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「写真に映り込んだ不要な人や物を消したい」「iPhoneの写真編集機能ってどこまでできるの?」——2026年現在、iPhoneにはApple Intelligenceを活用した「クリーンアップ」ツールをはじめ、写真から不要な被写体をAIで消去する機能が標準搭載されています。
この記事では、iPhoneのAI写真クリーンアップ(消しゴムマジック相当)の使い方から、写真の切り抜き・背景除去・被写体の分離まで、iPhoneのカメラ・写真アプリのAI機能を徹底的に解説します。外部アプリなしでここまでできる、という驚きの機能をぜひ習得してください。
この記事でわかること
- iPhoneのAIクリーンアップ(写真の不要物消去)の使い方
- 写真の被写体を切り抜く「背景を削除」機能の活用法
- 写真の自動補正・ポートレートエフェクトの調整方法
- 対応機種と必要なiOSバージョン
- AIクリーンアップで消えにくいケースと対処法
- おすすめの補完アプリ

iPhoneのAI写真クリーンアップとは?
Apple Intelligenceが導入したiPhoneの「クリーンアップ(Clean Up)」ツールは、写真に映り込んだ不要な人物・物体・影などをAIが自動で認識して自然に消去する機能です。Googleフォトの「消しゴムマジック」に相当するApple版の機能として、iOS 18.1以降で利用できます。
対応機種と必要なOSバージョン
| 機能 | 必要なiOS | 対応機種 |
|---|---|---|
| クリーンアップ(AIオブジェクト消去) | iOS 18.1以降 | iPhone 15 Pro以降(Apple Intelligence対応機種) |
| 被写体の切り抜き(背景を削除) | iOS 16以降 | iPhone XS以降(A12 Bionic以降) |
| ポートレートエフェクト調整 | iOS 16以降 | ポートレート撮影対応機種(iPhone 7 Plus以降) |
| 写真の自動補正・強調 | iOS 13以降 | 全機種 |
クリーンアップ(AIオブジェクト消去)の使い方
ステップ1:写真を開いて編集モードに入る
- 「写真」アプリを開く
- クリーンアップしたい写真をタップして開く
- 右上の「編集」をタップする
ステップ2:クリーンアップツールを選択する
- 編集ツールバーの中から「クリーンアップ」アイコン(星形のブラシアイコン)をタップする
- iPhoneが写真を分析し、自動的に消去できそなオブジェクトをハイライト表示することがある
- ハイライトされたオブジェクトをタップするだけで自動消去できる
ステップ3:手動でブラシ/サークルで対象を指定する
- 消したいオブジェクトを指でなぞる(ブラシ)か、丸く囲む(サークル)かで選択できる
- 選択した部分が黄色でハイライトされる
- 指を離すとAIが自動的にオブジェクトを消去し、背景を自然に補完する
- 結果が気に入らない場合は「元に戻す」をタップして再試行できる
ステップ4:保存する
- 結果に満足したら「完了」をタップする
- 編集は非破壊的に保存されるため、いつでも「編集を取り消す」で元の写真に戻せる
クリーンアップが得意なケース・苦手なケース
| 得意なケース | 苦手なケース |
|---|---|
| 単純な背景に映り込んだ通行人 | 複雑なテクスチャ(レンガ・格子模様など)の中のオブジェクト |
| 空・芝生・砂浜など均一な背景 | 被写体が画面の大部分を占める場合 |
| ゴミ箱・看板・電柱などの小物 | 影・反射が複雑に絡み合う場合 |
| 写真の端に近いオブジェクト | 主要被写体と重なっているオブジェクト |

被写体の切り抜き(背景を削除)の使い方
iOS 16以降では、写真の被写体をAIが自動認識して切り抜く「Visual Look Up(ビジュアルルックアップ)」の拡張機能として、被写体の切り抜きが利用できます。
写真から被写体を切り抜く手順
- 写真アプリで切り抜きたい写真を開く
- 写真の中の被写体(人物・動物・物体)を長押しする
- 白い光が被写体の輪郭を走り、被写体が選択されたことを示す
- ポップアップメニューから「コピー」または「共有」を選択する
- 「コピー」を選ぶと背景が透明になった状態でクリップボードに保存される
- メモアプリ・メッセージアプリなどに貼り付けると、背景なしの被写体だけが貼り付けられる
切り抜いた被写体をステッカーにする
- 前述の手順で被写体を長押しする
- ポップアップから「ステッカーを追加」をタップする
- ステッカーライブラリに保存される
- メッセージアプリやLINE等で絵文字ピッカーから呼び出して使用できる
- エフェクト(輝き・パフ・コミック・アウトライン)を追加することも可能
ポートレートエフェクトをあとから調整する
iOS 16以降では、ポートレートモードで撮影した写真の背景ぼかし(被写界深度)を、撮影後に調整できます。また、通常写真も後からポートレートエフェクトを適用することが可能です。
ポートレートのぼかし具合を調整する
- ポートレートモードで撮影した写真を開く
- 「編集」をタップする
- 上部に「f(絞り値)」のスライダーが表示される
- スライダーを左右に動かしてぼかしの強さ(f1.4〜f16相当)を調整する
- 「完了」をタップして保存する
通常写真に後からポートレートエフェクトを追加する
- 人物が写った通常の写真を開く
- 「編集」をタップする
- 画面上部に「ポートレート」ボタンが表示される場合は、タップするだけでぼかしが追加される
- ポートレートボタンが表示されない場合はiPhoneが人物を検出できていないため適用不可
写真の自動補正・AIによる写真強調
「自動補正」機能
- 写真を開いて「編集」をタップする
- 調整タブ(スライダーアイコン)をタップする
- 右上の✨(魔法の杖アイコン)をタップする
- AIが露出・明るさ・コントラスト・彩度などを自動で最適化する
主要な手動調整パラメータ
| パラメータ | 効果 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 露出 | 写真全体の明暗を調整 | 全体的に暗い・明るすぎる写真 |
| ブリリアンス | 暗い部分を明るくし、明るい部分を保護 | 逆光写真の改善 |
| ハイライト | 明るい部分(空・窓など)の明暗を調整 | 白飛び(明るすぎ)の修正 |
| シャドウ | 暗い部分の明暗を調整 | 黒つぶれの修正 |
| 彩度 | 色の鮮やかさを調整 | 色あせた写真・鮮やかにしたいとき |
| ノイズ低減 | ザラツキ(ノイズ)を軽減 | 夜間撮影・高ISO写真 |

AIクリーンアップで消えにくいときの対処法
複数回に分けて消す
大きなオブジェクトを一度に全部消そうとすると不自然な結果になることがあります。端から少しずつ、複数回に分けてなぞることで精度が上がります。
ブラシサイズを調整する
クリーンアップツールではブラシサイズを変更できます。細かい部分は小さいブラシ、広い範囲は大きいブラシを使い分けることで精度が向上します。
サードパーティアプリを使う
iOSの標準クリーンアップで対応しきれない場合は、専門のアプリを使うのが効果的です。
| アプリ名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| TouchRetouch | 有料(約370円) | 電線・電柱・スポットヒーリングに特化・直感的操作 |
| Snapseed | 無料 | Google製・ヒーリングブラシ・充実した編集機能 |
| Adobe Lightroom Mobile | 無料(一部有料) | プロ品質の修復ブラシ・コンテンツに応じた塗りつぶし |
| Retouch & Remove Objects | 無料(広告あり) | シンプルな消去専門アプリ |
よくある質問(FAQ)
Q1. クリーンアップで消した部分は元に戻せますか?
A. はい。iPhoneの写真編集は非破壊編集なので、写真を開いて「編集」→「編集を取り消す」をタップすると、すべての編集が取り消されて元の写真に戻すことができます。
Q2. iPhone 14以前でもクリーンアップは使えますか?
A. iOSのクリーンアップ(Apple Intelligence版)はiPhone 15 Pro以降かつiOS 18.1以降が対象です。iPhone 14以前では標準の「クリーンアップ」ツールは利用できませんが、TouchRetouchやSnapseedなどのサードパーティアプリで同等の機能を利用できます。
Q3. 被写体の切り抜きはどんなオブジェクトでも使えますか?
A. 人物・動物・乗り物・食べ物・花など幅広いオブジェクトに対応しています。ただし、背景と色が非常に近い被写体や、細かい毛・髪などの境界は精度が下がる場合があります。
Q4. クリーンアップした写真をSNSにシェアするのは問題ありませんか?
A. 個人が楽しむ範囲や一般的なSNS投稿では問題ありません。ただし、人物が映っている写真を無断で加工・公開する場合は、その人物のプライバシーや肖像権に配慮が必要です。
Q5. AIで消した跡が不自然に残ります。どうすればよいですか?
A. 消去後に境界部分が不自然に見える場合は、その境界をもう一度小さいブラシでなぞると馴染みやすくなります。それでも不自然な場合は、TouchRetouchのような専用アプリの「スポット修復」ツールを使うと、より精度の高い結果が得られます。
Q6. 編集した写真のオリジナルはどこに保存されていますか?
A. iPhoneの写真編集は元のファイルを上書きせず、編集情報を別途保存する非破壊方式です。写真アプリの「編集」画面から「編集を取り消す」をタップすると、いつでもオリジナルの状態に戻せます。
Q7. Apple Intelligenceの機能はオフにできますか?
A. はい。設定 →「Apple Intelligence とSiri」→「Apple Intelligence」のトグルをオフにすることで、Apple Intelligenceの機能全体を無効化できます。クリーンアップなどAI機能が不要な場合や、プライバシーを優先したい場合に利用できます。
まとめ
iPhoneのAI写真クリーンアップ・被写体切り抜き・ポートレートエフェクトなどの機能を活用すれば、専用アプリなしでも高品質な写真加工が手軽に実現できます。
| やりたいこと | 使う機能 | 必要なiOS |
|---|---|---|
| 不要な人・物を消す | クリーンアップ(Apple Intelligence) | iOS 18.1以降(iPhone 15 Pro以降) |
| 被写体だけ切り抜く | 被写体の長押し→コピー | iOS 16以降 |
| 背景をぼかす | ポートレートエフェクト調整 | iOS 16以降 |
| 写真を自動で綺麗に | 自動補正(✨アイコン) | iOS 13以降 |
| ステッカーを作る | 被写体の長押し→ステッカーを追加 | iOS 17以降 |
iPhoneの写真編集AI機能は年々進化しています。まずは「クリーンアップ」と「被写体の切り抜き」から試してみて、日常の写真をより魅力的に仕上げていきましょう。
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