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Notionが重い・遅いときの高速化テクニック完全ガイド【2026年最新版】
「最近Notionが遅くなってきた…」「ページが開くまでに時間がかかる」「特定のデータベースだけカクカクする」——そんな悩みを抱えていませんか?Notionが重くなるのにはちゃんとした原因があります。この記事では、IT初心者でもすぐ試せる応急処置から、根本的な原因をつぶす最適化テクニックまで、迷わない順番でまとめました。
この記事でわかること
- Notionが重くなる「2種類の原因」の違い
- まず最初に確認すべきこと(障害・回線の切り分け)
- 今すぐ試せる応急処置(1〜5分でできる)
- 根本的に軽くするための設定・運用テクニック
- スマホ版が特に重いときの対処法
- 再発させないための日常メンテナンス
- よくある質問とチェックリスト
Notionが重くなる「2種類の原因」
まず「敵」を把握すると、対処が最短になります。重くなる原因は大きく**「環境の問題」と「中身の問題」**の2つに分かれます。
「全体的に重い」なら → 環境が原因のことが多い
インターネット回線が遅い・不安定、ブラウザや拡張機能の問題、キャッシュの溜まりすぎ、アプリやOSが古い、Notion側の障害・混雑、などが原因として考えられます。
「特定のページやデータベースだけ重い」なら → 中身が原因のことが多い
データベースの項目(プロパティ)が多すぎる、画像・動画を大量に埋め込んでいる、複雑な数式やロールアップが連鎖している、1ページに情報を詰め込みすぎている、などが原因として考えられます。
この「どちらの原因か」を意識するだけで、試す対処法の優先順位が変わってきます。
【STEP 1】まず最初に確認すること
何かをいじる前に、この2つを確認しましょう。
Notion側に障害が起きていないか確認する
実はNotionのサーバー自体が混雑・障害を起こしていて重くなっている場合があります。この場合、こちら側でどれだけ設定を変えても改善しません。
Notion公式のステータスページ(https://www.notion-status.com/)を開いて、「Major Outage」や「Partial Outage」などの表示が出ていないか確認してください。障害が出ている場合は、復旧を待つのが正解です。
インターネット回線を確認する
NotionはクラウドサービスなのでWi-Fi環境の影響を大きく受けます。他のサイト(YouTubeやGoogleなど)は普通に開けるか確認してみてください。他サイトも遅い場合は、まずルーターの再起動から試しましょう。ルーターの電源を抜いて30秒待ってから、もう一度電源を入れるだけでOKです。
自宅のWi-Fi速度が気になる場合は、Speedtest(https://www.speedtest.net/)というサービスで今の通信速度を無料で測れます。目安として下り10Mbps以上あればNotionは快適に使えます。
【STEP 2】今すぐ試せる応急処置
障害もなく回線も問題ないのに重い場合は、次の手順を上から順に試してみてください。
① 強制リロード(再読み込み)する
最もシンプルで効果的な方法です。一時的な読み込みエラーや表示のひっかかりが、これだけで直ることがよくあります。
- Windowsの場合:キーボードの
Ctrl+Rを同時に押す - Macの場合:キーボードの
Command+Rを同時に押す - ブラウザ版の場合:
F5キーを押す
② アプリを完全に再起動する
アプリをいったん完全に閉じて、もう一度起動し直すだけで軽くなることがあります。スマホの場合は、アプリを「×」で閉じるだけでなく、マルチタスク画面(最近使ったアプリ一覧)からスワイプして完全に終了させてから、もう一度開いてみてください。
端末自体を再起動するのも効果的です。メモリがリフレッシュされ、スッと改善するケースは意外と多くあります。
③ シークレットモードで開いてみる(原因の切り分けに有効)
ブラウザ版を使っている場合、シークレット(プライベート)モードでNotionを開いてみてください。シークレットモードでは拡張機能やキャッシュの影響を受けないため、「シークレットで開いたら軽い」→ 拡張機能かキャッシュが原因、と判断できます。
- Chromeの場合:右上の「⋮」→「新しいシークレット ウィンドウ」
- Edgeの場合:右上の「…」→「新しい InPrivate ウィンドウ」
- Safariの場合:「ファイル」→「新規プライベートウインドウ」
④ ブラウザ版を使っているなら「デスクトップアプリ版」に切り替える
Notionには、ブラウザで使うバージョンと専用のデスクトップアプリ版があります。ブラウザでたくさんのタブを開いていると、その分メモリが消費され、Notionも重くなる原因になります。デスクトップアプリ版はメモリ管理が効率よく、動作が安定しやすいです。
デスクトップアプリは Notionの公式サイト から無料でダウンロードできます。
逆に、アプリ版を使っていて重い場合はブラウザ版に切り替えて比較してみましょう。どちらが快適かは環境によって異なります。
【STEP 3】キャッシュのクリアとリセット
「再起動しても変わらない」「シークレットでは軽い」という場合は、キャッシュやローカルデータをリセットすると改善することが多いです。
大事なポイント:キャッシュを削除してもNotionのデータ(ページの内容・データベースなど)は消えません。データはNotionのサーバー(クラウド)に保存されているからです。ただし、ログアウトされるので、作業前にメールアドレスとパスワードを手元に用意しておきましょう。
デスクトップアプリ版のリセット方法
Macの場合
- 画面上部のメニューバーで「Notion」をクリック
- 「Reset App & Clear Local Data(すべてのローカルデータのリセットと消去)」を選ぶ
Windowsの場合
- メニューバーで「ヘルプ」→「トラブルシューティング」
- 「すべてのローカルデータのリセットと消去」を選ぶ ※メニューバーが見えない場合は
Altキーを押すと表示されることがあります。
ブラウザ版(Chrome / Edge)のリセット方法
Windows の場合
- Notionを開いたままキーボードの
Ctrl + Shift + Iを押して「開発者ツール」を開く - ブラウザのリロードボタンを右クリック
- 「キャッシュの削除と強制再読み込み」を選ぶ
Mac の場合 Ctrl + Shift + I の代わりに Command + Option + I を押す(以降の手順は同じ)
Safari(Mac)の場合
- 「Safari」メニュー → 「環境設定」→「プライバシー」
- 「Webサイトデータを管理…」→「Notion」を検索→「すべてを削除」
スマホ(iOS / Android)のリセット方法
スマホで不調が続く場合は、アプリの削除と再インストールが最も確実です。データはクラウドに保存されているので消えません。
- Notionアプリをスマホから削除する
- App Store(iPhone)または Google Play(Android)から再インストール
- 同じメールアドレス・ログイン方法でログインし直す
【STEP 4】ブラウザ拡張機能の無効化
シークレットで軽くなった場合、ブラウザの拡張機能(広告ブロッカー、翻訳ツール、パスワード管理ツールなど)が原因の可能性が高いです。まずは全部オフにして確認し、その後1つずつ戻して原因を特定しましょう。
Chromeの場合:右上「⋮」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」→スイッチでオン/オフ
Edgeの場合:右上「…」→「拡張機能」→「拡張機能の管理」→トグルでオフ
Safariの場合:「Safari」→「設定(または環境設定)」→「機能拡張」→チェックを外す
【STEP 5】根本的に軽くする最適化テクニック
「環境系の対処法を試したけど変わらない」「特定のページ・データベースだけ重い」という場合は、Notion自体の中身を見直す最適化が効きます。
① よく使うページを「オフラインで利用可能」にする
これは「速くする」というよりも、回線が不安定なときでも詰まらない保険です。Notionはページを事前にダウンロードしておく「オフライン機能」があり、Wi-Fiが弱い場所でもスムーズに開けるようになります。
設定手順(デスクトップ・スマホアプリ共通):
- よく使うページを開く
- ページ右上の「•••(三点メニュー)」をクリック
- 「オフラインで利用可能」をオンにする
注意点として、この機能はWebブラウザ版では使えず、アプリ版(デスクトップ・スマホ)限定です。またデータベースは「最初のビューの最初の50行」程度がダウンロードされます。重要な行がある場合は個別に確認が必要です。
② 画像をトグルの中に折りたたむ
ページに画像をたくさん貼っている場合、「トグルリスト」を使って折りたたんでおくと初期表示が大幅に速くなります。Notionは「開いている部分」を優先して読み込む仕組みなので、閉じたトグルの中身は読み込まれません。
トグルリストの作り方:
- Notionで新しい行を作る
>(不等号)を入力してスペースを押す- 自動でトグルが作成される
- 画像や動画をそのトグルの中にドラッグして移動させる
画像を見たいときはトグルをクリックして展開するだけです。
③ 貼り付ける画像を事前に圧縮する
スマホで撮った写真はファイルサイズが数MBになることがあります。貼る前にサイズを小さくしておくだけで、読み込みが格段に速くなります。
無料で使えるTinyPNG(https://tinypng.com/)が便利です。
- TinyPNGをブラウザで開く
- 圧縮したい画像をページ中央にドラッグ&ドロップ
- 圧縮完了後「Download」で保存
- その圧縮後の画像をNotionに貼り付ける
画質はほとんど変わらずに、容量だけ2〜3分の1以下になることもあります。
なお、Notionに貼れるファイルサイズには制限があり、無料プランは5MB未満、有料プランは画像5MB未満・PDF 20MB未満が目安です。大きなファイルは圧縮してから使うのが基本です。
④ データベースにフィルターをかけて表示件数を減らす
Notionのデータベース(タスク一覧や記録表)に項目が増えると、すべてを一度に表示しようとして重くなります。「今必要な情報だけ表示する」フィルターをかけるのが効果的です。
たとえばタスク管理のデータベースなら、「ステータスが『進行中』のものだけ表示する」というフィルターをかけると、画面の件数が減り読み込みが速くなります。古いデータを「作成日時が直近3ヶ月のもの」でフィルターするだけでも体感が変わります。
フィルターの設定:
- データベース右上の「フィルター」をクリック
- 「ルールを追加」を押す
- 条件を選んで設定する(例:「ステータス」「は」「進行中」)
全件表示のビューは別に残しておけるので、必要なときは切り替えて見られます。
⑤ 使わないプロパティを非表示にする
データベースの列(プロパティ)が多いほど、表示に時間がかかります。現在のビューで使っていない項目は、非表示にするだけで動作が軽くなります。データを削除するわけでなく、画面に表示しないだけなので、安心して試せます。
設定手順:
- データベース右上の「•••」→「プロパティ」を開く
- 使っていないプロパティの目のアイコンをクリックして非表示にする
もし間違えて削除してしまっても、Notion公式の手順で復元できます(データベース上部のスライダーアイコン→「プロパティを編集」→「削除されたプロパティ」→復元したいもの横の↩️マークを選択)。
⑥ 複雑な数式・ロールアップを見直す
少し上級な話ですが、Notionの「数式プロパティ」や「ロールアップ(別のデータベースの情報を参照する機能)」が多段に連鎖していると、計算処理が重くなります。
「数式に依存する数式がさらに別の数式に依存している…」という状態になっていないか、一度見直してみましょう。また、数式やロールアップの列でフィルターや並べ替えをするのは特に重くなりやすいので、できる限りシンプルなプロパティ(ステータス・日付・セレクトなど)で絞り込むのがおすすめです。
⑦ ダッシュボードにデータベースを直接置きすぎない
毎日開くダッシュボード(ホームページ的なページ)に、データベースを直接埋め込みすぎると重くなりやすいです。
Notionには「リンクドビュー」という機能があり、元のデータベースを別ページに置いたまま、ダッシュボードにはその「表示だけ」をはめ込むことができます。ダッシュボードが重い場合はこの方法を検討してみましょう。
設定手順:
- ダッシュボードで
/linkedと入力 - 「データベースのリンクドビュー」を選ぶ
- 表示したい元のデータベースを選び、必要な情報だけ見えるビューを作る
⑧ 埋め込みコンテンツを整理する
YouTubeやGoogle Mapsなどの外部コンテンツをページ内に埋め込む機能は便利ですが、埋め込みが多いほど外部サービスへの読み込みが増え、ページが重くなります。特にWi-Fiが不安定なときは顕著です。
「毎回中身まで表示しなくていい」埋め込みは、URLをそのまま貼るブックマーク形式(リンクプレビュー表示)に変更するか、トグルの中に入れて折りたたんでおくのがおすすめです。
⑨ 1ページに情報を詰め込みすぎない
1つのページにブロックが大量にあると、開くだけで重くなります。縦にスクロールが長すぎると感じたら、ページを2〜3つに分けることを検討しましょう。「2023年の記録」「2024年の記録」のように時期で分けるだけでも効果的です。
【スマホ版が特に重い場合】
スマホのNotion(アプリ版)は、パソコンより処理能力が限られているため、複雑なデータベースや画像が多いページを開くと特に重くなりやすいです。
スマホ版を快適に使うためのコツをまとめます。
スマホはシンプルなページだけ使う:大きなデータベースや画像が多いページはパソコンで開くようにして、スマホでは読むだけ・簡単なメモだけに限定するのが理想です。
アプリを最新バージョンに保つ:App StoreやGoogle Playで定期的に更新確認をしましょう。最新版でパフォーマンス改善がされていることが多いです。
安定したWi-Fiに接続する:モバイルデータ通信(4G/5G)は屋外では不安定になりやすいので、重要な作業はWi-Fi接続時に行いましょう。
スマホのストレージ(保存容量)を確認する:空き容量が少ないとアプリ全体が遅くなります。目安として空き容量が全体の20%以上あると安心です。
【トラブルシューティングフロー】どこから始めるか迷ったら
「何から試せばいいかわからない」という場合は、次の流れで進めてみてください。
まず「Notionのステータスページで障害が出ていないか」を確認します。障害があれば復旧待ちです。障害がなければ、次に「他のサイトも遅いか」を確認します。他サイトも遅ければWi-Fiやルーターの問題なので回線を見直します。他サイトは普通に開けるなら、Notionアプリやブラウザの問題です。
Notion全体が重い場合は、拡張機能オフ→シークレットで確認→ブラウザ切替→Notionのリセット→OS/アプリの更新という順で試します。特定のページやデータベースだけ重い場合は、埋め込み整理・画像整理・ページ分割→データベース最適化(プロパティ削減・数式見直し・フィルター設定)という順で進めます。
それでも解決しない場合は、Notionの公式サポートへの問い合わせを検討しましょう。
改善したかどうかを確認する方法
「なんとなく速くなった気がする」ではなく、きちんと効果を確認するには、同じ条件でBefore/Afterを比べることが大切です。
確認の手順はシンプルです。重いと感じるページを1〜2つ決め、スマホやパソコンのストップウォッチ機能を使って「ページを開く(タップ/クリック)→スクロールして操作できるようになるまで」の時間を3回計測します。対処を1つ行ったあと、同じ手順で再び3回計測して平均を比べます。
「何をやって効いたか」を一言メモに残しておくと、次回のトラブルでも役立ちます。
日常メンテナンス:重くならないための習慣
Notionを長く快適に使い続けるために、定期的に以下を意識してみてください。
アプリ・ブラウザを最新に保つ:Notionは定期的にパフォーマンス改善のアップデートを配信しています。常に最新バージョンを使うことで、スピードアップの恩恵を受けられます。
3ヶ月に一度、データベースの項目を見直す:使っていないプロパティがないか確認して、不要なものは非表示または削除しましょう。
古いページを整理する:使わなくなったページは「アーカイブ用フォルダ」にまとめておきましょう。ゴミ箱の中身はNotionの動作速度にほとんど影響しないので、ゴミ箱に入れておくだけでも大丈夫です。
画像は圧縮してから貼る習慣をつける:スマホ写真をそのまま貼るのは避け、TinyPNGで圧縮してから使う癖をつけましょう。
よく使うページをオフライン設定にしておく:移動中やカフェなど、Wi-Fiが不安定な場所でも作業が途切れにくくなります。
チェックリスト
以下の項目を順番に確認してみましょう。
- Notionのステータスページで障害が出ていない
- Wi-Fi/ルーターの再起動を試した
- Notionをリセットした(Web/デスクトップ/モバイルのいずれか)
- シークレットモードで開いて改善するか確認した
- 拡張機能を全部オフにして原因を特定した
- よく使うページを「オフラインで利用可能」にした
- 特定のDBが重い場合:不要プロパティを非表示にし、シンプルな条件で絞るビューを作った
- 埋め込みが多い場合:ブックマーク化・トグル化で常時読み込みを減らした
- Before/Afterを同じ条件で計測して効果を確認した
よくある質問
Q:キャッシュ削除や再インストールで、Notionのデータは消えますか?
消えません。NotionのデータはNotionのサーバー(クラウド)に保存されているので、アプリのリセットや再インストールをしても失われることはありません。ただしログアウトはされるので、再ログインの準備(メールアドレス・パスワード)は事前に確認しておきましょう。
Q:Web版とアプリ版、どっちが軽いですか?
一概には言えません。環境によって異なるため、「重い」と感じたらWeb版⇔アプリ版を切り替えて体感を比べてみるのが一番確実です。なお、オフライン機能はWebブラウザでは使えず、アプリ版の強みになります。
Q:オフラインにしたら、データベースのデータは全部見られますか?
全部ではありません。データベースを含むページをダウンロードした場合、「最初のビューの最初の50行」が保存される仕様です。重要なデータや特定のページは個別にダウンロードが必要です。
Q:埋め込みが多いと、なぜ重くなりやすいの?
埋め込みはYouTubeやGoogle MapsなどのページをNotionの中に読み込む仕組みです。埋め込みが多いほど外部サービスへのアクセスが増えるため、回線や端末の状況によって体感が重くなりやすくなります。
Q:データベースを軽くする”最初の一手”は?
まずは「不要なプロパティを非表示にする」「ステータスや日付などシンプルな条件でフィルターをかける」「作成日時で古いページを表示から除外する」の3つからがおすすめです。難しい設定不要で、すぐに体感が変わりやすいです。
Q:試せることを全部試したのに改善しません。どうすればいいですか?
その場合はNotionのサポートへ問い合わせるのが確実です。アカウント特有の不具合や、Notion側のシステム的な問題の可能性があります。問い合わせ時は「どのページで・どの端末で・いつから重いか」をできるだけ具体的に伝えると、解決が早まります。
この記事はminto.tech編集部が作成しました。情報は2025年時点のものです。Notionのアップデートにより、一部の手順が変わる場合があります。
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