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【2026年最新版】Windows 11のタスクバーの時計が狂う・時刻がずれる時の対処法【完全ガイド】
Windows 11を使っていると、タスクバーに表示されている時計が実際の時刻と数分ずれている、または大幅にずれているという問題が発生することがあります。時刻がずれると、メールのタイムスタンプが間違っていたり、オンライン会議に遅刻してしまったり、さまざまな問題の原因になります。
Windows 11の時刻ずれの原因は、インターネット時刻サーバー(NTPサーバー)との同期失敗、タイムゾーンの設定ミス、Windows Timeサービスの停止、CMOSバッテリーの劣化など複数が考えられます。
この記事では、Windows 11の時計がずれる原因を一つひとつ丁寧に解説し、確実に時刻を修正するための対処法をステップごとに説明します。コマンドを使った高度な方法から、設定画面での簡単な方法まで、あらゆる状況に対応しています。
- Windows 11の時計がずれる主な原因
- NTPサーバー同期の設定と手動同期方法
- タイムゾーンの確認・修正方法
- w32tmコマンドを使った高度なTime修正
- CMOSバッテリーの確認と交換の目安
- 再発防止のための設定方法

Windows 11の時刻がずれる原因と症状
時刻がずれる問題が発生する前に、その原因をしっかり把握しておくことが重要です。原因によって対処法が異なります。
主な原因と症状の対応表
| 原因 | 症状 | ずれの傾向 |
|---|---|---|
| NTPサーバーとの同期失敗 | 手動同期を試みると「時刻サーバーとの同期に失敗しました」と表示される | 数分〜数時間ずれる |
| タイムゾーン設定のミス | 時刻が1時間単位でずれている(例:+9時間や-9時間) | 1時間単位でずれる |
| Windows Timeサービスの停止 | 自動同期が全く機能しない | 時間が経つにつれてずれが拡大 |
| CMOSバッテリーの劣化・切れ | PCを起動するたびに時刻が1970年や2000年などに戻る | 電源オフ後に大きくずれる |
| セキュリティソフトのブロック | NTPポート(UDP 123)がファイアウォールでブロックされている | 同期ができず徐々にずれる |
| デュアルブート(Windows + Linux) | 別のOSで起動後にWindowsの時刻がずれる | 数時間ずれる(タイムゾーンの解釈の違い) |
対処法1:インターネット時刻サーバーと手動同期する
最も簡単な対処法は、インターネット時刻サーバーに手動で同期することです。この操作でほとんどの時刻ずれは解決します。
手動で時刻同期する手順
- タスクバーの時計を右クリック
- 「日付と時刻の調整」をクリック
- 「日付と時刻」の設定画面が開く
- 「今すぐ同期」ボタンをクリック
- 「最後に正常に同期した日時」が更新されることを確認
または設定アプリから:
- スタートメニュー → 設定(歯車アイコン)を開く
- 「時刻と言語」をクリック
- 「日付と時刻」をクリック
- 「今すぐ同期」ボタンをクリック
自動時刻同期を有効にする
- 設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻
- 「時刻を自動的に設定する」をオンにする
- 「タイムゾーンを自動的に設定する」もオンにする(推奨)
対処法2:タイムゾーンを正しく設定する
時刻が1時間単位でずれている場合、タイムゾーンが間違って設定されていることが多いです。日本では「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」を選択する必要があります。
タイムゾーンの確認・修正手順
- 設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻
- 「タイムゾーン」の項目を確認
- 「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」になっていない場合はプルダウンから選択
- 「タイムゾーンを自動的に設定する」をオフにして手動で設定することも可能
タイムゾーンがずれる特殊なケース
サマータイム(夏時間)対応国から日本に帰国した後、タイムゾーンがそのままになっていることがあります。また、リモートデスクトップやVPN使用時にタイムゾーンが変更されることもあります。

対処法3:インターネット時刻サーバーを変更する
デフォルトのNTPサーバー(time.windows.com)が応答していない場合、別のサーバーに変更することで同期が改善される場合があります。
時刻サーバーの変更手順
- 設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻
- 画面下部の「インターネット時刻」や「同期の設定」を探してクリック
- または「日付と時刻」の追加設定からコントロールパネルを開く
- コントロールパネルの「日付と時刻」→「インターネット時刻」タブ
- 「設定の変更」をクリック
- 「インターネット時刻サーバーと同期する」にチェックが入っているか確認
- サーバー欄を変更して「今すぐ更新」をクリック
おすすめのNTPサーバー一覧
| サーバーアドレス | 運営 | 推奨度 |
|---|---|---|
| ntp.nict.jp | 情報通信研究機構(NICT)日本標準時 | 最高(日本で最も正確) |
| time.windows.com | Microsoft(Windows デフォルト) | 高 |
| pool.ntp.org | NTPプールプロジェクト(グローバル) | 高 |
| time.google.com | 高 | |
| time.cloudflare.com | Cloudflare | 高 |
日本で使用する場合は「ntp.nict.jp」が最も正確で推奨されます。日本標準時(JST)を直接配信しているため、ずれが最小限になります。
対処法4:w32tmコマンドで時刻同期を強制する
Windows Timeサービス(W32tm)はWindowsの時刻同期を担当するサービスです。このサービスに問題がある場合、コマンドプロンプトから直接操作することで解決できます。
管理者権限でコマンドプロンプトを開く方法
- スタートメニューを右クリック
- 「ターミナル(管理者)」または「コマンド プロンプト(管理者)」をクリック
- UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面で「はい」をクリック
基本的なw32tmコマンド
# Windows Timeサービスの状態を確認する
w32tm /query /status
# NTPサーバーの設定を確認する
w32tm /query /configuration
# 手動で時刻同期を実行する
w32tm /resync
# 強制的に同期する(エラーを無視する)
w32tm /resync /force
# 同期ソースリストを確認する
w32tm /query /peers
Windows Timeサービスのリセット(問題が深刻な場合)
# Windows Timeサービスを停止する
net stop w32time
# Windows Timeサービスの登録を解除する
w32tm /unregister
# Windows Timeサービスを再登録する
w32tm /register
# Windows Timeサービスを開始する
net start w32time
# 時刻同期を実行する
w32tm /resync
net stop w32time:時刻同期サービスを停止しますw32tm /unregister:サービスの登録を削除しますw32tm /register:サービスを新規登録します(設定がリセットされます)net start w32time:サービスを再開しますw32tm /resync:NTPサーバーと同期します
NTPサーバーをコマンドで設定する方法
# NTPサーバーをNICT(日本)に変更する
w32tm /config /manualpeerlist:ntp.nict.jp /syncfromflags:manual /reliable:yes /update
# 変更後にサービスを再起動する
net stop w32time
net start w32time
# 同期を実行する
w32tm /resync
対処法5:Windows Timeサービスを再起動する
Windows Timeサービスが停止しているか、問題が発生している場合、サービスを再起動することで解決することがあります。
サービス管理画面からの操作
- Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「services.msc」と入力してEnterキーを押す
- サービス一覧から「Windows Time」を探してダブルクリック
- 「スタートアップの種類」が「自動」になっているか確認
- 「サービスの状態」が「実行中」でない場合は「開始」をクリック
- 「自動」以外になっている場合は「自動」に変更して「適用」→「OK」をクリック
コマンドラインからの操作
# サービスの状態を確認する
sc query w32time
# サービスを開始する
net start w32time
# サービスを自動起動に設定する
sc config w32time start= auto

対処法6:ファイアウォール設定を確認する
セキュリティソフトやWindowsファイアウォールがNTP通信(UDPポート123)をブロックしている場合、時刻同期ができなくなります。
Windowsファイアウォールの確認
- コントロールパネル → Windowsファイアウォール → 詳細設定
- 「送信の規則」を確認
- 「W32tm(NTP送信)」のルールがある場合は有効になっているか確認
- または新しい規則を追加:UDP・ポート123・許可
セキュリティソフトの設定確認
サードパーティのセキュリティソフト(ウイルスバスター、ノートン、McAfeeなど)を使用している場合は、そのソフトのファイアウォール設定でUDPポート123の通信を許可してください。設定方法は各製品のマニュアルを参照してください。
対処法7:CMOSバッテリーの確認と交換
PCの起動のたびに時刻が大幅にずれる場合(特に1970年や2000年などの日付になる場合)、マザーボードのCMOSバッテリー(RTC電池)が切れている可能性があります。これはデスクトップPCやノートPCのマザーボードに内蔵されている小型のボタン電池(CR2032が多い)です。
CMOSバッテリーが消耗している症状
- 電源を入れるたびに時刻が大幅にずれる(1970年1月1日や2000年初頭になる)
- BIOSの設定が電源オフのたびにリセットされる
- PCが古い(5〜10年以上使用)
- 長期間使用していなかったPCを久しぶりに起動した
CMOSバッテリーの交換方法
デスクトップPCでのCMOSバッテリー交換手順
- PCの電源を完全にオフにし、コンセントを抜く
- PC側面のカバーを外す
- マザーボード上のコイン型電池(CR2032)を探す
- 電池ホルダーのツメを押しながら電池を取り出す
- 同じ規格の新しい電池(CR2032が一般的)を入れる
- カバーを閉じて電源を入れ、BIOSで時刻を設定する
対処法8:デュアルブート環境(WindowsとLinux)での対処
WindowsとLinuxをデュアルブートしている場合、LinuxがシステムクロックをUTC(協定世界時)として扱い、WindowsがローカルタイムとしてRTCを使用するため、時刻がずれることがあります。
Windows側でUTCに統一する方法(レジストリ変更)
# 管理者権限のコマンドプロンプトで実行
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation" /v RealTimeIsUniversal /d 1 /t REG_DWORD /f
このコマンドを実行後、Windowsを再起動することでLinuxと同様のUTC方式になり、デュアルブート時の時刻ずれが解消されます。
時刻ずれの再発防止策
時刻を修正した後、同じ問題が再発しないようにするための設定をまとめます。
定期同期の間隔を短くする
Windowsのデフォルトの時刻同期間隔は7日(604800秒)です。これを短くすることで、ずれが小さいうちに修正されます。
# 同期間隔を1日(86400秒)に変更する
w32tm /config /update /manualpeerlist:ntp.nict.jp /syncfromflags:manual /reliable:yes
# レジストリで同期間隔を変更する(管理者権限のコマンドプロンプト)
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient" /v SpecialPollInterval /t REG_DWORD /d 86400 /f
Windows Timeサービスの自動起動を確認する
# 自動起動に設定する
sc config w32time start= auto
よくある質問(FAQ)
Q:「インターネット時刻サーバーとの同期に失敗しました」と表示される
A:原因として考えられるのは、インターネット接続の問題、ファイアウォールによるUDPポート123のブロック、設定したNTPサーバーが応答していないことです。まずインターネット接続を確認し、次に別のNTPサーバー(ntp.nict.jpなど)を試してみてください。それでも解決しない場合はw32tm /resync /forceコマンドを試してください。
Q:時刻を手動で変更できない(グレーアウトしている)
A:管理者権限でログインしていない可能性があります。また、「時刻を自動的に設定する」がオンになっている場合は手動変更ができません。手動で設定したい場合は「時刻を自動的に設定する」をオフにしてから変更してください。ドメインに参加しているPCでは、ドメインコントローラーが時刻を管理しているため個別に変更できない場合があります。
Q:再起動するたびに時刻がリセットされる
A:CMOSバッテリーが消耗している可能性があります。起動時の時刻が特定の日付(1970年1月1日や2000年1月1日)になる場合は、CMOSバッテリーの交換が必要です。CR2032型の電池で、ホームセンターや電器店で購入できます。
Q:会社のPCで時刻がずれる(ドメイン参加PC)
A:ドメインに参加しているPCは、ドメインコントローラーを通じて時刻を同期します。ドメインコントローラー自体の時刻がずれている場合、すべての参加PCの時刻がずれます。この場合はシステム管理者に連絡してください。
Q:w32tm /resync を実行したが「コンピューターは同期されていません」とエラーが出る
A:Windows Timeサービスが正常に動作していない可能性があります。以下の手順でサービスをリセットしてください:
1. net stop w32time
2. w32tm /unregister
3. w32tm /register
4. net start w32time
5. w32tm /resync
これらはすべて管理者権限のコマンドプロンプトで実行してください。
Q:Windows 11のタスクバーの時計の表示形式を変える方法は?
A:時計の表示形式は設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻から変更できます。また、コントロールパネル → 地域 → 形式タブから、日付や時刻の表示形式(24時間表示/12時間表示など)を細かく変更できます。
Q:時刻の同期は正しいのに画面の時計がずれて見える
A:タスクバーを右クリック → タスクバーの設定 → タスクバーコーナーオーバーフロー を確認してください。また、タスクバーを再起動(Windowsを再起動)することで表示が更新されることがあります。表示上の問題であれば、タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動することで解決する場合があります。
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まとめ:Windows 11の時計がずれる問題の解決手順
Windows 11の時計がずれる問題は、原因によって対処法が異なります。以下の順番で試してみてください。
- 手動同期:設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻 → 今すぐ同期(最も簡単)
- タイムゾーン確認:「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」になっているか確認
- NTPサーバー変更:ntp.nict.jpに変更して同期を試みる
- w32tm コマンド:管理者権限でw32tm /resync /forceを実行
- Windows Timeサービスのリセット:サービスの再登録と再起動
- CMOSバッテリーの交換:起動のたびに時刻がリセットされる場合
特に日本での使用では、NTCの「ntp.nict.jp」サーバーを使用することで、最も正確な日本標準時との同期が可能です。自動同期と「ntp.nict.jp」の設定を組み合わせることで、時刻ずれの問題はほぼ解消されます。
- 設定 → 時刻と言語 → 「今すぐ同期」を実行した
- 「時刻を自動的に設定する」がオンになっている
- タイムゾーンが「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」になっている
- NTPサーバーをntp.nict.jpに変更した
- Windows Timeサービスが「実行中」で「自動」起動になっている
- ファイアウォールがUDPポート123を許可している
- CMOSバッテリーの消耗がないか確認した(古いPCの場合)
- w32tm /resync コマンドで強制同期を実行した
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