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Macには「ステッキーズ(Stickies)」という付箋アプリが標準搭載されています。デスクトップに貼り付けておける付箋メモで、ちょっとしたメモを手軽に残せる便利なツールです。しかし「メモアプリとどう違うの?」「色を変える方法がわからない」「Macを再起動したら消えた」という声も多く聞かれます。
この記事では、macOSのステッキーズアプリの基本操作から活用テクニック、データのバックアップ・移行方法、メモアプリとの使い分けまで詳しく解説します。

この記事でわかること
- ステッキーズアプリの起動方法と基本操作
- 付箋の作成・削除・色変更・サイズ変更の手順
- 最前面固定(常に手前に表示)の設定方法
- テキスト書式・リスト・チェックリストの使い方
- 付箋データのバックアップと別のMacへの移行方法
- ステッキーズとメモアプリの使い分け
ステッキーズとは?基礎解説
ステッキーズの概要
ステッキーズ(Stickies)はmacOSに標準搭載されている付箋メモアプリです。物理的な付箋紙をデジタル化したイメージで、デスクトップ上に複数の付箋を貼り付けておけます。Mac OS 8の時代から存在する歴史あるアプリで、シンプルながら使い勝手の良さから長年愛用されています。
ステッキーズとメモアプリの違い
| 比較項目 | ステッキーズ | メモアプリ |
|---|---|---|
| デスクトップ表示 | 常にデスクトップ上に表示 | アプリ内にのみ保存 |
| iCloud同期 | 非対応(Mac単体) | 対応(iPhone・iPadと同期) |
| 用途 | 短期メモ・リマインダー | 長期保存・整理・検索 |
| カスタマイズ | 色・サイズ・透明度 | フォルダ・タグ・添付ファイル |
| 画像の貼り付け | 対応 | 対応 |
| リンク | テキストのみ | クリック可能リンク |
ステッキーズが向いている場面
- 「今日中にやること」を常に目に見える場所に置きたいとき
- 電話番号・住所・パスワードをすぐ参照したいとき(長期保存には不向き)
- 複数のウィンドウを操作しながら参照するメモが必要なとき
- シンプルなチェックリストをデスクトップに貼りたいとき
ステッキーズの起動と基本操作
ステッキーズの起動方法
方法1:Launchpadから起動
DockのLaunchpad(ロケットアイコン)をクリック→検索欄に「スティッキーズ」または「Stickies」と入力→アイコンをクリック
方法2:Finderから起動
FinderのメニューバーからGo→アプリケーション(Command+Shift+A)→「Stickies」をダブルクリック
方法3:SpotlightからSearch
Command+Spaceでスポットライト検索を開き、「Stickies」と入力→Enter
Dockに追加しておくと便利
Stickiesを右クリック→オプション→「Dockに保存」を選ぶと、Dockから素早く起動できます。また「ログイン時に開く」を選べばMac起動時に自動的に起動します。
新しい付箋を作成する
ステッキーズが起動した状態で以下のいずれかの方法で新しい付箋を作成します。
- メニューバー:File → New Note(Command+N)
- 既存の付箋をダブルクリック:付箋の外枠部分をダブルクリック
新しい付箋が作成されたら、そのままテキストを入力できます。付箋は自動保存されるので、保存操作は不要です。
付箋を削除する
削除したい付箋の左上にある「閉じる」ボタン(×)をクリック→確認ダイアログで「削除」をクリックします。
注意:ステッキーズの付箋を削除するとゴミ箱には入らず、完全に削除されます。誤って消した場合は復元できないので注意してください。

付箋のカスタマイズ(色・サイズ・固定表示)
付箋の色を変更する
ステッキーズでは付箋の色を6色から選べます。内容によって色を変えると管理しやすくなります。
色の変更手順
- 色を変えたい付箋をクリックして選択
- メニューバーの「Color」をクリック
- 希望の色をクリック
選べる色は黄色・青・緑・ピンク・紫・グレーの6色です。
色の使い分け例
- 黄色:一般的なメモ・TODO
- 青:仕事関連
- 緑:プロジェクト管理
- ピンク:重要・急ぎ
- 紫:アイデア・後で見返す
- グレー:参考情報・アーカイブ
付箋のサイズを変更する
付箋の四隅または辺をドラッグすることでサイズを自由に変更できます。大きなメモには広いサイズを、簡単なリマインダーには小さいサイズを使い分けましょう。
付箋を常に最前面に固定表示する
他のアプリを使っていても付箋が常に見えるようにする設定です。
最前面固定の手順
- 固定したい付箋をクリックして選択
- メニューバーの「Note」をクリック
- 「Floating Window」をクリック(チェックマークが付く)
Floating Windowをオンにすると、ブラウザやテキストエディタを使っている最中でも付箋が常に前面に表示されます。重要なメモを見落としたくないときに活用しましょう。
付箋を半透明にする(Translucent)
Note→「Translucent」をオンにすると、付箋が半透明になり背景のウィンドウが透けて見えるようになります。Floating Windowと組み合わせると、付箋の下のコンテンツも確認しながら作業できます。
テキスト書式・リスト・チェックリストの使い方
テキストの書式設定
ステッキーズはリッチテキストに対応しており、文字の太さ・サイズ・色などを変更できます。
| 書式 | ショートカット | メニュー |
|---|---|---|
| 太字(Bold) | Command+B | Format→Font→Bold |
| 斜体(Italic) | Command+I | Format→Font→Italic |
| 下線(Underline) | Command+U | Format→Font→Underline |
| フォントサイズ拡大 | Command+Shift++ | Format→Bigger |
| フォントサイズ縮小 | Command+Shift+- | Format→Smaller |
| フォント変更 | Command+T | Format→Font→フォントパネルを表示 |
リストを作成する
Format→List から箇条書きリストを作成できます。リストのスタイルは「Disc(黒丸)」「Circle(白丸)」「Diamond(菱形)」などから選べます。
チェックリストを作成する
ステッキーズでのチェックリスト機能はmacOS 14(Sonoma)以降で改善されましたが、以下の方法でチェックリスト的な使い方ができます。
方法1:絵文字チェックボックスを使う
テキスト入力中にControl+Command+Spaceで絵文字パネルを開き、☐(白い四角)を入力→完了したら✅に書き換える方法です。
方法2:リスト形式で管理する
Format→Listを使い、完了した項目はCommand+Bで太字にするかCommand+Uで取り消し線(Format→Font→Strikethrough)を引く方法も使いやすいです。
画像を付箋に貼り付ける
画像ファイルをFinderからステッキーズの付箋にドラッグ&ドロップすると画像を貼り付けられます。スクリーンショット(Command+Control+Shift+4でクリップボードにコピー)をCommand+Vで貼り付けることも可能です。

付箋データのバックアップと移行方法
ステッキーズのデータ保存場所
ステッキーズのデータは以下の場所に保存されています。
~/Library/StickiesDatabase
「~」はホームフォルダを表します。FinderでCommand+Shift+Gを押し、~/Libraryを入力してGoをクリックすると開けます(Libraryフォルダは通常は非表示)。
バックアップの手順
- Finderを開く
- メニューバーのGo→フォルダへ移動(Command+Shift+G)
~/Libraryと入力してGo- 「StickiesDatabase」ファイルを見つける
- このファイルを任意の場所(外部ディスク・クラウドストレージなど)にコピー
別のMacへ移行する手順
- 移行元MacでStickiesDatabaseをバックアップ
- 移行先Macでステッキーズを一度起動し終了する
- 移行先Macの
~/Library/StickiesDatabaseにバックアップしたファイルを上書きコピー - ステッキーズを再起動すると付箋が引き継がれる
注意:移行先Macのステッキーズが最新バージョンかどうか確認してください。古いバージョンと新しいバージョンではデータ形式が異なる場合があります。
Macの移行アシスタントを使う方法
「移行アシスタント」(アプリケーション→ユーティリティ→移行アシスタント)を使って旧Macから新Macに移行する場合、ステッキーズのデータも自動的に移行されます。個別にバックアップ操作をする必要はありません。
Time Machineでの復元
Time Machineバックアップを使っている場合、誤って削除した付箋を復元できる可能性があります。Time Machineを開き、~/Libraryフォルダを過去の時点に戻して「StickiesDatabase」を復元してください。
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よくあるトラブルと対処法
Macを再起動したら付箋が消えた
ステッキーズは通常、Mac再起動後も付箋が保持されます。消えた場合は以下を確認します。
- ステッキーズアプリが起動しているか確認(Dockで確認)
- 付箋が最小化または他のウィンドウの裏に隠れていないか確認
- メニューバーのWindow→すべてのノートを前面に移動
付箋のテキストが保存されない
ステッキーズは自動保存ですが、アプリを強制終了した場合は最後の入力が保存されないことがあります。重要な内容を入力した後は、一度別の付箋をクリックしてフォーカスを移動させてから終了すると安全です。
付箋が大量に増えすぎた
Window→「すべてのノートを整理(Arrange All)」を使うと、開いている付箋をきれいに整列できます。不要な付箋は定期的に削除しましょう。
FAQ
Q1. ステッキーズのデータをiPhoneやiPadと同期する方法はありますか?
残念ながら、ステッキーズはiCloud同期には対応していません。iPhoneやiPadと同期したい場合はAppleの「メモ」アプリを使うのがおすすめです。メモアプリはiCloud経由でMac・iPhone・iPad間でリアルタイム同期ができます。
Q2. ステッキーズに検索機能はありますか?
はい、Command+Fで付箋内のテキストを検索できます。ただし複数の付箋を横断して検索する機能はありません。全付箋を対象に検索したい場合は、Spotlight検索(Command+Space)からステッキーズのキーワードを検索すると見つかることもあります。
Q3. 付箋の内容をテキストファイルとして書き出す方法はありますか?
はい、File→「Export Text」を選ぶと付箋の内容をテキストファイル(.txt)として書き出せます。定期的なバックアップや他のアプリへのデータ移行に使えます。
Q4. ステッキーズはmacOSの最新バージョンでも使えますか?
はい、ステッキーズはmacOS Sequoia(macOS 15)を含む最新バージョンでも引き続き標準搭載されています。ただし、将来的にAppleがアプリを廃止または別のアプリに統合する可能性があります。長期的なメモ管理にはメモアプリの併用をおすすめします。
Q5. ステッキーズの付箋を印刷することはできますか?
はい、付箋を選択した状態でFile→Print(Command+P)から印刷できます。選択した1枚の付箋の内容が印刷されます。複数の付箋を一度に印刷する場合は、File→「Print All Notes」を選択します。
まとめ
MacのステッキーズアプリはシンプルながらTODO管理やメモに役立つ便利なツールです。この記事のポイントをまとめます。
- 起動:Spotlight(Command+Space)で「Stickies」と検索が最速
- 新規付箋:Command+N で即座に作成
- 色変更:メニューバーのColor→6色から選択
- 最前面固定:Note→Floating Window をオン
- 書式:Command+B(太字)、Command+I(斜体)など標準ショートカット対応
- バックアップ:
~/Library/StickiesDatabaseファイルをコピー - 使い分け:短期メモ・常時参照はステッキーズ、長期保存・同期はメモアプリ
ステッキーズはMacのデスクトップに付箋を常時表示できるシンプルなツールです。今日のTODOリストや頻繁に参照するメモを貼っておくと、作業効率が大幅に上がります。ぜひ日常の作業に取り入れてみてください。
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