Home / 用語 / シネマティックモード(Cinematic Mode)

シネマティックモード(Cinematic Mode)

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

iPhone・iOS

読みしねまてぃっくもーど
英語Cinematic Mode

💡 ひとことで言うと

iPhone 13 Pro以降に搭載されている動画撮影モード。被写体に自動でピントを合わせ、背景を映画のようにボカし、ピント切替も自動・手動で滑らかに行える。プロのような奥行きのある動画が誰でも撮れる機能。

詳しい解説

シネマティックモード(Cinematic Mode)は、Appleが2021年のiPhone 13シリーズで導入した、ハリウッド映画のような奥行きと被写界深度の浅い動画撮影機能です。AIで被写体を検出し、自動でピントを合わせ、背景を美しくボカし、被写体が変わると滑らかにピントを切り替えます。

## 対応モデル

| 世代 | モデル |
|——|——–|
| 2021 | iPhone 13 / 13 Pro / 13 Pro Max(初登場・FHD 30fps)|
| 2022 | iPhone 14 シリーズ(4K対応) |
| 2023 | iPhone 15 / Pro(4K 60fps HDR) |
| 2024 | iPhone 16 シリーズ(A18 / A18 Proで処理強化) |

## 主な機能

### 自動ピント
– AIで顔・体を検出
– 視線の動きでピント切替予測
– 複数被写体の優先度判定
– ペット・物体も認識

### 滑らかなピント切替
– 自然な被写界深度(Bokeh)
– 映画的なフォーカスプル
– 突然のピント変更ではなくスムーズな移動

### 後編集
– 撮影後にピント位置を変更可能
– F値(被写界深度)を1.0〜16で調整
– 写真アプリで簡単編集

## 撮影手順

1. iPhoneカメラアプリを開く
2. モード切替で「シネマティック」をタップ
3. 録画開始(赤いボタン)
4. 被写体に向ける→自動でピント
5. 別の被写体をタップ→ピント切替(または自動)
6. 録画停止

## 後編集の操作

### 写真アプリで
1. 撮影した動画を開く
2. 「編集」をタップ
3. 「シネマティック」アイコンをタップ
4. タイムライン上で「ピント切替ポイント」表示
5. 各ポイントをタップ→被写体変更
6. F値スライダーで「ボケ強度」調整
7. 「完了」で保存

## 4K HDR撮影(iPhone 14以降)

iPhone 14 シリーズ以降は4K HDR 60fps対応:
– **4K解像度**: 3840×2160ピクセル
– **HDR**: より広い色域・明暗
– **60fps**: 滑らかな動き

旧モデル(iPhone 13)はFHD 1080p 30fpsまで。

## プロモードとの違い

| 項目 | シネマティックモード | プロモード(一眼レフ) |
|——|——————|——————|
| 操作 | 全自動 | 手動 |
| 学習曲線 | ほぼなし | 高い |
| 機材 | iPhoneのみ | カメラ+レンズ+三脚 |
| 価格 | 0円(内蔵) | 数十万円 |
| 画質 | 4K HDR | 4K/8K RAW |
| 編集 | 簡易 | 詳細 |
| 用途 | 日常・SNS | 商業・映画 |

## 使用シーン

### ライフログ
– 子供の成長記録(自動的に顔追従)
– ペットの可愛い動き
– 旅行の風景
– 家族イベント

### SNS
– Instagram Reels
– TikTokショート動画
– YouTube Shortsバーチャル投稿

### プロフェッショナル
– インタビュー動画
– 製品紹介
– 小規模イベント記録
– 旅Vlog

## 撮影のコツ

– **被写体を明確に**: 主役を画面中央に
– **背景にコントラスト**: 背景がぼけて主役が引き立つ
– **ゆっくり動く**: 被写体追従の精度が上がる
– **十分な光**: 暗いとピント精度低下
– **編集前提**: 撮影後にピントを微調整できる
– **シンプルな構図**: 複雑すぎないシーン

## 限界・注意点

– **画質低下**: 通常動画より圧縮率高い
– **激しい動き**: 高速移動はピント追従が遅れる
– **複数被写体**: 多すぎるとピント混乱
– **編集制限**: F値・ピント位置のみ後変更可能
– **データサイズ**: 4K HDRは1分100MB+

## 競合機能

– **Android**: Samsung「動画ポートレート」、Pixel「シネマティック」
– **Sony**: スマホの「ボケ補正動画」
– **アプリ**: FiLMiC Pro(プロ向け)、Cinamatic

各社が「映画的動画」をスマホで追求しており、技術競争が激化中。

## 編集後の書き出し

後編集した動画は:
– 写真アプリで標準保存(編集情報含む)
– 「コピーとして保存」で別ファイルに
– 「ビデオを書き出し」でMP4変換
– iMovieで本格編集可能

📘 具体的な場面

子供の誕生日パーティーで子供が両親と祖父母の間を移動するシーンを撮るとき、シネマティックモードを使えば、誰の顔にもピンと合った映画のような動画が自動的に撮れる。背景の他の参加者が美しくボケて、主役の家族メンバーだけが明瞭に映る。後で写真アプリで編集すれば、ピントを変えたい瞬間も自由に修正可能。

別の呼び方

Cinematic Mode
シネマティックモード
シネマティック
Cinema Mode

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

Googleマップのストリートビューを使いこなす完全ガイド

【2026年最新版】Googleマップのストリートビューを使いこなす完全ガイド

【2026年最新版】Googl …