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【2026年最新版】Windows 11のWi-Fiが数分おきに切断される時の対処法【完全ガイド】
Windows 11を使っていて「Wi-Fiが数分おきに突然切れる」「しばらくすると自動で再接続されるが、また数分後に切れる」「ビデオ会議中に突然接続が切れて困る」という症状に悩んでいるユーザーは少なくありません。この問題はWindows 11のアップデート後に多く報告されており、省電力設定・ドライバーの互換性問題・ルーター設定など複数の原因が考えられます。
Wi-Fiが数分おきに切断される問題は放置するとオンライン会議・クラウドファイルの同期・ゲームプレイ・ストリーミングなど多くの場面で支障が出ます。本記事では、最も原因として多い省電力設定から順番に、ドライバー更新・ルーター設定・Windows詳細設定まで体系的な対処法を解説します。
この記事でわかること
- Wi-Fiが数分おきに切断される主な原因
- 最も効果的な省電力設定の変更方法
- Wi-Fiドライバーの更新・再インストール手順
- ルーター側の設定確認ポイント
- Windows 11の詳細ネットワーク設定の調整方法
- 802.11の節電機能(PSM)の無効化方法
- 再発防止のための恒久対策

Wi-Fiが数分おきに切断される主な原因
原因1:Wi-Fiアダプターの省電力設定
Windows 11では、バッテリー消費を抑えるためにWi-Fiアダプター(無線LANカード)への電力供給をシステムが自動的に制御する機能があります。この「Wi-Fiアダプターの省電力設定」が「最大節電」に設定されていると、一定時間通信がなかった場合にアダプターがスリープ状態に入り、接続が切れてしまいます。
これが最も多い原因であり、デスクトップPCでも電源プランが省電力に設定されている場合に発生します。
原因2:802.11 パワーセーブモード(PSM)
Wi-Fi規格(802.11)にはPSM(Power Save Mode)という節電機能が定義されており、デバイスが通信をしていない間はアクセスポイントとの間隔を長くして消費電力を下げる仕組みです。Windowsの省電力設定とは独立して動作することがあり、PSMが積極的に動作しているとルーター側からの通信が届かずに切断が発生します。
原因3:Wi-Fiドライバーの問題
Windows 11のアップデート後にWi-Fiドライバーとの互換性問題が発生することがあります。特にWindows Updateで自動インストールされたドライバーが機種と相性が悪い場合、数分おきの切断が起きることがあります。
原因4:ルーター側の設定・干渉問題
Wi-Fiルーターの「クライアントのアイドル切断タイマー」や「DTIM周期」の設定が、Windows側のPSMと干渉して切断を引き起こすことがあります。また、近隣のWi-Fiとの電波干渉や2.4GHz帯の混雑も断続的な切断の原因になります。
原因5:IPv6接続の問題
Windows 11はデフォルトでIPv6が有効になっており、IPv6の接続確立でタイムアウトが発生するとWi-Fi接続が不安定になることがあります。特にルーターがIPv6に対応していない環境や、ISP側のIPv6設定に問題がある場合に発生します。
原因6:チャンネル混雑・電波干渉
マンションや集合住宅では、同じWi-Fiチャンネル(特に2.4GHz帯のチャンネル1・6・11)を複数のルーターが使用して干渉が起きると、数分おきに接続が不安定になることがあります。
対処法1:Wi-Fiアダプターの省電力設定を変更する(最優先)
これが最も効果的な対処法です。まずここから試してください。
電源プランのWi-Fi設定を変更する手順
- スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を開く
- 「ネットワーク アダプター」を展開する
- 使用しているWi-Fiアダプター(「Intel Wireless」「Realtek PCIe」「MediaTek」など)を右クリック
- 「プロパティ」を選択する
- 「電源の管理」タブをクリック
- 「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す
- 「OK」をクリックして保存する
詳細な電源プラン設定でWi-Fiの省電力を無効化する
- スタートボタンをクリックして「コントロールパネル」を検索して開く
- 「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」をクリック
- 現在使用している電源プランの「プラン設定の変更」をクリック
- 「詳細な電源設定の変更」をクリック
- 「ワイヤレス アダプターの設定」→「省電力モード」を展開する
- 「バッテリー駆動」と「電源に接続」の両方を「最大パフォーマンス」に変更する
- 「OK」をクリックして保存する
電源プランを「高パフォーマンス」に変更する
上記の設定に加えて、電源プラン全体を「高パフォーマンス」または「バランス」に変更することで、Wi-Fiアダプターへの電力制限が緩和されます。
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」を開く
- 「電源プランを選択またはカスタマイズします」の画面で「高パフォーマンス」を選択する(表示されない場合は「追加プランの表示」をクリック)

対処法2:802.11 PSM(パワーセーブモード)を無効化する
デバイスマネージャーからPSMを無効化する手順
- 「デバイスマネージャー」を開く(Windowsキー + X → デバイスマネージャー)
- 「ネットワーク アダプター」を展開する
- Wi-Fiアダプターを右クリック→「プロパティ」を選択
- 「詳細設定」タブをクリック
- プロパティ一覧から「802.11 節電モード」または「Power Save Protocol」「PSP Mode」を探す(アダプターによって名称が異なる)
- 値を「無効」または「オフ」に変更する
- 「OK」をクリックして保存する
他に確認すべき詳細設定
「詳細設定」タブで以下の設定も確認してください。
| 設定名 | 推奨値 | 効果 |
|---|---|---|
| 802.11 節電モード / Power Save Protocol | 無効 / Off | PSMによる切断防止 |
| Roaming Aggressiveness(ローミング積極性) | 低 / Lowest | 不要なAPへの切り替え防止 |
| Transmit Power(送信電力) | 最大 / Highest | 電波強度の安定化 |
| Channel Width(チャンネル幅) | Auto | 5GHz帯での安定化 |
| Preferred Band(優先帯域) | 5GHz優先(環境による) | 2.4GHz干渉回避 |
対処法3:Wi-Fiドライバーを更新・再インストールする
Windows Updateからドライバーを更新する
- 「スタート」→「設定」→「Windows Update」を開く
- 「詳細オプション」→「オプションの更新プログラム」をクリック
- 「ドライバー更新プログラム」を展開する
- Wi-Fiアダプター関連の更新がある場合はチェックを入れて「ダウンロードとインストール」をクリック
メーカーサイトから最新ドライバーをインストールする
Windows Updateのドライバーが問題を引き起こしている場合は、PCメーカーまたはWi-Fiアダプターメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードします。
主要なWi-Fiアダプターメーカーのサポートページ:
- Intel Wireless: Intel公式サポートページ(intel.com)でドライバーを検索
- Realtek: PCメーカー(Dell・HP・Lenovo等)の公式サポートページから機種別ドライバーを取得
- MediaTek(旧Ralink): PCメーカーのサポートページから取得
- Qualcomm Atheros: PCメーカーのサポートページから取得
ドライバーを再インストールする手順
- 「デバイスマネージャー」を開く
- 「ネットワーク アダプター」からWi-Fiアダプターを右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択する
- 「このデバイスのドライバーを削除しようとしています」のチェックを入れて「アンインストール」をクリック
- PCを再起動する(Windowsが自動的にドライバーを再インストールする)
- または、事前にダウンロードしておいたメーカー製ドライバーをインストールする
ドライバーをロールバックする
Windows Updateで自動的にドライバーが更新された後から問題が発生した場合は、以前のバージョンに戻すことで解決することがあります。
- 「デバイスマネージャー」→Wi-Fiアダプターのプロパティを開く
- 「ドライバー」タブをクリック
- 「ドライバーのロールバック」ボタンが有効な場合はクリックする
- 理由を選択して「はい」をクリック
対処法4:ネットワークアダプターのトラブルシューティングを実行する
Windowsの組み込みトラブルシューティングを使う
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」を開く
- 「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
- 「インターネット接続」の「実行する」をクリック
- 画面の指示に従って問題の診断と修復を行う
ネットワークの詳細トラブルシューティング
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」を開く
- 「ネットワーク アダプター」の「実行する」をクリック
- 「Wi-Fi」を選択して「次へ」をクリック
- 診断結果に従って修復を適用する

対処法5:ネットワーク設定をリセット・修復する
TCP/IPスタックとWinsockのリセット
ネットワークスタック(TCP/IP)の設定が破損している場合、リセットで改善することがあります。コマンドプロンプトを管理者権限で開いて以下のコマンドを順番に実行します。
コマンドプロンプトを管理者で開く方法:スタートボタンを右クリック→「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選択。
netsh winsock reset
netsh int ip reset
ipconfig /release
ipconfig /flushdns
ipconfig /renew
すべて実行後、PCを再起動します。
Wi-Fiを切断して再接続する
一時的な措置として、Wi-Fiを「削除」(忘れる)して再接続することで設定がリセットされます。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を開く
- 「既知のネットワークの管理」をクリック
- 問題のあるWi-Fiネットワーク名をクリック
- 「削除」をクリック
- Wi-Fiアイコンからネットワークを検索して再接続する
IPv6を無効化する(IPv6問題の場合)
ルーターがIPv6に対応していない環境でIPv6が有効になっているとWi-Fiが不安定になることがあります。
- 「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」を開く
- 「アダプターの設定の変更」をクリック
- Wi-Fiアダプターを右クリック→「プロパティ」を選択
- 「インターネット プロトコル バージョン 6(TCP/IPv6)」のチェックを外す
- 「OK」をクリックして保存する
対処法6:ルーター側の設定を見直す
2.4GHzから5GHzに切り替える
2.4GHz帯は壁などの障害物を通りやすい一方で、電子レンジ・Bluetooth・近隣のWi-Fiなどから干渉を受けやすく、混雑しやすい帯域です。5GHzに切り替えることで干渉が減り、安定した接続が得られることがあります。
- ルーターの管理画面(一般的に 192.168.1.1 または 192.168.0.1 にアクセス)を開く
- ルーターのSSID(Wi-Fi名)で5GHz帯のものに接続を切り替える
- または、PCのWi-Fi詳細設定で「優先帯域」を5GHzに設定する
Wi-Fiチャンネルを手動設定する
自動チャンネル選択では混雑しているチャンネルが選ばれることがあります。ルーターの管理画面でチャンネルを手動設定してみましょう。
| 帯域 | 推奨チャンネル | 理由 |
|---|---|---|
| 2.4GHz | 1、6、11(3つのみ干渉しない) | 近隣と異なるチャンネルを選ぶ |
| 5GHz(W52) | 36、40、44、48 | 最も安定したバンド |
| 5GHz(W53/W56) | 100〜140 | DFS適用帯域・干渉少ない |
ルーターのファームウェアを更新する
ルーターのファームウェアが古い場合、最新のWi-Fi規格や端末との互換性に問題が生じることがあります。ルーターメーカーの公式サイトまたはルーター管理画面からファームウェアの更新を確認してください。
ルーターのDTIM設定を確認する
DTIM(Delivery Traffic Indication Message)はPSMデバイスにデータを送るタイミングを制御します。DTIM値が大きすぎるとWindows側のPSMと干渉して切断が起きることがあります。
ルーター管理画面の詳細Wi-Fi設定でDTIM周期が「3」以上に設定されている場合、「1」または「2」に下げてみてください。
対処法7:Windows 11の詳細設定を調整する
ランダムハードウェアアドレス機能を無効化する
Windows 11の「ランダムハードウェアアドレス」(MACアドレスのランダム化)機能が有効な場合、接続のたびにMACアドレスが変わり、ルーターが認識エラーを起こして切断が発生することがあります。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を開く
- 接続しているWi-Fiネットワークをクリック
- 「ランダムなハードウェアアドレス」を「オフ」に変更する
「ネットワーク帯域幅の制限」を確認する
Windows 11 Enterprise版やグループポリシーが設定された環境では、バックグラウンドのWindows Updateがネットワーク帯域を大量消費して実質的に切断に近い状態になることがあります。
- 「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」を開く
- 「配信の最適化」をクリック
- 「他のPCからダウンロードを許可する」をオフにする(または「ローカルネットワーク上のPCのみ」を選択)
Windowsファイアウォールの一時無効化テスト
稀なケースとして、Windowsファイアウォールまたはセキュリティソフトがネットワークパケットをブロックして切断を引き起こすことがあります。セキュリティソフトを一時的に無効化して改善するか確認してください。改善した場合はセキュリティソフトの例外設定を調整します。
よくある質問(FAQ)
Q: ノートPCをACアダプターに接続しているのに省電力設定が原因ですか?
A: はい、電源に接続していても電源プランが「省電力」に設定されていると、Wi-Fiアダプターへの電力制限が働くことがあります。「詳細な電源設定」でワイヤレスアダプターの省電力モードを「最大パフォーマンス」に設定してください。
Q: Wi-Fiが切れるとき、タスクバーのWi-Fiアイコンに「x」マークが出ます。ドライバー問題ですか?
A: 「x」マークはアダプターが一時的に無効化されたことを示しており、省電力設定またはドライバーの問題が原因であることが多いです。まず省電力設定を変更してみてください。改善しない場合はドライバーの再インストールを試みてください。
Q: スマートフォンやタブレットでは同じWi-Fiが切れません。Windows 11だけです。
A: Windows 11のWi-FiアダプターまたはOS側の設定問題である可能性が高いです。省電力設定・PSM無効化・ドライバー更新を順番に試してください。
Q: Wi-Fiは切れるが、有線LANに変えると安定しています。
A: 無線LAN特有の問題(電波干渉・PSM・アダプター省電力)が原因です。省電力設定とPSM無効化を試して改善しない場合は、USB接続の外付けWi-FiアダプターやWi-Fi 6E対応カードへの交換も検討してください。
Q: Windows 11のアップデート後から切断が始まりました。
A: アップデートでWi-Fiドライバーが自動更新された可能性があります。「デバイスマネージャー」でドライバーのロールバックを試みてください。または、メーカー公式サイトから最新の安定版ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
Q: 職場のWi-Fiでは切れないが、自宅のWi-Fiだけ切れます。
A: 自宅のルーターの設定または電波環境が原因の可能性があります。ルーターのチャンネル設定・DTIM値・ファームウェア更新を確認してください。また、電子レンジ使用中に切れる場合は2.4GHz干渉が原因です。5GHz帯への切り替えが効果的です。
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まとめ
Windows 11でWi-Fiが数分おきに切断される問題は、省電力設定が原因であることが最も多く、次いでドライバー問題・ルーター設定・IPv6問題の順で多いです。以下の手順を優先順位順に試してください。
| 優先順位 | 対処法 | 難易度 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 1 | Wi-Fiアダプターの省電力設定を無効化 | 低 | 高(最多原因) |
| 2 | 802.11 PSMを無効化(デバイスマネージャー詳細設定) | 低〜中 | 高 |
| 3 | ドライバーのロールバックまたは更新 | 中 | 高(アップデート後問題に有効) |
| 4 | TCP/IPスタック・Winsockのリセット | 中 | 中 |
| 5 | ランダムハードウェアアドレスの無効化 | 低 | 中 |
| 6 | ルーターのチャンネル・5GHz切り替え | 中 | 中(干渉が原因の場合) |
| 7 | IPv6の無効化 | 低 | 中(IPv6未対応ルーター環境) |
多くの場合、最初の省電力設定の変更(対処法1・2)だけで解決します。それでも改善しない場合は、ドライバー再インストール(対処法3)とネットワーク設定のリセット(対処法5)を組み合わせてください。
ハードウェアの故障(Wi-Fiアダプターの経年劣化)が原因の場合は、USB接続の外付けWi-FiアダプターやPCIe接続の交換用Wi-FiカードへのアップグレードがWi-Fi 6E・Wi-Fi 7の性能向上とともに根本的な解決策になります。
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