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Windowsで突然音が出なくなった・オーディオデバイスが認識されない場合の対処法
Windowsパソコンを使っていて「急に音が出なくなった」「タスクバーの音量アイコンにバツ印が付いている」「オーディオデバイスが見つかりませんと表示される」といった問題に直面したことはありませんか?
このような音に関するトラブルは、Windows 10・Windows 11のどちらでも頻繁に発生します。原因はWindowsのアップデートによるドライバーの不具合、設定ミス、サービスの停止など多岐にわたりますが、適切な手順で対処することでほとんどのケースで解決できます。
本記事では、Windowsで音が出なくなる原因の特定方法から、7つの具体的な解決策まで、段階を追って詳しく説明します。

この記事でわかること
- Windowsで音が出なくなる主な原因の特定方法
- ミュートや出力デバイス設定の確認手順
- オーディオドライバーの更新・再インストール手順
- Windowsオーディオサービスの再起動方法
- HDMI接続時の音声出力設定とBIOS無効化の確認方法
音が出なくなる主な原因
Windowsで音が出なくなる原因は複数ありますが、大きく5つのカテゴリに分類できます。
1. ミュート設定や音量のミス
気付かずにミュートにしてしまったり、特定のアプリの音量だけが0になっているケースです。最もシンプルな原因ですが、意外と見落とされがちです。まず最初に確認するべき項目です。
2. 出力デバイスの選択ミス
PCに複数のオーディオデバイス(スピーカー・ヘッドホン・HDMI接続モニター等)が繋がっている場合、意図しないデバイスが出力先として選択されていることがあります。新しいデバイスを接続したり、Windowsのアップデート後に出力先が変わってしまうことがあります。
3. オーディオドライバーの不具合
WindowsのアップデートがオーディオドライバーをOS標準の汎用ドライバーに置き換えてしまうことがあります。また、ドライバーが壊れたり古くなったりすると音が出なくなります。
4. Windowsオーディオサービスの停止
Windows Audioサービスが何らかの原因で停止していると、音が一切出なくなります。このサービスはオーディオの再生全般を管理する根幹機能です。
5. ハードウェアの問題
スピーカーやヘッドフォン自体の故障、HDMI接続の接触不良、BIOSでオーディオが無効化されているケースも考えられます。
7つの解決方法
対処法1: ミュートとボリューム設定を確認する
最もシンプルな確認から始めましょう。
- タスクバー右端の音量アイコン(スピーカーマーク)を確認。バツ印がついていればミュート状態
- 音量アイコンを左クリックしてスライダーを確認。0になっていないか確認する
- スライダーを動かして音量を適切なレベルに調整
- ミュートになっている場合はスピーカーアイコンをクリックして解除
キーボードにミュートボタンがある機種では、誤って押してしまっているケースもよくあります。Fnキー+音量キーで解除できる場合があります。
対処法2: 出力デバイスの選択を確認する
- タスクバーの音量アイコンを左クリック
- 音量スライダーの右に表示されている矢印アイコン(∧)をクリック
- 利用可能なオーディオデバイスの一覧が表示される
- 使用したいスピーカーまたはヘッドフォンを選択する
Windows 11では「設定」→「システム」→「サウンド」から出力デバイスを選択することもできます。
対処法3: オーディオドライバーを更新・再インストールする
デバイスマネージャーからドライバーを操作します。
- スタートボタンを右クリック→「デバイスマネージャー」を開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開
- 「Realtek High Definition Audio」等のオーディオデバイスを右クリック
- 「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動的に検索」をクリック
- 更新後にPCを再起動
自動更新で解決しない場合はドライバーの再インストールを試みます。同じ右クリックメニューから「デバイスのアンインストール」を選択し(「このデバイスのドライバーを削除する」にチェックを入れる)、PCを再起動するとWindowsが自動でドライバーを再インストールします。

対処法4: Windowsオーディオサービスを再起動する
- Winキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「services.msc」と入力してEnter
- サービス一覧から「Windows Audio」を探す
- 右クリック→「再起動」をクリック
- 同様に「Windows Audio Endpoint Builder」も再起動する
サービスが「停止」になっている場合は右クリック→「開始」をクリックしてから、スタートアップの種類を「自動」に変更してください。
対処法5: サウンドのトラブルシューティングを実行する
Windowsに内蔵された自動修復ツールを使う方法です。
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」を開く
- 「その他のトラブルシューティングツール」→「オーディオの再生」の「実行」をクリック
- 問題が検出された場合は画面の指示に従って修正を適用する
または、タスクバーの音量アイコンを右クリック→「サウンドの問題を修正」から直接起動することもできます。
対処法6: HDMI経由で音を出す場合の設定
HDMIケーブルでモニターに接続している場合、音声の出力先設定が必要です。
- 「設定」→「システム」→「サウンド」を開く
- 「出力」セクションで「HDMI Audio」または接続したモニターのデバイス名を選択
- グラフィックカードのコントロールパネル(NVIDIA GeForce Experience または AMD Radeon Software)で音声出力設定を確認
HDMI Audio のドライバーはグラフィックカードのドライバーに含まれているため、グラフィックドライバーのアップデートが必要な場合もあります。
対処法7: BIOSでオーディオが無効化されているか確認する
上記の方法を全て試してもオーディオデバイス自体がデバイスマネージャーに表示されない場合、BIOSでオーディオが無効になっている可能性があります。
- PCの電源を入れて起動時にDelete・F2・F10などのキー(メーカーにより異なる)を連打してBIOSを起動
- 「Advanced」または「Integrated Peripherals」→「Onboard Audio」または「High Definition Audio」を探す
- 「Disabled」になっていれば「Enabled」に変更してBIOSを保存して終了
症状別の対処法一覧表
| 症状 | 考えられる原因 | 推奨対処法 | 難易度 | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| 音量アイコンにバツ印 | ミュート・音量0 | ミュート解除・音量調整 | ★☆☆ | 1分以内 |
| 音量アイコンに赤いバツ印(×) | オーディオデバイスが認識されていない | ドライバー更新 → サービス再起動 | ★★☆ | 10〜20分 |
| Windows Update後に音が出なくなった | ドライバーが汎用版に置き換わった | ドライバーを再インストール・メーカーサイトから最新版導入 | ★★☆ | 15〜30分 |
| ヘッドホン接続時に音が出ない | 出力デバイスの選択が誤っている | 出力デバイスの選択を変更 | ★☆☆ | 2〜5分 |
| HDMI接続のモニターから音が出ない | HDMI Audio未選択・グラフィックドライバー不具合 | サウンド設定でHDMI出力を選択・ドライバー更新 | ★★☆ | 10〜20分 |
| デバイスマネージャーにオーディオが表示されない | BIOS無効・ハードウェア故障 | BIOS確認 → それでも不明なら修理へ | ★★★ | 20〜40分 |
| 特定のアプリだけ音が出ない | 音量ミキサーの設定・アプリ設定 | 音量ミキサーでアプリの音量を確認 | ★☆☆ | 2〜5分 |

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よくある質問(FAQ)
Q1. Windows Updateをした後に急に音が出なくなりました。なぜですか?
Windows Updateによってオーディオドライバーが上書きされたことが原因の可能性が高いです。Windowsのアップデートは時に、メーカー製の専用ドライバーをWindowsの汎用ドライバーに置き換えてしまうことがあります。解決するにはデバイスマネージャーからドライバーをアンインストールし、PC・マザーボードメーカーの公式サイトから最新のオーディオドライバー(多くはRealtek Audio Driver)をダウンロードして手動インストールしてください。
Q2. ヘッドセットとスピーカーを使い分ける場合の設定は?
タスクバーの音量アイコン左クリック→音量スライダー右の矢印アイコン(∧)をクリックすると、接続されているオーディオデバイスの一覧が表示されます。ここでヘッドセットとスピーカーをワンクリックで切り替えられます。より詳細な設定は「設定」→「システム」→「サウンド」から行えます。複数デバイスを頻繁に切り替える場合はサードパーティの「SoundSwitch」などのツールも便利です。
Q3. HDMI接続したモニターから音が出ない場合の対処法は?
まず「設定」→「システム」→「サウンド」→「出力」でHDMIオーディオデバイスが選択されているか確認してください。「Digital Audio(HDMI)」や接続したモニター名が表示されているはずです。表示されていない場合はグラフィックカードのドライバーのアップデートを試みてください。モニター側の音量設定(OSD)も確認が必要です。なお、モニターにスピーカーが内蔵されていない機種では音が出ないため、外部スピーカーを別途接続する必要があります。
Q4. Realtek Audio Driverを手動でインストールする方法は?
まずPCメーカーの公式サポートページにアクセスし、機種名または型番でドライバーを検索します。「Realtek Audio」または「HD Audio」の最新バージョンをダウンロードしてください。マザーボードを自作している場合はマザーボードメーカー(ASUS・MSI・ASRock等)の公式サイトから型番を検索してドライバーを入手します。ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールしてからPCを再起動してください。
Q5. 音量ミキサーでアプリごとの音量を制御できますか?
はい、Windowsの音量ミキサーを使えばアプリごとに音量を個別に調整できます。タスクバーの音量アイコンを右クリック→「音量ミキサーを開く」をクリックすると、現在音声を出力しているアプリのスライダーが表示されます。例えば動画プレーヤーの音量だけを下げて、ゲームの音量は維持するといった細かい調整が可能です。Windows 11では「設定」→「システム」→「サウンド」→「音量ミキサー」からも同様の設定ができます。
Q6. ゲーム中だけ音が途切れる場合は何が原因ですか?
ゲーム中だけ音が途切れる場合、いくつかの原因が考えられます。最も多い原因はゲームの処理負荷によるCPU使用率の上昇が、オーディオ処理にも影響している場合です。対処法として、オーディオドライバーの「排他モード」の設定変更(「サウンド」→デバイスのプロパティ→「詳細」タブで「アプリケーションがこのデバイスを独占制御することを許可する」のチェックを外す)や、電源プランを「高パフォーマンス」に変更することが有効です。Bluetoothヘッドセットを使用している場合はコーデックの変更も検討してください。
Q7. サラウンドサウンド設定はどこで変更できますか?
Windowsのサラウンドサウンド設定は「設定」→「システム」→「サウンド」→使用しているデバイスをクリック→「空間オーディオ」から変更できます。Windows標準の「Windows Sonic for Headphones」や「Dolby Access」(別途アプリ購入が必要な場合あり)が選択可能です。また、Realtek Audio Consoleアプリ(Microsoft Storeから入手可能)でも詳細なサラウンド設定ができます。スピーカー構成の設定は、タスクバーの音量アイコンを右クリック→「サウンドの設定」→「サウンドコントロールパネル」→出力デバイスのプロパティから行えます。
まとめ
Windowsで音が出なくなる問題は、原因を段階的に切り分けていくことで多くのケースで解決できます。
対処の優先順位をまとめると以下のとおりです。
- ミュート・音量の確認(最初に必ずチェック)
- 出力デバイスの選択確認
- トラブルシューティングツールの実行(自動修復)
- オーディオドライバーの更新・再インストール
- Windows Audioサービスの再起動
- HDMI音声設定の確認(HDMI接続の場合)
- BIOS設定の確認(デバイスが全く認識されない場合)
Windows Updateの直後に問題が発生した場合は、まずドライバーの更新・再インストールを優先してください。上記の手順を全て試しても解決しない場合はハードウェア的な故障の可能性があるため、PCメーカーのサポートに問い合わせることをおすすめします。
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