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文字化けを見た経験はありますか?iPhoneを使ってWebページを見ていると、たまに文字化けを起こして正しくページが表示されない場合があります。
文字化けが起きてしまうとウイルスに感染したのではないか。iPhoneが故障してしまったのではないか。などと不安になりますよね。
そこで本記事では、iPhoneのSafariで文字化けしてしまう原因と解決方法、メールの文字化け対処法やおすすめiPhoneブラウザアプリについてご紹介致します。
これからiPhoneを使う方も、既に使っている方も、文字化けが起きてしまった時に対処できるように是非ご覧ください!
この記事のまとめ
この記事のまとめ
iPhoneのSafariでの文字化けは文字コードが原因
文字コードとは
文字化けする多くの原因は「文字コード」の違いによるものです。コンピュータ自体、数字で動いているので、文字コードは、文字を数値化したものです。そもそも、ネットやパソコンやアメリカが開発してきたので、基本の文字コードはUSアスキーキャラクターコード(US-ASCILL)を規定しています。(ラテン文字を基盤にしたASCILL(American Standard Cord Information Interchange)もあります)
USアスキーキャラクターコードで書かれているインターネットのデータを、日本語に対応できるように、変えてくれるのが、日本語用の文字コードです。日本で主に使用されている文字コードは主に3種類あります。
これらの文字コードが何らかの判断違いで正しく解釈されずに、文字化けを起こしてしまします。なお、文字コードは、JISコード、シフトJISコード、EUCの3種類が使われています。
iPhoneでは文字コードが自動判別されるため、文字化けはおこらないことが通常です。ユーザー側で変更はできません。文字化けしているものを読みたい場合は、パソコンのブラウザを使用するか、解読ツールといったアプリのインストールが必要となります。
JISコード
1993年に定義された7ビット単位の符号化方式です。エスケープシーケンスを挿入することにより、半角文字や全角文字の切り替えをおこないます。
一般的にインターネットでメールを送信する際は、このJISコードが標準として使われており、基本的に文字化けは起こりません。
シフトJISコード
マイクロソフト社によって提唱されたコードです。文字の1バイト目を見るだけで漢字か半角英数字かが分かります。シフトJISコードでメールを作っても送信するときはJISコードで送信しないと文字化けの原因になります。
ほとんどのメールソフトは自動でJISコードに変換して送信されるようになっています。WindowsやAppleのMacOSなどパソコンの標準文字コードとして広く普及しています。
この、シフトJISコードが使われた場合に、文字化けがおこる原因となることが多いのです。
EUC
UNIX環境下で主に使われている文字コードです。日本語の文字を収録したものを日本語EUCもしくは「EUC-JP」と言います。UNIX以外の環境下でもEUCの表示や他コードへの変換に対応していることは多いです。
文字化けすると半角カタカナの多い文章になってしまいます。EUCは日本語だけでなく、文字の種類が多く数万あり、1文字1バイトでは表現できないマルチバイト文字で用いられます。
UTF-8
UCS-2やUCS-4で定義されている文字集合を用いて記述された文字列をバイト列に変換する方式の1つです。UTF-8では1〜6バイト列に変換します。またUnicodeの最初の128文字を変換するとASCIIと同じになるため、親和性が高いメリットがあります。
iPhoneのSafariでの文字化けはサーバーが原因
文字化けがおこる原因は、文字コードだけではありません。その他の原因をみてみましょう。
Nginxサーバーが使われている場合
ネットをしている際に、文字化けがおこる場合、見ているサイトが日本語に対応していなWebサーバーを使っている可能性があります。
「Apache」「IIS」「Nginx」といった有名なWebサーバーがあり、日本ではApacheサーバーが使われていることが多いです。しかし、海外では、Nginxサーバーが使われていることが多く、このWebサーバーでは、日本語に対応していないません。そのため、文字化けがおこってしまうのです。
iPhoneでは判読できない機種依存文字が原因
これは、LINEやメール等で経験があるのではないでしょうか? 相手が使っている記号や絵文字が「機種依存文字」の場合には、文字化けを起こします。
iPhoneから送信する場合、変換時に記号や文字の横に「i」マークがついているものがあります。これらは、機種依存文字であることを教えてくれています。これらの記号や文字を使って送信すると、読める相手と読めない相手がでてきます。
オリジナルの絵文字が受信できない相手には、代替文字が挿入されますが、お互いに気を付けたい点でもあります。
機種依存文字
機種依存文字の代表的なものは「絵文字」ですが、これ以外にも下記のような機種依存文字があります。
- 丸数字:数字を丸で囲んだもの
- ローマ字数字:Ⅳなど
- 省略文字:㍿など
- 単位省略文字:℡、㌘など
これらを使用してしまうと、異なる文字コードやOS間での文字変換がうまくいかず、文字化けを引き起こしてしまう可能性がありますので注意しましょう。
Safariで文字化けしてしまったときの解決方法
たとえば、文字化けがiPhoneが原因であれば、iPhoneの再起動やアップデートを試してみましょう。故障であれば、どのサイト、どのメールも文字化けが発生していると思われます。その際は修理も検討しましょう。
文字コードや、Webサーバーが原因の場合は、翻訳サイトやツールを使って、日本語で読める状態にしてみましょう。
解決方法:Google翻訳を使う
一番かんたんな方法です。
1.文字化けしたSafariページのURLをコピーします。
2.Google翻訳を開きます。左のボックスは「英語」を、右のボックスは「日本語」を選択しておきます。
3.左のボックスに、先ほどの文字化けページのURLを貼り付けます。
4.右のボックスにURLが表示されます。これをクリックすると、日本語のページで閲覧することができます。
解決方法:文字コード選択Webユーティリティを使う
この方法を使うには、文字コード選択Webユーティリティをインストールしておく必要があります。iPhoneでSafariを開いた際に文字化けし、画面上部のURL欄にsbapp.netと表示されているときがあります。
この場合は、URLの先頭にchhttp://を追加して開き直します。文字コード選択Webユーティリティをインストールしていると、iPhoneの画面上に「このページを文字コード選択で開きますか?」というダイアログが表示されます。
文字コード選択を開くと、文字コード選択Webユーティリティのブラウザ画面が表示されます。右下にあるiマークをタップし選択画面で文字コードを選びます。
多くの場合はEUC、Shift-JIS、UTF-8の何れかが該当します。選択した文字コードが合っていれば文字化けが解消され正しい言葉で表示されます。
解決方法:「もじばけらった」を使う
何か自分で追加入力して、、、となるとハードルが高くなりがちですよね。そこで、いろいろな文字コードに変換しながら、読めるコードを探す方法があります。このツールのことをテキストエンコードツールと呼びます。
古くから人気のある「もじばけらった」です。
1.読めなくて困っているテキストをコピーし、もじばけらったのサイトに貼り付けます。
2.ばけらったー! ボタンをクリックします。
3.画面下の文字コードを選択して、試してみましょう。
解決方法:Safariのキャッシュをクリアする
特定サイトだけでなく、文字化けが続いているようでしたら、再起動もおすすめいたします。もうひとつお試しいただきたい対処法があります。
Safariはネットを閲覧しているうちに、次回の読み込みを早くするため、キャッシュを蓄えています。不具合のあるサイトのキャッシュがあると、他に影響を与えかねません。キャッシュをクリア(削除)して、余分な情報をなくしてから、再接続すると文字化けが解消される可能性もあります。
1.設定から「Safari」をタップします。
2.下の方にある「詳細」をタップします。
3.「Webサイトデータ」をタップすると、今までに閲覧したサイトのURLリストが表示されます。
4.「全Webサイトデータを削除」をタップし、「今すぐ削除」をタップして完了です。
次回サイト閲覧時は、初めての訪問となるため、読み込みに多少時間がかかります。そして、またキャッシュが蓄えられていく仕組みとなっています。
解決方法:GoogleChromeを使う
iPhoneに標準でついてくるウェブブラウザアプリである「Safari」。シンプルでいいアプリなのですが、時として文字化けしてしまう場合もあります。特にWindowsPCやアンドロイドスマホに送る際に文字化けしやすいようです。
そんな時は、同じブラウザアプリのGoogleChrome(グーグル・クローム)がおすすめ。ブラウザの文字化けが起こりにくいと言われています。なのでiPhoneにGoogleChromeアプリをインストールしている方はChromeを使ってSafariの文字化けを解消することができます。
1.文字化けしたSafariページ上部にあるURLをコピーします。
2.GoogleChromeアプリを開き、右上の3点マークをタップし、メニュー一覧の中から設定を開きます。設定を開いたあとにコンテンツの設定を選択します。
3.コンテンツの設定画面にて、エンコード自動検出をオンにし、続行をタップします。そして、コピーしていたURLをChromeのURL欄に貼り付け開くと、文字化けが解消されたページが開きます。
そもそも文字化けの原因のひとつは「Unicode」という文字コードの業界規格が違うためだと考えられます。
Unicodeはわかりやすく言うと、0と1しか識別できないコンピューターに日本語や他言語をわかってもらうための「対応表」と考えるといいでしょう。日本語では「符号化文字集合」とも言います。よく聞く「UTF-8」とは、符号化文字集合の中の方式のひとつなのです。
解決方法:初期化して復元をする
では、文字化けの解決方法としてどんなものがあるでしょうか?そのひとつには、iPhoneを初期化して復元をするという方法があります。
「iPhoneを初期化」というと大変な感じがしますが、バックアップをとっていればそれほど大変でもありません。
そのやり方は設定の歯車アイコンから→一般→リセット→すべての設定をリセット→パスコード設定や機能制限などをしている場合はパスコードを入力→「すべての設定をリセット」を2回押すことで完了します。
これで工場出荷状態に戻りますので、文字化けも直るはずです。
解決方法:Gmailヘルプフォーラム
Safariでの文字化けではなく、Safari以外での文字化けに有効なのが、Gmailヘルプフォーラムです。
実にたくさんの質問が日々書き込まれており、とくにChromeでの文字化けの質問が多いようです。
それによるとChromeの機能にある「検証」から’Open Sans’, arialなどのフォントファミリーを指定していると文字化けをすることが多いので、Arial, sans-serifなどに変えることで解消するとの回答が載っています。
また、ブラウザのキャッシュとCookieのクリアでも解消するとの意見もありましたので参考にしてみて下さい。
メールが文字化けしている場合は
メールでも文字化けが起きることがあります。文字化けを起こしたくない場合は、送信メールの内容に、あえてiPhone独自の絵文字の丸やハートなどをを入れるようにしましょう。
そうすることで、iOSからのメールというものを認識させることができ、文字化けを防ぐことができます。
受信メールが文字化けしている
では、メールの中でも受信メールが文字化けしている場合はどうすればいいのでしょう?受信メールだけが文字化けしているって変ですよね。
これは、もともとインターネットが英語だけを処理するように設計されており、日本語に対応されていなかったことが原因です。その後、文字コードというのものが作られましたが、文字コードにもいくつかの種類があり、閲覧側が送信側の文字コードに対応しきれていない場合に文字化けが起こります。
ブラウザによって文字化けの程度が違いますが、Safariなどの場合には、ドルフィンやOpera、Puffinなどにブラウザを変える、文字コード選択アプリをインストールする、などの方法があります。
また、送信元に文字コードをShift-Jisにしてもらって再送してもらうとうまくいくなどの方法もあります。いずれにしても、文字化けはやっかいですが、上記の方法を試すことで、必ず解決方法はありますので、お試し下さい。
送信メールが文字化けしていると指摘された
では、送信メールが文字化けしているときは、どうすればいいのでしょうか?送信メールだけが文字化けしている原因としては、送信時の文字コードがUTF-8以外になっていることです。
これを解消するには、「署名」をメールの最後につけるのが有効です。署名をつけることで、文字化けが解消されるとは少々不思議な感じですが、ようするに署名に⌘や◎、♡などの文字を含めることで、「UTF-8」に固定することでメールが文字化けすることを防ぎます。
なお、署名はiPhoneの設定で、メール→署名で設定することができますが、「⌘」(こまんど)や「◉」(まる)、「♡」(はーと)などの文字を入れておけば、文字コードがUTF-8に自動選択されるので便利です。
文字化け解決に役立つiPhoneブラウザアプリ
GoogleChromeアプリ
パソコンでも使われている人が多いブラウザGoogleChromeのアプリです。高速ブラウジングが可能で、音声検索ができたり、他の言語で書かれたウェブページを簡単に読み込むことができます。
様々な端末間で同期できるため、端末が変わっても同じタブやブックマークを利用することができます。特にブラウジングの速さはダントツで、常にアップデートされ使いやすくなっています。
ドルフィンブラウザアプリ
パソコンのようなタブブラウジングやSNSへの簡単共有、デスクトップとのブックマークやコンテンツ共有など、便利な機能が満載です。
閲覧中のウェブページをドルフィンブラウザから直接ツイートしたり、Facebookに投稿したり、コンテンツをEvernoteなどに保存することがワンタッチでできます。
また、同じWi-Fiネットワーク上にいるドルフィンユーザと瞬時にリンク共有をおこなうこともできます。スマートフォンに特化しており、片手で簡単に操作することができます。
Operaアプリ
iPhone用のブラウザとしては、Safariよりもオシャレで機能も豊富!と評判なのがiPhone版のOperaブラウザアプリです。このOperaには、ウェブサイトのページを圧縮表示してくれる機能があるのです。だからブラウジングがとにかく速いのが特徴のひとつです。
地下や室内など電波状況の悪いところでもサクサクと動くので、通信料をセーブしたい人にも最適なブラウザです。
下部のOperaマークをタップすると、サイトの圧縮表示度合いを調節できますが、圧縮率を高めすぎると、文字や画像の装飾の見え方が制限されるのですが、ウェブサイトを鑑賞するには支障がありません。
ただ、JavaScriptは少々苦手のようで、表示されないことがあるので注意が必要です。
Puffin Web Browserアプリ
iPhone付属のSafariなどのウェブブラウザは、基本的にFrashは未対応です。しかしこのPuffin Web BrowserはFlashにも対応していますので、Flash動画をサクサク見ることができます。
可愛らしいトリのアイコンが鮮やかなPuffinはFlashのゲームやアニメサイトなどのファンだけではなく、セキュリティーも強固な上、読み込みも速いため、通信料の節約にもなります。
また、無料なのにシアターモードや画質調節、着せかえ、Choromeブックマークとの同期などにも対応しています。ただし、広告なしバージョンは有料となります。
「よくある質問(FAQ)」とその回答例
Q1: iPhoneのSafariで文字化けが発生する原因は何ですか?
A1: iPhoneのSafariで文字化けが起きる主な原因は、表示しようとしているウェブページの文字コードがSafariで適切に解釈されていないためです。特に古いウェブページや、海外のサイトでは日本語対応が不完全な場合があり、これが文字化けの原因となります。
Q2: Safariで文字化けが起きた場合の解決方法を教えてください。
A2: Safariでの文字化けを解決する方法はいくつかあります。
- ページの再読み込みを試す。
- 別のブラウザ(Google Chromeなど)でページを表示する。
- iPhoneの言語設定を確認し、必要に応じて日本語を再設定する。
- ウェブページの文字エンコードを変更できる場合、適切な文字コードに切り替える。
これらの方法で多くの場合、文字化けが解消されます。
Q3: LINEやメールで受信したメッセージが文字化けする場合の対処法は?
A3: LINEやメールでの文字化けは、送信元の文字コードがiPhoneで正しく解釈されないために発生します。次の方法で対処できます。
- メールアプリでは、メールの文字エンコードを変更して再表示する。
- LINEでは、最新版にアップデートするか、他のアプリでメッセージを確認する。
- 機種依存文字が含まれていないか確認し、代替表現を使用するように依頼することも有効です。
Q4: iPhoneで文字化けが頻繁に起こるのはなぜですか?
A4: 文字化けが頻繁に発生する場合、いくつかの原因が考えられます。
- アクセスしているサイトが古い文字コード(Shift_JISやEUC-JPなど)を使用している。
- 通信環境が不安定でデータが正常に読み込まれていない。
- 送信元のデバイスやアプリが最新の文字エンコードに対応していない。
頻繁に発生する場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしたり、OSやアプリをアップデートすることも対策になります。
Q5: iPhoneで文字化けを完全に防ぐ方法はありますか?
A5: 文字化けを完全に防ぐことは難しいですが、いくつかの予防策があります。
- 最新のOSとアプリを使用することで、文字エンコードの互換性を向上させる。
- 別のブラウザを利用する(Google ChromeやFirefoxなどでは文字化けが起きにくい場合があります)。
- 海外のサイトや古いウェブページは、閲覧を避けるか、他のデバイスで確認する。
Q6: PDFファイルをiPhoneで開いたら文字化けしていました。どうすればいいですか?
A6: PDFファイルが文字化けする場合、以下の対処法を試してみてください。
- **他のアプリ(Adobe Acrobat Readerなど)**で開いてみる。
- PDFを受信した相手に、フォントの埋め込み設定を確認してもらう。
- iPhone自体のフォント設定や、PDFのエンコードに問題がある可能性もありますので、PDF作成時の設定を見直すことも重要です。
まとめ
いかがでしたか?
今回、iPhoneのSafariで文字化けしてしまう原因と解決方法について紹介いたしました。iPhoneで様々なWebページを閲覧していると、稀に文字化けが起こってしまいます。残念ながら、未然におこらないようにする方法はありません。
文字化けした時には、紹介した方法をもとに文字化けを解決し、正しく見れるようにしましょう。GoogleChromeアプリや、ドルフィンブラウザアプリは、ブラウザとしてもとても便利ですので、インストールしておくととっさのときにも役立ちます。
これからiPhoneを利用予定の方も、ぜひ解決方法を確認し、文字化けの際に対処できるようにしておくといいでしょう。