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Androidスマートフォンの内部ストレージ(UFS)の一部をRAMとして仮想的に割り当て、実行できるアプリ数やマルチタスク性能を向上させるSamsung独自の機能。
詳しい解説
RAM Plusは、Samsungが独自に開発したAndroidの仮想メモリ拡張機能です。スマートフォンに搭載されている物理RAM(LPDDR5など)に加えて、内部ストレージ(UFS)の空き容量の一部を仮想RAMとして利用することで、見かけ上のRAM容量を増やします。Galaxy S25シリーズ(12GB RAM)では最大12GB分の仮想RAMを追加設定でき、合計最大24GBのメモリ空間として利用できます。
**仕組み**
OSレベルのスワップ領域(Swap Space)の一種です。物理RAMが不足したとき、使用頻度の低いアプリやプロセスのデータを内部ストレージに一時退避させ、空いた物理RAMを優先度の高いプロセスへ割り当てます。アクセスが必要になったデータはストレージから再度物理RAMへ読み込まれます。
UFSはDRAMよりも読み書き速度が大幅に遅いため、仮想RAMへアクセスが集中するとアプリの起動遅延や動作のもたつきが発生することがあります。あくまで物理RAMの補完手段であり、物理RAMと同等の性能ではありません。
**設定方法(Galaxy S25の例)**
`設定 → デバイスケア → メモリ → RAM Plus` から4GB / 8GB / 12GB の3段階で割り当て容量を選択できます。変更後はデバイスの再起動が必要です。設定した容量分だけ内部ストレージの空き容量が減るため、ストレージが少ない場合は適切なサイズを選ぶことが重要です。
**効果と限界**
RAM Plusが最も効果を発揮するのは、多数のアプリをバックグラウンドで維持したい場合(ゲーム + SNS + 動画アプリを同時常駐など)です。一方で動画編集・3Dゲームなど大量の連続読み書きを要する処理では、ストレージアクセス速度の遅さが律速となり体感改善は限定的です。
SamsungはGalaxy A・M・Galaxy S・Galaxy Zシリーズの広い機種でRAM Plusをサポートしており、Android 12以降で利用できる場合がほとんどです。同様の仮想RAM機能はXiaomiの「メモリ拡張」、OPPOの「RAM拡張」など他メーカーにも存在しますが、機能名・設定場所・最大容量はメーカーやOSバージョンにより異なります。
Galaxy S25(RAM 12GB)でゲームアプリ・YouTube・Instagramを同時に起動しているとき、RAM Plusを8GB設定にしているとバックグラウンドのアプリがシステムによって強制終了されにくくなります。ゲームからYouTubeへ切り替えて、再びゲームに戻ったときに最初から再起動されずロードを省略できる、というのが典型的な恩恵です。ストレージを8GB消費するため、端末のストレージ空き容量が十分にある状態で活用するのがおすすめです。
別の呼び方
RAM拡張
バーチャルRAM
仮想メモリ拡張
スワップメモリ
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