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【2026年最新版】モニターのVESAマウント規格と取り付け方【完全ガイド】

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デスクの上を広く使いたい、モニターの高さや角度を自由に調整したい…そんなときに活躍するのがモニターアーム壁掛けマウントです。これらを取り付けるための共通規格がVESAマウントです。

しかし、「自分のモニターがVESA対応かわからない」「どの規格を選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、VESAマウント規格の基礎知識から、自分のモニターの確認方法、モニターアームや壁掛けの取り付け手順まで、初心者でも安心して作業できるように丁寧に解説します。

📌 この記事でわかること

  • VESAマウント規格の基本と種類
  • 自分のモニターがVESA対応かを確認する方法
  • モニターアームの選び方と取り付け手順
  • 壁掛けマウントの取り付け方法
  • 取り付け時の注意点とトラブル対処法
VESA規格の種類

VESAマウントとは?

VESA(Video Electronics Standards Association)マウントとは、モニターやテレビの背面にあるネジ穴の配置を統一した国際規格です。この規格のおかげで、異なるメーカーのモニターとモニターアーム(またはスタンド・壁掛け金具)を自由に組み合わせて使うことができます

正式にはVESA FDMI(Flat Display Mounting Interface)と呼ばれ、ネジ穴の間隔(ピッチ)によって複数の規格が定められています。

VESAマウントの歴史と背景

VESAは1989年にアメリカで設立された業界標準化団体です。液晶モニターが普及し始めた2000年代初頭に、各メーカーがバラバラだったマウント規格を統一するためにFDMI規格が策定されました。現在では、ほとんどのPCモニターやテレビがVESA規格に対応しています。

VESAマウント規格の種類

VESAマウント規格は、ネジ穴の間隔(mm)によって分類されます。最も一般的なものを以下にまとめます。

VESA規格 ネジ穴間隔 対応画面サイズ 最大荷重目安
VESA 75×75 75mm × 75mm 13〜23インチ 約8kg以下
VESA 100×100 100mm × 100mm 23〜32インチ 約14kg以下
VESA 200×100 200mm × 100mm 32〜40インチ 約23kg以下
VESA 200×200 200mm × 200mm 32〜55インチ 約50kg以下
VESA 400×400 400mm × 400mm 55〜80インチ 約80kg以下
VESA 600×400 600mm × 400mm 65インチ以上 約100kg以下

💡 ポイント: PCモニター(27インチ前後)ではVESA 100×100が最も一般的です。多くのモニターアームもこの規格に対応しています。小型モニターでは75×75の場合もあり、一部のアームは75と100の両方に対応しています。

ネジの規格

VESAマウントで使用するネジの規格も決まっています。

VESA規格 ネジサイズ ネジ長さ
75×75、100×100 M4 8〜12mm
200×100、200×200 M6 10〜16mm
400×400以上 M8 12〜25mm

自分のモニターのVESA規格を確認する方法

方法1: モニター背面を目視で確認する

最も確実な方法は、モニターの背面を直接確認することです。

  1. モニターの電源を切り、すべてのケーブルを外します
  2. モニターを安全な場所に裏返して置きます(画面にキズがつかないよう柔らかい布の上に)
  3. 背面に4つのネジ穴が正方形または長方形に配置されていればVESA対応です
  4. ネジ穴が見当たらない場合、カバーやスタンドの取り付け部分を外すと隠れていることがあります

方法2: ネジ穴の間隔を測る

VESAのネジ穴を見つけたら、定規やメジャーで間隔を測りましょう。

  1. 横方向のネジ穴の中心から中心までの距離を測ります
  2. 縦方向のネジ穴の中心から中心までの距離を測ります
  3. 横75mm×縦75mmなら「VESA 75×75」、横100mm×縦100mmなら「VESA 100×100」です

方法3: メーカーの仕様書・公式サイトで確認する

モニターの型番がわかれば、メーカーの公式サイトやカタログで確認できます。仕様表の中に以下のような記載を探してください。

  • 「VESAマウント: 100×100mm」
  • 「Wall Mount: VESA 100」
  • 「マウントインターフェース: FDMI 100×100」

方法4: VESAアダプターを使う

一部のモニター(特に薄型デザインのもの)はVESA非対応の場合があります。そのような場合でも、VESAアダプター(変換ブラケット)を使えばモニターアームに取り付けられることがあります。各モニターメーカーが純正アダプターを販売している場合や、汎用のアダプターが使える場合があります。

取り付け手順

モニターアームの選び方

モニターアームの種類

種類 特徴 適した用途
ガススプリング式 ガスの力で軽い力で動かせる。位置調整が自由自在 頻繁に位置を変える方、デュアルモニター
メカニカルスプリング式 バネの力で保持。ガスより安価 コスパ重視の方
ポール固定式 ポールにモニターを固定。高さ調整のみ 位置をあまり変えない方、安定性重視
壁掛け式 壁に直接取り付け。デスクスペースを最大限確保 デスクを広く使いたい方

選ぶ際のチェックポイント

  1. 対応VESA規格:モニターのVESA規格と一致しているか(75×75と100×100の両対応が多い)
  2. 耐荷重:モニターの重量を支えられるか(モニターの重量+余裕1〜2kg)
  3. 対応モニターサイズ:インチ数が対応範囲内か
  4. 取り付け方式:クランプ式(天板挟み込み)かグロメット式(穴を開けて固定)か
  5. 可動範囲:上下・左右・前後・回転の調整範囲
  6. ケーブルマネジメント:ケーブルをアーム内に通せる構造かどうか

デスクの天板の確認

クランプ式のモニターアームを使う場合、デスクの天板が以下の条件を満たしているか確認しましょう。

  • 天板の厚さ:クランプの対応範囲内か(多くのアームは10〜75mm対応)
  • 天板の素材:ガラス天板はクランプ式に非対応。木材やMDF、金属が適している
  • 天板の強度:モニター+アームの重量に耐えられるか
  • 天板の奥行き:クランプを取り付ける余白があるか(背面に5〜10cm程度)

モニターアームの取り付け手順

必要な道具

  • プラスドライバー(モニターアームに付属している場合が多い)
  • 六角レンチ(アーム付属品に含まれていることが多い)
  • モニターアーム付属のネジとスペーサー

ステップ1: モニターのスタンドを取り外す

  1. モニターの電源を切り、ケーブルをすべて外します
  2. 柔らかい布やタオルの上にモニターの画面を下にして置きます
  3. スタンドを固定しているネジを外します(メーカーによって異なります)
  4. スタンドを取り外します。ツールレスで外せるタイプもあります

⚠️ 注意: スタンドを外した後のネジ穴にカバーやプレートがある場合があります。これを外すとVESAのネジ穴が現れます。取り外したスタンドとネジは、将来使う可能性があるので保管しておきましょう。

ステップ2: アームのクランプをデスクに固定する

  1. デスクの端(モニターを設置したい位置の裏側)にクランプを配置します
  2. クランプのネジを手で回して仮止めします
  3. 位置を調整してから、ネジをしっかり締めます
  4. 天板を傷つけないよう、付属のゴムパッドを挟むことを忘れずに

ステップ3: モニターをアームに取り付ける

  1. アームのマウントプレートをモニター背面のVESAネジ穴に合わせます
  2. 付属のネジ(通常M4×10mmまたはM4×12mm)で4か所を固定します
  3. 対角線の順番(左上→右下→右上→左下)でネジを締めるとバランスが取れます
  4. すべてのネジがしっかり締まっていることを確認します

ステップ4: モニターの位置と角度を調整する

  1. モニターを目の高さに合わせます(画面上部が目線の高さがベスト)
  2. 画面までの距離は40〜70cmが推奨されています
  3. 画面の角度はやや後傾(10〜20度)が目に優しい
  4. ガススプリング式の場合は、テンション調整ネジで保持力を調整します

ステップ5: ケーブルを整理する

最後にケーブル類を接続し、アームのケーブルクリップやケーブルカバーに通して整理します。ケーブルがアームの可動範囲を邪魔しないよう、適度な余裕を持たせてください。

壁掛けマウントの取り付け方法

壁掛けマウントは、モニターやテレビを壁面に直接取り付ける方法です。デスクスペースを使わないため、部屋を広く使えます。

壁掛けマウントの種類

種類 特徴 壁からの距離
固定式(フラット) 壁に密着。角度調整不可 約2〜3cm
チルト式 上下の角度調整が可能 約5〜8cm
フルモーション式 上下・左右・前後の調整が可能 約5〜50cm

壁掛けの前に確認すべきこと

1. 壁の構造を確認する

壁掛けで最も重要なのは、壁がモニターの重量に耐えられるかどうかです。

壁の種類 取り付け可否 注意点
コンクリート壁 コンクリートアンカーが必要
木製間柱(柱がある部分) 木ネジで直接固定可能
石膏ボード(柱がある部分) 柱に向かってネジを打つ
石膏ボード(柱がない部分) アンカー使用で軽量モニターのみ可能
薄い板壁・ベニヤ × 強度不足。取り付け不可

2. 柱(間柱)の位置を確認する

石膏ボードの壁の場合、背後にある柱(間柱)の位置を確認する必要があります。確認方法は以下の通りです。

  • 下地センサー(壁裏探知器)を使う:ホームセンターで1,000〜3,000円程度で購入可能
  • 壁を軽くノックする:柱がある部分は硬い音がし、柱がない部分は空洞の音がする
  • 細い針を刺す:石膏ボードは簡単に針が入るが、柱がある場所は途中で止まる

壁掛けの取り付け手順

  1. 取り付け位置を決める:モニターの中心が目線の高さになるように壁にマーキングする
  2. ブラケット(金具)を壁に固定する:水平器で水平を確認しながら、柱の位置にネジで固定する
  3. モニターにマウントプレートを取り付ける:VESA穴にネジで固定
  4. モニターをブラケットに引っかける:2人で作業することを推奨
  5. ケーブルを接続し、位置を微調整する

⚠️ 賃貸住宅の場合: 壁にネジ穴を開けると原状回復の対象になる可能性があります。賃貸の場合は、つっぱり式のテレビスタンドホチキス固定式の壁掛け金具(石膏ボード用)を検討してください。退去時の費用負担を避けるために、事前に管理会社や大家さんに確認することをおすすめします。

壁掛け設置方法

取り付け時のよくある失敗と対処法

失敗1: ネジが合わない・入らない

原因: ネジのサイズ(M4/M6/M8)や長さが合っていない。モニターによっては背面のくぼみが深く、標準付属のネジでは短い場合があります。

対処法: スペーサー(ワッシャー)を使うか、適切な長さのネジをホームセンターで購入しましょう。ネジの太さ(M4など)は必ず同じものを使ってください。

失敗2: モニターが傾く・下がってくる

原因: ガススプリング式のアームのテンション調整が適切でない場合に起きます。

対処法: アームのテンション調整ネジ(通常アームの関節部分にある六角穴)を回して、保持力を調整してください。モニターの重量に合わせてテンションを強くすると、しっかりと位置を保持できます。

失敗3: デスクの天板が割れる・歪む

原因: 天板の素材が薄い・弱い場合、クランプの圧力で破損することがあります。

対処法: 天板の裏側に補強板(当て板)を挟むことで圧力を分散できます。100〜200mm四方の合板や金属板を使うのが一般的です。

よくある質問(FAQ)

Q. VESA非対応のモニターでもモニターアームを使えますか?

はい、VESAアダプターを使えば取り付け可能な場合があります。モニターの背面形状やスタンド取り付け部分に合わせたアダプターが各社から販売されています。ただし、すべてのモニターに対応するわけではないため、購入前に自分のモニターの型番で対応アダプターがあるか確認してください。

Q. モニターアームを2台分つけるにはどうすればよいですか?

デュアルモニターアーム(2画面対応アーム)を使う方法と、シングルアームを2本設置する方法があります。デュアルモニターアームは1つのクランプで2画面を支えるため省スペースですが、2台のモニターの合計重量に耐えられるか確認が必要です。シングルアーム2本の方が各モニターの位置を独立して調整しやすいメリットがあります。

Q. 曲面(カーブ)モニターでもVESAマウントは使えますか?

はい、多くの曲面モニターはVESAマウントに対応しています。ただし、曲面モニターは通常のフラットモニターより奥行きがあるため、アームの耐荷重に余裕を持たせることをおすすめします。また、壁掛けの場合は壁との距離が必要になるため、フルモーション式の壁掛け金具が適しています。

Q. モニターアームの耐荷重ギリギリのモニターをつけても大丈夫ですか?

おすすめしません。耐荷重ギリギリで使用すると、ガススプリングの劣化が早まったり、アームの動きが硬くなったりする可能性があります。耐荷重に対して1〜2kg程度の余裕を持たせるのがベストです。特にガススプリング式の場合、適切な重量範囲内でないとスムーズな動きが得られません。

Q. VESAマウントのネジ穴が塗料やゴミで詰まっている場合はどうすればよいですか?

ネジ穴に塗料や汚れが詰まっている場合は、タップ(ネジ穴修正工具)で慎重にクリーニングするか、ネジを少し回しながらゆっくり挿入してネジ山を慣らしてください。無理に力を入れるとネジ山が潰れて使えなくなるので注意が必要です。どうしても入らない場合は、メーカーのサポートに相談してください。

Q. モニターを縦向き(ピボット)にして使えますか?

VESAマウント対応のモニターアームの多くは、モニターを90度回転させて縦向きに設置するピボット機能を備えています。プログラミングや文書作成で縦向きモニターが便利な場合にぜひ活用してください。ただし、モニター側のディスプレイ設定で表示方向を「縦」に変更する必要があります。

まとめ

VESAマウントを活用すれば、デスクスペースの有効活用やモニター位置の自由な調整が可能になります。この記事の内容を参考に、自分の環境に合ったマウント方法を選んでください。

ポイント 内容
最も一般的な規格 VESA 100×100(PCモニター27インチ前後)
確認方法 背面のネジ穴間隔を測るか、メーカー仕様書で確認
おすすめアーム ガススプリング式が自由度高く人気
壁掛けの注意点 壁の構造(柱の位置)の確認が最重要。賃貸は管理会社に相談
ネジ規格 100×100の場合はM4ネジ(8〜12mm)

モニターアームの導入は、デスク環境を劇的に改善する投資です。正しい規格を選んで安全に取り付ければ、快適な作業環境を手に入れることができます。ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

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