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「スマホのTodoist(トゥドゥイスト)で追加したタスクがパソコンに出てこない」「別の端末でチェックしたはずのタスクが完了になっていない」「いくら待っても同期されない」――タスク管理アプリとして広く使われているTodoistでも、こうした同期トラブルに悩む方は少なくありません。
結論から言うと、多くの場合は①ネット接続を確認する ②同じアカウントでサインインしているか確かめる ③アプリを更新して引っ張って更新(または再起動)する――この3つで改善することが多いとされています。
本記事では、Todoistが同期しない・端末間でタスクが反映されないときの原因と対処法を、初心者の方にもわかりやすく順を追って解説します。なお、アプリの仕様・画面の名称・設定の場所はお使いのバージョン・OS・地域・プランによって異なる場合があります。最新かつ正確な情報は、必ずTodoistの公式ヘルプをご確認ください。
この記事でわかること
- Todoistと同期の基本的な仕組み(クラウド同期の考え方)
- 同期しない・反映されないときに考えられる主な原因
- 端末間でタスクが揃わないときの一般的な対処の流れ
- 一部だけ反映されない・タスクが重複するときの考え方
- 通知が来ないときに確認したいポイント
- それでも直らないときの切り分けと問い合わせの目安

Todoistと「同期」の基本的な仕組み
まず、なぜ複数の端末で同じタスクが見られるのか、その土台となる仕組みをざっくり押さえておくと、トラブルの原因がイメージしやすくなります。
Todoistは「やること(タスク)」を管理するアプリで、スマホ(AndroidやiOS)・パソコンのアプリ・Webブラウザなど、さまざまな入り口から使えるとされています。これらの入り口は、それぞれ別々にタスクを抱えているわけではなく、ひとつのアカウントを通じてクラウド(インターネット上のサーバー)と情報をやり取りするという考え方が基本になっています。
クラウド同期という考え方
一般的なクラウド同期型アプリでは、おおまかに次のような流れでデータが揃っていきます。Todoistでも近い考え方が採用されているとされていますが、細かな挙動はバージョンや環境により異なる場合があります。
- ある端末(たとえばスマホ)でタスクを追加・編集・完了する
- その変更がインターネット経由でクラウド上のサーバーに送られる
- 別の端末(たとえばパソコン)がサーバーから最新の状態を受け取る
- 結果として、どの端末でもほぼ同じタスク一覧が表示される
この流れのどこかが止まると、「追加したのに反映されない」「片方の端末だけ古いまま」といった現象が起きます。逆に言えば、同期トラブルの多くは「変更を送る」か「最新を受け取る」のどちらかがうまくいっていない状態だと考えると整理しやすくなります。
同期に必要とされる前提
クラウド同期は便利な反面、いくつかの前提が崩れると機能しにくくなります。一般的に、次の2点が前提になるとされています。
- インターネット接続があること――変更を送る・受け取るにはネットへのつながりが必要だと考えられます。電波の弱い場所やオフラインでは、入力自体はできても同期は後回しになることがあります。
- 同じアカウントでサインインしていること――端末ごとに別のアカウントでログインしていると、それぞれ別のタスク一覧を見ていることになり、当然ながら内容は揃いません。
「同期されない」と感じたとき、まずこの2つの前提が満たされているかを疑うと、原因の切り分けが進みやすくなります。具体的な確認方法はこの後の章で順に解説します。
「同期されない」と感じる前に知っておきたいこと
実際に相談として多いのは、本当の意味で「同期が壊れている」ケースよりも、「まだ反映されるタイミングが来ていないだけ」というケースです。クラウド同期は瞬時に行われるように見えても、通信状況や端末の状態によっては数秒から数十秒、場合によってはもう少し時間がかかることもあります。
そのため、片方の端末で追加した直後にもう片方を見て「出てこない」と慌てる前に、いったん少し待ち、画面を更新してから判断するのがおすすめです。とくに、追加した端末がアプリを閉じた直後だったり、画面がスリープに入った直後だったりすると、変更の送信が完了する前に確認してしまっていることがあります。
また、Todoistのように複数の入り口(スマホ・パソコン・Web)を持つアプリでは、「どの入り口で見ているか」によって、たまたま読み込みのタイミングがずれることもあります。落ち着いて、まずは全部の端末をネットにつないだうえで、それぞれを一度更新する――この基本動作だけで解決することは少なくありません。
同期されやすいもの・時間がかかりやすいもの
厳密な仕様は環境により異なりますが、一般的なクラウド同期型アプリでは、テキスト中心の軽いデータ(タスクの名前や完了状態など)は比較的すぐに反映されやすく、添付ファイルや画像のような重いデータほど反映に時間がかかりやすい傾向があるとされています。
「タスク名はすぐ揃うのに、添付したファイルだけ遅れて表示される」といった現象が起きても、必ずしも不具合とは限りません。重いデータはアップロードとダウンロードの両方に時間がかかるため、通信が安定した環境でしばらく待つと追いついてくることがあります。
同期しない・反映されないときに考えられる主な原因
ここでは、Todoistでタスクが同期されない・反映されないときに考えられる代表的な原因を整理します。あくまで一般的なクラウド同期アプリで起こりやすいパターンの目安であり、実際の挙動はお使いの環境により異なる場合があります。
| 考えられる原因 | 起こりやすい症状 | 対処の方向性(目安) |
|---|---|---|
| ネット接続が不安定・オフライン | 追加した分が他端末に出ない | 通信を確認し接続を立て直す |
| 別アカウントでログインしている | 端末ごとに内容が丸ごと違う | サインイン中のアカウントを確認 |
| アプリのバージョンが古い | 同期が不安定・一部機能が動かない | アプリを最新に更新する |
| 省電力・バックグラウンド更新の制限 | アプリを開くまで反映が遅れる | 制限を緩めて更新を許可する |
| 手動更新(引っ張って更新)が必要 | 開いた瞬間は古いまま | 画面を引っ張って更新する |
| サーバー側の一時的な不具合 | 多くの利用者で同時に発生 | 時間を置いて様子を見る |
| 端末の日時設定のずれ | 認証や同期が不安定になる | 日時を自動設定にする |
| ストレージ不足・通信制限 | 特定環境だけ同期しない | 容量確保・回線を切り替える |
1. ネット接続の問題(未送信の変更がたまっている)
もっとも多いとされるのが、ネット接続にまつわる問題です。多くのクラウド同期アプリは、オフラインのときでもタスクの追加や編集ができるよう作られているとされています。これは便利な一方で、「入力はできたが、まだサーバーへ送られていない」という状態を生みます。
たとえば電波の弱い場所や機内モードのままタスクを追加した場合、その変更は端末の中に一時的に保存され、ネットにつながったタイミングでまとめて送信される、という動きが一般的です。この送信が完了する前に別の端末を見ても、当然ながらタスクは現れません。
「片方の端末だけ新しい・もう片方は古い」という状況のときは、新しいほうの端末がしっかりネットにつながっているか、未送信の変更が残っていないかを最初に疑うとよいでしょう。
2. サインイン・アカウントの問題
意外と見落とされがちなのが、端末ごとに違うアカウントでログインしているケースです。仕事用とプライベート用でメールアドレスを使い分けている方や、Googleアカウントなどでログインできるサービスでログイン方法を取り違えた場合に起こりやすいとされています。
別アカウントでログインしていると、それぞれが独立したタスク一覧を持っているため、「同期されない」のではなく「そもそも別のデータを見ている」という状態になります。スマホとパソコンで表示されている内容が丸ごと食い違うときは、まず両方のログイン中のメールアドレス(アカウント)が一致しているかを確認しましょう。
とくに注意したいのが、メールアドレスとパスワードで作ったアカウントと、Googleなどの外部サービス連携で作ったアカウントが、別物として存在してしまうパターンです。同じメールアドレスに見えても、ログインの入り口(連携か、直接のパスワードか)が違うと、別アカウント扱いになることがあるとされています。「以前は同期していたのに、ある端末で入れ直したら内容が消えた(ように見える)」というときは、ログインの方法そのものが前と変わっていないか落ち着いて確認してみてください。元のアカウントで正しくログインし直せば、タスクが戻ってくることが多いとされています。
3. アプリのバージョンが古い
古いバージョンのアプリを使い続けていると、同期の仕組みがうまく動かなかったり、不具合が残ったままになっていたりすることがあります。アプリ提供側は同期に関する改善や不具合の修正を継続的に行っているとされるため、アプリを最新の状態に保つことは安定動作の基本です。
App StoreやGoogle Playの更新が自動でオフになっていると、知らないうちに古いバージョンのままになっていることもあります。同期トラブルが続くときは、アプリの更新が来ていないか確認してみてください。
4. 省電力・バックグラウンド更新の制限
スマホには、電池を長持ちさせるためにアプリの裏側での動作を制限する仕組みが用意されています。代表的なのが「省電力モード(バッテリーセーバー)」や「バックグラウンド更新(バックグラウンドでのデータ通信)」の制限です。
これらが強くかかっていると、アプリを閉じている間は同期が止まり、次にアプリを開いたときにまとめて反映される、といった遅延が起こりやすくなります。「アプリを開けば最新になるが、閉じている間は通知も更新も来ない」という場合は、これらの制限が影響している可能性があります。設定の場所や名称は端末・OSのバージョンによって異なるため、詳しくは各端末の取扱説明書や公式情報をご確認ください。

5. 手動の更新が必要なケース
アプリによっては、自動同期に加えて、リストを下に引っ張る「引っ張って更新(プルダウンで更新)」の操作で最新状態を取りに行く動きが用意されていることがあります。自動同期がうまく働かないときでも、この手動更新で一気に追いつくことがあります。
表示が古いと感じたら、まずはタスク一覧の画面を上から下へ軽く引っ張ってみる、という確認は手軽で効果が期待できる対処のひとつです。ただし、操作方法や対応の有無は画面・バージョンにより異なる場合があります。
6. サーバー側の一時的な不具合
自分の端末側に問題がなくても、サービスを提供しているサーバー側で一時的な不具合や混雑が起きていると、同期が遅れたり止まったりすることがあります。この場合は、自分だけでなく多くの利用者で同時に同じ症状が出ているのが特徴です。
あれこれ設定をいじる前に、しばらく時間を置いてから再度試すと、何事もなかったかのように直っていることもあります。原因が思い当たらないときは、慌てて設定を変えすぎないことも大切です。
7. 端末の日時設定がずれている
見落とされがちですが、端末の日付・時刻の設定が大きくずれていると、サーバーとのやり取りや認証がうまくいかず、同期に支障が出ることがあるとされています。日時を手動でいじっていたり、海外との行き来などで設定が乱れていたりする場合は、念のため確認しておくとよいでしょう。多くの端末では、日時を「自動設定(ネットワークから取得)」にしておくのが無難とされています。
8. 端末のストレージ(保存容量)の不足
端末の保存容量がいっぱいに近いと、アプリが一時的にデータを書き込めず、同期や更新が不安定になることがあります。アプリの動作全体が重い・落ちやすいといった症状を伴うときは、不要な写真やアプリを整理して空き容量を確保すると、結果的に同期も安定することがあります。
9. セキュリティアプリやネットワーク制限の影響
会社や学校のネットワーク、あるいは一部のセキュリティアプリ・VPNなどを使っている環境では、通信が制限されて同期がうまくいかないことがあります。「自宅のWi-Fiなら同期するのに、特定の場所だけ同期しない」といった場合は、その場所のネットワーク制限が関係している可能性があります。いったんモバイル通信に切り替えて試すと、ネットワーク側の問題かどうかを切り分けやすくなります。
端末間でタスクが反映されないときの一般的な対処
ここからは、実際に手を動かして試せる対処を、効果が高く手軽なものから順に紹介します。いずれもデータを消すような操作ではない範囲を中心にしていますが、念のため重要なタスクは控えておくと安心です。具体的な画面名や操作位置はお使いのバージョン・OSで異なる場合があるため、見当たらないときは公式ヘルプをご確認ください。
手順1. 通信状況を確認する
- スマホやパソコンが、Wi-Fiまたはモバイルデータでネットにつながっているか確認します。
- ブラウザで適当なWebページが開けるかを試し、ネット自体が生きているかを確かめます。
- 機内モードがオンになっていないか、Wi-Fiが意図せずオフになっていないかも確認します。
- 電波が弱い場所にいる場合は、つながりやすい場所へ移動してから再度試します。
通信が不安定なまま他の対処を試しても効果が出にくいため、最初にここを固めておくのがおすすめです。
手順2. 同じアカウントでログインしているか確認する
- スマホのTodoistで、現在ログインしているアカウント(メールアドレス)を確認します。
- パソコンやWeb版でも同様に、ログイン中のアカウントを確認します。
- 両方が同じアカウントになっているかを見比べます。
- もし違っていたら、正しいアカウントでログインし直します。
アカウント情報の表示場所はバージョンにより異なりますが、一般的には設定やアカウントに関するメニューから確認できることが多いとされています。見つからない場合は公式ヘルプの案内を参照してください。
手順3. アプリを最新版に更新する
- iPhone・iPadの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playを開きます。
- Todoistのページを開き、「更新(アップデート)」が表示されていれば実行します。
- パソコンのアプリ版を使っている場合も、最新バージョンが出ていないか確認します。
- 更新後はアプリを開き直して、同期が改善したか確認します。
更新が頻繁に来るアプリでは、自動更新を有効にしておくと古いバージョンのまま放置されるのを防げます。
手順4. 引っ張って更新・アプリの再起動
- タスク一覧の画面を、上から下へ軽く引っ張って手動更新を試します。
- 変化がなければ、いったんアプリを完全に閉じます。
- 再度アプリを起動し、最新の状態が読み込まれるか確認します。
- それでも改善しないときは、端末自体を再起動してから試します。
地味ですが、再起動は一時的な不具合の多くをリセットしてくれる効果が期待できる、基本にして有力な対処です。
手順5. 省電力・バックグラウンド更新の設定を見直す
- 端末の設定で、省電力モード(バッテリーセーバー)がオンになっていないか確認します。
- オンになっている場合は一時的にオフにして、同期が改善するか試します。
- アプリごとのバックグラウンド更新やバックグラウンドでの通信が許可されているか確認します。
- 制限されている場合は、Todoistの裏側での動作を許可する方向で見直します。
これらの設定項目の名称や場所は、端末メーカー・OSのバージョンによって大きく異なります。正確な手順は各端末の公式情報をご確認ください。
手順6. いったんサインアウトして再ログインする
- Todoistの設定からサインアウト(ログアウト)します。
- アプリを閉じてから、もう一度起動します。
- 正しいアカウントでサインインし直します。
- サインイン後、タスクが揃って表示されるか確認します。
再ログインは、アカウント周りや認証のつまずきをリセットする効果が期待できます。ただし、ログイン情報(メールアドレスやパスワード、連携ログインの方法)を控えてから行ってください。オフラインで追加したまま未送信の変更がある状態でサインアウトすると、その分が失われる可能性があるため、できればネットにつないで同期が落ち着いてから行うのが安心です。
手順7. 時間を置いてから再確認する
サーバー側の一時的な不具合や混雑が疑われるときは、設定をあれこれ変えるよりも、しばらく時間を置いてから再度開くのが有効なことがあります。数分から数十分ほど待ってみて、自然に解消するか様子を見ましょう。
一部だけ反映されない・タスクが重複するとき
「全部ではなく一部のタスクだけ反映されない」「同じタスクが2つに増えてしまった」といったケースは、同期の途中段階や、オフライン編集の競合が関係していると考えられます。
同期待ちの可能性
一部だけ反映されないときは、まだ同期が完了していない「同期待ち」の状態かもしれません。新しく追加したタスクほど、サーバーへの送信や他端末への反映に少し時間がかかることがあります。少し待ってから引っ張って更新を試し、すべての端末でネットにつながっていることを確認してみてください。
オフライン編集の競合
複数の端末でオフラインのまま同じタスクを編集し、その後それぞれがネットにつながると、どちらの変更を優先するかで食い違いが生じることがあります。これがいわゆる「競合」です。アプリ側で自動的に調整されることもありますが、結果として内容が想定と違ったり、似たタスクが残ったりすることがあります。
競合が疑われるときは、まず全端末をネットにつないで同期を落ち着かせ、内容を一度整理してから、不要なタスクを手動で削除・統合すると分かりやすくなります。
競合を防ぐコツは、できるだけ「ひとつの端末がオンラインの状態で編集し、それが行き渡ってから次の端末で操作する」という流れを意識することです。複数の端末を同時にオフラインで使い、後からまとめてネットにつなぐと、どうしても食い違いが生まれやすくなります。日常的に複数端末を併用する方は、編集する前にその端末がネットにつながっているかを軽く確認するだけでも、トラブルをぐっと減らせます。
重複したタスクへの対処
- 全端末をネットにつなぎ、しばらく待って同期を完了させます。
- 引っ張って更新やアプリの再起動で、最新の状態に揃えます。
- それでも重複が残っている場合は、片方を手動で削除します。
- 削除後、再び全端末を更新して、重複が解消されたか確認します。
慌てて複数の端末から同時に削除すると、かえって混乱することがあります。ひとつの端末で整理し、それが全端末に行き渡るのを待つのがコツです。

通知が来ないときに確認したいこと
「期限のタスクの通知(リマインダー)が届かない」というのも、同期と関連して相談が多い悩みです。通知が来ない原因は、同期そのものの問題と、通知の設定・権限の問題に大きく分けられます。
通知の権限・設定を確認する
- 端末の設定で、Todoistの通知が許可(オン)になっているか確認します。
- アプリ内の通知設定でも、リマインダーなどの通知がオンになっているか確認します。
- おやすみモード・集中モードなど、通知を一括で止める機能がオンになっていないか確認します。
- 必要に応じて、通知の音やバナー表示の設定も見直します。
通知の項目名や場所は端末・OS・アプリのバージョンで異なるため、見当たらないときは公式の案内をご確認ください。
同期が止まっていると通知も届きにくい
そもそも同期が止まっていると、別の端末で設定した期限や変更が手元の端末に届かず、結果として通知も来ない、ということがあります。通知が来ないときは、まず本記事の前半で紹介した同期の確認(通信・アカウント・更新・引っ張って更新)も合わせて試してみてください。
通知が遅れて届く・まとめて届くとき
「通知が来ないわけではないが、本来の時刻よりだいぶ遅れて届く」「しばらく操作していなかったら、たまっていた通知が一気に届いた」という症状も、よく聞かれます。これは、省電力やバックグラウンド制限によって、アプリが裏側で動ける回数が絞られていることが影響している場合があります。
時間に正確な通知が必要な使い方をしている場合は、Todoistに対してバックグラウンドでの動作や通知を優先的に許可する設定を見直すと、改善が期待できます。設定の名称や場所は端末・OSによって異なるため、各端末の公式情報を確認しながら調整してください。なお、設定を変えると電池の持ちに影響することもあるため、ご自身の使い方に合わせてバランスを取るのがよいでしょう。
うまくいかないときの切り分けと最終手段
ここまでの対処を試しても改善しない場合は、原因を絞り込むための切り分けと、より踏み込んだ対処を検討します。
どこで起きているかを切り分ける
| 確認したいこと | わかること |
|---|---|
| Web版(ブラウザ)でも同じか | アプリ固有の不具合かどうか |
| 別の端末でも同じ症状か | 端末側の問題かサーバー側か |
| Wi-Fiとモバイル通信で違うか | 回線・ネットワーク制限の影響 |
| 他のアプリの同期は正常か | 端末全体の通信問題かどうか |
たとえば、Web版(ブラウザ)では最新のタスクが見えているのにスマホアプリだけ古い、という場合は、アプリ側の更新や設定に原因がある可能性が高いと考えられます。逆にWeb版でも反映されていないなら、変更を送る側の端末か、サーバー側の問題が疑われます。
このように「正常に見えている入り口」と「おかしい入り口」を見つけることが、原因を絞り込む近道です。Web版はアプリのインストール状態や端末の設定に左右されにくいため、いわば基準点として使えます。Web版で最新の状態が確認できれば、少なくともデータ自体はサーバーに無事に保存されているとわかり、安心して端末側の対処に集中できます。逆に、すべての入り口で同じように古いままなら、自分の端末をいくらいじっても解決しにくいため、時間を置く・公式情報を確認するといった対応に切り替える判断ができます。
アプリの再インストールを検討する
アプリの動作がどうしても安定しないときは、アプリの再インストールが選択肢になります。ただし、これは最終手段に近い対処です。再インストール前には、必ずネットにつないで同期を完了させ、データがサーバーに保存されている状態にしておくことが大切です。オフラインで未送信の変更が残ったまま削除すると、その分が失われる可能性があります。
- ネットにつないで、同期が完了するまで待ちます。
- ログイン情報(メールアドレス・ログイン方法)を控えます。
- アプリを一度削除(アンインストール)します。
- App StoreやGoogle Playから最新版を入れ直します。
- 正しいアカウントでログインし、タスクが戻ってくるか確認します。
公式サポートに相談する
切り分けを行っても原因がはっきりしない、あるいは特定のタスクだけが消えた・元に戻らないといった深刻な状況では、自己流の対処を続けるより公式に相談するのが確実です。Todoistには公式のヘルプセンターや問い合わせ窓口が用意されているとされています。症状・使っている端末とOS・アプリのバージョン・いつから起きているかをメモしておくと、やり取りがスムーズになります。
問い合わせる際は、次のような情報をあらかじめ整理しておくと、原因の特定が早まることがあります。①どの端末・どのバージョンで起きているか、②どんな操作のあとに起きたか(オフラインで追加した直後、再ログインの直後など)、③Web版でも同じ症状が出るか、④他のアプリの通信は正常か。これらは本記事で紹介してきた切り分けと重なります。自分で試した対処と、その結果も合わせて伝えると、同じ案内を繰り返されることなくスムーズに進みやすくなります。
なお、データに関わる深刻なトラブルでは、勝手にアプリを消したり初期化したりせず、まずは現状を保ったまま相談するのが安全です。未送信の変更や、復元できる可能性のあるデータが残っている場合があるためです。
同期トラブルを防ぐための日ごろの工夫
最後に、同期トラブルそのものを起こしにくくするための、ふだんからできる工夫をまとめます。
- こまめにネットにつなぐ――オフラインで作業した日は、できるだけ早めにWi-Fiなどに接続して、変更をサーバーへ送り切る習慣をつけると安心です。
- アプリを最新に保つ――自動更新を有効にしておけば、同期の改善や不具合の修正をいち早く取り込めます。
- 同じアカウントで統一する――端末を増やすときは、最初に必ず同じアカウントでログインしているかを確認します。
- 大事なタスクは別にメモも残す――重要な締め切りなどは、念のため別の手段でも控えておくと、万一の同期トラブル時にも安心です。
同期は「つながっていることが前提」の機能です。通信・アカウント・アプリの状態という3つの土台を整えておくだけでも、トラブルの大半は防ぎやすくなります。
外出先で使うときの心がけ
外出先や移動中は、電波が途切れやすく、同期が遅れたり一時的に止まったりしやすい環境です。電車での移動中や地下、建物の奥まった場所などでタスクを追加したときは、「いま入力した分はまだ送られていないかもしれない」と意識しておくと安心です。安定した通信が得られる場所に着いたら、アプリを開いて引っ張って更新し、未送信の変更を送り切る習慣をつけておきましょう。
また、複数人でプロジェクトやリストを共有して使っている場合は、自分の端末だけでなく相手側の同期状況によっても見え方が変わります。共有しているタスクの反映が遅いと感じたら、自分の環境だけでなく、相手側でも更新してもらうとスムーズに揃うことがあります。
定期的に「全端末をそろえる」時間をつくる
毎日のように複数の端末を行き来して使っている方は、1日のどこかで「全部の端末をネットにつないで、それぞれ一度開いて更新する」というタイミングを意識的に作っておくと、同期のずれが蓄積しにくくなります。とくに、寝る前や朝の準備中など、Wi-Fiにつながっている時間帯にまとめて同期を済ませておくと、いざ外出先で確認したときに最新の状態になっていて安心です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. スマホで追加したタスクがパソコンに出てきません。どうすればよいですか?
まず両方の端末がネットにつながっているか、同じアカウントでログインしているかを確認してください。そのうえで、パソコン側で画面を更新(引っ張って更新やアプリの再起動)すると反映されることが多いとされています。それでも出てこない場合は、スマホ側に未送信の変更が残っていないか、しばらく時間を置いてから再度確認してみてください。具体的な手順はバージョンにより異なる場合があります。
Q2. オフラインのときに追加したタスクは消えてしまいますか?
一般的なクラウド同期アプリでは、オフライン中の追加・編集は端末内に一時保存され、ネットにつながったタイミングで送信されるとされています。そのため、すぐに消えてしまうことは通常ありません。ただし、未送信の状態でアプリを削除したりサインアウトしたりすると失われる可能性があるため、できるだけネットにつないで同期を完了させてからそうした操作を行うのが安心です。
Q3. 同期にはインターネット接続が必須ですか?
はい、変更を他の端末に反映させる「同期」には、基本的にインターネット接続が前提になるとされています。オフラインでもタスクの入力自体はできることが多いですが、その内容が他の端末に届くのはネットにつながってからです。同期されないと感じたら、まず通信状況の確認から始めるのがおすすめです。
Q4. 端末ごとにタスクの内容が丸ごと違います。なぜですか?
もっとも多い原因は、端末ごとに別のアカウントでログインしていることです。仕事用とプライベート用でメールアドレスを使い分けている場合や、連携ログインの方法を取り違えた場合に起こりやすいとされています。両方の端末でログイン中のアカウント(メールアドレス)を確認し、一致していなければ正しいアカウントでログインし直してください。
Q5. 同じタスクが2つに増えてしまいました。どうすればよいですか?
複数の端末でオフラインのまま編集し、その後それぞれがネットにつながったときに起こる「競合」が原因の可能性があります。まず全端末をネットにつないで同期を完了させ、ひとつの端末で不要なほうを手動で削除してください。その後、全端末を更新して重複が解消されたか確認します。複数端末から同時に削除すると混乱しやすいため、ひとつの端末で整理するのがコツです。
Q6. アプリを開いている間は同期されますが、閉じると通知も更新も来ません。なぜですか?
スマホの省電力モードや、バックグラウンドでの更新・通信の制限が影響している可能性があります。これらが強くかかっていると、アプリを閉じている間は裏側での同期が止まりやすくなります。端末の設定で省電力モードを一時的にオフにしたり、Todoistのバックグラウンド更新を許可したりすると改善することがあります。設定の場所は端末・OSにより異なるため、各端末の公式情報をご確認ください。
Q7. 自分の操作は問題ないのに同期されません。サーバーの不具合でしょうか?
設定や通信に問題が見当たらず、多くの人が同時期に同じ症状を訴えているような場合は、サーバー側の一時的な不具合や混雑が考えられます。このようなときは、設定を変えるよりもしばらく時間を置いてから再度試すのが有効なことがあります。数分から数十分ほど待ってみて、自然に解消するか様子を見てください。
Q8. アプリを再インストールすればタスクは戻りますか?
同期が完了していて、データがサーバーに保存されている状態であれば、再インストール後に同じアカウントでログインすることでタスクが戻ってくることが多いとされています。ただし、オフラインで未送信の変更が残ったまま削除すると、その分は失われる可能性があります。再インストールは最終手段と考え、必ずネットにつないで同期を済ませ、ログイン情報を控えてから行ってください。
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まとめ:Todoistが同期しないときのチェックリスト
Todoistが同期しない・端末間でタスクが反映されないときは、次の順番で上から試していくと、原因にたどり着きやすくなります。
- ✅ すべての端末がネットにつながっているか確認する
- ✅ 同じアカウント(メールアドレス)でログインしているか確認する
- ✅ アプリを最新バージョンに更新する
- ✅ 画面を引っ張って更新する・アプリや端末を再起動する
- ✅ 省電力モードを切り、バックグラウンド更新を許可する
- ✅ いったんサインアウトして、正しいアカウントで再ログインする
- ✅ 一部反映されない・重複するときは同期を待ち、手動で整理する
- ✅ 通知が来ないときは通知の権限・設定も合わせて確認する
- ✅ サーバー側の不具合が疑われるときは時間を置いて再確認する
- ✅ それでも直らないときは公式ヘルプ・サポートに相談する
同期は「通信・アカウント・アプリの状態」という3つの土台の上に成り立っています。難しく考えず、まずはこの3つを順に確認するだけでも、多くのトラブルは解決の糸口が見えてきます。なお、アプリの仕様・画面名・設定の場所は、お使いのバージョン・OS・地域・プランによって異なる場合があります。最新かつ正確な情報は、必ずTodoistの公式ヘルプをご確認のうえ対処してください。本記事が、快適なタスク管理を取り戻す一助になれば幸いです。
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