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写真や動画などたくさん撮りためていると、気がつけばコンピュータの容量が少なくなっていますよね。
そんな時は外付けハードディスクやUSBフラッシュメモリーなどに移して、スッキリさせましょう。
Macユーザーが、新しいハードディスクを購入したり、以前WindowsPCで使っていたハードディスクを使いたい場合、まず最初にハードディスクのフォーマットをしなければいけません。
フォーマットは初期化、イニシャライズとも言いますが、これを済ませておかないと使用できないのです。
そこで今回は、Macで外付けハードディスク(以下HDDと記します)をフォーマットする方法とエラー時の対処方法について説明していきます。
「フォーマット形式には様々な種類があり分かりづらい」「WindowsからMacにデータを移行したいけど方法がわからない」といった方も本記事で解決できますので是非ご覧ください!
この記事のまとめ
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HDDについて
HDD(ハードディスクドライブ)とは、データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置のことです。
HDDの構造は、中にデータを記録する「プラッタ」という磁性体が塗られた円盤が複数入っており、磁気ヘッドで書き込み・読み出しをする仕組みとなっています。
HDDの特徴としては、SSDと比べ1ドライブで保存できるデータ量が大きいという点です。
一方で、少し言葉が似ていて混同しやすいSSD(ソリッドステートドライブ)はHDDと同じく記憶装置です。構造に半導体素子メモリを使っているという点に違いがあります。
SSDの特徴としては、衝撃に強く、発熱・消費電力が少ないという点です。
以前は大容量のデータを保存しておくのならHDDの方が向いていましたが、最近ではSSDのデータ容量が大きくなってきたこともあり、急速に普及しつつあります。
1.Macでの外付けHDDフォーマットの手順
まずはじめに、以前使用していた外付けHDDをフォーマットする場合、大事なデータが保存されていないか確認してください。
一旦フォーマットしてしまうとHDD上のすべてのデータが消えてしまいます。必要なものは別のHDDにしっかりとバックアップを取っておいてください。
新しく購入したHDDの場合「セットしたディスクはこのコンピュータで読み取れないディスクでした」というメッセージが表示されることがあります。
「初期化」を選ぶと自動的にディスクユーティリティが起動します。
ここではOS Sierra 10.12.1を使って説明しますが、OS X 10.11以降は同じです。それ以前のバージョンのOSの場合、表示される画面は少し違いますが、設定項目などはほぼ同じなので参考にしてください。
それでは、ディスクユーティリティを使ってフォーマットする方法をご説明します。
1.「ディスクユーティリティ」を開く
①画面下のDockからFinderをクリック
②「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダをダブルクリック
③ディスクユーティリティをダブルクリック(HDDに聴診器があたっているアイコン)
フォーマットしたいHDDを選択
左側から今回フォーマットしたいHDDを選びます。選んだあと下にそのHDDの詳細情報が表示されるので間違いないか確認してください。
間違って別のHDDをフォーマットしてしまうと大変です。
ツールバーにある「消去」ボタンをクリック
「〇〇(HDDの名前)を消去しますか?」の小さな画面が開きます。
各項目を設定
設定項目は以下の3つです。それぞれの詳細は下記<フォーマットの設定と方式>の章を参照してください。
名前
新しいHDDの名前を入力します。任意の名前を入力してください。
フォーマット形式
Macのみで使用するなら「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選んでください。
ボリューム方式
「GUIDパーティションマップ」を選んでください。
「消去」をクリックしてフォーマット完了
最後に「消去」ボタンをクリックすると、フォーマットが始まります。
数分かかることがありますが、フォーマットが完了すると下のメッセージが表示されます。
2.フォーマットの設定と方式
上の章では外付けHDDをフォーマットする方法をご説明しましたが、ここではフォーマットを実行する時の各項目の設定について、何を選べば良いのかを見ていきましょう。ご
設定項目は、名前、フォーマット形式、パーティション方式の3つがあります。
それぞれの選択肢に特徴や適合性があるので、使用目的を考慮して最適な方式を選びましょう。
それでは、ディスクユーティリティを使って外付けHDDをフォーマットする時の各項目の設定についてご説明します。
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