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Notionを使ってプロジェクト管理やスケジュール管理をしたいと思ったとき、「カレンダービューって何?」「タイムライン(ガントチャート)ってどうやって使うの?」と疑問を持つ方は多いはずです。
Notionはデータベースを複数の「ビュー(表示形式)」で表示できる点が大きな強みです。同じデータをテーブル・カレンダー・タイムライン・ボードなど、目的に応じて切り替えて見ることができます。特にカレンダービューとタイムラインビューは、日程管理・プロジェクト管理において非常に強力な機能です。
この記事では、Notionのカレンダービューとタイムラインビュー(ガントチャート)の基本的な作成方法から、チームでのプロジェクト管理に使える実践テクニックまで、初心者にも分かりやすく解説します。

- Notionのビュー機能の種類と特徴の違い
- カレンダービューの作成方法・日付設定・表示切り替えの手順
- タイムラインビュー(ガントチャート)の作成と開始日・終了日の設定
- タスクの期間変更・依存関係の設定方法
- チームでのプロジェクト管理に使える実践テクニック
- Googleカレンダーとの連携方法
Notionのビュー機能の種類と特徴
Notionのデータベースには、同じデータを複数の見た目で表示できる「ビュー」機能があります。プロジェクト管理には特にカレンダービューとタイムラインビューが重要ですが、まずは全体像を把握しましょう。
| ビュー名 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| テーブルビュー | スプレッドシートのような一覧表示 | データの入力・一覧管理 |
| カレンダービュー | 日程をカレンダー形式で表示 | スケジュール管理・イベント管理 |
| タイムラインビュー | ガントチャート形式で期間を可視化 | プロジェクト管理・進捗確認 |
| ボードビュー | カンバン形式でカード表示 | タスクのステータス管理 |
| ギャラリービュー | 画像・カード形式で表示 | ポートフォリオ・ビジュアル管理 |
| リストビュー | シンプルなリスト形式 | ToDoリスト・シンプルな一覧 |
これらのビューはすべて同じデータベースを別の見た目で表示しているだけです。タブを切り替えるだけで見た目が変わり、データは共有されています。
カレンダービューとは・向いているユースケース
カレンダービューは、データベース内の「日付」プロパティを基準に、アイテムをカレンダー形式で表示するビューです。日程が一目でわかり、スケジュール管理に最適です。
カレンダービューが向いているシーン
- 個人のスケジュール管理:予定・タスクの期日をカレンダーで把握
- コンテンツカレンダー:ブログ記事・SNS投稿の予定を可視化
- イベント管理:セミナー・会議・締め切りの管理
- 習慣トラッカー:毎日の記録をカレンダー上で確認
- 請求書・支払い管理:支払い期日をカレンダーで確認
カレンダービューの作成・設定手順
既存のデータベースにカレンダービューを追加する手順を説明します。
カレンダービューを使うには、データベースに日付(Date)プロパティが少なくとも1つ必要です。日付プロパティがない場合は先に追加してください。
ステップ1:ビュー追加ボタンをクリック
データベースの左上にあるビュー名の右に表示される「+」ボタンをクリックします。既存のビューが1つしかない場合は、ビュー名の右隣に「+」が表示されます。
ステップ2:「カレンダー」を選択
ビュー選択画面が表示されます。一覧の中から「カレンダー」を選択し、「ビューを作成」ボタンをクリックします。
ステップ3:日付プロパティを紐づける
カレンダービューを作成すると、どの日付プロパティを基準にするか選択する画面が表示されます。使用したい日付プロパティ(例:「期日」「開始日」など)を選択して設定します。
ステップ4:表示を確認する
月表示のカレンダーが表示され、各アイテムがそれぞれの日付に表示されます。
日付プロパティの設定・紐づけ方法
データベースに日付プロパティを追加する手順は以下の通りです。
ステップ1:テーブルビューでデータベースを開き、列の右端にある「+」ボタンをクリック
ステップ2:プロパティの種類一覧から「日付」を選択
ステップ3:プロパティ名を入力(例:「期日」「開始日」「完了予定日」)
ステップ4:カレンダービューのビュー設定で、作成した日付プロパティを「表示する日付」として選択
日付プロパティの設定では、「日付と時刻を含める」「タイムゾーン」「リマインダー(通知)」なども設定できます。
週表示・月表示の切り替え方
カレンダービューでは週表示と月表示を切り替えられます。
- カレンダービューの右上にある「今週」または「今月」ボタンの近くにある表示切り替えをクリック
- 「月単位」または「週単位」を選択
週表示では7日間が一画面に収まり、細かい時間管理に向いています。月表示はひと月全体を俯瞰でき、スケジュール全体の把握に役立ちます。
カレンダー上でアイテムをドラッグして日付変更する方法
カレンダービューでは、アイテムを別の日付にドラッグ&ドロップするだけで日程を変更できます。
- カレンダー上に表示されているアイテム(タスク名などのテキスト)をクリックしたまま保持
- 移動先の日付のマス目にドラッグして離す
- 日付プロパティの値が自動的に更新される
この操作はとても直感的で、日程変更が発生したときにすばやく対応できます。
タイムラインビュー(ガントチャート)とは
タイムラインビューは、Notionのビューの中でも特にプロジェクト管理に特化した機能です。各タスクを横棒グラフ(バー)で表示し、期間・進捗・依存関係を一目で把握できます。いわゆる「ガントチャート」と同様の役割を果たします。
タイムラインビューが向いているシーン
- プロジェクト全体の進捗管理:複数タスクの開始日・終了日を横断して把握
- リソース管理:誰がいつ何をやっているか可視化
- マイルストーン管理:重要な期日・リリース日を視覚的に管理
- 複数プロジェクトの並行管理:プロジェクト同士の期間を比較

タイムラインビューの作成手順
ステップ1:データベースに開始日・終了日の日付プロパティを追加
タイムラインビューには開始日と終了日の2つの日付プロパティが必要です。テーブルビューで「+」から日付プロパティを2つ追加し、それぞれ「開始日」「終了日」と名付けます。
ステップ2:「+ ビューを追加」からタイムラインを選択
データベースのビューセレクターから「+」をクリックし、「タイムライン」を選択します。
ステップ3:開始日・終了日プロパティを設定
タイムラインビュー作成後、ビュー設定の「タイムラインBy」で先ほど追加した「開始日」プロパティを選択します。さらに「終了日」もオプションとして設定します。これによりタスクが横棒として表示されます。
ステップ4:表示範囲を確認
タイムラインが表示され、各タスクのバーが期間に合わせて配置されます。
開始日・終了日の設定方法
タイムラインビューで各タスクの期間を正確に表示するには、アイテムごとに開始日と終了日を設定する必要があります。
方法1:タイムライン上で直接設定
- タイムライン上のタスク名が表示されている行の右端をクリック
- 表示されるカードに開始日・終了日を入力
方法2:テーブルビューから入力
- テーブルビューに切り替え
- 各行の「開始日」「終了日」列に日付を入力
- タイムラインビューに戻ると自動的に反映される
方法3:アイテム詳細ページから設定
- タイムライン上のタスク名をクリックしてアイテム詳細を開く
- プロパティ一覧から「開始日」「終了日」に日付を設定
タスクのバーをドラッグして期間を変更する方法
タイムラインビューでは、バーをドラッグ操作で直感的に期間変更できます。
| 操作 | 方法 | 変更される内容 |
|---|---|---|
| バー全体をドラッグ | バーの中央をつかんで左右に移動 | 開始日・終了日が同じ日数ずれる |
| 開始日を変更 | バーの左端をドラッグ | 開始日のみ変更(期間が変わる) |
| 終了日を変更 | バーの右端をドラッグ | 終了日のみ変更(期間が変わる) |
タイムラインの表示範囲(週/月/年)の変更
タイムラインビューの右上にある表示切り替えボタンで、表示期間の粒度を変更できます。
- 日:1日単位での詳細表示(数週間のプロジェクト向け)
- 週:1週間単位(1〜3ヶ月のプロジェクト向け)
- 2週間:隔週単位での中間的な表示
- 月:1ヶ月単位(半年〜1年のプロジェクト向け)
- 四半期:3ヶ月単位(長期プロジェクト向け)
- 年:1年単位の長期ロードマップ向け
プロジェクトの規模に合わせて適切な粒度を選ぶと、見やすいガントチャートになります。
依存関係(タスクAが終わったらタスクBを開始)の設定
Notionのタイムラインビューでは、タスク間の依存関係を視覚的に設定できます。
ステップ1:依存関係プロパティを有効化
- タイムラインビューで右上の「…(その他)」をクリック
- 「依存関係の表示」をオンにする
ステップ2:依存関係を設定する
- 依存するタスク(前提タスク)のバーにカーソルを合わせると、バーの端に矢印アイコンが表示される
- その矢印を、後続タスクのバーにドラッグしてつなぐ
- 二つのタスクが矢印でつながれ、依存関係が設定される
ステップ3:依存関係を更新すると自動で日程調整(オプション)
ビュー設定で「依存関係が壊れたら修正」をオンにすると、前提タスクの終了日を変更したとき、後続タスクの開始日も自動的に前後します。これにより、一つのタスクが遅れたときのスケジュール影響を自動で反映できます。
チームでのプロジェクト管理実践テクニック
Notionのタイムラインビューとカレンダービューを使いこなすためのチーム向けテクニックを紹介します。
担当者ごとのフィルタリング
タスクが増えてくると、全タスクを表示すると見づらくなります。担当者ごとにフィルタリングして、各人の作業量を確認しましょう。
フィルター設定手順:
- タイムライン(またはカレンダー)ビューの右上にある「フィルター」をクリック
- 「フィルターを追加」をクリック
- 「担当者」プロパティ(Peopleプロパティ)を選択
- 表示したいメンバーを選択する
- そのメンバーのタスクのみが表示される
複数のフィルターを組み合わせることも可能です。例えば「担当者:山田さん かつ ステータス:進行中」のように条件を重ねられます。
ステータスによる色分け
タイムラインビューのタスクバーを、ステータス(未着手・進行中・完了など)によって色分けすると視認性が大幅に上がります。
色分け設定手順:
- タイムラインビューの右上「…」から「カラー」を選択
- 色分けの基準にしたいプロパティを選択(例:「ステータス」プロパティ)
- 各ステータスに対応した色が自動的にバーに反映される
ステータスの色は選択肢プロパティ(Select)の設定で変更できます。例えば「未着手→グレー」「進行中→青」「レビュー待ち→黄」「完了→緑」のように設定すると、一目で進捗状況を把握できます。
テンプレートとして保存・再利用する方法
定期的に繰り返すプロジェクト(月次レポート作成、製品リリースサイクルなど)は、テンプレートとして保存しておくと毎回の設定が不要になります。
テンプレート保存手順:
- ページ上部の「…(その他)」メニューをクリック
- 「テンプレートに複製」を選択
- テンプレート名を入力して保存
テンプレートからページを作成する手順:
- データベースの「新規」ボタン右横の「▾」をクリック
- 保存したテンプレートが表示されるので選択
- テンプレートの構造が複製された新しいページが作成される
プロジェクト管理テンプレートには、タスク一覧・タイムラインビュー・ステータス・担当者プロパティをあらかじめ設定しておくと、次回以降すぐに使い始められます。
Googleカレンダーとの連携・埋め込み
NotionとGoogleカレンダーはネイティブに双方向同期する機能は現時点(2026年3月)では標準機能として提供されていませんが、いくつかの方法で連携できます。
方法1:GoogleカレンダーをNotionページに埋め込む
Googleカレンダーの公開URL(iCal形式またはHTML埋め込みURL)をNotionページに貼り付けて、表示することができます。
手順:
- Googleカレンダーの設定から、カレンダーの「埋め込みコード」を取得
- Notionのページで「/embed」コマンドを入力してEmbedブロックを挿入
- Googleカレンダーの公開URLを入力してEmbedする
- NotionページにGoogleカレンダーが表示される
Googleカレンダーを埋め込む場合、カレンダーを「公開」設定にする必要があります。プライベートな予定が含まれる場合は公開範囲に注意してください。
方法2:Zapier・Make(Integromat)で自動同期
ZapierやMake(旧Integromat)などの自動化ツールを使えば、Googleカレンダーのイベントを自動的にNotionデータベースに追加したり、逆にNotionで作成した予定をGoogleカレンダーに反映させたりすることができます。
| ツール | 無料プラン | 特徴 |
|---|---|---|
| Zapier | 月100タスク | 設定が直感的・日本語対応 |
| Make(旧Integromat) | 月1,000オペレーション | 複雑なワークフロー・コスパ良 |
方法3:Notion公式カレンダーアプリ(Notion Calendar)を使う
Notionは「Notion Calendar」という別アプリを提供しています。Notion CalendarはGoogleカレンダーと統合された専用カレンダーアプリで、Notionデータベースの日付プロパティとGoogleカレンダーのイベントを一画面で管理できます。
Notion Calendarはデスクトップアプリ(Mac・Windows)とスマートフォンアプリ(iOS・Android)で利用可能です。無料で使え、Notionアカウントでログインするだけで使い始めることができます。

よくある質問(FAQ)
Q1. カレンダービューで日付が表示されないアイテムがあります。なぜですか?
日付プロパティに値が設定されていないアイテムは、カレンダー上に表示されません。カレンダービューの左下または右下に「日付なし」のセクションが表示され、そこに未設定のアイテムがまとめられています。テーブルビューに切り替えて、各アイテムの日付プロパティを確認・入力してください。
Q2. タイムラインビューで「開始日がありません」と表示されてバーが表示されません。
タイムラインビューの設定で、「タイムラインBy」に正しい日付プロパティが選択されていない可能性があります。ビューの「…」メニューから設定を開き、「タイムラインBy」に正しい開始日プロパティを選択してください。また、アイテムの日付プロパティに値が入力されていないと表示されません。
Q3. カレンダービューに表示できるアイテムの最大数はありますか?
Notionのカレンダービューでは、1日のマス内に表示できるアイテム数に視覚的な制限はありますが、一定数を超えると「+〇件」のように省略表示されます。クリックすることで全件を展開して確認できます。データベース自体のアイテム数はプランによって異なります(Free:1,000ブロック、Plusプラン以上:無制限)。
Q4. タイムラインビューで依存関係の矢印が表示されません。
タイムラインビューで依存関係の矢印を表示するには、ビュー設定で「依存関係の表示」をオンにする必要があります。また、依存関係プロパティ(リレーション系)が設定されていないと矢印が設定できません。ビューの右上「…」からオプションを確認してください。
Q5. Notionカレンダーを他のチームメンバーと共有するにはどうすれば良いですか?
Notionのデータベース(カレンダービューを含む)は、ページの共有設定で他のメンバーを招待することで共有できます。ページ右上の「共有」ボタンをクリックし、招待したいメンバーのメールアドレスまたはNotionアカウント名を入力して招待します。「編集可能」「コメント可能」「閲覧のみ」の権限を設定できます。
Q6. タイムラインビューをPDFやスプレッドシートにエクスポートできますか?
Notionのタイムラインビューは現時点では直接PDF・スプレッドシートにエクスポートする機能はありません。エクスポートしたい場合は、ページの「エクスポート」からPDF(ページ全体)またはCSV(データベースのデータのみ)として出力できます。なお、タイムラインの視覚的な表示(バーのビジュアル)はCSVには含まれません。
Q7. 無料プランでもタイムラインビューは使えますか?
タイムラインビューは、NotionのPlusプラン(有料)以上の機能です。無料プランではタイムラインビューを新規作成することはできませんが、他のユーザーが作成したタイムラインビューを閲覧することは可能です。本格的なプロジェクト管理でタイムラインを使いたい場合はPlusプラン(月額$10程度)へのアップグレードをご検討ください。
まとめ
Notionのカレンダービューとタイムラインビューは、個人のスケジュール管理からチームのプロジェクト管理まで幅広く活用できる強力な機能です。
- カレンダービューは日付プロパティを基準にスケジュールをカレンダー表示。個人の予定・コンテンツカレンダーに最適
- タイムラインビューは開始日・終了日を使ったガントチャート。プロジェクト管理・期間管理に最適
- ドラッグ&ドロップで日程変更できる直感的なUI
- フィルター・色分け・依存関係でチーム管理の精度が上がる
- タイムラインビューはPlusプラン以上が必要
- Notion Calendarを使えばGoogleカレンダーとの統合管理が可能
まずはカレンダービューから始めて、プロジェクト管理に慣れてきたらタイムラインビューにも挑戦してみてください。Notionのビュー機能を使いこなすことで、情報管理の効率が大幅に向上します。
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