用することで、数式がすっきりして管理しやすくなります。姓名・住所・日付など日常業務でよく使う結合作業に、ぜひ今日から取り入れてみてください。

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