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音の遅延(レイテンシ)を極小にするWindows用のオーディオ規格。音楽制作(DTM)で、鍵盤を弾いてから音が鳴るまでのズレを抑えるために使う。対応オーディオインターフェースやASIO4ALLが必要。
詳しい解説
ASIO(アジオ、Audio Stream Input/Output)は、ドイツのSteinberg社が開発した、音の遅延(レイテンシ)を極めて小さく抑えるためのWindowsのオーディオドライバ規格です。
通常、Windows標準の音声処理(MMEやWASAPIの共有モードなど)では、音がOS内部のミキサーなどを経由するため、わずかな遅延が生じます。普段の音楽再生では問題になりませんが、DTM(パソコンでの音楽制作)では、MIDIキーボードを弾いてから音が出るまでのわずかな遅れや、録音時のズレが大きな支障になります。
ASIOは、アプリ(DAW)とオーディオ機器を直接つなぎ、OSの処理を極力バイパスすることで、この遅延を数ミリ秒レベルまで短縮します。REAPER、Cubase、Studio OneといったDAW(音楽制作ソフト)では、オーディオデバイスの設定でASIOを選ぶのが基本です。
ASIOを使うには、本来ASIOに対応したオーディオインターフェース(外付けの音響機器)が必要です。専用機を持っていない場合は、汎用のASIOドライバ「ASIO4ALL」を導入することで、内蔵サウンドでもASIOに近い低遅延環境を擬似的に作れます。
「DAWで音が出ない」「弾いてから音が遅れて鳴る」といったトラブルでは、このオーディオドライバの設定(ASIOが選ばれているか、正しいデバイスが指定されているか)が原因のことが多くあります。
REAPERなどのDAWでMIDIキーボードを弾くと音が遅れて鳴る場合、オーディオ設定をASIOに切り替えると遅延が大幅に改善します。専用のオーディオインターフェースがない場合でも、ASIO4ALLという無料ドライバを入れることで低遅延の環境を作れます。
別の呼び方
アジオ
Audio Stream Input/Output
ASIO4ALL
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