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Discord(ディスコード、通称ディスコ)で「メッセージの送信に失敗しました。長押しして再試行するか、スワイプして削除します」と表示される最大の原因は、スマホやPCの通信が一瞬不安定になり、メッセージがDiscordのサーバーに届かなかったことです。電波の良い場所に移動してWi-Fiとモバイルデータ通信を切り替え、赤くなったメッセージを長押しして「再試行」を選べば、多くの場合はそのまま送信できます。
何度再試行しても失敗する場合は、Discord側の障害・スパム判定(レート制限)・低速モード・チャンネル権限・サーバーの認証レベルといった、自分の通信以外の原因が考えられます。「特定のサーバーだけ送れない」「DMだけ送れない」という場合は、ほぼ確実に権限や設定側の問題で、通信をいくら見直しても解決しません。
本記事では、エラー文の意味と「長押しして再試行」の正しい使い方から、症状別の原因早見表、まず試す基本対処、原因別の解決手順、DMが送れないときのチェックポイント、Discordの障害確認方法、スマホ・PC別のキャッシュクリアまで、2026年6月時点のDiscordの仕様に沿って順番に解説します。
📋 この記事でわかること
- 「メッセージの送信に失敗しました」エラーの意味と、長押し再試行の正しい操作
- 赤くなったメッセージが相手に届いているかどうかの判断方法
- 症状から原因を特定できる早見表と、5分でできる基本対処6つ
- スパム判定・低速モード・権限・認証レベル・年齢制限など原因別の解決手順
- DMだけ送れない原因(相手のプライバシー設定・共通サーバー・ブロック)の見分け方
- Discordの障害確認方法と、iPhone・Android・Windows・Mac別のキャッシュクリア手順
📑 この記事の目次(タップで開く)
「メッセージの送信に失敗しました。長押しして再試行」とは?エラーの意味と仕様
スマホ版のDiscordアプリでは、送信に失敗したメッセージは削除されずに赤色で画面に残り、その下に「メッセージの送信に失敗しました。長押しして再試行するか、スワイプして削除します」という案内が表示されます。PC版(デスクトップアプリ・ブラウザ版)では文言が少し異なり、「メッセージを送信できませんでした」という趣旨の表示とともに、赤くなったメッセージの近くに「再試行」「削除」の選択肢が出ます。表記は違っても意味は同じで、「入力したメッセージがDiscordのサーバーに受理されなかった」ことを示すエラーです。
なぜこのエラーが出るのか|メッセージが届くまでの仕組み
Discordのメッセージは「自分の端末 → インターネット回線 → Discordのサーバー → 相手の端末」という経路で届きます。赤くなって失敗するのは、このうち最初の「Discordのサーバーに届ける」段階で止まったときです。止まる理由は大きく分けて3系統あります。
- 自分側の問題:電波が弱い、Wi-Fiが切れかけている、アプリのキャッシュ破損など
- Discord側の問題:Discord全体やAPIの障害、メンテナンス
- サーバー・ルール側の問題:チャンネル権限、低速モード、スパム判定、認証レベル未達など
エラー文そのものはどの系統でも同じように表示されるため、文面から原因を判別することはできません。だからこそ、後述する「どこでは送れて、どこでは送れないのか」という切り分けが重要になります。
「長押しして再試行」の正しい操作方法(スマホ・PC別)
スマホアプリの場合は、赤くなったメッセージを指で1秒ほど長押しすると操作メニューが開くので、その中の「再試行」をタップします。送るのをやめたい場合は、メッセージを横にスワイプするか、長押しメニューから「削除」を選べば破棄できます。PC版では、赤くなったメッセージにマウスカーソルを合わせる(または右クリックする)と「再試行」「削除」が表示されるので、クリックして操作します。
このとき知っておきたい仕様が3つあります。
- 失敗したメッセージは自動では再送されません。時間を置いても勝手に送信されることはなく、自分で再試行するまで赤いまま残ります。
- 通信が回復していない状態で再試行を連打しても、失敗を繰り返すだけです。まず機内モードの切り替えなどで回線を立て直してから再試行しましょう。
- まれに「実際は届いているのに失敗表示になる」ことがあります。送信自体は成功したのに、その応答が電波の乱れで自分の端末に返ってこなかったケースです。この状態で再試行すると同じ内容が2回投稿されてしまうため、再試行の前に一度チャンネルを下に引っ張って更新(PCならCtrl+R)し、直前のメッセージが届いていないか確認するのが安全です。
赤くなったメッセージは相手に届いていないのか
原則として、赤いエラー状態のメッセージは相手に届いておらず、相手側に通知も飛んでいません。「失敗したけど実は読まれていたら恥ずかしい」という心配は基本的に不要です。ただし前述のとおり、送信成功の応答だけが欠落して失敗表示になる例外パターンが存在するため、重要なメッセージは再試行前に画面を更新して二重送信を防ぎましょう。なお、送信中のメッセージは薄いグレーで表示され、これは「サーバーへ送っている途中」の状態です。グレーのまま長時間止まってから赤に変わる場合は、回線速度が極端に低下しているサインです。
Discordでメッセージが送れない原因早見表
「どの場面で送れないのか」が分かれば、原因はかなり絞り込めます。まずは自分の症状に当てはまる行を探してください。
| 症状 | 考えられる主な原因 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| どのサーバー・DMでも送れず赤くなる | 通信の不安定・Discordの障害 | 回線切り替え→障害状況の確認 |
| 再試行すると送れたり失敗したりする | 電波が弱い・回線が不安定 | Wi-Fi切り替え・ルーター再起動 |
| 特定のサーバーだけ送れない | 認証レベル未達・ルール未同意・タイムアウト | メール/電話番号認証・ルール同意 |
| 特定のチャンネルだけ入力欄がグレー | 送信権限なし・閲覧専用チャンネル | ロール確認・管理者へ依頼 |
| 送信の間隔を空けないと送れない | 低速モード(スローモード) | カウントダウン終了まで待つ |
| 連投した直後から急に送れなくなった | スパム判定・レート制限 | 数分〜数時間待つ・認証に応じる |
| DMだけ送れない・配信できませんでしたと出る | 相手のプライバシー設定・共通サーバーなし・ブロック | DMの章で条件を確認 |
| 画像・ファイルだけ送れない | 添付上限超過(無料は10MB)・添付権限なし | 圧縮・分割・権限確認 |
| 長文だけ送れない | 2,000文字の上限超過 | 分割して送信 |
| 入ったばかりのサーバーで送れない | 参加直後の制限・オンボーディング未完了 | ルール同意・10分程度待つ |
覚え方はシンプルで、「全部の場所で送れない=回線かDiscord障害」「特定の場所だけ送れない=権限・設定・ルール」です。前者なら次の基本対処へ、後者なら原因別の章へ進んでください。
まず試したい基本対処6つ(所要5分)
原因がはっきりしないときは、ここで紹介する6つを上から順に試すのが最短ルートです。経験上、通信まわりの操作だけで大半のケースは解決します。
対処1:赤いメッセージを長押しして再試行する
一時的な電波の途切れであれば、再試行するだけで送信できます。エレベーター・地下・建物の奥など電波の弱い場所にいた場合は、移動してから再試行しましょう。前述のとおり、二重送信を避けるため再試行の前に一度画面を更新して、メッセージが実は届いていないか確認するのがおすすめです。なお、再試行を何度も連打するとスパム判定の引き金になり得るため、2〜3回失敗したら次の対処に進んでください。
対処2:機内モードの切り替えとWi-Fi⇔モバイル回線の切り替え
スマホの場合、機内モードを10秒ほどオンにしてからオフに戻すと、ネットワーク接続が強制的にリセットされて回線がつながり直します。それでも失敗するなら、Wi-Fi接続中はWi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信で、モバイル通信中はWi-Fiに切り替えて送信を試してください。片方の回線でだけ送れる場合、送れない側の回線(ルーターやプロバイダ、モバイル電波)に問題があると確定できます。自宅のWi-Fiが原因なら、ルーターの電源を抜いて30秒待ち、入れ直して再起動しましょう。
対処3:Discordアプリを完全終了して起動し直す
アプリの一時的な不具合は、完全終了で解消することがよくあります。iPhoneは画面下から上にスワイプして止め、アプリ一覧からDiscordを上にスワイプして終了。Androidは履歴ボタン(または下からスワイプ)でアプリ一覧を開いてDiscordをスワイプで終了します。PC版は注意が必要で、ウィンドウ右上の「×」を押してもタスクトレイ(メニューバー)に常駐したままです。Windowsはタスクトレイ内のDiscordアイコンを右クリックして終了を選択、Macはメニューバーから完全に終了させてから起動し直してください。
対処4:Discordの障害が起きていないか確認する
自分の環境に問題がなくても、Discord側で障害が発生していればメッセージは送れません。ブラウザで公式ステータスページ(status.discord.com)を開き、「All Systems Operational(すべて正常)」と表示されているか確認しましょう。あわせてX(旧Twitter)で「Discord 障害」「ディスコ 送れない」と検索すると、同じ時間帯に同じ症状の投稿が並んでいるかどうかで障害かどうかをすぐ判断できます。詳しい見方は後述の「障害・サーバーダウンを確認する方法」の章で解説します。

対処5:別のチャンネル・ブラウザ版・別端末で切り分ける
原因特定にもっとも役立つのがこの切り分けです。次の3つを試して、結果をメモしてください。
- 別のサーバーやDMで送れるか:送れるなら回線は正常で、送れないサーバー・チャンネル固有の問題(権限・低速モード・認証レベルなど)です。
- ブラウザ版Discordで送れるか:PCやスマホのブラウザでdiscord.comにログインして送信します。ブラウザでは送れるのにアプリで送れないなら、アプリのキャッシュや不具合が原因です。
- 別の端末で送れるか:スマホで失敗するがPCでは送れる、という場合はスマホ側の回線・アプリの問題に絞れます。
対処6:端末そのものを再起動する
スマホ・PCを長期間再起動していないと、ネットワーク関連の内部処理が不安定になることがあります。アプリの再起動で直らない場合は、端末を一度電源オフにして1分ほど待ってから起動し直してください。再起動によってメモリやネットワーク接続が初期化され、原因不明の送信失敗が解消するケースは少なくありません。
原因別の対処法|サーバーでメッセージを送信できない9つのケース
基本対処で解決しなかった場合は、原因ごとのピンポイント対処に進みます。特に「特定のサーバー・チャンネルだけ送れない」場合は、このうちのどれかにほぼ必ず該当します。
ケース1:通信が不安定(Wi-Fi・モバイル回線・VPN)
どのサーバーでも送れず、画像の読み込みも遅い場合は回線起因です。基本対処の切り替えに加えて、次の点を確認してください。
- VPNを使っている場合は一時的にオフにする:VPN経由の通信はDiscordのスパム対策に引っかかりやすく、送信失敗や画像認証の原因になります。
- 学校・職場・公衆Wi-Fiでは制限されていることがある:組織のネットワークではDiscordの通信自体がブロックされている場合があります。モバイル回線に切り替えて送れるなら、そのWi-Fiの制限が原因です。
- ルーターの接続帯域を切り替える:自宅Wi-Fiで不安定なら、2.4GHz帯と5GHz帯の接続先を切り替えると改善することがあります。
- DNS設定の変更:特定の回線でだけDiscordへの接続が不安定な場合、端末のDNSをパブリックDNS(8.8.8.8など)に変更すると安定することがあります。
ケース2:Discord側で障害が起きている
自分には一切落ち度がないパターンです。「さっきまで普通に使えていたのに突然送れなくなった」「家族や友人も同時に送れなくなった」「メッセージ送信だけでなく画像の表示やログインも不安定」という特徴があれば、Discordの障害をまず疑いましょう。障害中はユーザー側でできることはなく、復旧を待つのが唯一の対処です。確認手順は後述の障害確認の章にまとめています。
ケース3:スパム判定・レート制限を受けている
Discordには自動のスパム検知システムがあり、機械的・迷惑的と判断された操作を一時的にブロックします。引き金になりやすいのは次のような行動です。
- 短時間に大量のメッセージを連投する(同じ文面のコピペ連投は特に危険)
- 多人数への@メンションや、複数チャンネルへの同時投稿を繰り返す
- 招待リンクや外部URLを連続で貼る
- 作成して間もないアカウントで、いきなり活発に書き込む
レート制限にかかると一時的に送信できなくなりますが、通常は数分〜数時間で自動解除されます。hCaptcha(画像選択の認証)が表示された場合は落ち着いて完了させてください。悪質なスパムと疑われた場合は、アカウントに一時的な行動制限がかかり、解除のために電話番号認証などの本人確認を求められることがあります。画面の案内に従って認証を済ませれば回復します。解除を早める方法はないため、連投をやめて待つのが正解です。
ケース4:低速モード(スローモード)が設定されている
低速モードは、チャンネルごとに「次のメッセージを送るまでの待ち時間」を強制するサーバー側の設定で、5秒から最長6時間まで設定できます。低速モード中は入力欄付近に残り時間のカウントダウンが表示され、時間が経過するまで次のメッセージを送信できません。これは不具合ではなく仕様なので、カウントダウンが終わるのを待つしかありません。なお、サーバー管理者や「メッセージの管理」「チャンネルの管理」権限を持つメンバーは低速モードの影響を受けません。急ぎの用件であれば、低速モードのない別チャンネルや相手へのDMを使いましょう。
ケース5:チャンネルの送信権限がない・閲覧専用チャンネル
特定のチャンネルだけ入力欄がグレーアウトして「このチャンネルにメッセージを送信する権限がありません」と表示される場合は、サーバーのロール(役職)設定によって送信が制限されています。サーバーの管理者がチャンネルごとに「メッセージを送信」権限を割り当てており、お知らせ用のアナウンスチャンネルのように、運営メンバーだけが書き込める閲覧専用チャンネルも一般的です。
また、Discordの権限は細かく分かれていて、メッセージ送信はできても「ファイルを添付」「外部の絵文字を使用する」「スレッドでメッセージを送信」など操作別に制限されているケースもあります。テキストは送れるのに画像だけ失敗する、スレッド内だけ書き込めない、という症状はこのパターンです。自分では権限を変更できないため、サーバーの管理者やモデレーターに「このチャンネルに書き込みたい」と相談して、必要なロールを付与してもらってください。
ケース6:サーバーの認証レベル・ルール同意が未完了
サーバーには荒らし対策として「認証レベル」が設定されており、条件を満たさないメンバーはメッセージを送信できません。新しく参加したサーバーで送れない場合は、まずこれを疑いましょう。
| 認証レベル | メッセージ送信に必要な条件 |
|---|---|
| なし | 制限なし |
| 低 | メールアドレス認証が完了していること |
| 中 | メール認証+Discord登録から5分以上経過 |
| 高 | 上記+そのサーバーに参加してから10分以上経過 |
| 最高 | 電話番号認証が完了していること |
メール認証は、Discordの設定(歯車アイコン)→「マイアカウント」でメールアドレスの横に「未認証」と出ていないかを確認し、認証メールを送信してメール内のリンクを開けば完了します。電話番号認証も同じ「マイアカウント」画面から追加できます。さらに最近のサーバーでは、参加時にルールへの同意(メンバーシップスクリーニング)や、オンボーディングの質問への回答が済むまで書き込めない設定が主流です。サーバーに入った直後に表示される案内を完了していない場合は、チャンネル一覧上部の案内やルール画面を開いて同意を済ませてください。
ケース7:年齢制限(NSFW)サーバー・チャンネルに書き込めない
年齢制限付きのチャンネルやサーバーは、アカウントの生年月日が18歳以上でないと閲覧も送信もできません。登録時に生年月日を適当に入力して未成年扱いになっていると、エラーや非表示の原因になります。生年月日は自分で自由に変更できず、修正にはDiscordサポートへの申請(本人確認書類の提出)が必要です。また、iPhoneアプリでは年齢制限コンテンツの表示が初期状態で制限されており、PC版やブラウザ版の設定から許可しないと表示されない仕様になっています。なお2026年現在、一部の国・地域では法令に基づく年齢確認(身分証や顔による確認)の導入が段階的に進んでおり、対象地域では追加の確認を求められることがあります。
ケース8:タイムアウト・BANを受けている
サーバーのモデレーターからタイムアウト(一時的な行動制限)を受けると、期間が終わるまでそのサーバーでのメッセージ送信・リアクション・ボイスチャンネル参加ができなくなります。タイムアウト中は入力欄にその旨と残り時間が表示され、閲覧だけは可能です。期間は最長28日で、解除を待つか、心当たりがなければサーバーの管理者に問い合わせましょう。一方、BAN(追放)された場合はサーバー自体が一覧から消えて再参加もできなくなります。「あるサーバーだけ突然消えた」という場合はBANの可能性があります。いずれもDiscord全体の不具合ではなく、そのサーバーの運営判断によるものです。
ケース9:文字数・添付ファイルが上限を超えている
Discordの1メッセージの上限は2,000文字(Nitro加入者は4,000文字)です。長文を貼り付けると上限超過の警告が出て送信できないため、分割して送りましょう。ファイル添付の上限はプランによって異なります。
| プラン・条件 | 1ファイルの上限(2026年6月時点) |
|---|---|
| 無料プラン | 10MB |
| Nitro Basic | 50MB |
| Nitro | 500MB |
| ブーストレベル2のサーバー内 | メンバー全員50MB |
| ブーストレベル3のサーバー内 | メンバー全員100MB |
注意したいのは、無料プランの上限がかつての25MBから10MBに引き下げられている点です。古い解説記事の「25MBまで送れる」という情報のまま動画を送ろうとして失敗するケースが目立ちます。上限を超えるファイルは、画像なら圧縮・リサイズ、動画ならクラウドストレージにアップロードして共有リンクを送る方法に切り替えましょう。また、ファイルだけ送れない場合はチャンネルの「ファイルを添付」権限が制限されている可能性もあわせて確認してください。
DiscordのDMだけ送れない場合の原因と対処法
サーバーでは普通に送れるのにDM(ダイレクトメッセージ)だけ送れない場合、アプリの不具合ではなく「相手側の受信設定」か「あなたと相手の関係性」が原因であることがほとんどです。典型的な症状は、送信した直後にエラーになり、Discordのシステム(Clyde)から「あなたのメッセージは配信できませんでした」という趣旨の自動メッセージが届くパターンです。この場合、何度再試行しても結果は変わりません。
まず確認:DMを送れる条件
Discordでは、誰にでも自由にDMを送れるわけではありません。原則として次のいずれかを満たす必要があります。
| 相手との関係 | DMを送れるか |
|---|---|
| フレンド登録済み | 原則送れる(相手の受信設定が最優先) |
| フレンドではないが共通サーバーがある | 相手が「サーバーメンバーからのDM」を許可していれば送れる |
| フレンドでも共通サーバーもない | 原則送れない |
| 相手にブロックされている | 送れない(エラーまたは自動返信) |
以前はDMをやり取りできていた相手でも、相手が設定を変えたり共通サーバーから抜けたりすると、ある日突然送れなくなります。「昨日まで送れていたのに」という場合も、まずこの条件の変化を疑ってください。
相手がサーバーメンバーからのDMをオフにしている
もっとも多い原因がこれです。Discordには、サーバーごとに「このサーバーのメンバーからのダイレクトメッセージを許可する」という設定があり、相手がこれをオフにしていると、共通サーバー経由でのDMは届きません。さらに、プライバシー設定で「誰からのメッセージリクエストを受け取るか」をフレンドのみに絞っているユーザーもいます。これらは相手側の設定なので、こちらから変更する手段はありません。どうしても連絡が必要な場合は、共通サーバーのチャンネルでメンションして声をかける、フレンド申請を送って承認してもらう、といった代替手段を取りましょう。
メッセージリクエストに入っていて気づかれていない
「送れているはずなのに返事がない」場合は、エラーではなくこちらのパターンかもしれません。フレンドではない相手に初めて送ったDMは、相手の受信箱に直接入らず「メッセージリクエスト」として扱われることがあります。リクエストは通常のDM一覧とは別枠に表示され、プッシュ通知も控えめなため、相手が存在に気づいていないことが珍しくありません。この場合、送信自体は成功しているのでエラーは出ません。返信を急かす前に、サーバー内で「DMを送ったのでリクエストを確認してほしい」と一言伝えるのが確実です。
ブロックされている可能性がある場合の見分け方
相手にブロックされていると、DMを送ってもエラーになるか、システムからの自動返信で配信されなかった旨が通知されます。Discordはブロックの事実を明示的に通知しない仕様のため確実な確認方法はありませんが、参考になるヒントはあります。共通サーバーで相手の過去のメッセージにリアクションを付けようとしても反映されない場合や、フレンド申請が常に失敗する場合は、ブロックされている可能性が高いといえます。ただし、これらは相手の設定変更やアカウント削除でも起こり得るため、断定はできません。ブロックが疑われる場合、Discord上で接触を試み続けるのは避けるのが賢明です。
自分側が原因のDM制限(新規アカウント・スパム判定)
相手の設定ではなく、自分のアカウントがDM制限を受けているケースもあります。作成して間もないアカウントや電話番号未認証のアカウントは、スパム対策のためDM送信が制限されやすく、短時間に複数の相手へDMを送ると一時的にブロックされることがあります。心当たりがある場合は、設定の「マイアカウント」からメール認証・電話番号認証を完了させ、時間を置いてから送信してください。また、自分の「プライバシー・安全」設定でDMまわりの設定を極端に絞っていると、相手からの返信が受け取れず会話が成立しないこともあるため、あわせて見直しておきましょう。
Discordの障害・サーバーダウンを確認する方法
「何をやっても送れない」「自分以外も送れていないらしい」というときは、Discord側の障害を確認します。確認先は大きく2つです。
公式ステータスページ(status.discord.com)の見方
ブラウザで status.discord.com を開くと、Discordの稼働状況がリアルタイムで表示されます。ページ上部に「All Systems Operational」と緑色で表示されていれば、Discord全体は正常稼働中です。ページは英語ですが、色と表記の対応さえ知っていれば迷いません。
| 表記 | 意味 | ユーザーへの影響 |
|---|---|---|
| Operational | 正常稼働 | 影響なし |
| Degraded Performance | 性能低下 | 送信の遅延・失敗が増える |
| Partial Outage | 部分的な障害 | 一部機能・一部ユーザーが利用不可 |
| Major Outage | 大規模障害 | 広範囲でメッセージ送信不可 |
項目別では、メッセージ送信に直結する「API」、画像・添付に関わる「Media Proxy」、通知の「Push Notifications」あたりに異常表示が出ていないかを確認しましょう。ページ下部には過去のインシデント履歴も時系列で掲載されるため、「さっきまで送れなかったのは障害だったのか」を後から確かめることもできます。
X(旧Twitter)や障害情報サイトで確認する
公式ステータスページへの反映は実際の障害発生から数分〜数十分遅れることがあります。速報性ではSNSが勝るため、Xで「Discord 障害」「ディスコ 落ちた」「ディスコード 送れない」と検索してみてください。同じ時間帯に同様の報告が大量に投稿されていれば、ほぼ間違いなくDiscord側の障害です。Downdetector(ダウンディテクター)のような障害報告の集計サイトでも、報告件数の急増グラフから障害の発生と規模を確認できます。
障害だった場合にやるべきこと・やってはいけないこと
障害中にユーザー側でできることはなく、復旧を待つのが唯一の正解です。多くの障害は数十分〜数時間以内に解消します。一方で、やってはいけないことが3つあります。第一に再試行の連打。復旧直後のサーバーに負荷をかけるだけでなく、回復した瞬間に同じメッセージが複数送信される恐れがあります。第二にアプリの再インストールやログアウト。障害中は再ログイン処理自体が失敗することがあり、復旧まで締め出される危険があります。第三に設定のいじりすぎ。障害が直った後に「どの設定を変えたか分からない」状態になりがちです。書きかけの長文メッセージは、念のためメモアプリにコピーして保全しておきましょう。
スマホ・PC別|Discordの再起動とキャッシュクリア手順
回線も障害も権限も問題ないのに送信に失敗する場合は、アプリ内に溜まったキャッシュ(一時データ)の破損が疑われます。特に「アップデート直後から調子が悪い」「ブラウザ版では送れるのにアプリでは失敗する」という場合に効果的です。端末別に手順を説明します。

iPhoneの場合(再起動→再インストール)
iOS版Discordにはキャッシュだけを個別に削除する機能がないため、まずはアプリの完全終了と端末の再起動を試します。それでも改善しない場合は、アプリの削除と再インストールでキャッシュごとリセットします。
- ホーム画面でDiscordのアイコンを長押しし、「アプリを削除」→「削除」をタップする
- iPhoneを再起動する
- App Storeから最新版のDiscordをインストールする
- ログインして送信を試す
メッセージやフレンドのデータはDiscordのサーバー側に保存されているため、再インストールで消えることはありません。ただし再ログインにはパスワードが必要です。二要素認証を有効にしている場合は認証アプリやバックアップコードも手元に用意してから削除しましょう。
Androidの場合(キャッシュ削除)
Androidはアプリを消さずにキャッシュだけ削除できます。
- 端末の「設定」アプリを開き、「アプリ」(機種により「アプリの管理」)をタップする
- 一覧から「Discord」を選択する
- 「ストレージ」(「ストレージとキャッシュ」)を開く
- 「キャッシュを削除」をタップする
- Discordを起動し直して送信を試す
このとき「データを削除」(ストレージを消去)は押さないでください。キャッシュ削除はログイン状態を保ったまま一時ファイルだけを消しますが、データ削除はアプリが初期化されてログアウトされます。間違えて押してしまった場合は、再ログインすれば元どおり使えます。
Windowsの場合(Cacheフォルダ削除)
- タスクトレイ(画面右下)のDiscordアイコンを右クリックし、Discordを完全に終了する
- キーボードで「Windowsキー+R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「%appdata%\discord」と入力してEnterを押す
- 開いたフォルダ内の「Cache」「Code Cache」「GPUCache」の3つのフォルダを削除する
- Discordを起動し直して送信を試す
削除するのはキャッシュフォルダだけで、ログイン情報や設定は別のファイルに保存されているため影響ありません。フォルダが見つからない場合は、Discordが完全に終了しているかをもう一度確認してください。起動中はフォルダの削除に失敗します。
Macの場合(Application Support内を削除)
- DiscordをDockやメニューバーから完全に終了する
- Finderを開き、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択する
- 「~/Library/Application Support/discord」と入力してEnterを押す
- フォルダ内の「Cache」「Code Cache」「GPUCache」を削除する
- Discordを起動し直して送信を試す
ブラウザ版で送れるかの最終切り分け
キャッシュクリア後も失敗する場合は、ブラウザでdiscord.comを開いてログインし、同じチャンネルへ送信してみてください。ブラウザ版で送れるならアプリ側の問題なので、次章の再インストールに進みます。ブラウザ版でも送れないならアプリは無関係で、アカウント(スパム判定・認証)か回線、またはサーバー側のルールが原因です。この記事の原因別の章に戻って、該当するケースを再確認してください。
それでも直らない時の最終チェック
アプリを再インストールする
キャッシュクリアで改善しない場合は、アプリ本体のファイル破損の可能性があるため再インストールします。スマホはストアから、PCはアンインストール後にdiscord.comから最新版をダウンロードしてインストールし直してください。前述のとおりデータはサーバー側にあるので消えませんが、ログイン用のパスワードと二要素認証の手段だけは必ず確認してから実行しましょう。
端末の日時・OS・アプリのバージョンを確認する
見落としがちですが、端末の日時設定が大きくずれていると、Discordとの暗号化通信が正しく確立できず送信エラーの原因になります。スマホ・PCとも日時を「自動設定」にしてください。また、極端に古いOSやアプリのバージョンでは接続に失敗することがあるため、OSのアップデートとアプリの更新(App Store/Google Playで「Discord」を検索して更新)も済ませておきましょう。PCの場合は、セキュリティソフトやファイアウォールがDiscordの通信を遮断していないかの確認も有効です。
Discordサポートへ問い合わせる
ここまでの対処をすべて試しても解決しない場合は、アカウント固有の問題の可能性があるため、Discord公式サイトのサポート(ヘルプ)ページから問い合わせましょう。問い合わせは日本語で送って問題ありません。その際、「発生日時」「エラー表示のスクリーンショット」「試した対処の一覧」「端末とアプリのバージョン」を添えると、やり取りの往復が減って解決が早まります。
DiscordのメッセージエラーFAQ(よくある質問)
Q1. 「メッセージの送信に失敗しました。長押しして再試行」と出ます。長押ししても送れないときは?
A. 再試行で直らないのは、通信がまだ回復していないか、通信以外(障害・スパム判定・権限など)が原因の場合です。機内モードのオン→オフ、Wi-Fiとモバイル回線の切り替え、アプリの完全終了を試したうえで再試行してください。それでも失敗するなら、status.discord.comで障害を確認し、特定のサーバーだけで起きていないか切り分けましょう。再試行の連打はスパム判定につながるため避けてください。
Q2. 赤くなったメッセージは相手に届いていますか?
A. 原則として届いておらず、相手に通知も飛んでいません。ただしごくまれに、送信は成功したのに失敗表示になることがあります。再試行すると同じ内容が二重に投稿される恐れがあるため、再試行の前に一度チャンネルを更新して、メッセージが実際に届いていないかを確認するのが確実です。
Q3. DMだけ送れません。サーバーでは普通に送れます。
A. 相手のプライバシー設定が原因の可能性が高いです。相手が「サーバーメンバーからのDM」を許可していない、フレンド以外からのメッセージを受け取らない設定にしている、共通サーバーがなくなった、あるいはブロックされている場合、DMは届きません。これらは相手側の設定のためこちらでは解除できず、フレンド申請やサーバー内での声かけが現実的な代替手段になります。
Q4. 特定のサーバー・チャンネルだけ送れないのはなぜですか?
A. そのサーバーの設定が原因です。入力欄がグレーアウトしていれば送信権限がない閲覧専用チャンネル、カウントダウンが出るなら低速モード、入力欄に制限の表示が出ていればタイムアウト中です。また、サーバーの認証レベル(メール認証・電話番号認証・参加後10分など)を満たしていない場合や、参加時のルール同意が未完了の場合も送信できません。
Q5. 入ったばかりのサーバーでメッセージが送れません。
A. 新規参加者向けの制限がかかっている状態です。まずチャンネル上部やサーバー案内に表示されるルール同意・オンボーディングの質問を完了させてください。そのうえで、認証レベルの高いサーバーでは「参加から10分経過」「メール認証済み」「電話番号認証済み」などの条件があるため、設定のマイアカウントで認証状態を確認し、少し時間を置いてから再度試しましょう。
Q6. 画像やファイルだけ送信に失敗します。テキストは送れます。
A. ファイルサイズの上限超過か、添付権限の制限が原因です。2026年6月時点で無料プランの上限は1ファイル10MB(Nitro Basicは50MB、Nitroは500MB)で、以前の25MBから引き下げられています。動画はサイズ超過になりやすいため、圧縮するかクラウドストレージの共有リンクで送りましょう。サイズが小さいのに失敗する場合は、そのチャンネルで「ファイルを添付」権限が制限されていないか管理者に確認してください。
Q7. 何もしていないのに突然送れなくなりました。スパム判定でしょうか?
A. まず障害を疑ってください。直前まで正常で急に送れなくなった場合、Discord側の障害である可能性が高く、status.discord.comとXの検索で確認できます。連投・コピペ送信・大量メンションなどの直後であればスパム判定(レート制限)の可能性が高く、こちらは数分〜数時間で自動解除されます。画像認証や電話番号認証を求められた場合は、案内に従って完了させれば回復します。
Q8. スマホでもPCでも送れません。アカウントに問題がありますか?
A. 複数の端末・回線で同じように失敗するなら、端末側ではなくDiscordの障害かアカウント側(スパム判定・認証未完了・サーバーのルール)の問題です。ブラウザ版でも同じか確認し、障害情報をチェックしたうえで、設定のマイアカウントでメール認証・電話番号認証の状態を確認してください。アカウント制限の通知が表示されている場合は、本人確認を完了させると解除されます。どうしても原因が見つからなければDiscordサポートへ問い合わせましょう。

まとめ:通信→障害→権限の順に切り分ければ必ず原因にたどり着く
Discordの「メッセージの送信に失敗しました。長押しして再試行」エラーは、原因の大半が一時的な通信の乱れで、長押し再試行と回線の切り替えだけで解決します。それで直らない場合も、症状の出方から原因を機械的に絞り込めます。最後に切り分けの順番をまとめます。
- すべての場所で送れない → 通信リセット(機内モード・Wi-Fi切替・ルーター再起動)→ status.discord.comとXで障害確認
- 特定のサーバー・チャンネルだけ送れない → 低速モード・送信権限・認証レベル・ルール同意・タイムアウトを確認
- DMだけ送れない → 相手のプライバシー設定・共通サーバーの有無・フレンド関係・ブロックの可能性を確認
- 画像・長文だけ送れない → 添付上限(無料10MB)と2,000文字制限、添付権限を確認
- アプリだけ送れない(ブラウザ版は送れる) → キャッシュクリア → 再インストール
赤くなったメッセージは原則相手に届いていないので、慌てて連打せず、画面を更新してから再試行するのが二重送信を防ぐコツです。本記事の手順を上から順に試せば、ほとんどのケースは自力で解決できます。すべて試しても直らないときは、発生状況とスクリーンショットを添えてDiscord公式サポートへ問い合わせてください。
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