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WindowsメディアプレイヤーはWindowsの機能の一部です。通常はWindowsのインストールと同時にインストールされます。最初にインストールされているWindowsメディアプレイヤーは、Windowsの一部ですので削除できません。
しかし、Windowsメディアプレイヤーもプログラムですから不具合は避けられません。Windowsメディアプレイヤーの不調を再インストールで直す方法についてご紹介していきます。メディアプレイヤーの動作が不安定になってきている方は、是非本記事を参考になさって下さい。
1.Microsoftの診断ツールで原因を調べる
WindowsメディアプレイヤーはOSの一部ですので、できるだけシンプルに、OSに影響を与えない方法で修復する必要があります。まずはMicrosoftから公開されているツールを試してみます。次のサイトで「今すぐ実行」ボタンを押して診断ツールを実行してみます。
このツールで問題が解決されるか、他の方法が提示された場合はその方法を試してください。
2.Windows7のWindowsメディアプレイヤートラブル解決ツール
Windows7では、Windowsメディアプレイヤーのトラブルが多く、トラブルを解決するための専用ツールがマイクロソフトから提供されています。こちらのツールで解決できる場合は、このツールを利用します。
また、プリインストール版のWindows7では、Windowsメディアプレイヤーで、著作権保護された動画や音楽を正常に再生できない場合があります。プリインストール版ですので、Windows7がインストールされた状態で購入して、今もアップグレードせずにWindows7を使っている場合に該当します。
対応方法は、Windowsメディアプレイヤーを起動して、「Alt」キーを押して表示されたメニューの「ファイル」から「URLを開く」を選択します。「URLを開く」ウィンドウが表示されますので、「開く」窓に「http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=166118」を入力して「OK」ボタンをクリックします。
表示されたウィンドウの「アップグレード」ボタンをクリックします。「コンポーネントは正常にアップグレードされました」と表示されたら「閉じる」ボタンをクリックします。「必要な再生権限を取得する方法を確認してください」と表示されたら「はい」ボタンをクリックして正常に再生されるか確認します。
Windows10で 「Windows Media Player」をインストールする手順
Windows10のパソコン端末に「Windows Media Player」をインストールする手順は下記の通りです。
- スタートメニューを開く
- 歯車アイコンを選択
- Windowsの設定画面で「アプリ」を選択
- アプリと機能画面の「オプション機能」を選択
- オプション機能画面の「機能の追加」を選択
- 一覧の中から「Windows Media Player」を探す
- 「Windows Media Player」にチェックを入れ「インストール」を選択
- インストールが完了したらパソコンを再起動する
再起動が完了したら、Windows10のパソコン端末から「Windows Media Player」が利用できるようになっています。
Windowsアクセサリ内に追加されていますので、まずは起動して初期設定を完了しておきましょう。
3.Windowsメディアプレイヤーを再インストールする
Windows7以前でWindowsメディアプレイヤーがバージョンアップされている場合は、Windowsメディアプレイヤーを一度アンインストールして、再インストールすることが可能です。これは、あくまでもバージョンアップされたWindowsメディアプレイヤーをアンインストールする場合で、OS標準のバージョンではアンインストールすることはできません。再起動が必要になりますので、他のウィンドウは閉じておきましょう。
「スタート」から「コントロールパネル」を開きます。「プログラム」の「プログラムのアンインストール」をクリックします。左のメニューの「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択します。
下にスクロールして「メディア機能」を選択します。左の「+」をクリックして「メディア機能」を展開します。「Windows Media Player」左のチェックを外します。表示されたウィンドウで「はい」ボタンをクリックします。「Windows Media Player」のチェックが外れていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。再起動を促すウィンドウが表示されたら「今すぐ再起動する」ボタンをクリックして再起動します。
再起動したら、再インストールです。アンインストールと同様に「スタート」から「コントロールパネル」を開いて、「プログラムのアンインストール」から「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックして「メディア機能」の「+」をクリックして展開して「Windows Media Center」と「Windows Media Player」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。最後に再起動して終了です。
上記の方法でも不具合が修正されない場合はWindowsの再インストールが必要になります。
Windows 11でのWindowsメディアプレイヤーのインストールと不具合対応
Windows 11が登場し、多くのユーザーが新しい環境に移行しています。Windows 11でも「Windowsメディアプレイヤー」は使用可能ですが、一部の機能やインターフェースがWindows 10とは異なる場合があります。ここでは、Windows 11でのWindowsメディアプレイヤーのインストール手順と、不具合対応について詳しく説明します。
Windows 11でのインストール手順
- スタートメニューを開く
Windows 11では、スタートボタンは画面の中央に移動しています。スタートメニューをクリックして開きます。 - 「設定」アイコンを選択
歯車のアイコンを選択し、設定メニューに移動します。 - 「アプリ」をクリック
左のメニューから「アプリ」を選択し、「アプリと機能」セクションにアクセスします。 - 「オプション機能」を選択
「アプリと機能」画面内の「オプション機能」をクリックします。 - 「Windows Media Player」を追加する
オプション機能のリストから「Windows Media Player」を探して選択し、「インストール」をクリックします。 - 再起動
インストールが完了したら、パソコンを再起動します。再起動後、Windows 11上でメディアプレイヤーが利用可能になります。
Windows 11での不具合対応
Windows 11でも、メディアプレイヤーの不具合は発生する可能性があります。もしWindowsメディアプレイヤーが正常に動作しない場合、以下の手順で問題を解決できることがあります。
- 診断ツールの実行
Windows 11でもMicrosoftの診断ツールは有効です。診断ツールを実行して、問題を特定しましょう。 - コーデックの問題を解決する
一部のメディア形式は標準のメディアプレイヤーでは再生できないことがあります。この場合、対応するコーデックパックをインストールすることで解決できることがあります。特に、「K-Lite Codec Pack」などの汎用コーデックが人気です。 - システムのアップデート
Windows 11の最新の更新プログラムを適用することも、不具合の解決につながります。「設定」メニューから「Windows Update」を確認し、アップデートを実行しましょう。
よくある質問とその回答
- Windowsメディアプレイヤーを削除できますか?
いいえ、WindowsメディアプレイヤーはOSの一部であるため削除はできませんが、バージョンアップされたものはアンインストールが可能です。 - Windowsメディアプレイヤーが動作不良の場合、どうすればいいですか?
まずはMicrosoftの診断ツールを使って問題を特定し、それでも解決しない場合は再インストールを試してください。
まとめ
Windowsメディアプレイヤーはほとんどの場合、再インストールをすることで不具合を解決することができます。不具合が続いてなんとかしたいという場合は、是非本記事を参考にWindowsメディアプレイヤーの再インストールに挑戦してみて下さい。