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【2026年最新版】MacのディスクUtilityパーティション・フォーマット完全ガイド
「外付けHDDをMacで使えるようにフォーマットしたい」「ディスクをパーティション分割したい」「APFSとHFS+の違いがわからない」——Macのディスク管理で悩んでいる方は多いはずです。
Macに標準搭載されている「ディスクユーティリティ」アプリを使えば、ドライブのフォーマット、パーティション作成・削除、ディスクの修復など、ディスク管理に関するほぼすべての操作ができます。この記事では、2026年最新のmacOS Sequoia(15)対応の情報でディスクユーティリティの使い方を完全解説します。
- ディスクユーティリティの基本的な使い方
- ドライブをフォーマットする手順
- パーティションの作成・削除・サイズ変更
- APFSとHFS+など各フォーマットの違いと選び方
- 外付けドライブのセットアップ方法
- ディスクの修復(First Aid)の使い方

ディスクユーティリティとは?
ディスクユーティリティ(Disk Utility)はmacOSに標準搭載されているディスク管理アプリです。アプリケーション→ユーティリティフォルダ、またはSpotlight検索で「ディスクユーティリティ」と入力して起動できます。
ディスクユーティリティでできること
- ドライブのフォーマット(初期化)
- パーティションの作成・削除・サイズ変更
- ディスクの検証・修復(First Aid)
- ディスクイメージ(.dmgファイル)の作成・変換・復元
- RAIDボリュームの構成
- 暗号化ボリュームの作成
フォーマット形式の選び方
Macでドライブをフォーマットする際、どのフォーマット形式を選ぶかが最も重要なポイントです。
| フォーマット | Mac読み書き | Windows対応 | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
| APFS | 読み書きOK | 非対応 | Mac専用SSD・内蔵ドライブ |
| Mac OS拡張(HFS+) | 読み書きOK | 非対応(読み取りのみのツール有) | Mac専用HDD・Time Machine |
| exFAT | 読み書きOK | 読み書きOK | Mac/Windows両用・大容量ファイル |
| MS-DOS(FAT32) | 読み書きOK | 読み書きOK | 古いデバイス対応・4GB以下のファイル |
SSDには「APFS」を選択してください。APFSはSSD向けに最適化されており、スナップショット機能、より効率的なスペース管理を提供します。HDDには「Mac OS拡張(ジャーナリング)」が適しています。MacとWindowsの両方で使う場合は「exFAT」が最適です。
Step 1:ドライブをフォーマットする
フォーマット前に必ず重要なデータをバックアップしてください。この操作は取り消せません。
外付けドライブのフォーマット手順
- ディスクユーティリティを起動する
Finder → アプリケーション → ユーティリティ → ディスクユーティリティ
またはSpotlight(Command + Space)で「ディスクユーティリティ」を検索 - 左サイドバーでドライブを選択する
外付けドライブを接続すると、左側のリストに表示されます。
「外部」セクションにある対象のドライブ名をクリックします。 - 「消去」ボタンをクリック
上部ツールバーの「消去」ボタンをクリックします。 - フォーマット情報を設定する
- 名前:ドライブの名前(例:「MyDrive」)
- フォーマット:用途に合わせて選択(上記の表を参考に)
- 方式:「GUIDパーティションマップ」(Mac用)または「MBR」(古いWindowsとの互換性)
- 「消去」をクリックして確認
確認ダイアログが表示されるので「消去」をクリックします。 - 完了を待つ
数秒〜数分でフォーマットが完了します。

Step 2:パーティションを作成する
1つのドライブを複数の領域(パーティション)に分割することで、用途別に管理できます。例えば「macOS用」と「Windows用」、「データ用」と「バックアップ用」などに分けることができます。
パーティション作成手順
- ディスクユーティリティを起動し、対象ドライブを選択
- 上部ツールバーの「パーティション」ボタンをクリック
- 円グラフが表示される。「+」ボタンをクリックして新しいパーティションを追加
- 各パーティションのサイズ・名前・フォーマットを設定
(円グラフのセクションをドラッグしてサイズ調整も可能) - 「適用」をクリックして確認ダイアログで「パーティション」をクリック
- 処理完了後、Finderに複数のドライブとして表示される
既存パーティションのサイズ変更
APFSボリュームはパーティション操作なしにサイズを動的に管理できますが、HFS+の場合は以下の手順でサイズ変更できます。
- ディスクユーティリティ → 対象ドライブ → 「パーティション」
- 円グラフで変更したいパーティションのセグメントをドラッグ
- 「適用」をクリック
Step 3:ディスクの修復(First Aid)
ドライブが正常に動作しない、マウントできない、エラーが出るなどの場合、First Aidで修復を試みることができます。
First Aidの実行手順
- ディスクユーティリティを起動
- 左サイドバーで検査・修復したいドライブまたはボリュームを選択
- 上部ツールバーの「First Aid」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで「実行」をクリック
- 検査が完了するまで待つ(数秒〜数分)
- 結果を確認:「ボリュームに問題はありませんでした」→正常。エラーが表示された場合は修復が実行される
起動ディスク(Macを起動しているドライブ)のFirst Aidを実行する場合は、Recoveryモード(Apple Siliconの場合:電源ボタン長押し、Intel Macの場合:Command+R起動)でディスクユーティリティを起動して実行する必要があります。

APFSの高度な機能
APFSスナップショット
APFSはスナップショット機能を持ち、特定の時点のボリューム状態を記録できます。Time Machineバックアップはこの機能を使用しています。ターミナルから手動でスナップショットを作成・管理することも可能です。
APFSコンテナと複数ボリューム
APFSでは1つの物理ドライブ上に「コンテナ」を作成し、その中に複数の「ボリューム」を持てます。各ボリュームはコンテナ内のスペースを動的に共有するため、従来の固定サイズパーティションより効率的です。
よくある質問(FAQ)
Q1:「パーティション」ボタンがグレーアウトして押せない
A:ドライブ全体ではなく、ボリューム(パーティション)を選択している可能性があります。左サイドバーで最上位のドライブ名(ボリュームの一段上)を選択してください。また、外付けドライブが書き込み禁止になっている場合も操作できません。
Q2:フォーマット後にドライブが表示されない
A:フォーマット完了後にFinderに表示されない場合、①Finderの環境設定→サイドバー→「外部ディスク」がオンになっているか確認、②ドライブを一度取り外して再接続する、③ディスクユーティリティで「マウント」ボタンをクリックして手動マウントを試みてください。
Q3:WindowsとMacの両方でファイルをやり取りするにはどのフォーマットがいいですか?
A:exFATが最適です。4GB以上の大容量ファイルも扱えて、MacとWindows両方で読み書きできます。FAT32は4GBのファイルサイズ制限があるため、動画ファイルなどを扱う場合は不便です。exFATでフォーマットする場合、「方式」は「MBRパーティションマップ」を選ぶとWindowsとの互換性が高まります。
Q4:Time Machine用のドライブはどのフォーマットにすべきですか?
A:Time Machineは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」または「APFS」形式をサポートしています。macOS Big Sur以降ではAPFSのTime Machineもサポートされています。Time Machineの設定時に自動フォーマットを促されることが多いため、通常は指示に従うだけで大丈夫です。
Q5:パーティション削除でデータは全て消えますか?
A:はい、パーティションを削除するとそのパーティション内のデータは全て失われます。削除前に必ずバックアップを取ってください。他のパーティションのデータは影響を受けません。
Q6:First Aidでエラーが修復できない場合は?
A:First Aidで修復できない深刻なエラーの場合、①RecoveryモードでFirst Aidを再実行する、②サードパーティのディスク修復ツール(DiskWarrior等)を試す、③バックアップからデータを救出してドライブを再フォーマットする、の順で対処してください。ドライブ自体が物理的に故障している場合は、データ復旧業者への依頼が必要な場合もあります。
まとめ
Macのディスクユーティリティは、フォーマット・パーティション・修復と幅広いディスク管理が行える強力なツールです。外付けドライブをセットアップするときは用途に合ったフォーマットを選び(Mac専用ならAPFS、Windows共用ならexFAT)、フォーマット前のバックアップを忘れずに実施しましょう。定期的にFirst Aidを実行してディスクの健全性を確認することも大切です。
ディスクユーティリティの詳細機能:ディスクイメージの作成
ディスクユーティリティでは、フォルダやドライブの内容を「ディスクイメージ(.dmg)」ファイルとして保存することができます。これはバックアップや配布に便利な機能です。
フォルダからディスクイメージを作成する
- ディスクユーティリティを起動
- メニューバー「ファイル」→「新規イメージ」→「フォルダからイメージ…」
- イメージ化したいフォルダを選択
- 保存名・保存先・イメージフォーマット(読み書き可能、圧縮、etc)を選択
- 「保存」をクリック
暗号化ディスクイメージの作成(機密データの保護)
パスワードで保護された暗号化ディスクイメージを作成して、機密ファイルを安全に保管できます。
- ディスクユーティリティ → ファイル → 新規イメージ → 空のイメージ
- サイズを設定(例:500MB)
- 暗号化:「128ビットAES暗号化」または「256ビットAES暗号化」を選択
- パスワードを設定して「選択」をクリック
- 保存 → .dmgファイルが作成される
作成後、.dmgファイルをダブルクリックするとパスワード入力を求められ、認証後にマウントされて使用できます。
Time Machineとディスクユーティリティの連携
Time Machineのバックアップドライブをディスクユーティリティで管理する際の注意点をまとめます。
Time Machineドライブの確認とFirst Aid
- Time MachineのバックアップドライブもディスクユーティリティでFirst Aidを実行してエラーチェックできます
- Time Machineが「バックアップが壊れています」と表示する場合、まずFirst Aidを試してください
- 修復できない場合はTime Machineドライブを再フォーマットして、バックアップをやり直す必要があります
Time Machine専用パーティションの作成
大容量の外付けドライブをTime MachineとデータストレージでパーティションしてのもNGではありません。
- 外付けドライブをパーティション分割(上述のStep 2参照)
- 一方のパーティションをTime Machine用(Mac OS拡張またはAPFS)
- もう一方をデータ用(exFATまたはMac OS拡張)
- Time Machine設定でTime Machine用パーティションを選択する
Macの起動ディスクを交換するときのディスクユーティリティ活用法
新しいSSDへのデータ移行手順
- 新しいSSDを外付けケースに入れてMacに接続
- ディスクユーティリティで新しいSSDをAPFSでフォーマット
- Recoveryモードで再起動(Apple Silicon:電源長押し / Intel:Command+R起動)
- 「Time Machineバックアップから復元」を選択
- または「macOSユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」→「復元」で古いディスクから新しいディスクへ複製
ディスクの健康状態を確認する(SMARTデータ)
ディスクユーティリティでは、ドライブのSMARTステータスも確認できます。
- ディスクユーティリティでドライブを選択
- 下部にある「SMARTステータス:確認済み」または「SMARTステータス:失敗」の表示を確認
- 「失敗」や「未確認」が表示された場合、ドライブの故障が近い可能性があります。即座にバックアップを取ってください
SMARTは内蔵ドライブと一部の外付けドライブにのみ対応しています。SMARTが「確認済み」でもドライブが突然故障する場合があるため、定期的なバックアップは必須です。
よくある追加の質問
Q7:APFSコンテナを削除してHFS+に戻せますか?
A:はい、可能です。ディスクユーティリティでAPFSコンテナを含むドライブ全体を消去して、フォーマットを「Mac OS拡張(ジャーナリング)」に変更することでHFS+に戻せます。ただしデータは全て消えるためバックアップが必須です。
Q8:ディスクユーティリティで「ボリュームのサイズを変更できません」エラーが出る
A:このエラーは、ボリューム内のデータが縮小後のサイズを超えている場合や、ファイルシステムの最終部分にデータが存在する場合に発生します。まず不要なファイルを削除してディスクスペースを確保し、再度試してください。改善しない場合はデータをバックアップしてボリュームを再作成するのが確実です。
Q9:ディスクユーティリティでドライブが表示されない
A:「表示」メニュー→「全デバイスを表示」を選択してください。デフォルトではマウントされたボリュームのみ表示されることがあります。それでも表示されない場合、ケーブルや接続端子の問題、ドライブ自体の物理的な故障が考えられます。
外付けSSDのセットアップガイド
Macで外付けSSDを使い始める際の最適なセットアップ手順を解説します。
新品SSDのフォーマット手順
- 外付けSSDをMacに接続(USB-C または Thunderbolt)
- ディスクユーティリティを開く(アプリケーション → ユーティリティ)
- 左サイドバーで新しいSSDを選択
- 「消去」タブをクリック
- フォーマット:「APFS」(Mac専用)または「exFAT」(Windows共用)
- 方式:「GUIDパーティションマップ」
- 「消去」をクリックして完了
SSDとHDDのフォーマット選択の違い
APFSはSSDに最適化されたファイルシステムです。SSDには必ずAPFSを選択してください。HDDにAPFSを使うと、スペース共有のためのオーバーヘッドがパフォーマンスに影響することがあるため、HDDにはHFS+(Mac OS拡張)を選ぶのが一般的です。
Thunderbolt接続とUSB接続の速度差
- Thunderbolt 4:最大40Gbps(大容量ファイルのコピーに最適)
- USB 3.2 Gen 2:最大10Gbps(一般的な外付けSSDに対応)
- USB 3.0:最大5Gbps(旧式の外付けHDD等)
MacBook Proの場合、Thunderbolt接続の外付けSSDなら内蔵SSDに近い速度でファイルのやり取りができます。写真・動画の大量コピーにはThunderbolt対応のドライブが特におすすめです。
RAIDの設定(上級者向け)
ディスクユーティリティでは複数のドライブをRAID(冗長化ディスク配列)として構成できます。RAID 0はデータを分散して高速化、RAID 1は2つのドライブに同じデータを書き込んでミラーリングする冗長化です。
macOS Big Sur以降、ディスクユーティリティのRAID機能は一部制限されています。高度なRAID構成にはSoftRAIDなどのサードパーティ製ソフトウェアの使用を推奨します。
macOS Recovery(リカバリーモード)でのディスクユーティリティ活用
Macが起動しない場合や起動ディスクを修復したい場合は、macOS Recoveryからディスクユーティリティを起動します。
Recoveryモードの起動方法
- Apple Silicon Mac(M1/M2/M3/M4):電源ボタンを長押し → 「オプション」→「続ける」をクリック
- Intel Mac:電源を入れてすぐにCommand+Rを押し続ける
- Recoveryモードで「ディスクユーティリティ」を選択
- 起動ディスク(Macintosh HD)を選択してFirst Aidを実行
- 問題が修復されたらRecoveryメニューから「macOSを再インストール」を選択することもできる
ディスクユーティリティは一見複雑に見えますが、基本的な操作(フォーマット・First Aid)さえマスターすれば、外付けドライブの管理やディスクトラブルの対処に困ることはなくなります。定期的なFirst Aidの実行と適切なフォーマット選択で、Macのストレージを長く健全に保ちましょう。迷ったときはこのガイドに戻って確認してください。
外付けドライブの安全な取り外し
外付けドライブを取り外す前に、必ず「安全に取り外す」操作を行ってください。Finderのサイドバーでドライブ名の横にある「取り出し」ボタンをクリックするか、ドライブを右クリックして「〇〇を取り出す」を選択します。この操作を行わずに突然取り外すと、書き込み中のデータが破損したり、ファイルシステムにエラーが発生する可能性があります。特に外付けSSDはSSDコントローラーのバッファにデータが残っている場合があるため、安全な取り外し操作は必須です。外付けドライブのランプが点滅していないことを確認してから物理的に取り外しましょう。
ディスクユーティリティを使いこなすことで、外付けドライブのセットアップからディスクトラブルの対処まで、Macのストレージ管理が自分でできるようになります。APFSとHFS+・exFATの使い分け、定期的なFirst Aidの実行、安全な取り外し操作——これらを習慣にして、大切なデータを長く安全に保管してください。
Macのディスク管理において、ディスクユーティリティは頼れる万能ツールです。新しい外付けドライブのフォーマット、パーティション分割、トラブル時のFirst Aid、暗号化ディスクイメージの作成——すべてがこの一つのアプリで完結します。今後ドライブ関連の作業が生じたときは、ぜひこのガイドを参照しながら自信を持って操作してください。Macのストレージを正しく管理することで、貴重なデータを長期にわたって安全に保管できます。
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