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【2026年最新版】Microsoft Wordのスペルチェック・文章校正の設定と使い方完全ガイド
Wordで文書を作成していると、赤い波線や青い波線が表示されて気になった経験はありませんか?あるいは逆に、「スペルチェックが全く反応しない」「固有名詞に毎回赤線が出て邪魔」という悩みを抱えている方も多いでしょう。
Microsoft Wordのスペルチェック・文章校正機能は非常に高機能ですが、設定方法を知らないと使いこなせません。この記事では、基本的なオン/オフの切り替えから、カスタム辞書の活用、Microsoft 365の新AI校正機能まで、実務ですぐ使える設定方法を網羅的に解説します。

この記事でわかること
- 赤い波線・青い波線の意味と違い
- スペルチェックをオン/オフする方法(文書全体・特定箇所)
- 文法チェックの精度を調整する方法
- Microsoft Editor(AI校正)の使い方
- 固有名詞・専門用語をカスタム辞書に登録する方法
- スペルチェックが動かない場合の対処法
Wordの波線の意味を理解する
Wordでは入力中にリアルタイムでスペル・文法チェックが行われ、問題のある箇所に波線が表示されます。波線の色によって意味が異なります。
赤い波線:スペルミスの可能性
辞書に登録されていない単語に表示されます。スペルミスはもちろん、固有名詞・専門用語・新語なども赤線の対象になります。右クリックで修正候補が表示されます。
青い波線:文法・スタイルの問題
文法的に誤りの可能性がある箇所や、より適切な表現への改善提案に表示されます。スペルは正しいが文章として不自然な場合などに表示されます。Word 365ではAIによる高度な文章スタイル提案もここに含まれます。
紫の点線(Word 365):類義語・表現の提案
Microsoft EditorがAIで分析した文章スタイル・語彙の改善提案です。強制ではなく任意で採用できます。
スペルチェックをオン/オフする方法
文書全体のスペルチェックをオフにする
- 「ファイル」タブをクリック
- 「オプション」をクリック
- 「文章校正」をクリック
- 「Wordでスペル チェックと文章校正を行う」セクションを確認する
- 「入力時にスペル チェックを行う」のチェックを外す
- 「OK」をクリックして保存
特定の文書だけスペルチェックをオフにする
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- ページ下部の「例外」セクションを確認する
- 「この文書のみ、結果を非表示にする」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
特定の文章・段落だけスペルチェックを除外する
- 除外したい文章を選択する
- 「校閲」タブ→「言語」→「文章校正の言語の設定」をクリック
- 「スペル チェックと文章校正を行わない」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
コードブロック・製品名・外国語引用などを含む文書では、この設定が非常に役立ちます。

文法チェックの設定と精度調整
Wordの文法チェックは「文章校正」ルールに基づいて動作します。ルールの有効/無効を個別に調整できます。
文法チェックのルールを調整する手順
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- 「Wordでスペル チェックと文章校正を行う」の「設定」ボタンをクリック
- チェックしたいルール(句読点・受動態・冗長表現など)を個別に有効/無効にする
- 「OK」をクリック
文書全体を一括でスペル・文法チェックする
- 「校閲」タブをクリック
- 「スペル チェックと文章校正」ボタンをクリック(またはF7キー)
- 右側にパネルが表示され、問題箇所を順番に確認・修正できる
Microsoft Editor(AI校正)の概要と使い方
Microsoft 365版WordにはAIを活用した「Microsoft Editor」が搭載されています。従来のスペル・文法チェックを超えた、文章全体のスタイル改善・明瞭さの向上・語彙の多様化などを提案してくれます。
Microsoft Editorを起動する方法
- 「ホーム」タブ→右端の「エディター」ボタンをクリック
- 右側にEditorパネルが開く
- 「スペルと文法」「明瞭さ」「簡潔さ」「包括的な言語」などのカテゴリ別に問題数が表示される
- 各カテゴリをクリックして提案を確認・採用する
Microsoft Editorの主な校正カテゴリ
- スペルと文法:従来のスペルチェックに加えてAI文法チェック
- 明瞭さ:文章が読みやすくなるよう語順・構造を提案
- 簡潔さ:冗長な表現を短く言い換える提案
- フォーマル度:ビジネス文書にふさわしい表現への変換提案
- 語彙の多様性:繰り返し使われている単語の言い換え提案
カスタム辞書への単語登録
固有名詞・会社名・製品名・専門用語などを毎回スペルミスとして検出されないよう、カスタム辞書に登録しましょう。
文書内から直接登録する方法(最も簡単)
- 赤線が表示されている単語を右クリックする
- 「辞書に追加」をクリックする
- 以降はその単語に赤線が表示されなくなる
カスタム辞書を直接編集する方法
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- 「ユーザー辞書」ボタンをクリック
- 「CUSTOM.DIC」を選択して「単語リストの編集」をクリック
- 「入力」欄に登録したい単語を入力→「追加」をクリック
- 「OK」で保存
日英混在文書の校正言語設定
日本語と英語が混在する文書では、英語部分だけ英語辞書でチェックするように言語を指定できます。
特定の文章に言語を指定する手順
- 英語として校正させたい文章を選択する
- 「校閲」→「言語」→「文章校正の言語の設定」をクリック
- 「英語(米国)」または「英語(英国)」を選択
- 「OK」をクリック
スペルチェックが動かない場合の対処法
スペルチェックが機能しない・赤線が出ない場合は、以下を順番に確認してください。
確認1:スペルチェックが無効になっていないか
「ファイル」→「オプション」→「文章校正」で「入力時にスペル チェックを行う」にチェックが入っているか確認します。
確認2:文書の言語設定が正しいか
文書の言語が「言語なし(スペルチェックしない)」になっている場合は機能しません。「校閲」→「言語」→「文章校正の言語の設定」で正しい言語を選択してください。
確認3:この文書のみ非表示設定になっていないか
「ファイル」→「オプション」→「文章校正」の「例外」セクションで「この文書のみ、結果を非表示にする」にチェックが入っていないか確認します。
確認4:Wordの修復(Office修復)を実行する
- 「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」を開く
- 「Microsoft 365」を右クリック→「変更」をクリック
- 「クイック修復」を選択して実行する
- 完了後にWordを再起動して確認する

スペルチェック機能の比較(無料版 対 365版)
| 機能 | Word 2019(買い切り版) | Microsoft 365版 | 効果 | 対象言語 |
|---|---|---|---|---|
| スペルチェック(赤線) | あり | あり(強化版) | 高 | 多言語対応 |
| 基本文法チェック(青線) | あり | あり(AI強化) | 高 | 英語・日本語等 |
| Microsoft Editor(AI校正) | なし | あり | 非常に高 | 主に英語 |
| 文章スタイル提案(紫点線) | なし | あり | 高(英文作成時) | 主に英語 |
| カスタム辞書登録 | あり | あり(クラウド同期) | 高 | 全言語 |
| 言語別校正の切り替え | あり | あり | 中〜高 | 多言語対応 |
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よくある質問(FAQ)
Q1. 英語のスペルミスを全て一括修正する方法はありますか?
F7キーを押すか、「校閲」タブ→「スペル チェックと文章校正」を起動すると、文書内のスペルミスを順番に確認しながら修正できます。同じ単語が複数箇所に誤記されている場合は「すべて変更」ボタンを使うと一括修正が可能です。また、「検索と置換」(Ctrl+H)を使って特定の誤字を一括置換する方法も有効です。完全に自動で全修正する機能はないため、一件ずつ確認しながら対応するのが安全です。
Q2. 固有名詞に赤線が表示されるのを消す方法は?
最も簡単な方法は、赤線が表示されている固有名詞を右クリックして「辞書に追加」をクリックすることです。この操作でカスタム辞書(CUSTOM.DIC)に登録され、以降はその単語への赤線が消えます。大量の固有名詞を登録する場合は「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「ユーザー辞書」→「CUSTOM.DIC」→「単語リストの編集」からまとめて登録できます。
Q3. スペルチェックで見つかったミスをまとめて確認する方法は?
F7キーを押す(または「校閲」→「スペル チェックと文章校正」)と、右側にパネルが表示されて文書内のすべての問題箇所を順番に確認できます。各問題に対して「変更」「すべて変更」「無視」「すべて無視」「辞書に追加」などの操作を選べます。Microsoft 365版ではMicrosoft Editorパネルを使うと、スペル・文法・スタイルの問題をカテゴリ別に一覧で確認できます。
Q4. 「文書のプルーフィング言語」と「Windowsの表示言語」の違いは?
「Windowsの表示言語」はWindowsのUI(メニューやシステムメッセージ)の言語設定です。「文書のプルーフィング言語」はWordがスペルチェック・文法チェックに使う辞書の言語設定で、文書ごと・段落ごとに異なる言語を設定できます。たとえばWindowsの表示言語が日本語でも、Word文書内の英文部分だけ「英語(米国)」でプルーフィング言語を設定することで英語辞書によるチェックが行われます。これらは完全に独立した設定です。
Q5. Wordのスペルチェックを一時的にオフにする方法は?
文書全体のスペルチェックを一時的に止めたい場合は、「ファイル」→「オプション」→「文章校正」で「入力時にスペル チェックを行う」のチェックを外します。また、特定の文書だけ非表示にしたい場合は同じ設定画面の「例外」セクションで「この文書のみ、結果を非表示にする」を選択します。どちらも設定を元に戻せばスペルチェックが再開されます。なお、チェックを止めても既に入力した文章の波線はすぐには消えません。「文書のスペルチェックをもう一度行う」をクリックすると波線がリセットされます。
Q6. スペルチェックが遅い・重くなった場合の対処法は?
スペルチェックによるWord全体の動作が重くなった場合は以下を試してください。①「入力時にスペル チェックを行う」を一時的にオフにして、手動でF7実行のみにする。②カスタム辞書のサイズが肥大化している場合は不要な単語を削除する。③Microsoft 365版の場合はMicrosoft Editorのクラウド分析機能をオフにする(「エディター」設定から)。④Officeの修復ツール(クイック修復)を実行してWordのキャッシュや設定ファイルをリセットする。
Q7. 校正結果をレポートとして出力することはできますか?
WordにはスペルチェックのレポートをPDFや別ファイルとして出力する標準機能はありません。ただし、Microsoft 365のMicrosoft Editorでは校正の提案内容をパネル上で確認できます。校正結果をドキュメント化したい場合は、「変更履歴の記録」を有効にした状態でスペルチェックを実行すると、修正前後の変更が追跡されてレビュー用の文書として共有できます。また、Wordマクロ(VBA)を使って問題箇所の一覧をテキストに書き出すことも技術的には可能です。
まとめ
Microsoft Wordのスペルチェック・文章校正機能を使いこなすには、設定の場所と目的を正しく理解することが重要です。
- 赤線を消したい→ 固有名詞はカスタム辞書に登録 / 特定箇所はプルーフィング言語を「チェックしない」に設定
- スペルチェックを止めたい→ 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」でオフ
- 全体を一括チェックしたい→ F7キーでスペルチェックパネルを起動
- より高度な校正をしたい→ Microsoft 365のMicrosoft Editorを活用
- 動かない場合→ 言語設定・例外設定・Office修復の順で確認
自分の用途に合わせた設定にカスタマイズして、文書作成の効率と品質を高めましょう。
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