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【2026年最新版】Markdown記法の書き方完全ガイド【初心者向け】

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「Markdownって何?」「プログラマーがよく使っているあの記法、自分も覚えたい」「READMEファイルの書き方がわからない」――そんな悩みを抱えていませんか?

Markdown(マークダウン)は、テキストに簡単な記号を加えるだけで、見出し・太字・リスト・表などの書式を付けられる軽量マークアップ言語です。GitHub、Notion、Qiita、Zenn、Slack、Discordなど、今やあらゆるツールで採用されており、2026年現在、エンジニアだけでなくビジネスパーソンにとっても必須スキルになりつつあります。

この記事では、Markdownをまったく知らない初心者の方でもすぐに使えるよう、基本記法から応用テクニック、おすすめエディタまでを徹底的に解説します。各記法には「入力例」と「表示結果」の両方を掲載しているので、手を動かしながら学べます。

Markdownの基本記法一覧

この記事でわかること

  • Markdownとは何か、なぜ今学ぶべきなのか
  • 見出し・太字・斜体・取消線など基本的な文字装飾の書き方
  • 箇条書きリスト・番号付きリストの作成方法
  • リンク・画像・コードブロックの挿入方法
  • テーブル(表)の作り方と整形テクニック
  • GitHub Flavored Markdown(GFM)の拡張機能
  • チェックボックス・脚注・数式など応用記法
  • おすすめMarkdownエディタ5選と選び方
  • よくある質問(FAQ)10選

Markdownとは?基本をやさしく解説

Markdownの歴史と成り立ち

Markdownは、2004年にジョン・グルーバー(John Gruber)氏とアーロン・スワーツ(Aaron Swartz)氏によって開発されました。「書きやすく、読みやすく、そのままでも意味が通じるプレーンテキスト形式」を目指して設計されています。

HTMLを直接書くのは複雑で面倒ですが、Markdownを使えば、たった数文字の記号を加えるだけで同じ見栄えのHTMLを生成できます。例えば、HTMLで見出しを作るには <h2>見出し</h2> と書く必要がありますが、Markdownなら ## 見出し と書くだけです。

なぜ2026年にMarkdownを学ぶべきなのか

Markdownの重要性は年々高まっています。その理由は以下の通りです。

  • GitHubの標準記法:世界最大のコード共有プラットフォームGitHubでは、README・Issue・Pull Requestなどすべての場面でMarkdownが使われています
  • ナレッジツールの共通言語:Notion、Obsidian、Logseq、Qiita、Zennなど、人気のナレッジ管理ツールや技術ブログがMarkdownに対応しています
  • チャットツールでも採用:Slack、Discord、Microsoft Teamsでもメッセージの書式にMarkdown記法が使えます
  • AI時代の必須スキル:ChatGPTやClaudeなどのAIツールは、出力結果をMarkdown形式で返すことが多く、読み書きの能力が求められます
  • ポータビリティの高さ:プレーンテキストなので、どのOSでも開け、バージョン管理もしやすく、長期保存に最適です

Markdownの基本的な仕組み

Markdownの仕組みはとてもシンプルです。

  1. テキストファイル(.md)に記号付きの文章を書く
  2. Markdownパーサーが記号を解析してHTMLに変換する
  3. ブラウザやエディタが整形されたHTMLを表示する

つまり、Markdownはあくまで「HTMLを簡単に書くための略記法」です。最終的にはHTMLに変換されるため、HTMLの知識があればより深く理解できますが、HTMLを知らなくてもMarkdownは問題なく使えます

基本記法マスター編:これだけ覚えればOK

見出し(Heading)

見出しは文章の構造を作る最も基本的な要素です。# の数で見出しのレベル(大きさ)を指定します。

Markdown入力 HTMLタグ 意味
# 見出し1 <h1> 最大の見出し(記事タイトル級)
## 見出し2 <h2> 大見出し(章の区切り)
### 見出し3 <h3> 中見出し(節の区切り)
#### 見出し4 <h4> 小見出し
##### 見出し5 <h5> さらに小さい見出し
###### 見出し6 <h6> 最小の見出し
ポイント:# とテキストの間には必ず半角スペースを1つ入れてください。スペースがないと見出しとして認識されないパーサーがあります。また、一般的に #(h1)は記事タイトルに使い、本文の見出しは ##(h2)から始めるのがベストプラクティスです。

段落と改行

Markdownでの段落と改行は、初心者がつまずきやすいポイントです。

やりたいこと 書き方 説明
段落を分ける 空行を1行挟む 前後の文が別の段落(<p>タグ)になる
段落内で改行する 行末に半角スペース2つ <br>タグに変換される

入力例:

1行目のテキスト

2行目のテキスト(空行で区切ったので新しい段落になる)

1行目のテキスト(末尾にスペース2つ)
2行目のテキスト(同じ段落内で改行される)

文字装飾(太字・斜体・取消線)

テキストを強調したいときに使う記法です。

装飾 Markdown入力 表示結果 HTMLタグ
太字(ボールド) **太字テキスト** 太字テキスト <strong>
斜体(イタリック) *斜体テキスト* 斜体テキスト <em>
太字+斜体 ***太字斜体*** 太字斜体 <strong><em>
取消線 ~~取消テキスト~~ 取消テキスト <del>
インラインコード `コード` コード <code>

入力例:

これは**太字**です。
これは*斜体*です。
これは***太字かつ斜体***です。
これは~~取り消し線~~です。
これは`インラインコード`です。
ポイント:アスタリスク * の代わりにアンダースコア _ を使うこともできます(例:_斜体___太字__)。ただし、アスタリスクの方が広く対応されているため、アスタリスクを使うのがおすすめです。

リスト(箇条書き・番号付き)

情報を整理して見せたいときに欠かせない記法です。

箇条書きリスト(番号なし)

-*+ のいずれかを行頭に置き、半角スペースを空けます。

- りんご
- みかん
- バナナ
  - 甘いバナナ
  - 青いバナナ

表示結果:

  • りんご
  • みかん
  • バナナ
    • 甘いバナナ
    • 青いバナナ

ネスト(入れ子)にするには、半角スペース2つ(または4つ)でインデントします。

番号付きリスト

数字とピリオドを使います。

1. 最初のステップ
2. 次のステップ
3. 最後のステップ
   1. サブステップA
   2. サブステップB

表示結果:

  1. 最初のステップ
  2. 次のステップ
  3. 最後のステップ
    1. サブステップA
    2. サブステップB
豆知識:番号付きリストでは、実は番号を正確に振らなくても大丈夫です。すべて 1. で書いても、パーサーが自動的に連番を付けてくれます。途中に項目を追加するときに番号を振り直す手間が省けるので、すべて 1. で書くスタイルを好む人も多くいます。

リンク

Webページへのリンクは、角括弧 [] と丸括弧 () を組み合わせて作ります。

リンクの種類 Markdown入力 説明
インラインリンク [表示テキスト](URL) 最も基本的なリンク
タイトル付きリンク [表示テキスト](URL "タイトル") マウスオーバーでタイトル表示
参照リンク [表示テキスト][参照ID] URLを文末にまとめて管理
URL直接表示 <https://example.com> URLがそのままリンクになる

入力例:

[Googleのトップページ](https://www.google.com)

[Googleのトップページ](https://www.google.com "Googleへ移動")

これは[参照リンク][1]の例です。

[1]: https://www.example.com "参照リンクの例"

自動リンク: <https://www.example.com>
ポイント:参照リンクは、長いURLが本文中に混じって読みにくくなるのを防げます。学術論文のような書き方をしたいとき、または同じURLを何度も使うときに便利です。

画像

画像の挿入はリンクとほぼ同じですが、先頭に !(エクスクラメーションマーク)を付けます。

![代替テキスト](画像URL)

![代替テキスト](画像URL "画像のタイトル")

![ロゴ画像][logo]
[logo]: https://example.com/logo.png "ロゴ"

代替テキスト(alt属性)は、画像が表示できないときに代わりに表示されるテキストです。アクセシビリティやSEOの観点からも、必ず適切な代替テキストを設定しましょう

応用記法とGFM拡張

引用(ブロッククォート)

他の文章を引用するときは、行頭に > を付けます。

> これは引用文です。
> 複数行にわたる引用も可能です。
>
> > ネストした引用(引用の中の引用)もできます。

表示結果:

これは引用文です。複数行にわたる引用も可能です。

ネストした引用(引用の中の引用)もできます。

水平線(区切り線)

3つ以上のハイフン ---、アスタリスク ***、アンダースコア ___ のいずれかで水平線を挿入できます。

上のセクション

---

下のセクション

セクションの区切りに使うと、長い文章でも読みやすくなります。

コードブロック

プログラムのコードを表示するときに使います。バッククォート3つ(```)で囲みます。

インラインコード

文中にコードを埋め込むには、バッククォート1つで囲みます。

`console.log("Hello")` と入力してください。

表示結果:console.log("Hello") と入力してください。

複数行のコードブロック

```javascript
function greet(name) {
  return `Hello, ${name}!`;
}
console.log(greet("World"));
```

言語名(javascriptpythonhtmlcssbash など)を指定すると、シンタックスハイライト(色分け表示)が適用されます。対応言語はエディタやプラットフォームによって異なりますが、主要な言語はほぼすべてサポートされています。

言語名 指定キーワード 用途
JavaScript javascript または js Webフロントエンド開発
Python python または py AI・データ分析・自動化
HTML html Webページ構造
CSS css Webページの装飾
Bash bash または sh ターミナルコマンド
JSON json データ交換形式
SQL sql データベース操作
TypeScript typescript または ts 型付きJavaScript

テーブル(表)の作り方

Markdownのテーブル記法は、パイプ | とハイフン - を使って表を作ります。

基本的なテーブル

| 名前 | 年齢 | 職業 |
| --- | --- | --- |
| 田中太郎 | 30 | エンジニア |
| 佐藤花子 | 25 | デザイナー |
| 鈴木一郎 | 35 | マネージャー |

表示結果:

名前 年齢 職業
田中太郎 30 エンジニア
佐藤花子 25 デザイナー
鈴木一郎 35 マネージャー

テーブルの配置(アラインメント)

2行目のハイフン部分にコロン : を加えると、列の文字寄せを指定できます。

| 左寄せ | 中央寄せ | 右寄せ |
| :--- | :---: | ---: |
| Left | Center | Right |
| テキスト | テキスト | テキスト |
配置 書き方 コロンの位置
左寄せ(デフォルト) :--- 左側にコロン
中央寄せ :---: 両側にコロン
右寄せ ---: 右側にコロン
ポイント:Markdownのテーブルは複雑な表(セル結合など)には対応していません。複雑な表が必要な場合は、HTMLの <table> タグを直接書くことも可能です(多くのMarkdownパーサーはHTML混在をサポートしています)。

応用記法:GitHub Flavored Markdown(GFM)

GitHub Flavored Markdown(GFM)は、GitHubが標準のMarkdownを拡張した仕様です。GitHubだけでなく、多くのツールがGFMに対応しています。ここでは、GFMで使える便利な拡張機能を紹介します。

チェックボックス(タスクリスト)

ToDoリストやタスク管理に便利なチェックボックスが作れます。

- [x] 企画書の作成
- [x] デザインレビュー
- [ ] コーディング
- [ ] テスト
- [ ] デプロイ

表示結果:

  • ☑ 企画書の作成
  • ☑ デザインレビュー
  • ☐ コーディング
  • ☐ テスト
  • ☐ デプロイ

[x] でチェック済み、[ ](角括弧の間にスペース)で未チェックを表します。GitHubのIssueやPull Requestでは、ブラウザ上で直接チェックのオン・オフを切り替えることもできます。

自動リンク

GFMでは、URLを書くだけで自動的にリンクになります。

https://www.google.com

これは自動リンクです: https://github.com

標準Markdownでは <https://www.google.com> と角括弧で囲む必要がありましたが、GFMではそのまま書けます。

脚注(Footnotes)

学術的な文書や補足説明が必要なときに便利です。

Markdownは2004年に開発されました[^1]。

現在では多くのプラットフォームで採用されています[^2]。

[^1]: 開発者はJohn GruberとAaron Swartz。
[^2]: GitHub、GitLab、Bitbucket、Notion、Obsidianなど。

本文中に [^1] と書くと、ページ下部に脚注が自動生成されます。対応しているプラットフォームはGitHub、Obsidian、Jekyll(kramdown)などです。

絵文字(Emoji)

GFMではショートコードで絵文字を挿入できます。

:smile: :rocket: :thumbsup: :warning: :bulb:

GitHubのIssueやPull Requestのコメントで活躍します。使えるショートコードの一覧は Emoji Cheat Sheet で確認できます。

Mermaid(ダイアグラム記法)

2022年からGitHubがサポートを開始したMermaidは、テキストでフローチャートやシーケンス図を描ける機能です。

```mermaid
graph TD
    A[記事を書く] --> B{Markdown?}
    B -->|はい| C[簡単に書式設定]
    B -->|いいえ| D[HTMLを手書き]
    C --> E[完成!]
    D --> E
```

フローチャートだけでなく、シーケンス図、ガントチャート、ER図、円グラフなども描けます。ドキュメントに図を入れたいけど、画像作成ツールを使うのは面倒というときに非常に便利です。

数式(LaTeX / KaTeX)

GitHubやObsidianでは、LaTeX形式の数式表記にも対応しています。

インライン数式: $E = mc^2$

ブロック数式:
$$
\sum_{i=1}^{n} x_i = x_1 + x_2 + \cdots + x_n
$$

技術文書や学術的なノートを書くときに重宝します。

おすすめエディタ比較

Markdown記法一覧チートシート

ここまで紹介した記法を一覧表にまとめました。この表をブックマークしておけば、いつでも参照できます。

カテゴリ 記法 Markdown入力
見出し h1〜h6 # 〜 ######
太字 ボールド **テキスト**
斜体 イタリック *テキスト*
取消線 ストライク ~~テキスト~~
箇条書き 番号なしリスト - 項目
番号リスト 番号付きリスト 1. 項目
リンク ハイパーリンク [表示名](URL)
画像 画像埋め込み ![alt](URL)
引用 ブロッククォート > テキスト
コード インラインコード `コード`
コードブロック 複数行コード ```言語名 〜 ```
テーブル | A | B |
水平線 区切り線 ---
チェックボックス タスクリスト - [x] 完了項目
脚注 フットノート [^1]

おすすめMarkdownエディタ5選

Markdownを快適に書くには、専用のエディタを使うのが一番です。ここでは、2026年現在のおすすめエディタを5つ紹介します。

1. Visual Studio Code(VS Code)

項目 詳細
価格 無料
対応OS Windows、Mac、Linux
特徴 拡張機能で高機能化、プレビュー内蔵、Git統合
おすすめ対象 エンジニア、コードも書く人

Microsoftが開発する無料のコードエディタです。Markdownのプレビュー機能が標準搭載されており、Ctrl+Shift+V(Mac: Cmd+Shift+V)でリアルタイムプレビューが表示されます。

拡張機能を追加することで、さらに便利になります。

  • Markdown All in One:ショートカットキー、目次自動生成、リスト補完など
  • Markdown Preview Enhanced:Mermaid図、LaTeX数式、PDF出力に対応
  • markdownlint:Markdownの書き方の問題を自動検出

2. Obsidian

項目 詳細
価格 個人利用無料(商用ライセンス $50/年)
対応OS Windows、Mac、Linux、iOS、Android
特徴 ローカル保存、双方向リンク、グラフビュー
おすすめ対象 ナレッジ管理、個人Wiki、ライター

「第二の脳」をコンセプトにしたナレッジベースアプリです。Markdownファイルをローカルに保存するため、データの所有権が完全に自分にあるのが最大の特徴。ノート同士を [[リンク名]] でつなぐ双方向リンク機能が強力で、知識のネットワークを視覚化するグラフビューも人気です。

プラグインエコシステムも充実しており、カレンダー、カンバンボード、データベースなど、さまざまな機能を追加できます。

3. Typora

項目 詳細
価格 $14.99(買い切り、3台まで)
対応OS Windows、Mac、Linux
特徴 WYSIWYG編集、シームレスプレビュー、テーマ豊富
おすすめ対象 Markdown初心者、執筆に集中したい人

TyporaはWYSIWYG(What You See Is What You Get)方式のMarkdownエディタです。書いた瞬間にプレビューが反映されるため、ソースコードとプレビューを別々に見る必要がありません。Markdownの記法を覚えている途中の初心者に特におすすめです。

テーマのカスタマイズが豊富で、PDF・HTML・Word形式へのエクスポートにも対応しています。

4. HackMD(CodiMD)

項目 詳細
価格 無料プランあり(Proは$5/月)
対応OS Webブラウザ(クロスプラットフォーム)
特徴 リアルタイム共同編集、スライドモード
おすすめ対象 チーム共同作業、議事録、勉強会資料

Webブラウザ上で使えるMarkdownエディタで、Googleドキュメントのようにリアルタイムで共同編集ができます。チームでの議事録作成や、勉強会の資料作成に最適です。スライドモードを使えば、Markdownからプレゼンテーション資料も作れます。

5. StackEdit

項目 詳細
価格 無料
対応OS Webブラウザ(クロスプラットフォーム)
特徴 インストール不要、GoogleDrive連携、オフライン対応
おすすめ対象 手軽に試したい人、出先で書く人

Webブラウザだけで使える無料のMarkdownエディタです。インストール不要で、アクセスするだけですぐに使い始められるのが最大のメリットです。Google DriveやDropboxとの連携機能があり、ファイルの管理も簡単です。ServiceWorkerによるオフライン対応もされています。

エディタ比較まとめ

エディタ 価格 形態 共同編集 おすすめ度
VS Code 無料 デスクトップ Live Share拡張で可能 ★★★★★
Obsidian 個人無料 デスクトップ+モバイル Syncプランで可能 ★★★★★
Typora $14.99 デスクトップ なし ★★★★
HackMD 無料〜 Web リアルタイム対応 ★★★★
StackEdit 無料 Web なし ★★★

Markdownを使いこなすためのテクニック

エスケープ記法

Markdownの記号をそのまま文字として表示したいときは、バックスラッシュ \ を前に付けます。

\*これはイタリックにならない\*
\# これは見出しにならない
\- これはリストにならない

エスケープが必要な記号は以下の通りです。

\ ` * _ { } [ ] ( ) # + - . ! |

HTMLとの混在

多くのMarkdownパーサーは、HTMLタグの直接記述を許可しています。Markdownだけでは実現できない書式が必要なときに活用できます。

Markdownのテキスト

<div style="color: red; font-size: 20px;">
  HTMLで赤い大きな文字にできます
</div>

また通常のMarkdownに戻れます。**太字**も使える。
注意:HTML混在を許可していないプラットフォームもあります(セキュリティ上の理由)。特にコメント欄やユーザー投稿型のサービスでは、HTMLタグが除去されることがあります。使用前にそのプラットフォームの仕様を確認しましょう。

折りたたみ(details / summary)

長い内容を折りたたんで表示するには、HTMLの <details> タグを使います。GitHubやQiitaなど多くのプラットフォームで使えます。

<details>
<summary>クリックして展開</summary>

ここに詳細な内容を書きます。
Markdownの記法も使えます。

- 項目1
- 項目2

</details>

長いログ出力やコードを折りたたんで見やすくするのに便利です。

目次の自動生成

一部のエディタやプラットフォームでは、見出しから自動的に目次を生成する機能があります。

  • VS Code:Markdown All in One拡張で Ctrl+Shift+P → 「Create Table of Contents」
  • GitHub:READMEの先頭に目次ボタンが自動表示される
  • Obsidian[[#見出し名]] で同一ファイル内リンク、プラグインで目次生成
  • Qiita[TOC] と書くだけで目次が自動生成される

プラットフォーム別Markdown対応表

同じMarkdownでも、プラットフォームによって対応している記法が異なります。主要なプラットフォームの対応状況をまとめました。

記法 GitHub Qiita Notion Obsidian Slack
基本記法
テーブル
チェックボックス
Mermaid図
数式(LaTeX)
脚注
HTML混在

○=対応 △=一部対応 ✕=非対応

ヒント:Slackでは独自のMarkdown記法が採用されています。例えば太字は *テキスト*(シングルアスタリスク)、斜体は _テキスト_、取消線は ~テキスト~(シングルチルダ)です。標準のMarkdownとは微妙に異なるので注意しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. Markdownファイルの拡張子は何ですか?

.md が最も一般的です。.markdown という拡張子も使えますが、ほとんどの場合 .md が使われます。GitHubのREADMEファイルは README.md という名前が標準です。

Q2. Markdownで文字色を変えることはできますか?

標準のMarkdown記法では文字色の変更はサポートされていません。文字色を変えたい場合は、<span style="color:red">赤い文字</span> のようにHTMLタグを直接書く方法があります。ただし、HTML混在に対応していないプラットフォームでは使えません。

Q3. MarkdownをPDFに変換するにはどうすればいいですか?

いくつかの方法があります。

  • VS Code:Markdown PDF拡張をインストール → 右クリック → 「Markdown PDF: Export (pdf)」
  • Typora:ファイル → エクスポート → PDF
  • Pandoc(コマンドライン):pandoc input.md -o output.pdf
  • Webブラウザ:Markdownプレビューを開いて「印刷」→「PDFとして保存」
Q4. MarkdownとHTMLの違いは何ですか?

MarkdownはHTMLを簡略化した記法です。Markdownで書いた文章は最終的にHTMLに変換されます。HTMLは細かいレイアウト制御ができますが記述が冗長です。Markdownは書きやすく読みやすいですが、表現できる範囲はHTMLより限定的です。ドキュメントやブログ記事にはMarkdown、Webページ制作にはHTMLが適しています

Q5. Markdownでセル結合したテーブルは作れますか?

残念ながら、標準のMarkdownやGFMではセル結合(colspan、rowspan)に対応していません。セル結合が必要な場合は、HTMLの <table> タグを直接記述するか、別のツール(Excel → 画像として貼り付けなど)を使いましょう。

Q6. Markdownの学習にどのくらい時間がかかりますか?

基本記法(見出し、太字、リスト、リンク)だけなら30分〜1時間で習得可能です。テーブルやコードブロックなどの応用記法を含めても、2〜3時間あれば一通り使えるようになります。あとは実際に使いながら慣れていくのが一番の近道です。

Q7. NotionのMarkdownとGitHubのMarkdownは同じですか?

基本的な記法は共通ですが、細部で違いがあります。Notionは独自のブロック構造を持っており、Markdownのインポート・エクスポートには対応していますが、Mermaid図や脚注など一部の拡張記法はサポートしていません。また、NotionはHTMLの直接記述に対応していません。

Q8. Markdownで画像サイズを指定できますか?

標準のMarkdown記法では画像サイズの指定はできません。対処法としては以下があります。

  • HTML混在<img src="url" width="300"> と直接書く
  • 特定プラットフォーム独自記法:一部のパーサーは ![alt](url =300x200) のようなサイズ指定に対応
  • 事前にリサイズ:画像自体を適切なサイズにリサイズしてからアップロードする
Q9. Markdownで改行がうまくいきません。どうすればいいですか?

Markdownの改行は直感的でないことがあります。対処法は以下の通りです。

  • 段落を分ける:空行を1行入れる(最も確実)
  • 段落内で改行:行末に半角スペース2つを入れる
  • HTMLの改行タグ<br> を直接書く(対応プラットフォームのみ)

なお、GFMでは通常の改行(Enter1回)で改行として扱われることが多いですが、他のパーサーでは無視されることがあります。

Q10. Markdownを仕事で使うには何から始めればいいですか?

以下のステップをおすすめします。

  1. まずはメモ帳代わりに使う:VS CodeやObsidianをインストールし、日々のメモをMarkdownで書く
  2. チームの議事録をMarkdownにする:HackMDなど共同編集ツールを導入
  3. GitHubのREADMEを書く:プロジェクトの説明文をMarkdownで整備
  4. ブログを始める:QiitaやZennでMarkdown記法に慣れる

大切なのは、完璧を目指さずにまず使い始めることです。書いているうちに自然と記法が身についていきます。

まとめ

この記事では、Markdownの基本記法から応用テクニック、おすすめエディタまでを網羅的に解説しました。

この記事のまとめ

  • Markdownは、テキストに簡単な記号を加えるだけで書式を設定できる軽量マークアップ言語
  • 基本記法:見出し(#)、太字(**)、斜体(*)、取消線(~~)、リスト(-)、リンク([]())、画像(![]())、コードブロック(“`)、引用(>)、テーブル(|)
  • GFM拡張:チェックボックス、自動リンク、脚注、Mermaid図、数式(LaTeX)
  • おすすめエディタ:VS Code(万能)、Obsidian(ナレッジ管理)、Typora(WYSIWYG)、HackMD(共同編集)、StackEdit(ブラウザで手軽に)
  • プラットフォームごとに対応記法が異なるため、使う場所に合わせた記法を選ぶことが重要

Markdownは覚えることが少なく、一度身につければ一生使えるスキルです。GitHub、Notion、Obsidian、Slack、AIツールの出力など、Markdownを使う場面は今後さらに増えていくことは間違いありません。

まずは今日から、日々のメモやドキュメントをMarkdownで書いてみましょう。最初は基本記法(見出し、太字、リスト、リンク)だけで十分です。使い続けるうちに、自然と応用記法も使いこなせるようになります。

この記事が、あなたのMarkdown学習の第一歩になれば幸いです。

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