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【2026年最新版】PCのメモリ(RAM)の掃除と差し直し方法【完全ガイド】

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PCが突然フリーズ・ブルースクリーン…原因はメモリかもしれません

「PCが突然フリーズする」「ブルースクリーン(BSOD)が頻繁に出る」「起動時にビープ音が鳴る」「メモリを認識しない」——これらの症状はメモリ(RAM)の接触不良が原因である場合が非常に多くあります。

メモリの接触不良は、経年による酸化・ほこりの堆積・静電気などが原因で起こります。そして驚くことに、メモリを一度抜いて掃除して差し直すだけで改善するケースが多いのです。修理業者に依頼する前に、まずこの方法を試してみてください。

この記事でわかること

  • メモリの接触不良が原因と考えられる症状の見分け方
  • メモリの掃除・差し直しに必要なものと手順
  • デスクトップPC・ノートPCそれぞれの手順
  • メモリスロットの確認方法と増設の基礎知識
  • Windowsメモリ診断ツールの使い方
接触不良の症状

接触不良の症状チェックリスト

以下の症状が複数当てはまる場合、メモリの接触不良が原因である可能性が高いです。

症状 接触不良の可能性
PCが起動しない(電源は入るが画面が映らない) 非常に高い
起動時に「ビー」というビープ音が鳴る 非常に高い
ブルースクリーン(BSOD)が頻繁に出る 高い
搭載しているはずのメモリ容量が表示されない 非常に高い
アプリが頻繁にクラッシュする 中程度
PCが重い・フリーズする 中程度
最近PCを移動させた・振動が加わった 高い

メモリ容量の確認方法

現在認識されているメモリ容量を確認します。搭載量と一致していなければ接触不良の疑いがあります。

Windows の場合:

  1. 「スタート」ボタンを右クリック→「システム」を選択
  2. 「RAM」の欄に認識されている容量が表示される
  3. 搭載量(例:16GB)と一致しているか確認する

Mac の場合:

  1. Appleメニュー→「このMacについて」をクリック
  2. 「メモリ」の欄を確認する

掃除・差し直しに必要なもの

  • プラスドライバー(PCケースを開けるため)
  • 静電気防止手袋(必須)または静電気防止リストバンド
  • 消しゴム(金接点部分の酸化膜除去用)
  • エアダスター(ほこり除去用)
  • 乾いた布または綿棒(スロット内のほこり除去)
静電気に注意!
メモリは静電気に非常に弱い精密部品です。作業前には必ず静電気防止手袋を着用するか、金属フレームに触れて静電気を放電してください。カーペットや毛布の上での作業は避けてください。

デスクトップPCでの手順

Step 1: 電源を完全にオフにして電源ケーブルを抜く

  1. Windowsをシャットダウンする
  2. 電源ケーブルを本体背面から抜く
  3. 電源ボタンを5〜10秒押して残留電気を放電させる

Step 2: PCケースを開ける

  1. PCを横向きに置く(マザーボードが見える側を上にする)
  2. サイドパネルを固定しているネジ(通常2〜3本)を外す
  3. パネルをスライドさせて取り外す

Step 3: メモリを取り外す

  1. マザーボード上の細長い緑・黒のスロットにメモリが刺さっている
  2. スロット両端の白いラッチを左右に押し開く(パチンと音がする)
  3. メモリが少し上に浮き上がるので、金接点部分を触らないように端を持って取り外す
  4. 複数枚ある場合はすべて取り外す(どのスロットに何が刺さっていたかメモしておく)

Step 4: 金接点部分を消しゴムで磨く

  1. メモリの下部にある金色の接点部分(端子)を確認する
  2. 消しゴム(できれば白い新しいもの)で端子を優しく1方向に数回こする
  3. こすった後のカスをエアダスターで吹き飛ばす
  4. 端子に指で触れないよう注意する(皮脂が酸化の原因になる)

Step 5: スロット内のほこりを除去する

  1. エアダスターでスロット内のほこりを吹き飛ばす
  2. 綿棒でスロット内を優しく掃除する(力を入れすぎない)

Step 6: メモリを差し直す

  1. メモリの切り欠き(ノッチ)とスロットの突起を合わせる
  2. メモリを真上から均等に力を込めて押し込む
  3. 両端のラッチが「パチン」と音を立てて閉じればOK
  4. 複数枚の場合、デュアルチャンネル構成になるよう元のスロットに戻す
掃除・差し直し手順

Step 7: 起動確認

  1. ケースを閉じる前に電源ケーブルを接続して起動テストを行う
  2. Windowsが正常に起動し、メモリ容量が正しく認識されているか確認する
  3. 問題なければケースを閉じる

ノートPCでの手順

ノートPCはデスクトップより作業スペースが狭く、機種によって手順が異なります。

注意事項

  • 薄型ノートPC(MacBook Air・Surface Laptopなど)はメモリがマザーボードに直接ハンダ付けされており、交換・差し直しは不可
  • メモリ交換可能な機種か事前に確認する(サービスマニュアルを参照)
  • バッテリーを内蔵している場合は、底面カバーを開けた後にバッテリーコネクタを外す

Step 1: 電源をオフにしてバッテリーを外す

  1. 完全にシャットダウンする
  2. 電源ケーブルを抜く
  3. 底面のネジを外してカバーを開ける
  4. バッテリーコネクタを外す(取り外せる場合)

Step 2: メモリスロットを確認する

ノートPC用メモリ(SO-DIMM)はデスクトップより小さく、斜め(約30度)に刺さっています。

  1. メモリモジュールの両端の留め金(クリップ)を左右に開く
  2. メモリが斜めに持ち上がる
  3. 斜めのまま引き抜く

Step 3〜6: デスクトップと同様の手順で掃除・差し直しを行う

金接点の清掃・スロットのほこり除去・差し直しはデスクトップと同様です。ノートPCはメモリを斜め(約30度)に差し込んでから押し下げてロックします。

メモリスロットの確認と増設の基礎

搭載スロット数と空きスロットの確認

CPU-Zというフリーソフトを使うと、搭載メモリの詳細情報が確認できます。

  1. CPU-Zを公式サイトからダウンロードして起動
  2. 「Memory」タブでメモリの種類・容量・動作クロックを確認
  3. 「SPD」タブでスロットごとの搭載状況を確認

デュアルチャンネル構成について

メモリを2枚使う場合、デュアルチャンネル構成にするとパフォーマンスが向上します。

  • 同じ容量・同じ規格のメモリを2枚用意する
  • マザーボードの説明書に記載されているスロット番号(通常はA2・B2 または 1・3番スロット)に差す
  • 誤ったスロットに差すと、デュアルチャンネルが有効にならない

Windowsメモリ診断ツールの使い方

差し直し後もエラーが続く場合は、メモリ自体が故障している可能性があります。Windowsに標準搭載の診断ツールで確認しましょう。

Windowsメモリ診断の手順

  1. スタートメニューで「Windowsメモリ診断」と検索して起動
  2. 「今すぐ再起動して問題を確認する(推奨)」をクリック
  3. PCが再起動し、自動的にメモリテストが実行される(数分〜数十分)
  4. テスト完了後にWindowsが起動し、結果が通知される

MemTest86による高精度テスト

Windowsメモリ診断より精度の高いテストを行いたい場合は、無料ツール「MemTest86」が有効です。

  1. MemTest86公式サイトからUSBブート版をダウンロード
  2. USBメモリに書き込んでPCをUSBから起動
  3. 自動的にテストが開始される(完全テストは数時間かかる場合あり)
  4. エラーが0件であればメモリは正常、エラーが出た場合はメモリの交換を検討する
メモリテスト方法

よくある質問(FAQ)

Q1. 消しゴムで端子を磨いても大丈夫ですか?

A. 一般的な消しゴムで問題ありません。力を入れすぎず、一方向に軽くこする程度で十分です。消しゴムのカスが残ると接触不良の原因になるため、必ずエアダスターで吹き飛ばしてください。

Q2. メモリを差し直したらPCが起動しなくなりました。どうすればいいですか?

A. メモリがスロットに完全に刺さっていない可能性が高いです。一度取り外して再度差し込み、両端のラッチがしっかり閉じているか確認してください。また、複数枚ある場合は1枚ずつ差して起動確認すると問題の切り分けができます。

Q3. ビープ音の種類によって意味が違いますか?

A. はい。マザーボードのBIOSメーカーによって異なりますが、「短音×3回」や「長音×1回+短音×3回」などのパターンでメモリエラーを示す場合が多いです。マザーボードの説明書でビープ音コードを確認してください。

Q4. メモリを増設したら元のメモリと規格が違っていました。動きますか?

A. DDR4とDDR5など異なる世代の規格は物理的に形状が異なり、混在させることはできません。同世代でも動作クロックが違う場合は、低い方のクロックで動作します。できるだけ同じ規格・同じ容量・同じメーカーで揃えることを推奨します。

Q5. ノートPCのメモリも差し直せますか?

A. 機種によります。メモリがソケット型(SO-DIMM)で搭載されている機種は差し直しが可能です。ただし、最近の薄型ノートPCはメモリがマザーボードに直接ハンダ付け(オンボード)されており、この場合は差し直しも増設もできません。

Q6. メモリを掃除しても改善しない場合は?

A. メモリ自体が故障している可能性があります。MemTest86などのメモリテストツールでエラーを確認し、エラーが出た場合はメモリを交換してください。それでも改善しない場合は、マザーボード側のスロットが故障している可能性があります。

Q7. 掃除の頻度はどのくらいが適切ですか?

A. 特にトラブルがなければ年に1回程度で十分です。PCを頻繁に移動させる環境、ほこりの多い場所で使用している場合は半年に1回程度が目安です。

まとめ

PCのメモリ(RAM)の掃除と差し直しについてまとめます。

  • フリーズ・BSOD・起動不良はまずメモリを疑う:接触不良は意外と多い原因
  • 消しゴムで端子を磨き、エアダスターで清掃:酸化膜を除去して接触を改善
  • 静電気対策は必須:手袋または金属への触れて放電してから作業する
  • 差し直し後は必ず認識確認:システム情報でメモリ容量を確認する
  • 改善しない場合はメモリ診断ツールを使う:MemTest86でエラーを確認し、必要なら交換

メモリの差し直しは難しい作業ではありません。正しい手順と静電気対策を守れば、初心者でも安全に実施できます。修理業者に依頼する前に、ぜひ一度試してみてください。

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