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iPhoneの背面タップとは?知られざる便利機能を徹底解説
「スクリーンショットを撮るたびにボタンを2つ同時押しするのが面倒…」「片手でiPhoneを操作しているとき、コントロールセンターを開くのが大変…」
そんな悩みを一気に解決してくれるのが、iPhoneに搭載された背面タップ(Back Tap)機能です。
iPhoneの背面を2回または3回タップするだけで、スクリーンショット・コントロールセンター・音量調整など、よく使う機能を瞬時に起動できます。この記事では、背面タップの設定方法から活用テクニック、誤作動の対策まで、初心者でもすぐに使いこなせるように丁寧に解説します。
- 背面タップ(Back Tap)の概要と対応機種
- 背面タップの設定手順(2タップ・3タップ)
- 割り当てられる操作の全一覧
- Siriショートカットとの連携方法
- 誤作動を防ぐコツと注意点

背面タップ(Back Tap)の基本知識
背面タップとは
背面タップとは、iPhoneの背面(Apple ロゴ付近)を指でタップすることで、特定の操作を実行するアクセシビリティ機能です。iOS 14から搭載され、現在も多くのユーザーに活用されています。
ボタン操作が難しいユーザーのためのアクセシビリティ機能として開発されましたが、健常者でも「ショートカット操作」として非常に便利に使えます。
対応している機種
| 対応機種 | 対応iOSバージョン | 備考 |
|---|---|---|
| iPhone 8 以降 | iOS 14以降 | 全モデル対応 |
| iPhone X・XS・XR | iOS 14以降 | 対応 |
| iPhone 7以前 | — | 非対応 |
| iPad | — | 背面タップは非対応 |
iPhone 8以降を使用しており、iOSが14以上であれば背面タップが利用できます。現在iOS 19がリリースされた2026年においても、この機能は引き続き搭載されています。
背面タップの仕組み
iPhoneに内蔵された加速度センサーと機械学習アルゴリズムが、背面への「タップ」を認識します。通常の手持ち時の揺れや振動とは区別して、意図的なタップのみを検出する仕組みです。
タップを認識する場所は、iPhoneの背面中央〜下部のAppleロゴ付近です。このあたりを指の腹でしっかりとタップするのがコツです。
背面タップの設定手順
ステップ1:設定アプリを開く
ホーム画面の「設定」アプリ(歯車アイコン)をタップして開きます。
ステップ2:アクセシビリティを選択
設定の一覧をスクロールして「アクセシビリティ」をタップします。アクセシビリティは設定画面の中ほどにあります。
ステップ3:「タッチ」をタップ
アクセシビリティの画面内で「タッチ」を探してタップします。「操作」セクションの中にあります。
ステップ4:「背面タップ」を選択
タッチの設定画面を下にスクロールすると、「背面タップ」という項目が表示されます。タップして進みます。
ステップ5:2タップまたは3タップを選ぶ
「背面タップ」の設定画面では、以下の2種類の設定ができます:
- 2回タップ:背面を2回連続でタップしたときの動作
- 3回タップ:背面を3回連続でタップしたときの動作
それぞれ独立して異なる機能を割り当てることができます。まずは「2回タップ」をタップしてみましょう。
ステップ6:割り当てる操作を選ぶ
操作の一覧が表示されます。設定したい操作をタップすると、その項目の右側にチェックマークが付きます。「戻る」ボタンで前の画面に戻ると設定が保存されます。

割り当てられる操作の全一覧
背面タップに設定できる操作は非常に多岐にわたります。カテゴリ別に整理して紹介します。
システム操作
| 操作名 | 内容 |
|---|---|
| App Switcher | アプリ切り替え画面を開く(Face IDモデルはスワイプ操作の代替) |
| コントロールセンター | コントロールセンターを開く |
| 通知センター | 通知センターを開く |
| Spotlight | Spotlight検索を開く |
| ホーム | ホーム画面に戻る |
| ロック画面 | 画面をロックする |
| スクリーンショット | 現在の画面をスクリーンショット撮影 |
| 画面の向きをロック | 縦横の向きを固定または解除 |
音量・メディア操作
| 操作名 | 内容 |
|---|---|
| 音量を上げる | 音量を1段階上げる |
| 音量を下げる | 音量を1段階下げる |
| 消音 | 着信音をミュートにする |
| 再生/一時停止 | 音楽・動画の再生と一時停止を切り替え |
アクセシビリティ機能
| 操作名 | 内容 |
|---|---|
| アシスティブタッチ | 画面上のボタンをオン・オフ切り替え |
| 拡大鏡 | カメラを使った拡大鏡アプリを起動 |
| VoiceOver | 画面読み上げ機能をオン・オフ |
| ズーム | 画面拡大のズーム機能をオン・オフ |
| 反転(クラシック) | 色の反転表示をオン・オフ |
| 色フィルタ | 色のフィルタをオン・オフ |
ショートカット(カスタムアクション)
「ショートカット」アプリで作成したオートメーションやショートカットも背面タップに割り当てられます。この後の章で詳しく解説します。
おすすめの設定パターン
背面タップを活用しているユーザーの間で特に人気の高い設定の組み合わせを紹介します。
パターン1:スクリーンショット派
- 2回タップ:スクリーンショット
- 3回タップ:コントロールセンター
最もポピュラーな設定です。スクリーンショットをよく撮る方は、ボタンを同時押しする手間がなくなり、片手でも簡単に撮影できます。
パターン2:音楽・動画操作派
- 2回タップ:再生/一時停止
- 3回タップ:音量を上げる
イヤホンで音楽を聴きながらスマホを使う方に便利です。ポケットからiPhoneを取り出さなくても、背面をタップするだけで曲を一時停止できます。
パターン3:片手操作派
- 2回タップ:コントロールセンター
- 3回タップ:App Switcher
iPhone Plusや Pro Maxなど大画面モデルで特に有効です。上部のコントロールセンターが片手では開きにくいという問題を解決できます。
Siriショートカットとの連携方法
背面タップの真の実力を発揮するのが、「ショートカット」アプリとの連携です。ショートカットアプリで複雑なアクションをひとまとめにしたショートカットを作成し、それを背面タップに割り当てることで、無限の可能性が広がります。
活用例:Wi-Fiと画面輝度を一括切り替え
「就寝前にWi-Fiをオフにして画面輝度を最低にする」という一連の操作を、1つのショートカットにまとめて背面タップに割り当てる方法です。
ショートカットの作成手順
- 「ショートカット」アプリを開く
- 右上の「+」ボタンをタップ
- 「アクションを追加」をタップ
- 「Wi-Fiをオフに設定」アクションを追加
- 「+」ボタンで「画面の明るさを設定」アクションを追加して輝度を「0」に設定
- ショートカット名(例:「就寝モード」)を入力して保存
背面タップへの割り当て手順
- 設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップを開く
- 「2回タップ」または「3回タップ」を選択
- 画面を下にスクロールして「ショートカット」セクションを探す
- 先ほど作成した「就寝モード」を選択
これで背面を3回タップするだけで就寝前の設定が完了するようになります。

その他のショートカット活用アイデア
| ショートカット名 | 内容 | 活用シーン |
|---|---|---|
| マップで現在地を開く | Mapsアプリで現在地を表示 | 外出先でナビが必要なとき |
| QRコードを読み取る | カメラでQRコードスキャン | 支払いや入場時 |
| 翻訳アプリを開く | 翻訳アプリを即座に起動 | 海外旅行・外国語を読む場面 |
| 特定の連絡先に電話 | 登録した相手に即発信 | 毎日電話する家族への連絡 |
| タイマーを1分セット | 1分タイマーを即起動 | 料理中・集中作業のポモドーロ |
誤作動を防ぐコツと注意点
誤作動が起きやすい場面
背面タップは便利な反面、意図しないタイミングで反応してしまうことがあります。主に以下の場面で誤作動が起きやすいです:
- ポケットや鞄にiPhoneを入れているとき
- テーブルにiPhoneを置いた拍子に
- ケースが分厚くてタップ感度が変わるとき
- 車の振動や電車の揺れ
誤作動対策1:感度の調整
背面タップの感度は直接調整する設定項目はありませんが、以下の方法で誤作動を減らせます:
- 「3回タップ」を使うほうが誤作動が少ない(2回より意図的なタップが必要)
- 比較的影響の少ない操作(コントロールセンターなど)を割り当てておく
- 誤作動しても問題のない操作を選ぶ(音量変更よりもコントロールセンター表示など)
誤作動対策2:ケースの選び方
iPhoneケースによっては、背面タップの感度に影響することがあります。
- 厚すぎるケース(4mm以上)は反応しにくくなることがある
- 金属製の分厚いケースは認識率が下がる場合がある
- 薄型のTPU・ポリカーボネートケースは感度への影響が少ない
誤作動対策3:一時的にオフにする方法
誤作動が気になる状況(会議中・映画鑑賞中など)では、以下の方法で一時的に無効化できます:
- 設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ
- 「2回タップ」→「なし」に変更
- 同様に「3回タップ」→「なし」に変更
もしくは、「アクセシビリティのショートカット」(サイドボタン3回押し)に背面タップ機能を含めておくと、素早くオン・オフを切り替えられます。
よくある質問(FAQ)
Q. 背面タップが全然反応しないのですが、どうしたらよいですか?
A. タップする場所がAppleロゴ付近であるかを確認してください。また、指の腹でしっかりとノック(コンコン)するように叩くのがコツです。爪ではなく指の腹を使いましょう。厚いケースを使っている場合は、ケースを外してテストしてみてください。
Q. 背面タップの設定画面に「ショートカット」が表示されません
A. ショートカットアプリにショートカットが1つも作成されていない場合、「ショートカット」のセクションが表示されないことがあります。先にショートカットアプリでショートカットを1つ作成してから再度確認してください。
Q. iPhoneをロックした状態でも背面タップは動作しますか?
A. 一部の操作はロック状態でも動作します(コントロールセンターを開くなど)。ただし、アプリを起動するショートカットなどはロック解除後でないと動作しない場合があります。
Q. 背面タップで設定できる操作の数に上限はありますか?
A. 2回タップと3回タップのそれぞれに1つずつ操作を設定できます(合計2つ)。ただし「ショートカット」に複数のアクションを含む複雑な処理を割り当てることで、事実上無制限の操作を1タップで実行できます。
Q. iOSのアップデート後に背面タップが動作しなくなりました
A. まず設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップを開き、設定が消えていないか確認してください。アップデート後にリセットされる場合があります。再設定して問題が解決しない場合は、iPhoneを再起動してみてください。
Q. Proモデルの「アクションボタン」と背面タップはどちらがよいですか?
A. iPhone 15 Pro以降にはサイドのアクションボタンがあり、こちらは物理ボタンなので確実に反応します。背面タップは両手が塞がっているときや、ポケット越しの操作には不向きですが、タップする感覚が好みの方やPro以外のモデルを使う方には大変便利です。
Q. iPadでも背面タップは使えますか?
A. 残念ながら、2026年現在もiPadでは背面タップ機能は利用できません。iPhoneのみ対応の機能となっています。
まとめ
iPhoneの背面タップ(Back Tap)機能について、設定方法から活用法まで詳しく解説しました。
- iPhone 8以降+iOS 14以降であれば利用可能
- 設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップで設定できる
- 2回タップと3回タップに異なる操作を割り当て可能
- スクリーンショット・コントロールセンターなど多彩な操作に対応
- ショートカットアプリと組み合わせると無限にカスタマイズ可能
- 3回タップを使うと誤作動を減らせる
最初はスクリーンショット(2回タップ)だけ設定するだけでも、日々のiPhone操作が格段に楽になります。ぜひ試してみてください。慣れてきたらショートカットアプリと組み合わせて、自分だけのカスタムアクションを作り上げましょう。
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