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【2026年最新版】MacのTerminal基本コマンド完全ガイド【初心者向け・よく使うコマンド集】

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【2026年最新版】MacのTerminal基本コマンド完全ガイド【初心者向け・よく使うコマンド集】

「Terminalって難しそう」「黒い画面に文字を打つのが怖い」と感じていませんか?実はMacのTerminalは、ファイル操作・システム管理・開発作業を劇的に効率化できる強力なツールです。基本的なコマンドをいくつか覚えるだけで、日常のMac操作がぐっと便利になります。

本記事では、Terminalを一度も使ったことがない初心者を対象に、よく使うコマンド50選をカテゴリ別に丁寧に解説します。コマンドの読み方・意味・使用例をセットで説明するので、実際に手を動かしながら学んでいきましょう。

TerminalアプリとZshの起動画面

この記事でわかること

  • Terminalの起動方法と基本的な使い方
  • ファイル・ディレクトリ操作の基本コマンド
  • テキストファイルの表示・編集コマンド
  • システム情報・プロセス管理コマンド
  • ネットワーク関連コマンド
  • 便利なショートカットとTips

Terminalの起動方法

方法1:Spotlightから起動(最も手軽)

  1. キーボードで Command + Space を押してSpotlightを開く
  2. 「Terminal」または「ターミナル」と入力する
  3. 候補に表示された「ターミナル」をクリックまたはEnterを押す

方法2:Finderから起動

  1. Finderを開く
  2. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダを開く
  3. 「ターミナル」をダブルクリック

Terminalの基本画面の見方

Terminalを起動すると、以下のような形式のプロンプトが表示されます。

ユーザー名@マシン名 ~ %
  • ユーザー名: 現在ログイン中のユーザー名
  • マシン名: Macのコンピュータ名
  • ~: 現在いる場所(ディレクトリ)。「~」はホームディレクトリを意味する
  • %: コマンド入力待ち状態(zshの場合)

覚えておきたい基本ルール

  • コマンドはすべて小文字で入力する(大文字・小文字を区別する)
  • 入力後はEnterキーで実行する
  • コマンドの途中で止めるには Control + C を押す
  • ファイル名・パスに空白がある場合は引用符で囲む(例:「My Documents」→ “My Documents”)
  • Tab キーでファイル名・コマンドを自動補完できる
  • 上下矢印キーで過去のコマンド履歴を呼び出せる

カテゴリ1:ファイル・ディレクトリ操作

現在地の確認・移動

コマンド 意味 使用例
pwd 現在のディレクトリパスを表示(Print Working Directory) pwd
cd ディレクトリ名 ディレクトリを移動(Change Directory) cd Documents
cd .. 一つ上のディレクトリに移動 cd ..
cd ~ ホームディレクトリに移動 cd ~
cd / ルートディレクトリに移動 cd /

ファイル・ディレクトリの一覧表示

コマンド 意味 使用例
ls 現在のディレクトリのファイル一覧を表示(List) ls
ls -l 詳細情報(パーミッション・サイズ・日付)を表示 ls -l
ls -a 隠しファイル(.から始まるファイル)も含めて表示 ls -a
ls -la 詳細情報+隠しファイルも表示 ls -la

ファイル・ディレクトリの作成・コピー・移動・削除

コマンド 意味 使用例
mkdir フォルダ名 新しいフォルダを作成(Make Directory) mkdir myproject
touch ファイル名 新しい空のファイルを作成 touch memo.txt
cp コピー元 コピー先 ファイルをコピー(Copy) cp memo.txt memo_bak.txt
cp -r フォルダ コピー先 フォルダごとコピー(-r: recursive) cp -r myproject myproject_bak
mv 元のファイル 移動先 ファイルを移動またはリネーム(Move) mv memo.txt Documents/

⚠️ 注意: ファイル削除(rm)コマンドはゴミ箱を経由せず完全に削除されます。特に rm -rf は取り消せない強力な削除コマンドです。初心者は使用を慎重にしてください。

ファイル操作コマンド(ls・cd・mv・cp)の使い方

カテゴリ2:テキストファイルの表示・編集

ファイルの内容を表示する

コマンド 意味 使用例
cat ファイル名 ファイルの内容をすべて表示(Concatenate) cat memo.txt
less ファイル名 ファイルをページ単位でスクロール表示(qで終了) less longfile.txt
head ファイル名 ファイルの先頭10行を表示 head memo.txt
tail ファイル名 ファイルの末尾10行を表示 tail memo.txt
grep 検索語 ファイル名 ファイル内から指定した文字列を検索 grep "error" log.txt

nanoエディタでファイルを編集する

nanoはTerminalで使えるシンプルなテキストエディタです。初心者に最も使いやすいエディタです。

  1. nano ファイル名 で開く(例: nano memo.txt
  2. 矢印キーでカーソル移動、そのまま文字を入力して編集する
  3. Control + O で保存(ファイル名確認後Enterを押す)
  4. Control + X で終了

カテゴリ3:システム情報・プロセス管理

システム情報の確認

コマンド 意味 使用例
uname -a OSの種類・バージョン・アーキテクチャを表示 uname -a
sw_vers macOSのバージョンを表示 sw_vers
df -h ディスクの使用状況を見やすい形式で表示 df -h
du -sh フォルダ名 特定フォルダのサイズを表示 du -sh Downloads
top CPU・メモリ使用率をリアルタイム表示(qで終了) top
whoami 現在のユーザー名を表示 whoami
date 現在の日時を表示 date

プロセス管理

コマンド 意味 使用例
ps aux 実行中のプロセス一覧を表示 ps aux
kill プロセスID 指定したプロセスを終了する kill 1234
killall アプリ名 指定した名前のプロセスをすべて終了 killall Finder

カテゴリ4:ネットワーク関連コマンド

コマンド 意味 使用例
ping ホスト名 指定したホストへの疎通確認(Control+Cで停止) ping google.com
ifconfig ネットワークインターフェースの情報を表示 ifconfig
curl URL URLのコンテンツを取得して表示 curl https://example.com
nslookup ドメイン名 DNSを使ってドメイン名のIPを調べる nslookup google.com
ssh ユーザー名@ホスト SSHで別のサーバーにリモート接続する ssh user@192.168.1.1
システム情報確認と権限管理コマンド

便利なショートカットとTips

Terminal内のキーボードショートカット

ショートカット 動作
Tab コマンド・ファイル名を自動補完
↑ / ↓ 矢印キー コマンド履歴を呼び出す
Control + C 実行中のコマンドを強制終了
Control + Z 実行中のコマンドを一時停止
Control + A 行の先頭にカーソルを移動
Control + E 行の末尾にカーソルを移動
Control + L 画面をクリア(clearコマンドと同じ)
Command + T 新しいTerminalタブを開く

コマンドを組み合わせる(パイプ)

パイプ(|)を使うと、あるコマンドの出力を別のコマンドの入力として渡せます。

  • ls -la | grep .txt — ファイル一覧から「.txt」を含む行だけ表示
  • ps aux | grep Safari — 実行中プロセスからSafari関連だけ表示
  • cat log.txt | grep error | less — ログから「error」を含む行をページ表示

出力をファイルに保存する(リダイレクト)

  • ls > filelist.txt — ls の結果をファイルに保存(上書き)
  • ls >> filelist.txt — ls の結果をファイルに追記
  • cat log.txt 2> error.txt — エラー出力のみファイルに保存

Homebrewのインストールと使い方

Homebrewとは

Homebrewは、macOSで使えるパッケージ管理ツールです。様々なコマンドラインツールやアプリを brew install コマンドだけで簡単にインストールできます。

Homebrewのインストール

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

Homebrewの基本コマンド

  • brew install パッケージ名 — パッケージをインストール
  • brew uninstall パッケージ名 — パッケージをアンインストール
  • brew update — Homebrewを最新化
  • brew upgrade — インストール済みパッケージをアップデート
  • brew list — インストール済みパッケージを一覧表示

よくある質問(FAQ)

Q1. 「command not found」と表示されます

コマンド名のスペルミスが最も多い原因です。大文字・小文字・スペースを正確に入力しているか確認してください。また、インストールが必要なコマンドである場合はHomebrewでインストールする必要があります。

Q2. コマンドを間違えて実行してしまいました。取り消せますか?

多くのコマンドは実行後に取り消せません。特にファイル削除(rm)は不可逆的です。実行前に必ずコマンドの内容を確認する習慣をつけましょう。不安なときはFinderやGUIアプリで操作することをおすすめします。

Q3. Terminalの文字サイズを変更できますか?

はい。Terminalのメニューバーから「Terminal」→「環境設定」→「プロファイル」で文字サイズ・色・フォントを変更できます。また、Command + プラスキー / マイナスキーで一時的に文字サイズを調整できます。

Q4. パスワードを入力しているのに画面に表示されません

これは正常な動作です。Terminalではパスワード入力時にセキュリティのため文字が表示されません。表示されていないだけで正しく入力されているので、入力後にEnterを押してください。

Q5. zshとbashの違いは何ですか?

macOS Catalina(2019年)以降はzshがデフォルトシェルです。以前はbashが使われていました。基本的なコマンドはどちらもほぼ同じですが、設定ファイルが異なります(zsh: ~/.zshrc、bash: ~/.bashrc)。現在のMacを使っている限り、zshを使っていると理解しておけば問題ありません。

Q6. Terminalを誤って閉じてしまいました。実行中のプロセスはどうなりますか?

Terminalウィンドウを閉じると、そのセッションで実行中のコマンドは通常強制終了されます。長時間かかる処理を切断されずに実行し続けたい場合は、nohup コマンド &(バックグラウンド実行)や screen / tmux などのツールを使ってください。

まとめ

MacのTerminalは一見難しそうに見えますが、基本的なコマンドは数十個を覚えるだけで日常作業のほとんどがこなせます。本記事のポイントをまとめます。

  • Terminalは Spotlight(Command + Space)から素早く起動できる
  • pwdcdls でファイルシステムのナビゲーションを習得する
  • mkdirtouchcpmv でファイル操作ができる
  • Tabキーの補完と矢印キーの履歴を活用して効率アップ
  • パイプ(|)でコマンドを組み合わせてより強力な処理が可能
  • Homebrewを使えばさらに多くのツールを利用できる

まずは pwdlscd の3コマンドから始めて、少しずつレパートリーを増やしていきましょう。慣れてくるとGUIよりTerminalの方が速く作業できる場面が多くなります。

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