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外出先でパソコンやタブレットをインターネットに接続したいのに、Wi-Fiスポットが見つからない。そんな経験はありませんか?実は、お手持ちのスマートフォンを使えば、いつでもどこでもインターネット接続が可能になります。それが「テザリング」という機能です。
テザリングを使えば、スマホがモバイルルーターの代わりになり、パソコン・タブレット・ゲーム機などをインターネットに接続できます。しかし、「設定方法がわからない」「通信量が心配」「つながらない時どうすればいいの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、iPhone・Android両方のテザリング設定手順を画像付きでわかりやすく解説します。3種類のテザリング方法の違いや、通信量の節約テクニック、トラブル時の対処法まで網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- テザリングの基本的な仕組みと3種類の接続方法の違い
- iPhoneでのテザリング設定手順(iOS 18対応)
- Androidでのテザリング設定手順(Android 15対応)
- テザリング時の通信量の目安と節約方法
- テザリングができない・つながらない時の対処法
- 各キャリアのテザリングオプション料金
- テザリングを安全に使うためのセキュリティ対策

テザリングとは?基本的な仕組みを解説
テザリング(Tethering)とは、スマートフォンのモバイルデータ通信を利用して、他のデバイス(パソコン・タブレット・ゲーム機など)をインターネットに接続する機能のことです。英語の「tether(つなぐ)」が語源で、スマホを経由してデバイスをネットにつなぐという意味があります。
簡単にいえば、スマホがポケットWi-Fiルーターの代わりになるということです。スマホが受信しているモバイルデータ通信(4G/5G)を、Wi-FiやBluetoothなどを通じて他のデバイスに共有します。
テザリングが必要になる場面
- 外出先でパソコン作業をしたい時:カフェや出張先でノートPCをネットに接続
- Wi-Fiスポットがない場所にいる時:公園、車の中、地方の施設など
- フリーWi-Fiのセキュリティが心配な時:自分のスマホ回線なら安全
- 自宅の固定回線が故障した時:一時的な代替手段として
- タブレット(Wi-Fiモデル)を外で使いたい時:iPadやAndroidタブレットをネット接続
- Nintendo SwitchやPS Vitaなどゲーム機を接続したい時:外出先でのオンラインプレイ
テザリングと「インターネット共有」の違い
iPhoneでは、テザリング機能を「インターネット共有」と呼んでいます。名称は異なりますが、機能としてはまったく同じものです。Androidでは「テザリング」「ホットスポット」「アクセスポイント」など、メーカーや機種によって名称が異なる場合がありますが、いずれも同じ機能を指します。
テザリングの3種類の接続方法と違い
テザリングには3つの接続方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、利用シーンに合わせて使い分けることが重要です。
1. Wi-Fiテザリング(最も一般的)
スマホをWi-Fiアクセスポイント(ホットスポット)にして、他のデバイスをWi-Fiで接続する方法です。最も広く使われているテザリング方式で、設定も簡単で通信速度も速いのが特徴です。
メリット:
- 通信速度が速い(5GHz帯対応なら最大数百Mbps)
- 複数台のデバイスを同時接続できる(通常5〜10台)
- ケーブル不要でワイヤレス接続
- ほぼすべてのデバイスが対応
デメリット:
- スマホのバッテリー消耗が最も激しい
- セキュリティ設定(パスワード)が必須
- 周囲の電波干渉を受ける場合がある
2. Bluetoothテザリング
Bluetooth接続を使ってインターネットを共有する方法です。Wi-Fiテザリングに比べて通信速度は遅いですが、バッテリー消耗が少ないのが大きなメリットです。
メリット:
- バッテリー消耗が少ない
- 自動接続の設定がしやすい
デメリット:
- 通信速度が遅い(最大約3Mbps程度)
- 接続できるデバイスは基本1台のみ
- 初回のペアリング設定が必要
3. USBテザリング
USBケーブルでスマホとパソコンを直接接続してインターネットを共有する方法です。最も安定した通信ができ、充電しながら使えるのが特徴です。
メリット:
- 通信が最も安定している
- セキュリティが高い(有線接続のため傍受されにくい)
- スマホを充電しながら使える
- パスワード設定が不要
デメリット:
- USBケーブルが必要
- 接続は1台のみ
- スマホとパソコンの距離がケーブルの長さに制限される
3種類のテザリング比較表
| 比較項目 | Wi-Fiテザリング | Bluetoothテザリング | USBテザリング |
|---|---|---|---|
| 通信速度 | 速い(数十〜数百Mbps) | 遅い(最大約3Mbps) | 速い(数十〜数百Mbps) |
| バッテリー消耗 | 大きい | 小さい | 充電しながら使える |
| 同時接続台数 | 5〜10台 | 1台 | 1台 |
| ケーブル | 不要 | 不要 | 必要 |
| セキュリティ | パスワード設定が必要 | ペアリングで保護 | 高い(有線接続) |
| おすすめの用途 | 汎用的に使いたい場合 | 軽い作業で長時間使う場合 | 安定した通信が必要な場合 |
迷ったらWi-Fiテザリングを選びましょう。最も一般的で、速度・利便性のバランスが良いです。バッテリーが心配な長時間利用にはBluetoothテザリング、最も安定した通信が必要な場合はUSBテザリングがおすすめです。
キャリア別テザリングオプション情報
テザリングを利用するには、お使いのキャリア(携帯電話会社)でテザリングオプションに加入している必要がある場合があります。2026年現在の各キャリアの状況を確認しましょう。
| キャリア | テザリング料金 | 申し込み | 備考 |
|---|---|---|---|
| ドコモ(eximo/irumo) | 無料 | 不要(自動適用) | データ容量の範囲内で利用可能 |
| au(使い放題MAX) | 月額550円(税込) | 必要 | テザリング上限30GB/月 |
| ソフトバンク(メリハリ無制限+) | 月額550円(税込) | 必要 | テザリング上限50GB/月 |
| 楽天モバイル | 無料 | 不要(自動適用) | データ無制限でテザリングも無制限 |
| ahamo | 無料 | 不要(自動適用) | 20GB(大盛りは100GB)の範囲内 |
| LINEMO | 無料 | 不要(自動適用) | 契約プランのデータ容量内 |
| povo 2.0 | 無料 | 不要(自動適用) | トッピングのデータ容量内 |
| UQモバイル | 無料 | 不要(自動適用) | 契約プランのデータ容量内 |
| ワイモバイル | 無料 | 不要(自動適用) | 契約プランのデータ容量内 |

iPhoneでのテザリング設定手順(iOS 18対応)
iPhoneでテザリング(インターネット共有)を設定する方法を、接続方法ごとに詳しく解説します。
Wi-Fiテザリングの設定手順(iPhone)
ステップ1:インターネット共有をオンにする
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「インターネット共有」をタップ
- 「ほかの人の接続を許可」のスイッチをオンにする
ステップ2:Wi-Fiパスワードを設定する
- 「Wi-Fiのパスワード」をタップ
- 8文字以上の英数字のパスワードを入力
- 右上の「完了」をタップ
ステップ3:接続先のデバイスからWi-Fiに接続する
- パソコンやタブレットのWi-Fi設定を開く
- ネットワーク一覧からiPhoneの名前(例:「〇〇のiPhone」)を選択
- 設定したパスワードを入力して接続
接続が成功すると、iPhoneの画面上部に青い帯(または動的な島の表示)が表示され、接続中のデバイス数が表示されます。
コントロールセンターからの素早い設定方法
毎回「設定」アプリを開くのが面倒な場合は、コントロールセンターから素早くオン/オフを切り替えられます。
- 画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開く
- 左上のネットワーク設定パネル(Wi-Fi・Bluetooth・機内モードのエリア)を長押し
- 展開されたパネル内の「インターネット共有」ボタンをタップしてオンにする
Bluetoothテザリングの設定手順(iPhone)
- iPhoneの「設定」>「Bluetooth」をオンにする
- 「設定」>「インターネット共有」>「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- 接続先デバイスのBluetooth設定を開き、iPhoneとペアリングする
- ペアリング完了後、接続先デバイスでBluetooth経由のネットワーク接続を選択する
USBテザリングの設定手順(iPhone)
- Lightning(またはUSB-C)ケーブルでiPhoneとパソコンを接続する
- iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら「信頼」をタップ
- 「設定」>「インターネット共有」>「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- パソコン側でネットワーク接続が自動的に認識される
「ファミリー共有」でのインターネット共有(iOS 18の新機能)
iOS 18以降では、ファミリー共有メンバーがインターネット共有に自動で接続できるようになりました。設定方法は以下の通りです。
- 「設定」>「インターネット共有」を開く
- 「ファミリー共有」セクションで、家族メンバーの名前をタップ
- 「自動」に設定すると、パスワード入力なしで自動接続される
Androidでのテザリング設定手順(Android 15対応)
Androidスマホでのテザリング設定方法を解説します。メーカーや機種によって画面のデザインや項目名が若干異なりますが、基本的な流れは共通です。
Wi-Fiテザリング(ホットスポット)の設定手順(Android)
ステップ1:Wi-Fiホットスポットをオンにする
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップ(機種によっては「接続」)
- 「テザリング」(または「ホットスポットとテザリング」)をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」(または「Wi-Fiホットスポット」)をタップ
- スイッチをオンにする
ステップ2:ネットワーク名とパスワードを設定する
- Wi-Fiテザリングの設定画面で「ネットワーク名」をタップして変更(任意)
- 「セキュリティ」をWPA3(またはWPA2)に設定
- パスワードを設定(8文字以上)
- 必要に応じて「APバンド」(2.4GHzまたは5GHz)を選択
ステップ3:接続先デバイスからWi-Fiに接続する
- パソコンやタブレットのWi-Fi設定を開く
- ネットワーク一覧からAndroidスマホのネットワーク名を選択
- 設定したパスワードを入力して接続
主要メーカー別の設定画面の場所
| メーカー | 設定の場所 |
|---|---|
| Google Pixel | 設定 > ネットワークとインターネット > ホットスポットとテザリング |
| Samsung Galaxy | 設定 > 接続 > テザリングとモバイルホットスポット |
| AQUOS(Sharp) | 設定 > ネットワークとインターネット > テザリング |
| Xperia(Sony) | 設定 > ネットワークとインターネット > テザリング |
| OPPO | 設定 > 接続と共有 > パーソナルホットスポット |
| Xiaomi | 設定 > 接続と共有 > ポータブルホットスポット |
クイック設定パネルからの素早い設定方法
Androidでも、毎回「設定」アプリを開かずにテザリングをオン/オフできます。
- 画面上部から下にスワイプして通知パネルを開く
- もう一度下にスワイプしてクイック設定パネルを展開する
- 「テザリング」(またはホットスポットのアイコン)をタップしてオンにする
クイック設定パネルにテザリングのタイルがない場合は、「編集」(ペンのアイコン)をタップして追加できます。
Bluetoothテザリングの設定手順(Android)
- 「設定」>「接続」(または「ネットワークとインターネット」)をタップ
- 「テザリング」>「Bluetoothテザリング」をオンにする
- スマホのBluetooth設定で、接続先デバイスとペアリングする
- 接続先デバイスでBluetooth経由のネットワーク接続を選択する
USBテザリングの設定手順(Android)
- USBケーブルでAndroidスマホとパソコンを接続する
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「テザリング」を開く
- 「USBテザリング」をオンにする
- パソコン側で自動的にネットワーク接続が認識される
テザリング時の通信量の目安
テザリングで消費する通信量は、何をするかによって大きく変わります。以下の表で、用途別のデータ通信量の目安を確認しましょう。
| 利用内容 | 1時間あたりの目安 | 1GBで利用できる時間 |
|---|---|---|
| Webサイト閲覧 | 約50〜100MB | 約10〜20時間 |
| メール送受信(テキスト中心) | 約5〜10MB | 約100〜200時間 |
| SNS(X、Instagram) | 約100〜300MB | 約3〜10時間 |
| YouTube(720p) | 約700MB〜1GB | 約1〜1.5時間 |
| YouTube(1080p) | 約1.5〜2GB | 約30〜40分 |
| Netflix(標準画質) | 約700MB | 約1.4時間 |
| Zoom会議(ビデオあり) | 約600MB〜1.2GB | 約50分〜1.5時間 |
| 音楽ストリーミング | 約70〜150MB | 約7〜14時間 |
| オンラインゲーム | 約50〜200MB | 約5〜20時間 |
| ファイルダウンロード | ファイルサイズに依存 | ファイルサイズに依存 |
テザリング時の通信量を節約する7つの方法
テザリングはモバイルデータ通信を使うため、通信量の管理が重要です。以下の方法で賢く節約しましょう。
1. 動画の画質を下げる
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスは、テザリング時に最も通信量を消費します。画質を「自動」ではなく手動で480p以下に設定することで、通信量を大幅に節約できます。
- YouTube:動画再生中に設定アイコン > 画質 > 360pまたは480pを選択
- Netflix:プロフィール設定 > データ使用量 > 「低」に設定
2. パソコンのOS自動アップデートを一時停止する
WindowsやmacOSは、バックグラウンドで大容量のアップデートファイルをダウンロードすることがあります。テザリング中は自動アップデートを一時停止しましょう。
Windows 11の場合:
- 「設定」>「Windows Update」を開く
- 「更新の一時停止」をクリック
macOSの場合:
- 「システム設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」を開く
- 「自動アップデート」をオフにする
3. 従量制課金接続として設定する(Windows)
Windowsには「従量制課金接続」という設定があり、これをオンにするとバックグラウンドでの通信を自動的に制限してくれます。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」を開く
- テザリングで接続したネットワークをクリック
- 「従量制課金接続」をオンにする
4. クラウドストレージの同期を一時停止する
OneDrive、Google Drive、Dropboxなどのクラウドストレージは、自動的にファイルを同期するため、知らないうちに大量の通信量を消費することがあります。テザリング中は同期を一時停止しましょう。
5. ブラウザのデータセーバー機能を活用する
Google Chromeには「ライトモード」(データセーバー)機能があります(デスクトップ版ではChromeの拡張機能で対応)。画像を圧縮し、ページの読み込みを最適化してくれます。
6. 不要なアプリのバックグラウンド通信をオフにする
スマホ・パソコンの両方で、使っていないアプリのバックグラウンド通信をオフにしましょう。特に以下のアプリは大量の通信を行う可能性があります。
- 写真の自動バックアップ(Google フォト、iCloud写真)
- アプリの自動更新
- SNSの動画自動再生
- メールの自動同期(プッシュ通知)
7. 接続台数を最小限にする
テザリングで接続するデバイスは、必要な端末だけに限定しましょう。複数台が同時に接続されていると、意図しないバックグラウンド通信が発生して通信量が増えます。使わないデバイスのWi-Fiはオフにしておくのがおすすめです。

テザリングできない・つながらない時の対処法
テザリングがうまくいかない場合のトラブルシューティングを、原因別に解説します。
対処法1:テザリングオプションに加入しているか確認する
特にauやソフトバンクの大容量プランでは、テザリングオプション(月額550円)への加入が必要です。以下の方法で確認しましょう。
- au:My auアプリ > 契約情報 > オプションサービス
- ソフトバンク:My SoftBankアプリ > 契約・オプション管理
- ドコモ:テザリングオプション不要(申し込みなしで利用可能)
- 楽天モバイル:テザリングオプション不要
対処法2:モバイルデータ通信がオンになっているか確認する
テザリングはモバイルデータ通信を共有する機能なので、モバイルデータ通信がオフだとインターネットに接続できません。
iPhone:「設定」>「モバイル通信」>「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認
Android:「設定」>「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「モバイルデータ」がオンになっているか確認
対処法3:スマホを再起動する
テザリングに限らず、スマホのトラブルの多くは再起動で解決します。テザリングをオフにしてからスマホを再起動し、再度テザリングをオンにしてみましょう。
iPhone:サイドボタン + 音量ボタン長押し > スライドで電源オフ > 数秒待って再起動
Android:電源ボタン長押し > 再起動をタップ
対処法4:Wi-Fiの周波数帯を変更する(5GHz → 2.4GHz)
Wi-Fiテザリングで5GHz帯を使っている場合、接続先のデバイスが5GHz非対応だと接続できません。2.4GHz帯に切り替えてみましょう。
iPhone:「設定」>「インターネット共有」>「互換性を優先」をオンにする(2.4GHzに切り替わる)
Android:「設定」>「テザリング」>「Wi-Fiテザリング」>「APバンド」で「2.4GHz」を選択
対処法5:接続先デバイスのWi-Fi設定をリセットする
接続先のパソコンやタブレットで、テザリングのWi-Fiネットワークを一度「忘れる(削除)」してから再接続してみましょう。
Windows:「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」>「既知のネットワークの管理」> 該当するネットワークを選んで「切断」
Mac:「システム設定」>「Wi-Fi」> 該当するネットワークの詳細 >「このネットワーク設定を削除」
対処法6:ネットワーク設定をリセットする
上記の方法で解決しない場合は、スマホのネットワーク設定を初期化しましょう。
iPhone:「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」
Android:「設定」>「システム」>「リセットオプション」>「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」
対処法7:APN設定を確認する(格安SIMユーザー向け)
格安SIM(MVNO)を利用している場合、APN設定が正しく設定されていないとテザリングができないことがあります。特にAndroidでは、キャリア変更後にAPN設定が残っていて問題になるケースがあります。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「アクセスポイント名」を開く
- 利用中の格安SIMのAPN設定が正しいか確認(各社の公式サイトで正しいAPN情報を確認)
- 必要に応じてAPNを再設定する
対処法8:データ通信量の上限に達していないか確認する
月間のデータ通信量が契約プランの上限に達している場合、通信速度が制限され、テザリングが実質使えない状態になることがあります。各キャリアのマイページやアプリでデータ残量を確認しましょう。
対処法9:スマホのソフトウェアを最新にアップデートする
古いOSバージョンでは、テザリング機能にバグがある場合があります。iOSやAndroidのソフトウェアアップデートが利用可能な場合は、最新版にアップデートしましょう。
トラブル別の対処法まとめ
| 症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| テザリングのメニューがない | キャリアの制限、オプション未加入 | キャリアのマイページでオプション確認 |
| Wi-Fi一覧にスマホが表示されない | 5GHz帯非対応、距離が遠い | 2.4GHz帯に変更、距離を近づける |
| 接続はできるがネットにつながらない | モバイルデータOFF、APN設定ミス | モバイルデータ確認、APN再設定 |
| すぐに切断される | 自動切断設定、バッテリー残量低下 | 自動切断OFFに設定、充電する |
| 通信速度が極端に遅い | 速度制限、電波状況が悪い | データ残量確認、場所を移動する |
| パスワードが合わない | パスワードの入力ミス | スマホ側で新しいパスワードを再設定 |
テザリングのセキュリティ対策
テザリングを安全に利用するために、以下のセキュリティ対策を心がけましょう。
1. 必ずパスワードを設定する
Wi-Fiテザリングでは、必ずパスワードを設定しましょう。パスワードなしで接続を許可すると、近くにいる第三者が勝手にスマホの回線を使えてしまいます。8文字以上の英数字の組み合わせで、推測されにくいパスワードを設定してください。
2. セキュリティ規格はWPA3を選ぶ
Wi-Fiテザリングのセキュリティ規格は、可能であればWPA3を選びましょう。WPA3はWPA2の後継規格で、より強固な暗号化を提供します。ただし、接続先デバイスがWPA3に対応していない場合は、WPA2/WPA3を選んでください。
3. 使わない時はテザリングをオフにする
テザリングを使い終わったら、必ずオフにしましょう。オンのまま放置すると、以下のリスクがあります。
- バッテリーの無駄な消耗
- 意図しないデバイスからの接続
- モバイルデータ通信量の消費
4. ネットワーク名(SSID)を変更する
デフォルトのネットワーク名には「iPhone」「Galaxy」などの機種名が含まれていることが多く、使用している端末が特定されてしまいます。個人情報が含まれない名前に変更することをおすすめします。
5. 接続台数を制限する
Androidの一部機種では、テザリングの最大接続台数を制限できます。必要な台数だけに制限することで、不正接続のリスクを減らせます。
テザリングの自動切断を防ぐ設定
iPhoneやAndroidには、テザリングを一定時間使わないと自動的にオフにする機能があります。これが原因で「勝手にテザリングが切れる」と感じる方も多いでしょう。
iPhoneの場合
iOS 18では、デバイスが90秒間接続されないとインターネット共有が自動的にオフになります。これを防ぐ直接的な設定はありませんが、以下の方法で対処できます。
- 「インターネット共有」の画面を開いたままにしておく(画面を切り替えない)
- 接続先デバイスのWi-Fi設定で自動接続をオンにしておく
Androidの場合
Androidでは、機種によって「テザリングの自動OFF」を設定から無効にできます。
- 「設定」>「テザリング」>「Wi-Fiテザリング」を開く
- 「デバイスが接続されていない場合にホットスポットを自動的にオフにする」をオフにする
よくある質問(FAQ)
まとめ
スマホのテザリング機能を使えば、外出先でもパソコンやタブレットをインターネットに接続できます。最後に、この記事の重要ポイントをおさらいしましょう。
この記事のまとめ
- テザリングは3種類:Wi-Fi(高速・複数台)、Bluetooth(省電力)、USB(安定・充電可)
- Wi-Fiテザリングが最も汎用的でおすすめ
- iPhone:「設定」>「インターネット共有」からオン
- Android:「設定」>「テザリング」>「Wi-Fiテザリング」からオン
- キャリアによってはオプション加入が必要(au・ソフトバンクの大容量プラン)
- 通信量節約:動画の画質を下げる、OS自動更新を停止、クラウド同期を一時停止
- つながらない時:まずスマホを再起動、次にWi-Fi周波数の変更、ネットワーク設定リセットを試す
- セキュリティ:パスワード設定必須、WPA3推奨、使い終わったらテザリングをオフにする
テザリングは一度設定してしまえば、次回からはスイッチをオンにするだけで簡単に使えます。外出先でのPC作業やタブレット利用に、ぜひ活用してみてください。
ただし、テザリングはスマホのデータ通信量とバッテリーを消費します。毎日長時間使う場合は、モバイルルーターや固定回線の導入も検討しましょう。用途と頻度に合わせて、最適なインターネット接続方法を選ぶことが大切です。
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