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「気づいたらブラウザのタブが30個、50個と増えていて、パソコンが重くなった…」という経験はありませんか?調べ物をしていると次々とタブを開いてしまい、どのタブに何があるか分からなくなってしまうのは、多くの方が抱える悩みです。
タブを開きすぎると、パソコンのメモリ(RAM)が圧迫されて動作が遅くなるだけでなく、バッテリー消費も増え、作業効率も大幅に低下します。しかし、ブラウザに標準搭載されている機能や便利な拡張機能を活用すれば、タブを整理して快適なブラウジング環境を取り戻すことができます。
この記事では、Chrome・Edge・Firefoxそれぞれのタブ管理機能の使い方から、メモリ節約テクニック、おすすめの拡張機能まで、タブの開きすぎを防止する方法を徹底的に解説します。
この記事でわかること
- タブを開きすぎるとパソコンにどんな悪影響があるのか
- Chrome・Edge・Firefoxのタブグループ機能の具体的な使い方
- メモリセーバー・スリープタブなどの省メモリ機能の設定方法
- OneTabなど、おすすめのタブ管理拡張機能の特徴と導入手順
- ブックマーク・リーディングリストを活用してタブを減らすコツ
- ブラウザ別のタブ管理機能の比較
- 今日からできるタブ管理のベストプラクティス

タブを開きすぎるとどうなる?パソコンへの影響を解説
「タブをたくさん開いているだけで、そんなに問題になるの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、タブの開きすぎはパソコンの動作に深刻な影響を及ぼします。まずは具体的にどんな問題が起きるのかを確認しましょう。
メモリ(RAM)の大量消費
ブラウザのタブは、1つ1つが独立したプロセスとして動作しています。特にGoogle Chromeはタブごとに別プロセスを立ち上げる設計のため、タブ1つあたり約100MB〜500MBのメモリを消費します。動画サイトやSNSなどリッチなコンテンツを表示するタブでは、1つで1GB近く使うこともあります。
例えば、タブを30個開いた場合のメモリ消費量の目安は以下の通りです。
| タブの種類 | 1タブあたりのメモリ消費 | 30タブ開いた場合 |
|---|---|---|
| テキスト中心のサイト | 約100〜200MB | 約3〜6GB |
| SNS(X、Facebookなど) | 約200〜400MB | 約6〜12GB |
| 動画サイト(YouTube等) | 約300〜800MB | 約9〜24GB |
| Webアプリ(Gmail、Googleドキュメント等) | 約200〜500MB | 約6〜15GB |
一般的なパソコンのメモリは8GB〜16GBです。ブラウザだけで大半のメモリを使い切ってしまうと、他のアプリケーションが満足に動かなくなります。
CPU負荷の増大とパフォーマンス低下
多くのWebサイトでは、バックグラウンドでJavaScriptが常に動作しています。タブをたくさん開いていると、それぞれのタブでスクリプトが実行され続けるため、CPUの使用率が上がり、パソコン全体の動作が遅くなります。
具体的には以下のような症状が現れます。
- マウスカーソルの動きがカクカクする
- 文字入力に遅延が生じる
- アプリケーションの切り替えが遅い
- ファンが常に回り続ける
- パソコン本体が熱くなる
バッテリー消費の増加
ノートパソコンの場合、タブの開きすぎはバッテリー持ちにも直結します。メモリとCPUの使用量が増えれば、それだけ電力消費も大きくなります。タブを10個減らすだけで、バッテリー持続時間が30分〜1時間延びるケースもあります。
作業効率の低下
技術的な問題だけでなく、タブが多すぎることによる心理的な悪影響も見逃せません。
- タブが小さくなりすぎてタイトルが読めない
- 目的のタブを探すのに時間がかかる
- 「あとで読もう」と開いたままのタブが積み重なってストレスになる
- 重要なタブを誤って閉じてしまう
このように、タブの開きすぎはパソコンのパフォーマンスにも作業効率にも悪影響を及ぼします。ここからは、具体的な解決策を見ていきましょう。
【ブラウザ別】タブグループ機能の使い方
主要なブラウザには、タブをカテゴリごとにまとめて整理できる「タブグループ」機能が搭載されています。タブを完全に閉じるのが不安な方は、まずこの機能から試してみましょう。
Google Chromeのタブグループ
Chromeのタブグループは最も使いやすく、多くのユーザーに利用されています。
タブグループの作成手順:
- グループにまとめたいタブを右クリックする
- 「タブをグループに追加」→「新しいグループ」をクリック
- グループ名を入力する(例:「仕事」「調べ物」「買い物」など)
- グループの色を選択する(8色から選べます)
- 他のタブも同じ手順で既存のグループに追加する
タブグループの便利な使い方:
- グループ名をクリックすると、グループ内のタブをまとめて折りたためる(タブバーがすっきりする)
- グループごとドラッグして、別ウィンドウに移動できる
- グループ名を右クリック→「グループを閉じる」で一括クローズ
- グループ名を右クリック→「グループを新しいウィンドウに移動」で分離
タブグループの保存(Chrome 114以降):
Chrome 114以降では、タブグループを保存する機能が追加されました。グループ名を右クリックして「グループを保存」を選ぶと、ブックマークバーの下にグループが保存され、いつでも復元できます。毎日使うサイトのセットをグループとして保存しておくと非常に便利です。
Microsoft Edgeのタブグループ
EdgeもChromiumベースのブラウザなので、基本的な操作はChromeと同じです。
タブグループの作成手順:
- タブを右クリック→「タブをグループに追加」→「新しいグループ」
- グループ名と色を設定する
- グループ名をクリックして折りたたみ・展開ができる
Edgeの場合は、さらに「垂直タブ」機能も利用できます。画面左端にタブを縦に並べて表示する機能で、タブのタイトルが見やすくなり、多数のタブを管理するのに適しています。
垂直タブの有効化手順:
- タブバーの左端にある「タブ操作メニュー」(横線のアイコン)をクリック
- 「垂直タブバーをオンにする」をクリック
- タブが画面左側に縦に表示されるようになる
Firefoxのタブグループ
Firefoxには標準のタブグループ機能は搭載されていませんが、Firefox 131以降で導入された「タブの整理」機能を利用できます。
Firefoxのタブ整理手順:
- タブバーの空き領域を右クリック
- 「タブを整理する」をクリック
- Firefoxがタブの内容を分析し、自動的にカテゴリ分けを提案してくれる
- 提案されたグループでよければ「グループ化」をクリック
また、Firefoxでは「コンテナタブ」という独自機能があり、仕事用・プライベート用などでCookieやログイン状態を分離してタブを管理できます。

メモリ節約機能を活用しよう(スリープタブ・メモリセーバー)
タブをどうしてもたくさん開いておきたい場合は、ブラウザのメモリ節約機能を有効にしましょう。使っていないタブのメモリを自動的に解放してくれる機能で、タブの数を減らさずにパソコンの動作を軽くできます。
Google Chrome「メモリセーバー」の設定
Chromeには「メモリセーバー」機能が搭載されており、一定時間使っていないタブのメモリを自動で解放します。
設定手順:
- Chromeの右上にある「︙」(三点メニュー)をクリック
- 「設定」をクリック
- 左メニューの「パフォーマンス」をクリック
- 「メモリセーバー」をオンにする
- 必要に応じて「常にアクティブにするサイト」に除外サイトを追加する
除外サイトの設定が重要です。常にリアルタイムで情報を表示しておきたいサイト(チャットツール、メール、音楽ストリーミングなど)は除外リストに追加しておきましょう。メモリセーバーで休止状態になったタブは、クリックすると自動的に再読み込みされます。
ポイント
メモリセーバーを有効にすると、Chromeのタブバーで休止中のタブが薄く表示されます。タブをクリックすると数秒で再読み込みされるので、通常の使い勝手はほとんど変わりません。
Microsoft Edge「スリープタブ」の設定
Edgeには「スリープタブ」機能があり、非アクティブなタブを自動でスリープ状態にしてメモリとCPUを節約します。
設定手順:
- Edgeの右上にある「…」(三点メニュー)をクリック
- 「設定」→「システムとパフォーマンス」をクリック
- 「非アクティブなタブをスリープ状態にするまでの時間」を設定する(推奨:5分〜30分)
- 「スリープ状態にしないサイト」に除外URLを追加する
Edgeのスリープタブは、Microsoftの公式データによると平均26%のメモリ削減効果があるとされています。もともと有効になっていることが多いですが、念のため設定を確認してみましょう。
Firefoxのメモリ管理
Firefoxには自動タブスリープ機能は標準搭載されていませんが、以下の方法でメモリを節約できます。
方法1:タブの「アンロード」
- アドレスバーに
about:unloadsと入力してEnter - メモリ使用量が多い順にタブが表示される
- 「Unload」ボタンをクリックすると、そのタブのメモリが解放される
方法2:about:configでの設定変更
- アドレスバーに
about:configと入力してEnter - 「危険性を承知の上で使用する」をクリック
- 検索バーに
browser.tabs.unloadOnLowMemoryと入力 - この値を
trueに設定する(メモリ不足時に自動でタブをアンロード)
ブラウザ別メモリ節約機能の比較
| 機能 | Chrome | Edge | Firefox |
|---|---|---|---|
| 自動スリープ | メモリセーバー | スリープタブ | 手動(about:configで可) |
| 除外サイト設定 | あり | あり | なし |
| スリープまでの時間設定 | 自動(変更不可) | 5分〜12時間で選択可 | なし |
| メモリ削減効果 | タブあたり最大95% | 平均26% | タブごとに異なる |
| デフォルト状態 | オン | オン | オフ |
おすすめタブ管理拡張機能5選
ブラウザの標準機能だけでは物足りない方は、タブ管理に特化した拡張機能を導入しましょう。ここでは、特に評価が高く安全性も確認されている5つの拡張機能をご紹介します。
1. OneTab(Chrome・Edge・Firefox対応)
OneTabは、開いているすべてのタブをワンクリックでリスト化してくれる定番の拡張機能です。
主な特徴:
- ワンクリックで全タブをリストに変換(メモリを最大95%削減)
- リストからいつでも個別にタブを復元できる
- リストをグループに分けて名前を付けられる
- リストをWebページとして共有可能
- 完全無料で広告なし
使い方:
- Chrome ウェブストア(Edgeアドオンストア、Firefox ADD-ONS)で「OneTab」を検索してインストール
- ブラウザのツールバーに表示されるOneTabアイコンをクリック
- 開いていたタブがすべて閉じられ、OneTabのリストページに一覧表示される
- 必要なタブをクリックすると、そのタブだけ復元される
- 「すべて復元する」をクリックすると、リスト内の全タブが復元される
2. Tab Wrangler(Chrome・Edge対応)
Tab Wranglerは、一定時間アクセスしていないタブを自動で閉じてくれる拡張機能です。
主な特徴:
- 設定した時間(デフォルト20分)が経過したタブを自動クローズ
- 閉じたタブは履歴に保存され、いつでも復元可能
- ピン留めしたタブは自動クローズの対象外
- 特定のドメインを除外リストに追加できる
- 閉じるまでの時間を自由にカスタマイズ可能
設定のコツ:
最初は自動クローズまでの時間を長め(30分〜1時間)に設定し、慣れてきたら短く(10分〜20分)していくのがおすすめです。常に開いておきたいタブは、右クリック→「タブを固定」でピン留めしておきましょう。
3. Workona(Chrome・Edge対応)
Workonaは、タブをプロジェクトやワークスペースごとに整理できる高機能な拡張機能です。
主な特徴:
- 「ワークスペース」を作成して、タブをプロジェクト別に管理
- ワークスペースを切り替えると、関連するタブだけが表示される
- 使っていないワークスペースのタブは自動でサスペンド
- チーム共有機能あり(有料プラン)
- ブックマーク、ドキュメント、タスクの管理も可能
仕事で複数のプロジェクトを同時進行している方に特におすすめの拡張機能です。
4. The Great Suspender(Chrome・Edge対応)
The Great Suspenderは、非アクティブなタブを自動でサスペンド(一時停止)してメモリを解放する拡張機能です。
主な特徴:
- 設定時間が経過した非アクティブタブを自動サスペンド
- サスペンドされたタブはクリックで即座に復元
- ホワイトリストで除外するドメインを指定可能
- フォーム入力中のタブはサスペンドしない設定が可能
- サスペンド中のタブはメモリをほとんど消費しない
注意
過去に「The Great Suspender」のオリジナル版がマルウェアを含む問題が報告されました。現在はコミュニティが管理する安全なフォーク版(「The Marvellous Suspender」など)が公開されています。インストール時は開発者情報とレビューを必ず確認してください。
5. Tree Style Tab(Firefox専用)
Tree Style Tabは、Firefoxのサイドバーにタブをツリー構造で表示する拡張機能です。
主な特徴:
- タブをサイドバーに縦表示し、親子関係をツリー構造で表示
- あるタブから開いたリンクは、そのタブの子タブとして整理される
- ツリーの折りたたみ・展開で大量のタブも見やすく管理
- ドラッグ&ドロップでタブの並び替えが自由自在
- Firefox専用だが、非常に高い評価を受けている(★4.6/5.0)
拡張機能の比較表
| 拡張機能 | 対応ブラウザ | 主な用途 | 価格 |
|---|---|---|---|
| OneTab | Chrome、Edge、Firefox | タブのリスト化・一括保存 | 無料 |
| Tab Wrangler | Chrome、Edge | 非アクティブタブの自動クローズ | 無料 |
| Workona | Chrome、Edge | ワークスペース管理 | 無料(有料プランあり) |
| The Great Suspender系 | Chrome、Edge | タブのサスペンド・メモリ削減 | 無料 |
| Tree Style Tab | Firefox専用 | ツリー構造でのタブ管理 | 無料 |
ブックマーク・リーディングリストを活用してタブを減らす
「あとで読みたい」「また見るかもしれない」という理由でタブを開いたままにしている方は多いのではないでしょうか。そんな場合は、ブックマークやリーディングリストを活用することで、安心してタブを閉じられます。
ブックマークの効率的な使い方
ブックマークをただ保存するだけでは、結局見返さずに溜まっていく一方です。以下のルールでフォルダ分けすると、使いやすくなります。
おすすめのフォルダ構成:
- 「今週中に読む」フォルダ ── 1週間以内に読む予定の記事。毎週末に整理する
- 「仕事」フォルダ ── 業務関連のサイト。プロジェクト別にサブフォルダを作る
- 「参考資料」フォルダ ── 繰り返し参照する資料やドキュメント
- 「あとで読む」フォルダ ── 時間があるときに読みたい記事。月1回整理する
ブックマーク登録のショートカットキー:
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| ブックマークに追加 | Ctrl + D | Command + D |
| ブックマークバーの表示切替 | Ctrl + Shift + B | Command + Shift + B |
| ブックマークマネージャを開く | Ctrl + Shift + O | Command + Option + B |
リーディングリストの活用
Chrome、Edge、Safariには「リーディングリスト」機能が搭載されています。ブックマークとは別に「あとで読む」記事を一時的に保存できる機能で、タブ代わりに使うのに最適です。
Chromeのリーディングリスト使い方:
- 保存したいページを開いた状態で、アドレスバーのブックマークアイコン(星マーク)をクリック
- 「リーディングリストに追加」を選択
- サイドパネルの「リーディングリスト」からいつでもアクセスできる
- 読み終わったら「既読にする」をクリックして整理
Edgeのリーディングリスト(コレクション機能):
- 保存したいページで右上の「コレクション」アイコンをクリック(またはCtrl + Shift + Y)
- 「現在のページを追加」をクリック
- コレクションはカテゴリごとに複数作成可能
- メモを追加することもできる

タブ管理のベストプラクティス7選
ここまで紹介した機能やツールを踏まえて、日常的に実践できるタブ管理のベストプラクティスをまとめます。
1. 「10タブルール」を意識する
常時開いておくタブの上限を10個までと決めましょう。10個を超えたら、不要なタブを閉じるか、ブックマーク・OneTabに退避する習慣をつけます。最初は厳しく感じるかもしれませんが、1〜2週間で慣れます。
2. ピン留めを活用する
Gmail、Slack、社内ツールなど常時開いておくタブはピン留めしましょう。ピン留めしたタブは小さなアイコン表示になり、タブバーの左端に固定されます。誤って閉じることも防げます。
ピン留めの方法:タブを右クリック→「タブを固定」をクリック
3. 用途別にウィンドウを分ける
「仕事用」「プライベート用」「調べ物用」など、用途ごとに別ウィンドウを使い分けましょう。1つのウィンドウにすべてのタブを詰め込むよりも、探しやすく整理しやすくなります。
4. 週1回の「タブ棚卸し」を習慣化する
毎週決まった曜日(例えば金曜日の仕事終わり)に、開いているタブをすべて見直す時間を作りましょう。不要なタブは閉じ、あとで読みたいものはブックマークに保存し、来週も使うものだけ残します。
5. ショートカットキーを覚える
タブ操作のショートカットキーを覚えると、マウスでタブをクリックして探す手間が大幅に減ります。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 新しいタブを開く | Ctrl + T | Command + T |
| タブを閉じる | Ctrl + W | Command + W |
| 閉じたタブを復元 | Ctrl + Shift + T | Command + Shift + T |
| 次のタブに移動 | Ctrl + Tab | Command + Option + → |
| 前のタブに移動 | Ctrl + Shift + Tab | Command + Option + ← |
| 特定のタブに移動(1〜8番目) | Ctrl + 1〜8 | Command + 1〜8 |
| 最後のタブに移動 | Ctrl + 9 | Command + 9 |
| タブの検索(Chrome) | Ctrl + Shift + A | Command + Shift + A |
特に「Ctrl + Shift + T(閉じたタブの復元)」は覚えておくと安心です。「間違えて閉じちゃった」という不安がなくなるので、タブを閉じることへの心理的なハードルが下がります。
6. 「あとで読む」はリーディングリストへ
「今は読めないけど、あとで読みたい」記事をタブで開いたまま放置するのはやめましょう。リーディングリストやOneTabに即座に退避する習慣をつけることで、タブが溜まるのを防げます。
7. ブラウザの「起動時の設定」を見直す
ブラウザを起動したときに前回のタブがすべて復元される設定にしていませんか?便利な反面、タブが永遠に減らない原因になります。
おすすめの設定:
- Chrome:設定→「起動時」→「新しいタブページを開く」に変更
- Edge:設定→「[スタート]、[ホーム]、および[新規]タブ」→「新しいタブページを開く」
- Firefox:設定→「一般」→「起動」→「ホームページを表示する」
前回のタブが必要な場合は、タブグループとして保存してからブラウザを閉じましょう。
ブラウザ別タブ管理機能の総合比較
ここまで紹介した各ブラウザのタブ管理機能を、総合的に比較します。ブラウザ選びの参考にしてください。
| 機能 | Chrome | Edge | Firefox |
|---|---|---|---|
| タブグループ | あり(保存機能付き) | あり | 自動整理機能あり |
| 垂直タブ | なし(拡張機能で可) | 標準搭載 | 拡張機能で可 |
| メモリ節約 | メモリセーバー | スリープタブ | 手動(about:config) |
| リーディングリスト | あり | コレクション機能 | Pocket連携 |
| タブ検索 | Ctrl+Shift+A | Ctrl+Shift+A | タブバーの検索欄 |
| 拡張機能の充実度 | 非常に豊富 | 豊富(Chrome拡張互換) | 豊富(独自エコシステム) |
| コンテナタブ | なし | プロファイル機能で類似 | 標準搭載 |
| おすすめユーザー | 万人向け、拡張機能重視 | 垂直タブ活用したい方 | プライバシー重視の方 |
スマホブラウザでのタブ管理のコツ
パソコンだけでなく、スマホでもタブの開きすぎは問題になります。気づいたらスマホのブラウザに100個以上のタブが溜まっている方も少なくないでしょう。
iPhone(Safari)のタブ管理
- タブグループ:タブ一覧画面の下部にある「○個のタブ」をタップ→「新規タブグループ」で作成
- 古いタブの自動クローズ:「設定」→「Safari」→「タブを閉じる」→「1か月後」に設定すると、30日以上開いたタブが自動で閉じられる
- タブの一括クローズ:タブ一覧画面で「完了」を長押し→「○個のタブをすべて閉じる」
Android(Chrome)のタブ管理
- タブグループ:タブ一覧でタブを長押し→別のタブにドラッグするとグループ化される
- タブの一括クローズ:タブ一覧の右上「︙」→「すべてのタブを閉じる」
- 非アクティブタブの通知:長期間開いていないタブがあると、Chromeが「非アクティブなタブ」として通知してくれる
よくある質問(FAQ)
Q1. タブを開きすぎるとパソコンが壊れることはありますか?
パソコンが物理的に壊れることはありません。ただし、メモリ不足によりブラウザやアプリケーションがクラッシュ(強制終了)することはあります。作業中のデータが失われる可能性があるため、こまめに保存することをおすすめします。また、長期的にはCPUの高負荷によるパソコンの発熱が、寿命に影響する可能性もゼロではありません。
Q2. メモリセーバー(スリープタブ)を有効にするとデータが消えますか?
基本的にはデータは消えません。スリープ状態のタブをクリックすると、ページが再読み込みされます。ただし、入力途中のフォームの内容は失われる場合があります。重要な入力を行っている場合は、そのタブをピン留めするか、除外リストに追加しておきましょう。
Q3. OneTabに保存したタブのデータはブラウザをアンインストールしても残りますか?
OneTabのデータはブラウザのローカルストレージに保存されているため、ブラウザをアンインストールすると消えてしまいます。大切なリストは、OneTabの「エクスポート」機能を使ってバックアップを取っておくことをおすすめします。OneTabの画面で「インポート/エクスポート」からURLリストをテキストとして保存できます。
Q4. Chrome、Edge、Firefoxのどれが一番メモリを消費しませんか?
一般的に、Firefoxが最もメモリ効率が良いと言われています。これは、Firefoxがタブごとに独立プロセスを立てる数を制限しているためです。ただし、Edgeのスリープタブ機能を有効にした場合は、Edgeが最もメモリ効率が良くなるケースもあります。Chrome はタブごとに独立プロセスを作るため、メモリ消費は多めですが、メモリセーバーを有効にすることで大幅に改善できます。
Q5. タブの数が表示されなくなるほど開いてしまいました。全部閉じる方法はありますか?
はい、いくつかの方法があります。
- OneTabを導入してアイコンをクリック → 全タブがリストに変換される(あとで復元可能)
- タブバーの何もない所を右クリック→「他のタブをすべて閉じる」
- ブラウザを閉じて再起動し、設定で「新しいタブページを開く」にしておく
- Ctrl + Shift + T(Command + Shift + T)で、閉じたタブは後から復元できるので安心してください
Q6. 拡張機能をたくさん入れるとブラウザが重くなりませんか?
はい、拡張機能自体もメモリを消費します。タブ管理のために拡張機能を入れすぎて逆にブラウザが重くなる、という本末転倒な状態にならないよう注意しましょう。タブ管理系の拡張機能は1〜2個に絞るのがおすすめです。不要な拡張機能は定期的に見直して削除しましょう。
Q7. タブグループの色分けにルールはありますか?おすすめの分け方を教えてください。
公式なルールはありませんが、以下のような色分けが一般的です。
- 赤:緊急の作業、締め切りが近いタスク
- 青:仕事のメイン作業
- 緑:調査やリサーチ
- 黄色:あとで読む記事
- グレー:プライベート
自分なりのルールを決めて一貫して使うことが大切です。
Q8. 会社のパソコンで拡張機能をインストールできません。他にタブを管理する方法はありますか?
拡張機能なしでもできるタブ管理方法はたくさんあります。
- ブラウザ標準のタブグループ機能を活用する
- ブックマークのフォルダ分けを徹底する
- ピン留めで重要なタブを固定する
- ショートカットキーでタブの切り替えを効率化する
- Edgeの垂直タブ機能を使う
- リーディングリスト機能であとで読む記事を退避する
これらの標準機能だけでも、タブ管理は大幅に改善できます。
まとめ
タブの開きすぎはパソコンの動作を遅くするだけでなく、作業効率やバッテリー持ちにも悪影響を及ぼします。しかし、適切なツールと習慣を身につければ、快適なブラウジング環境を維持できます。
今日からできるアクションをまとめます:
- メモリセーバー(スリープタブ)が有効になっているか確認する(Chrome:設定→パフォーマンス、Edge:設定→システムとパフォーマンス)
- タブグループ機能を使い始める(タブを右クリック→グループに追加)
- ショートカットキーを3つ覚える(Ctrl+W でタブを閉じる、Ctrl+Shift+T で復元、Ctrl+Shift+A でタブ検索)
- OneTabをインストールする(ワンクリックで全タブをリスト化)
- 「10タブルール」を意識する(超えたら整理する習慣をつける)
まずは1つか2つ、取り入れやすいものから始めてみてください。タブが整理されると、パソコンの動作が軽くなるだけでなく、頭の中もすっきりして、作業に集中できるようになります。
この記事で紹介した方法を参考に、自分に合ったタブ管理のスタイルを見つけて、快適なブラウジングライフを送りましょう。
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