※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
スマートフォンカメラのオートフォーカス方式の一つ。センサーの一部を左右一対の「位相差検出ピクセル」に使い、光の位相のズレを測定することでピントの方向と量を瞬時に計算する技術。コントラストAFより大幅に高速。
詳しい解説
PDAF(Phase Detection Auto Focus:位相差検出オートフォーカス)は、デジタルカメラやスマートフォンのオートフォーカス(AF)方式の一つです。イメージセンサーの一部のピクセルを「マスクされた位相差検出ピクセル(PDピクセル)」に使い、左右・上下からの光の位相のズレ(位相差)を直接測定することで、ピントを合わせるべき方向と量を1フレーム以内に計算します。
PDAFの仕組み:①センサー上の一部のピクセルは左側からの光のみ・右側からの光のみを受光するようにマスクされている。②被写体が前ピン(ピントが手前)の場合、左右のピクセルが受ける光のパターンがズレる。③そのズレ量と方向から、レンズをどちらに・どれだけ動かすべきかを一発で計算。④コントラストAF(明暗の差が最大になるまでレンズを動かす)と違い、「迷い」がなく高速収束する。
スマートフォンにおけるPDAFの進化:①**2D PDAF**(2015〜):一部のピクセルをPD化。中央部のみAFが速い。②**Dual Pixel PDAF(全画素PDAF)**(2016〜 Galaxy S7で初搭載):全ピクセルを左右ペアに分割。全エリアで超高速AF。③**Staggered PDAF**(2020〜):縦横両方向のPDピクセルを配置。動く被写体への追従精度向上。④**2×2 octa-PD PDAF**(2022〜):4ピクセルを一組にした大型PDセル。暗所AF性能が大幅改善。
Google Pixel 9aは「Samsung製GN9イメージセンサー」(推定)搭載でAllPixel PDAF(全画素位相差AF)に対応しています。AFが遅く感じる場合は「ProモードでAFエリアを中央に固定」「被写体追尾(トラッキングAF)のOFF」「カメラアプリのキャッシュクリア」などが有効です。
Google Pixel 9aで接写(マクロ)撮影をすると、AFが迷って(ハンチングして)なかなかピントが合わないことがあります。これはPDAFが近距離では位相差が検出しにくくなるためです。Pixel 9aのカメラアプリで「設定 → 詳細設定 → 距離ヒント」をOFFにするか、被写体から10cm以上離してから撮影すると安定します。また「2倍ズーム」に切り替えると内部的にレンズが変わり、AF速度が改善するケースがあります。
別の呼び方
位相差オートフォーカス
Phase Detection AF
Dual Pixel AF
全画素PDAF
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!