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Windowsのスクリーンキャプチャをマスターすれば、作業効率が劇的に上がる
「画面のこの部分だけ切り取りたい」「スクリーンショットを撮ってすぐ注釈を入れたい」「会議の内容を動画で録画したい」——こうした要望に応えるWindows標準のツールが、大幅に進化したSnipping Tool(スニッピングツール)です。
本記事では、Win+Shift+Sショートカットの使い方からSnipping Toolの全機能、動画録画、ShareXなどの代替ツール比較まで、Windowsスクリーンキャプチャのすべてを解説します。
- Win+Shift+Sショートカットの使い方と各モードの違い
- Snipping Toolの全機能詳細解説
- 遅延キャプチャ(タイマー機能)の使い方
- スクロールキャプチャの方法
- 画面録画機能(動画キャプチャ)の使い方
- ShareX・Greenshot等の代替ツール比較
- よくある質問と解決策

Windowsのスクリーンキャプチャ方法の全体像
| 方法 | ショートカット | 特徴 |
|---|---|---|
| 画面全体をコピー | PrintScreen | クリップボードにコピー(即保存はしない) |
| 画面全体をファイル保存 | Windows + PrintScreen | 「ピクチャ\スクリーンショット」に自動保存 |
| アクティブウィンドウをコピー | Alt + PrintScreen | 最前面のウィンドウのみキャプチャ |
| 範囲選択キャプチャ | Windows + Shift + S | 4モードで柔軟に選択・Snipping Toolと連携 |
| Snipping Tool起動 | スタートメニューから検索 | 編集・注釈・タイマー・録画機能あり |
Win+Shift+Sショートカットを使いこなす
Windows 10以降で使える最も便利なスクリーンキャプチャ方法が、Win(Windowsキー)+ Shift + Sのショートカットです。
ショートカットを押すと表示される4つのモード
ショートカットを押すと画面上部にツールバーが表示されます。左から順に:
- 四角形の範囲選択:ドラッグして任意の長方形領域をキャプチャ(最もよく使う)
- フリーフォーム:フリーハンドで任意の形状に切り取り
- ウィンドウ:クリックしたウィンドウ全体をキャプチャ
- 全画面:画面全体をキャプチャ(PrintScreenと同じだが通知バーに表示)
キャプチャ後の操作
- キャプチャが完了すると右下に通知が表示される
- 通知をクリックするとSnipping Toolで編集画面が開く
- 編集せず保存する場合はクリップボードにコピーされているので、PaintやWordに貼り付けられる
- Win + V でクリップボード履歴から過去のキャプチャも確認できる
「設定」→「システム」→「クリップボード」で「クリップボードの履歴」をオンにすると、Win+Vで過去のキャプチャ画像も呼び出せます。複数の画像を続けてキャプチャして後でまとめて使う場合に便利です。
Snipping Tool(スニッピングツール)の全機能解説
Snipping Toolの起動方法
- スタートメニューで「Snipping Tool」と検索して起動
- Win+Shift+Sでキャプチャ後、通知をクリックして起動
- タスクバーにピン留めして素早く起動
Snipping Toolのインターフェース
Windows 11のSnipping Toolは2022年以降に大幅リニューアルされ、以下の機能が利用できます。
上部ツールバーの主要ボタン
- 新規(カメラアイコン):新しいキャプチャを開始
- 録画(ビデオアイコン):画面録画モードに切り替え
- 更新(リロードアイコン):同じ領域を再キャプチャ
- タイマー:遅延キャプチャの秒数設定
編集ツールバー(キャプチャ後に表示)
- ペン:フリーハンドの描画(色・太さ変更可)
- ハイライター:蛍光ペン風の塗り付け
- 消しゴム:描いた注釈を消す
- トリミング:キャプチャした画像をさらに切り取る
- テキスト:テキストの読み取りとコピー(OCR機能)
- 塗りつぶし:特定部分を塗りつぶして隠す(個人情報保護に便利)

遅延キャプチャ(タイマー機能)の使い方
ドロップダウンメニューや右クリックメニューなど、マウスを動かすと消えてしまう要素をキャプチャしたい場合に遅延キャプチャが便利です。
タイマーを使った遅延キャプチャ手順
- Snipping Toolを起動する
- 上部の「タイマー」アイコンをクリックする
- 遅延秒数を選択する(3秒・5秒・10秒から選択)
- 「新規」ボタンをクリックする
- 設定した秒数のカウントダウンが始まる
- その間にキャプチャしたい状態(ドロップダウンを開くなど)を準備する
- カウントダウン終了後、キャプチャモードに切り替わるので領域を選択する
- 右クリックメニューをキャプチャしたい
- ホバーしたときだけ表示されるツールチップをキャプチャしたい
- アニメーション途中の特定フレームをキャプチャしたい
- 複数ステップの操作を写真で記録したい
スクロールキャプチャの方法
Webページ全体など、画面に収まらない長いコンテンツを1枚の画像でキャプチャすることをスクロールキャプチャと呼びます。
Windows標準でのスクロールキャプチャ
残念ながら、2026年現在のWindows標準のSnipping Toolにはスクロールキャプチャ機能が搭載されていません。
ブラウザ標準機能でスクロールキャプチャ(無料)
Google Chromeの場合
- F12キーで開発者ツールを開く
- Ctrl + Shift + P(MacはCommand + Shift + P)でコマンドメニューを開く
- 「screenshot」と入力して「Capture full size screenshot」を選択する
- ページ全体が自動でキャプチャされてダウンロードされる
Microsoft Edgeの場合
- Ctrl + Shift + Sキーを押す(またはメニュー→「Webキャプチャ」)
- 「ページ全体をキャプチャ」を選択する
サードパーティツールでのスクロールキャプチャ
- ShareX:無料。スクロールキャプチャ機能あり
- PicPick:スクロールウィンドウキャプチャ対応
- Greenshot:プラグインでスクロールキャプチャ可能
画面録画機能(動画キャプチャ)の使い方
Snipping Toolの録画機能
Windows 11 バージョン22H2以降のSnipping Toolには画面録画機能が追加されました。
- Snipping Toolを起動する
- 上部の「録画」アイコン(ビデオカメラアイコン)をクリックする
- 「新規」をクリックして録画する範囲をドラッグで選択する
- 「開始」ボタンをクリックすると3秒カウントダウン後に録画が始まる
- 録画を終了するには画面上部の「停止」ボタンをクリックする
- 録画ファイルは自動的にSnipping Toolに表示されるので「名前をつけて保存」で保存する
録画ファイルの保存形式
- 保存形式:MP4
- デフォルト保存場所:「ビデオ\スクリーン録画」フォルダ
Snipping Toolの録画機能はシステムサウンドやマイク音声を録音できません。音声付きで録画したい場合はXbox Game Bar(Win + G)またはOBS Studioを使用してください。
Xbox Game Barで音声付き録画
- Win + Gキーを押してXbox Game Barを開く
- 「キャプチャ」ウィジェットの「●(録画開始)」ボタンをクリックする
- または Win + Alt + R で即座に録画を開始できる
- 録画停止は Win + Alt + R を再度押すか、通知バーの「停止」をクリック
- 録画ファイルは「ビデオ\Captures」に保存される
代替スクリーンキャプチャツール比較
| ツール名 | 価格 | スクロールキャプチャ | 動画録画 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Snipping Tool | 無料(Windows標準) | ❌ | ✅(音声なし) | シンプル・OCR機能あり |
| ShareX | 無料 | ✅ | ✅(音声あり) | 高機能・自動アップロード・GIF作成 |
| Greenshot | 無料 | △(プラグイン) | ❌ | 軽量・注釈機能充実 |
| PicPick | 無料(個人利用) | ✅ | ❌ | 画像編集機能が豊富 |
| OBS Studio | 無料 | ❌ | ✅(高品質) | 配信・録画に特化・高度な設定 |
| Snagit | 有料(約8,000円) | ✅ | ✅ | 業務用途に最適・テンプレート豊富 |
ShareXの主な機能と使い方
ShareXはWindowsのフリーウェアの中で最も多機能なスクリーンキャプチャツールです。
- ホットキーカスタマイズ:キャプチャ方法ごとにショートカットキーを自由に設定
- スクロールキャプチャ:「キャプチャ」→「スクロールキャプチャ」で長いページも1枚に
- 自動アップロード:ImgurやGoogleドライブに自動でアップロードしURLを取得
- GIF作成:画面の動きをGIFアニメとして保存
- OCR:画面内のテキストを認識してコピー
- ワークフロー自動化:キャプチャ→編集→保存→アップロードを自動で実行

キャプチャ画像の保存場所と管理
デフォルトの保存場所
- PrintScreen単体:クリップボード(ファイルとして保存されない)
- Win + PrintScreen:「ピクチャ\スクリーンショット」フォルダ
- Snipping Tool:「ピクチャ\スクリーンショット」フォルダ(設定で変更可)
- Xbox Game Bar録画:「ビデオ\Captures」フォルダ
Snipping Toolの自動保存先を変更する
- Snipping Toolを開く
- 右上の「…(三点メニュー)」→「設定」を開く
- 「自動的に保存するスクリーンショット」セクションで保存先を変更する
よくある質問(FAQ)
まとめ
Windowsのスクリーンキャプチャツールは、標準機能だけでも非常に充実しています。
- Win+Shift+S:最速で範囲選択キャプチャ。4モードから選択可能
- Snipping Tool:注釈・タイマー・OCR・録画まで対応するオールインワンツール
- Xbox Game Bar(Win+G):ゲーム・音声付き録画に最適
- スクロールキャプチャ:ブラウザ機能またはShareX等のサードパーティが必要
- 高機能が必要なら:ShareX(無料)またはSnagit(有料)を検討
日常業務ではWin+Shift+Sを覚えるだけでほとんどの用途に対応できます。スクロールキャプチャや音声付き録画など特殊なニーズがある場合は、本記事で紹介した各ツールを試してみてください。
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