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iPhoneの写真を自動整理・削除してストレージを劇的に空ける完全ガイド【初心者向け】
「iPhoneのストレージがいっぱいです」——この通知に悩まされている方は少なくありません。実はAppleの調査によれば、iPhoneのストレージを最も圧迫しているのは「写真と動画」であり、平均的なユーザーの端末容量の40〜60%を占めています。旅行先で撮った何百枚もの写真、LINEで受け取った画像、気づけば溜まったスクリーンショット——これらを手動で整理するのは途方もない作業です。
しかし安心してください。iPhoneには写真を簡単に整理するための便利な機能がたくさんあり、標準機能とサードパーティアプリを正しく活用すれば、写真の整理と削除はほぼ自動化できます。本記事では、IT初心者の方でも今日から実践できる写真管理術を、基本設定からAI活用、ショートカット自動化まで段階的に解説します。専門用語はできるだけわかりやすく補足しながら、家族みんなで試せる優しい説明を心がけています。
それでは、写真を安全に整理・削除して、iPhoneの空き容量を増やす方法を一緒に見ていきましょう。
まず確認:あなたのiPhoneは今どれくらいいっぱい?
写真整理を始める前に、まず自分のiPhoneがどれだけの容量を使っているか確認しましょう。これにより「どのくらい削減すべきか」の目標が明確になります。
確認手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
画面上部にカラフルな棒グラフが表示されます。ここで「写真」「アプリ」「メディア」「メッセージ」「システムデータ」など、カテゴリ別の使用量が一目でわかります。棒グラフの下には、各アプリの使用容量が大きい順に一覧表示されるので、「写真」がどれだけの容量を占めているか正確に把握できます。
目安として、写真アプリが10GB以上を使用しているなら、この記事の方法で数GBから数十GBの削減が期待できます。
iCloudの容量確認も忘れずに行いたいところです。「設定」→ 画面上部の自分の名前をタップ →「iCloud」で、クラウド側のストレージ使用状況も確認できます。
Apple純正「写真」アプリを使ったかんたん整理術
iPhoneに元から入っている「写真」アプリには、アルバムの作成や検索機能、お気に入り、人物・場所別の分類など、写真整理に役立つ機能が揃っています。まずはこの純正アプリの機能から活用してみましょう。
アルバムを作成して写真を分類する
旅行ごとやイベントごとにアルバムを作れば、関連する写真をまとめて管理できます。アルバム名も自由に付けられるので探しやすくなります。
アルバムの作り方:
- 写真アプリを開き、下部メニューで「アルバム」タブを選択
- 画面上部の「+」ボタンをタップし、「新規アルバム」を選択
- アルバムの名前を入力し、追加したい写真を選択
- 右上の「作成」をタップすれば完了
こうして作成したアルバムには後から写真を追加・削除したり、アルバム自体の名前変更や並べ替えも可能です。アルバムを使えば写真やビデオを見やすく整理でき、複数のアルバムをまとめるフォルダも作成できます。
写真をキーワードや日時で検索する
写真アプリには強力な検索機能があり、撮影日や場所、写っている人物・物の種類などで写真を探せます。検索ボタン(虫めがねアイコン)をタップすると日付や場所、人名などの候補が表示されるので、探したい写真を素早く見つけられます。
Appleの機械学習技術により、写真に写った人物、場所、モノ、イベント名などで検索することも可能です。たとえば「海」「花火」「猫」などと入力すれば、そのキーワードに該当する写真が自動的に表示されます。写真アプリで整理・検索を活用すれば、「あの旅行の写真はどこだっけ?」という時もすぐ見つけられて便利です。
お気に入り機能でベストショットを管理
アルバム一覧には「お気に入り」という項目があります。写真を表示してハートマーク♡をタップするとその写真が「お気に入り」アルバムに自動で追加されます。
家族写真やベストショットだけをお気に入りにしておけば、後から見返したい写真をすぐ見つけられるでしょう。また、お気に入りに登録した写真は重複整理の際にも自動では削除されないよう保護されます。まずは日頃から大事な写真にお気に入りマークを付けてみてください。
人物や場所ごとに自動分類される
写真アプリは写っている人の顔やペットを自動認識し、「ピープルとペット」というコレクションで人物別・ペット別にグループ化してくれます。iPhone内のライブラリにある人や犬・猫の写真は自動でこのグループに分類されるので、家族ごとの写真だけまとめて表示するといったことが簡単にできます。
さらにそれぞれに名前を付けたり、お気に入り人物に設定することも可能です。例えばお子さんやご家族の名前を登録しておけば、その人が写っている写真だけを一括閲覧できます。
同様に撮影場所による分類もできます。写真アプリの「検索」タブや「アルバム」タブからマップ(地図)表示を開くと、写真の撮影地ごとに写真がプロットされます。旅行先やイベント会場など場所で思い出を振り返ることができ、こちらも便利です(位置情報サービスをオンにして写真を撮影した場合に利用できます)。
このように、Apple純正の写真アプリだけでも人物別・場所別の自動分類やお気に入り管理など多彩な整理術があるので、まずは活用してみましょう。
iOSの重複検出機能——自動で見つけて一括削除
最近のiOS(iOS 16以降)では、同じ写真が重複している場合に自動検出してまとめてくれる新機能が搭載されています。この機能を使って不要な写真を一気に整理・削除してみましょう。
「重複項目」で重複写真を自動検出
iOS 16で追加された「重複項目」機能は、ライブラリ内の完全一致する重複写真を自動検出してくれます。同じ写真を複数回保存してしまった場合に非常に有効です。
操作手順(iOS 16以降):
- 写真アプリを開く
- 下部メニューの「アルバム」タブをタップ
- 画面を下へスクロールし、「ユーティリティ」セクションにある**「重複項目」**を探して開く
- 重複写真が横に並んで表示される
- 各グループの「結合」ボタンをタップ
- 確認画面で「○項目を結合」をタップ
結合処理では最も高画質なバージョンが自動的に保持され、メタデータ(撮影日時、位置情報など)も統合される優れものです。不要な重複は「最近削除した項目」に移動します。
大量にある場合は「選択」→「すべてを選択」→「結合」で一括処理も可能です。この機能だけで数GBの容量を削減できるケースも珍しくありません。
注意点:
- この機能が検出するのは完全一致の重複のみで、構図が少し違う「類似写真」は検出されません
- ライブラリのインデックス化に1〜2日かかる場合があります
- 「重複項目」が表示されない場合は、iOSのバージョンを確認してください(iOS 16以上で利用可能)
複数の写真をまとめて選択・削除する
重複ではないけれど不要な写真が大量にある場合は、手動でまとめて削除できます。1枚ずつ消すのは大変ですが、写真アプリには複数選択モードがあります。
一括削除の手順:
- 写真アプリの「ライブラリ」画面で、右上の「選択」をタップ
- 削除したい写真を次々とタップして選ぶか、画面上で指をドラッグして範囲選択
- 選択が終わったら、画面右下のゴミ箱アイコン(🗑)をタップし、「写真を削除」を選択
- 確認のポップアップが出たら「削除」をタップ
指をスライドさせると、その経路上の複数の写真を一度に選択できるので便利です。一度に選択できる枚数に上限はありませんが、極端に大量の写真を削除するときは何回かに分けて操作すると安全です。
削除した写真はすぐに消滅するわけではなく、一旦「最近削除した項目」アルバムに移動し30日後に完全削除されます。間違えて削除してしまった場合でも30日以内であれば元に戻せますのでご安心ください。
カメラ設定の最適化——撮影前にできる容量対策
撮影段階で容量を抑える設定も重要です。今後撮る写真の容量を半分以下に減らすことができます。
HEIF/HEVC形式の有効化——容量を約50%削減
「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「高効率」を選択してください。これにより、写真はHEIF形式、動画はHEVC形式で保存され、従来のJPEG/H.264と比較して約50%の容量削減が実現します。
画質はほぼ同等で、共有時にはiOSが自動的にJPEG等の互換形式に変換してくれるため、相手が見られないという心配もありません。Windows PCでもHEIF/HEVC拡張機能をインストールすれば閲覧可能です。
動画の解像度設定を見直す
「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」で解像度とフレームレートを変更できます。容量の違いは劇的です。
| 設定 | 1分あたりの容量(HEVC) | 1分あたりの容量(H.264) |
|---|---|---|
| 1080p / 30fps | 約60MB | 約130MB |
| 4K / 30fps | 約170MB | 約350MB |
| 4K / 60fps | 約400MB | 非対応 |
日常的な記録なら1080p / 30fpsで十分であり、4K / 60fpsと比べて1分あたり約340MBもの差が生まれます。特別なイベント以外では解像度を下げておくことを強くおすすめします。
Live Photosの無効化——容量を2〜3倍節約
Live Photosは静止画に加えて約3秒の動画を記録するため、通常の写真の2〜3倍の容量を消費します。カメラアプリ上部のLive Photosボタン(同心円アイコン)をタップしてオフにしましょう。
さらに「設定」→「カメラ」→「設定を保持」→「Live Photos」をオンにすれば、オフ設定が維持されます。
すでに撮影済みのLive Photosを静止画に変換したい場合は、写真を開いて共有ボタン →「複製」→「通常の写真として複製」を選択し、元のLive Photoを削除する方法があります。
バースト写真の整理——ベストショットだけ残す
連写(バースト)した写真はグループで保存されていますが、そのまま放置すると1回の撮影で数十枚分の容量を消費します。
写真アプリの「メディアタイプ」→「バースト」から該当写真を開き、「選択」をタップすると、iPhoneが自動的にベストショットを提案してくれます(グレーの点で表示)。保持したい写真を選んで「完了」→「○枚のお気に入りのみ残す」をタップすれば、不要な写真が一括削除されます。
iCloudストレージの最適化で空き容量を増やす
「写真は整理したいけど全部消すのは不安…」という場合は、iCloudを使ったストレージ最適化機能を利用するのがおすすめです。これは、写真データをクラウド上に保管しておき、iPhone本体には軽量版を置くことで容量を節約する仕組みです。
「iPhoneのストレージを最適化」機能
この機能を有効にすると、フル解像度の写真と動画はiCloudに保存され、iPhone本体にはサムネイルサイズの軽量バージョンだけが残ります。実際のユーザー報告では、ローカルストレージの使用量がiCloudライブラリ全体の10〜20%程度にまで圧縮されるケースが確認されています。
設定手順(iOS 18):
- 「設定」アプリを開く
- 画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「iCloud」→「写真」をタップ
- 「このiPhoneを同期」をオンにする
- **「iPhoneのストレージを最適化」**を選択(チェックマークが付く)
以上で設定完了です。これで、iCloud写真にデバイス上の写真・動画が自動アップロードされ、iPhone本体には容量を取らない縮小版のみが保持されるようになります。必要なときに写真を開けば、ネット経由でiCloudから高画質版を読み込んで表示・編集できます。
iCloudの容量プランを選ぶ
iCloudの無料ストレージは5GBまでです。写真や動画をたくさんアップロードすると5GBではすぐ足りなくなるかもしれません。その場合はiCloud+(有料プラン)へのアップグレードを検討しましょう。
| プラン | 月額料金 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 5GB(無料) | ¥0 | iCloudをほぼ使わない人 |
| 50GB | ¥150 | 写真が少なめ(〜5,000枚程度)の個人 |
| 200GB | ¥450 | 写真・動画をよく撮る個人、小家族 |
| 2TB | ¥1,500 | 家族共有、長年の写真ライブラリがある人 |
| 6TB | ¥4,500 | プロカメラマン、4K動画を大量撮影する人 |
| 12TB | ¥9,000 | 業務利用レベル |
**最もバランスが良いのは200GBプラン(月額¥450)**です。家族で共有(最大5人)もでき、写真以外のiCloudバックアップやiCloud Driveにも余裕が生まれます。年間でも¥5,400と、外付けストレージを購入するよりも手軽です。
iCloud写真利用時の重要な注意点
**繰り返しになりますが、iCloud写真をオンにしている場合、1台で削除した写真は同期中のすべてのデバイスから削除されます。**例えば「iPhoneの写真だけ消してiPadには残したい」ということは基本的にできません。同じApple IDで同期している限りライブラリは共通だからです。
この点を知らずに整理を進めると「家族のiPadからも旅行写真が消えちゃった!」という事態になりかねません。対策としては、写真を消す前にその写真が本当に他端末でも不要か確認するか、あるいは一時的にiCloud写真をオフにして端末ごとに別管理にする方法もあります。
Googleフォト・Amazon Photosでクラウドバックアップ&整理
iCloud以外にも、写真のバックアップや整理に使えるクラウドサービスがあります。代表的なのがGoogleフォトとAmazon Photosです。どちらもスマホアプリを使ってiPhoneの写真を自動バックアップでき、容量不足の解消や他の端末からのアクセスに便利です。
Googleフォト——AIの力で写真を賢く管理
Google提供のクラウド写真サービスで、15GBまで無料で利用できます(※この15GBはGoogleアカウント全体での容量で、GmailやGoogleドライブと共有です)。
スマホにGoogleフォトアプリ(無料)をインストールし、Googleアカウントでログインして「バックアップと同期」をオンにすることで、iPhone内の写真・動画を自動的にクラウド保存してくれます。
Googleフォトの魅力:
- マルチプラットフォーム対応(パソコンやAndroid端末からでも同じ写真にアクセス可能)
- 高度なAIにより、被写体(人物・ペット・物・景色)や場所ごとに写真を自動分類
- キーワード検索機能が充実(例:「花」「誕生日」などと入力すると該当する写真が一瞬で見つかる)
- 2025年には「Ask Photos」機能が日本語にも対応し、「去年の京都旅行の紅葉の写真」のような自然言語で写真を検索可能に
「空き容量を増やす」機能: Googleフォトの設定から「このデバイスの空き容量を増やす」をタップすると、クラウドに保存済みの写真を端末から一括削除可能です。
重要な注意点: iCloud写真がオンの状態でGoogleフォトの「空き容量を増やす」を実行すると、iCloud上の写真も削除される可能性があります。Googleフォトをメインのバックアップ先にする場合は、事前にiCloud写真の設定を確認しましょう。
無料の15GBを超える場合、Google Oneプラン(100GB:年額約2,500円〜、2TB:年額約13,000円〜)が利用できます。2025年2月に値上げが実施されたため、最新価格はGoogle Oneの公式ページで確認してください。
Amazon Photos——プライム会員なら写真無制限
Amazonが提供するクラウドストレージで、Amazonプライム会員なら写真を無制限に保存可能という大きな特徴があります。プライム会員(年会費プランや月額プラン)であれば容量無制限・オリジナル画質の写真バックアップが使い放題で、動画も5GBまで保存できます(動画5GB以上保存したい場合は有料プランで追加購入も可能)。プライム会員でない場合でも5GBまでは無料で利用できます。
使い方はGoogleフォト同様、Amazon PhotosアプリをインストールしてAmazonアカウントでログインし、写真の自動保存(バックアップ)をオンにするだけです。
Amazon Photosの特徴:
- プライム会員なら写真の無制限ストレージ(追加料金なし)
- 画質の劣化なくオリジナルのまま保存される
- RAW形式にも対応
- 人物の顔認識や被写体ごとの検索に対応
- 家族で写真を共有できる「ファミリーヴォールト」機能(最大5人まで)
プライム特典の一つですが意外と利用していない人も多いサービスなので、プライム会員の方は活用しないともったいないでしょう。
サービス比較表
| サービス名 | 無料ストレージ容量 | 主な特徴・メリット |
|---|---|---|
| iCloud写真 (Apple) | 5GBまで無料 | iPhone標準機能と連携(設定でオンにするだけ)、端末ストレージ最適化、他のAppleデバイスと自動同期。追加容量は有料プラン(iCloud+)で拡張可能。 |
| Googleフォト | 15GBまで無料 | マルチデバイス対応(Android/PCでも利用可)、AIによる自動分類・強力検索。バックアップと同期をオンにすれば自動保存、容量超過時はGoogle Oneで追加可能。 |
| Amazon Photos | 5GBまで無料(プライム会員は写真無制限) | プライム会員なら写真を無制限に元画質で保存可能。家族で共有フォルダが作れる。AIによる写真検索・人物分類にも対応。動画は5GBまで(以降は追加購入または別途保管)。 |
使い分けのポイント:
- iPhone単体で完結させたい → iCloud写真がシームレスで簡単
- GoogleサービスやAndroidとの併用 → Googleフォト
- Amazonプライム会員 → Amazon Photosが最も大容量でお得
サードパーティアプリで自動整理を加速させる
iPhone標準機能では「類似写真」の検出やAIによるぼやけた写真の自動判定には対応していません。ここでサードパーティアプリの出番です。
CleanMyPhone(旧Gemini Photos)——プライバシー重視のAIクリーナー
MacPaw社が開発したGemini Photosは現在CleanMyPhoneとしてリニューアルされています。App Store評価4.6、日本語対応で、写真の整理に特化した信頼性の高いアプリです。
主な機能(3つのモジュール):
1. Declutter(整理)
- 重複写真、スクリーンショット、ぼやけた写真を自動検出
- 「Similar(類似写真)」:連写や少し角度違いで撮られたほぼ同じ写真のグループ。その中からベストショットを1枚残し、他を削除するよう提案
- 「Clutter(ごちゃごちゃ写真)」:資料のメモ撮りや判別不能なピンぼけなど、残しておく価値が低い写真をまとめたグループ
2. Organize(分類)
- AIが写真をポートレート、旅行、ペット、食べ物などのカテゴリに自動分類
- 類似写真の中からベストショットを提案
3. Health(診断)
- ストレージの健康状態をスコアで表示
最大のメリットは、すべての処理がiPhone上で完結し、写真がクラウドにアップロードされないことです。プライバシーを重視する方に最適な選択肢と言えます。
料金は月額約1,300円、年額約5,400円(無料版は機能制限あり)。MacPawのサブスクリプションサービス「Setapp」(月額約1,500円で250以上のアプリが使い放題)に含まれているため、他のMacアプリも使う方はそちらがお得です。
Clever Cleaner——完全無料で高性能なダークホース
2024年に登場したClever Cleanerは、広告なし・サブスクなし・完全無料という異例の料金体系で注目を集めています。App Store評価は4.8と非常に高いです。
特徴:
- AIによる重複・類似写真の検出精度が高い
- 「ベストショット」を自動選択してくれる機能も搭載
- 動画圧縮、Live Photo変換、スクリーンショット一括削除にも対応
- すべてオンデバイス処理でプライバシーも安心
ただし、現時点では英語のみの対応で日本語UIはありません。英語に抵抗がなければ、コストパフォーマンスでは間違いなく最強の選択肢です。
Slidebox——スワイプで直感的に仕分け
Slideboxはまったく異なるアプローチの写真整理アプリです。写真を1枚ずつフルスクリーンで表示し、上にスワイプで削除、下にスワイプでお気に入り、画面下部のアルバム名をタップで振り分け——という直感的な操作で写真を整理できます。App Store評価4.8で、「ゲーム感覚で写真整理ができる」とユーザーから高評価を得ています。
AIによる自動検出機能はないため、自分の目で1枚ずつ確認したい「こだわり派」に向いています。月額約750円または年額約7,500円の有料プランが必要ですが、旅行後の大量写真整理などには非常に効率的です。
アプリ選びで気をつけるべき安全性のポイント
2025年のSurfsharkの調査によると、iPhone向けクリーナーアプリの70%がユーザーデータを第三者と共有しているという衝撃的な結果が報告されています。安全なアプリを選ぶために、以下のポイントを確認しましょう。
- App Storeの「Appのプライバシー」セクションで、収集されるデータの種類を必ず確認する
- 写真処理がオンデバイス(端末内)で完結するアプリを優先する(CleanMyPhone、Clever Cleaner、Remo Duplicate Photos Removerなど)
- 週額課金(Weekly Subscription)のアプリは年間2〜4万円以上になる場合があるため、解約忘れに注意する
- 「RAMクリーニングでiPhoneが高速化」などの誇大広告をするアプリは避ける(iPhoneにはRAMクリーニングの効果はない)
ショートカットアプリで写真整理を自動化する
iPhoneの「ショートカット」アプリを使えば、写真整理の一部を自動化できます。プログラミングの知識は不要で、ブロックを組み合わせるだけで作成可能です。
「30日以上前のスクリーンショットを自動削除」ショートカットの作り方
事前準備: 「設定」→「アプリ」→「ショートカット」→「詳細」で「大量のデータの削除を許可」をオンにしておくこと。
作成手順:
- 「ショートカット」アプリを開き、右上の「+」をタップ
- 「アクションを追加」→ 検索バーで「写真を検索」を検索して追加
- 「フィルタを追加」をタップ →「アルバム」を「スクリーンショットである」に変更
- 再度「フィルタを追加」→「撮影日」を選び、「○日前より前」に設定(例:30日前)
- 次に「写真を削除」アクションを追加
- ショートカットに名前を付けて保存(例:「古いスクショ削除」)
一度に大量の写真を処理するとアプリがクラッシュすることがあるため、「制限」フィルタで1回あたり200枚程度に制限するのがコツです。
定期実行のオートメーション設定
作成したショートカットを定期的に自動実行するには、ショートカットアプリの「オートメーション」タブで設定します。
- 「オートメーション」タブ →「+」→「個人用オートメーション」
- 「時刻」を選択 → 毎週日曜の午前10時など、都合のよい時間を設定
- 先ほど作成したショートカットを実行するアクションを追加
iOS 18では一部のオートメーションが「すぐに実行」に対応していますが、写真の削除はセキュリティ上の理由から確認プロンプトが表示されます。通知が届いたらタップして確認するだけで実行できるので、完全な手動整理と比べれば大幅な時短になります。
応用例: 日本のショートカットコミュニティでは、「お気に入りに登録していない写真をすべて削除する」というショートカットも人気です。大切な写真を事前にお気に入り(♡)に登録しておけば、それ以外の写真を安全に一括削除できます。
日本のユーザーが特に気をつけたい写真管理のポイント
LINEの写真保存設定を見直す
日本では約9,500万人が利用するLINEは、写真の重複を生む最大の原因のひとつです。トーク内で受け取った写真を手動でカメラロールに保存すると、同じ画像がLINEとiPhoneの両方に存在することになります。
LINEの写真関連設定を確認しましょう: LINEアプリの「ホーム」→ 右上の歯車アイコン →「写真と動画」で、「写真を自動ダウンロード」がオフになっていることを確認する。
また、大切な写真はLINEの「アルバム」機能に保存すれば容量・期間の制限なく保管できるため、カメラロールに重複保存する必要がなくなります。LINEで受信した写真は保存期間が2週間のため、必要な写真は早めにアルバムに保存しましょう。
LINEのキャッシュ削除: 「ホーム」→ 設定 →「トーク」→「データの削除」→「キャッシュデータ」で不要なキャッシュを削除できます。これだけで数百MBから1GB以上の容量が空くこともあります。
旅行写真・子ども写真の連写整理
日本のユーザーに多いのが、旅行先での大量撮影と、子どもやペットの連写です。1回の旅行で500〜1,000枚以上撮影することも珍しくありません。
おすすめは旅行から帰ったその日のうちに、Slideboxなどのアプリで写真を仕分ける習慣をつけることです。時間が経つと「どれを残すか」の判断が難しくなるため、記憶が新鮮なうちに整理するのがベストです。バースト写真は前述の標準機能でベストショットだけを残し、類似写真はCleanMyPhoneやClever Cleanerに自動選別を任せると効率的です。
QRコードやメモ用スクリーンショットの管理
支払い用QRコード、クーポン、乗換案内のスクリーンショットなど、一時的な目的で撮ったスクリーンショットは、用が済んだら削除する習慣をつけましょう。前述のショートカットで「30日以上前のスクリーンショットを自動削除」を設定しておけば、この問題は大幅に軽減されます。
写真整理前のバックアップとトラブル防止策
最後に、大事な写真をうっかり失わないためのポイントを確認しておきます。写真を整理・削除する前には、必ずバックアップをとるか、消しすぎないよう注意しましょう。
削除前には必ずバックアップ
これは基本中の基本です。残しておきたい大切な写真やビデオは、整理に取り掛かる前に必ずバックアップしておいてください。**「3-2-1ルール」**が理想的です。重要なデータは3つのコピーを、2種類の異なるメディアに保存し、1つはオフサイト(クラウドなど自宅以外の場所)に置く。
iCloud写真を利用している場合はすでにクラウド上に保存されていますが、念のため外部メディアやPCにもコピーを取るなど二重にバックアップすると安心です。iTunes(Finder)を使ってPCに写真を取り込んだり、GoogleフォトやAmazon Photosにアップロードする方法でも構いません。特にこれから大量削除する場合は、一度バックアップが完了しているか確認しましょう。
「最近削除した項目」を活用
前述のとおり、写真アプリで削除した写真・動画はすぐには消えず「最近削除した項目」アルバムに一時保管され、30日後に自動で完全削除されます。この猶予期間内であれば、間違って消してしまった写真も簡単に元に戻せます。
復元手順:
- 「アルバム」タブの一番下にある「最近削除した項目」を開く
- 右上の「選択」から復元したい写真を選ぶ
- 「復元」ボタンをタップ
30日を過ぎると完全に消去されますので注意してください。整理作業後はこのアルバムもチェックし、必要なものが残っていないか確認すると安心です。
逆に「最近削除した項目」に残っている不要データをすべて削除すれば、その分のストレージが即座に解放されます。「整理は終わったから完全に空き容量に反映させたい」という場合は、最近削除した項目内で「すべて削除」を実行すると良いでしょう。
「削除したのに容量が増えない」を解決するトラブルシューティング
写真を大量に削除したのにストレージが減らない場合、主に4つの原因が考えられます。
原因1:「最近削除した項目」に残っている
これが最も多い原因です。前述の手順で「すべて削除」を実行すれば解決します。
原因2:iCloud同期の遅延
iCloud写真が有効な場合、削除がクラウドに反映されるまで時間がかかることがあります。機内モードのオン・オフを試すか、写真アプリの最下部でiCloudの同期状況を確認しましょう。
原因3:ストレージの再計算に時間がかかっている
大量(4GB以上)の削除後は、iOSがストレージを再計算するのに数時間から24時間以上かかる場合があります。iPhoneを再起動して1日待ってみましょう。
原因4:PCから同期した写真が削除できない
iTunesやFinderからiPhoneに同期した写真は、iPhone上から直接削除できません(ゴミ箱アイコンがグレーアウトする)。解決するには、MacのFinder(またはWindowsのiTunes)でiPhoneを接続し、「写真」タブで「写真を同期」のチェックを外して「適用」をクリックします。
それでも解決しない場合の最終手段
iPhoneのバックアップを取った上で、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行し、バックアップから復元する。これにより「システムデータ」に蓄積されたキャッシュもクリアされます。
アプリの写真アクセス権限のトラブル
iOS 18では写真アプリへのアクセス権限が細分化されており、「フルアクセス」「制限付きアクセス」「写真の追加のみ」「なし」の4段階があります。サードパーティの写真整理アプリが正常に動作しない場合は、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「写真」→ 該当アプリ → 「フルアクセス」を選択することで解決するケースがほとんどです。
長期的に写真を溜めない習慣づくり
ここまでの方法で一度大幅にストレージを解放できたら、次は「溜めない仕組み」を作ることが大切です。
撮影時の心がけ:
- HEIF/HEVC形式を常時有効にする
- Live Photosは基本オフ
- 動画は必要以上の解像度で撮らない
- バースト撮影は本当に必要な場面だけにする
週次のルーティン:
- ショートカットアプリで設定した「古いスクリーンショット削除」のオートメーションを毎週実行
- 所要時間はわずか数秒
月次のメンテナンス:
- 月に一度、「重複項目」のチェック
- 「最近削除した項目」のクリア
- ストレージ使用量の確認
- CleanMyPhoneやClever Cleanerでの類似写真スキャン
お気に入り機能の活用: 大切な写真はすぐに♡(お気に入り)をタップしておく習慣をつけましょう。お気に入りに登録されていない写真は後から一括削除しやすくなり、ショートカットでの自動削除対象としても安全に設定できます。
今すぐできる5つのステップ
最後に、この記事の内容を実践するための具体的なアクションプランをまとめます。すべて完了すれば、数GBから数十GBの容量削減が期待できます。
ステップ1:カメラ設定を最適化する(30秒)
「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「高効率」に変更し、今後の撮影容量を半減させる
ステップ2:重複写真を結合する(5〜10分)
写真アプリの「重複項目」を開き、検出された重複をすべて結合する。続けて「最近削除した項目」を空にする
ステップ3:iCloudストレージを最適化する(2分)
「設定」→ Apple ID →「iCloud」→「写真」で「iPhoneのストレージを最適化」を有効にする。必要に応じてiCloudストレージプランをアップグレードする
ステップ4:写真整理アプリで徹底整理する(15〜30分)
Clever Cleaner(無料)またはCleanMyPhone(有料)をインストールし、類似写真・ぼやけた写真・大容量動画をスキャンして整理する
ステップ5:自動削除のオートメーションを設定する(5分)
ショートカットアプリで「30日以上前のスクリーンショット自動削除」のオートメーションを設定し、今後の蓄積を防ぐ
まとめ
家族や初心者の方でもできる、iPhone写真の整理・削除テクニックを幅広くご紹介しました。ポイントを振り返ると:
まずは純正「写真」アプリで整理: アルバム分けや検索機能、人物・場所別の自動分類を活用し、大量の写真も見つけやすく整理。【アルバム作成】【検索】【お気に入り】【ピープル機能】を駆使して、写真を分類しましょう。
iOSの重複検出機能: 重複写真は「重複項目」アルバムから簡単に結合削除して容量節約。【結合ボタン】ひとつで高画質な1枚だけ残せます。
カメラ設定の最適化: HEIF/HEVC形式で容量を約50%削減、Live Photosをオフにして2〜3倍の容量節約、動画解像度を見直して劇的に容量を抑える。
iCloudで容量節約: ストレージ最適化をオンにすれば、写真のオリジナルはiCloudに安全に保管。端末には軽いプレビューのみ置いて省容量化。5GB無料を超えるなら有料プラン検討も。【設定>自分の名前>iCloud>写真】でオンに。
クラウドサービス活用: Googleフォト(15GB無料)やAmazon Photos(プライム会員なら無制限)に自動バックアップ。スマホの写真をクラウドに預ければ端末から削除してもOK。AI検索や他デバイスアクセスも魅力。【容量比較表】も参考に、自分に合ったサービスを使いましょう。
便利アプリの力も借りる: CleanMyPhone、Clever Cleaner、Slideboxなどのアプリで、似た写真や不要写真を一掃。機械が一番良い写真を選んで提案してくれるので手間いらず。使いすぎたストレージを一気に空けたい時の強い味方です。
ショートカットで自動化: 「30日以上前のスクリーンショット自動削除」などのショートカットを作成し、定期的な自動実行を設定すれば、今後の蓄積を防げます。
削除前のバックアップ&注意: 整理前にバックアップは必須。間違って消しても30日以内なら復元可能なので落ち着いて対処。iCloud利用時は同期削除に気をつける。大事な写真は何重にも保険をかけて守りましょう。
iPhoneの写真管理は、一度仕組みを整えてしまえば、あとはほぼ自動で快適な状態を維持できます。写真整理は最初ハードルが高く感じるかもしれませんが、今回紹介したように手順通り進めれば決して難しくありません。少しずつでも整理していけば、iPhoneの中がスッキリし、新しい思い出を迎える準備ができます。
「ストレージがいっぱいです」の通知に悩まされる日々から、今日で卒業しましょう。あなたのiPhoneにも、きっとたくさんの空き容量と笑顔が戻ってくるはずです。📱✨
参考資料・出典
- Apple公式: iPhoneユーザガイド – アルバム作成方法、重複写真の結合、ストレージ最適化、iCloud写真の注意事項 他
- Apple公式サポート記事: 「写真を整理・検索する」、「写真を削除する前に」
- Googleフォト/Amazon Photos公式情報: Googleフォト無料容量、Amazonフォト(プライム無制限)
- MacPaw公式: Gemini Photos FAQ(写真自動分類の説明)、CleanMyⓇPhoneプレスリリース(Gemini Photosから進化)
(本記事は2025〜2026年時点の情報にもとづき作成しています。サービス内容は変更される場合がありますのでご了承ください。)
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