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PDF(portable Document Format)ファイルは、登場してから26年以上が経ちます。
今や紙媒体に替わり、電子文書の代表格として広く活躍しています。紙媒体と比べてかさばらず、劣化することもなく、PCやスマホなどの端末に入れて持ち歩けるので便利ですね。
ここでは、PC上のPDFファイルをiPhoneに転送し、閲覧する方法についてご紹介します。
方法は何通りかありますが、ここではオーソドックスに、iTunesを使います。
他にも転送用アプリは複数あり、中にはiTunesで転送するより便利なものもあるのですが、有料のものも多く、よほど毎日、大量に転送するのでなければ不要かと思います。
iTunesを使った転送は、多少の違いはあるものの、音楽ファイルの転送と同じような感覚で行えます。
[ad name=”adTop”]「ファイル」アプリでPDFの保存・表示が簡単にできる
iPhoneには「ファイル」というデフォルトのアプリがあり、このアプリを利用して簡単にPDFの保存・表示ができるようになりました。
パソコンからiPhoneにPDFファイルを転送する方法は、手段は現在ほとんど問われません。
メール経由で添付したり、DropBoxなどのクラウドストレージで共有するう方法もあります。
iPhoneの「ファイル」アプリにPDFを保存する方法
iPhoneの「ファイル」アプリにPDFを保存する方法は次の通りです。
- 保存したいPDFファイルを開く
- 画面真ん中下の「共有」アイコンをタップする
- 「ファイルに保存」をタップする
- 保存する場所を選択する
- 「保存」をタップする
これで「ファイル」アプリにPDFを保存することができました。
iPhoneの「ファイル」アプリでPDFを表示する方法
iPhoneの「ファイル」アプリでPDFを表示する方法は次の通りです。
- 「ファイル」アプリを開く
- PDFを保存した保存先を選択する
- 表示したいPDFを選択する
これで保存したPDFを表示することができます。
今回使用した環境
下記デバイスおよびOSを使用しています。バージョン違いにより若干の相違があるかもしれませんが、大きなところは同じです。
- iPhone:iPhone5c,iOS9
- PC:Windows7
- iTunes:12.5.1.21
PDFファイル転送の手順概要
手順概要です。
- 1.iTunesを起動する
- 2.iPhoneとPCをLightningコネクタで接続する
- 3.iTunes側でPC内のPDFファイルを取り込む
- 4.iTunes側から、3)で取り込んだPDFをiPhoneへ転送する
では、1.から順を追って説明していきます。なお、1.と2.は逆でも基本的には問題ありませんが、iPhoneとPCの自動同期設定を外しておきたい/確認したい場合は、1.を先に実施してください。
1.iTunesを起動する
デスクトップ上の「iTunes」アイコンをダブルクリックするか、「スタート」→「すべてのプログラム」→「iTunes」→「iTunes」で、iTunesを起動します。
iPhoneを繋ぐ前に、iPhoneとiTunesが自動的に同期しないよう設定しておきます。
- iTunesより、「編集(E)」→「設定」を選択すると、「デバイス環境設定」ウインドウが開きます
- 「デバイス」アイコンをクリック
- 「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない(P)」にチェックを入れる
- 【iPhoneとiTunesの同期について】
- 自動同期設定している場合、PDFの転送を自動で行いますので、今必要のないものまで全部転送してしまいます。一旦同期が始まってしまうと、完了まで時間がかかることが多いので、自動同期させていない方が、作業がサクッと終わります。
2.iPhoneとPCをLightningコネクタで接続する
iPhoneのLightningポートと、PCのUSBポートを接続します。
接続箇所
- Lightningポート
- 充電器を繋ぐところと同じです。
- Lightningケーブル
- 下記画像はiPhone純正(付属品)です。
iPhoneが認識されたか確認
iTunes側で、iPhoneのアイコンが出ていたら正しく認識されています。
しばらく時間がかかることがありますので、すぐ出なくても、ちょっと待ってみてください。
3.iTunes側でPC内のPDFファイルを取り込む
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