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ペアリングまではうまくいったとしても、再起動した際にBluetoothマウスやキー簿が動作しなくなったというパ場合があります。
これはパソコン側の設定が大きく関係しており、パソコン側でBluetoothに関する設定を見直せば解決する可能性が高いです。
先ほどのペアリングができない問題とは違い、こちらはペアリングの設定自体には問題ないのでスムーズに対策することができるでしょう。
Bluetoothの受信機能とパソコンとの接続が切断されてしまっている
再起動後に再接続できなくなった問題はほぼ全てがこのパターンです。
これは何らかのことが原因でBluetooth機能が無効にされてしまっていることが一番の原因です。
パソコン内蔵の場合
パソコン内蔵の場合は、Windows側の設定で不安定になっている可能性が極めて高いです。
これは、WIndowsは初期設定の時点で「電力節約のためにこのコンピューターでデバイスの電源をオフにできるようにする」設定が有効になっているからです。
パソコンを再起動する際は一度すべてのBluetoothデバイスとの接続を切断するので、この時に一度Bluetooth関係の電源がオフにされます。
具体的には内蔵されているBLuetoothレシーバーが無効化されるということであり、すべてのBluetoothデバイスと接続することができない状態に勝手にされてしまうということです。
この問題を解決するには、デバイスマネージャーを用いてBluetoothレシーバーの設定を変更する必要があります。
- デバイスマネージャーを表示するにはまず、デスクトップ画面左下にあるWindowsアイコンを右クリックしたら出てくるメニューから[デバイスマネージャー]を選択します。するとデバイスマネージャーが起動するので、その中から[Bluetooth]を見つけ出します。
- [Bluetooth]を見つけたらダブルクリックすると、接続されているBluetoothデバイスやレシーバーなどが一覧表示されます。この中からレシーバーに該当するものを右クリックします。
- [プロパティ]という項目が出てくるので、それをクリックします。その後、出てきたウィンドウの中に[電源の管理]というタブがあるので、そのタブを選択します。
- ここで、「電力節約のためにこのコンピューターでデバイスの電源をオフにできるようにする」にチェックが入っているので、このチェックを外します。外したら[OK]をクリックして変更を反映させます。
- これで内蔵Bluetoothアダプタでの対策は完了です。設定が完了したら再起動することでマウス接続できます。なお、プロパティウィンドウを開いても[電源の管理]がない場合は、選択したデバイスがBluetoothレシーバーではないため、別のデバイスのプロパティを確認してみてください。
Bluetoothアダプタの場合
Bluetoothアダプタの場合は、内蔵Bluetoothアダプターのように「電力節約のためにこのコンピューターでデバイスの電源をオフにできるようにする」が原因でトラブルが発生している可能性が高いです。
しかし、別の要因としてBluetoothレシーバーを接続している端子との相性が悪い、Bluetoothレシーバーそのものの性能が非常に悪い、ということも考えられます。
電源関係の問題の解決法は「パソコン内蔵の場合」で解説した方法と同じ手順で解決できるのでそちらを参考にしてください。
Bluetoothレシーバーを接続している端子との相性が悪い場合は、差しているUSB端子と非常に相性が悪い可能性があります。
デスクトップPCは主に前面と背面の二箇所に複数個の端子が用意されているはずですが、Bluetoothレシーバーは背面だと接続が不安定になる可能性がかなり高いです。
もし、今現在背面に接続しているという方は一度前面のUSB端子に接続してみてください。
これが原因だった場合は、USBの差込先を変えるだけで驚くほど接続が安定します。
しかし、電源の管理の設定は全く変わっていないので、これに加えて電源の管理の設定を変更する必要がある場合もあります。
また、レシーバーによっては最大接続デバイス数が極端に少なかったりする可能性があります。
Bluetoothレシーバーに限らずデバイス関係の性能は顕著に価格に現れるので、安物を使っている自覚がある方は一度新しいBluetoothレシーバーに変えてみてはいかがでしょうか。