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Cドライブの容量不足を解消する安全な方法【初心者でも安心・リスクレベル別完全ガイド】

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「最近パソコンが重い…」「ファイルが保存できない」「Windows Updateが失敗する」――その原因、Cドライブの容量不足かもしれません。

Cドライブ(システムドライブ)の空き容量が少なくなると、パソコンの動作が遅くなったり、ファイルの保存やWindowsアップデートに支障が出る恐れがあります。でも安心してください。Windows標準ツールだけで、数十GBを安全に取り戻すことができます。

本記事では、ITに詳しくない方でも安心して実践できるよう、各方法に「リスクレベル」「削減容量の目安」を付けて、安全なものから順に紹介します。Windows 10およびWindows 11の両方に対応しています。

一般的に、Cドライブには常に全体容量の15~20%程度の空き領域を確保しておくのが望ましいとされています。それでは順を追って説明していきます。一つずつ実践し、必要な容量を確保していきましょう!

 

Cドライブの容量が不足する主な原因

まずは、なぜCドライブの空き容量が減ってしまうのか原因を確認します。原因を知ることで、効果的な対処が可能になります。

 

ユーザーが意識しやすい原因

① 不要なファイルやデータの蓄積:長く使っていると、使わないソフトや古いデータがCドライブ上に溢まっていきます。アンインストールし忘れたアプリの残骸や、デフォルトでCドライブに保存される音楽・画像・書類などが容量を圧迫します。

② 一時ファイルの増加:Windowsやアプリは動作時に一時的なデータ(キャッシュ)をCドライブに保存します。特に動画編集ソフトやブラウザは大量のキャッシュを生成し、Google Chromeの場合デフォルトでサイズ無制限のため1~6GB以上に膊張することもあります。

③ ダウンロードフォルダの放置:ソフトウェアのインストーラー(.exe、.msi)、ZIPファイル、ISOイメージなどがインストール後も放置されがちで、気づかないうちに数十GB消費していることも珍しくありません。

④ 写真・動画・音楽などの大容量ファイル:デジカメ写真、スマホ動画、音楽ファイルなどをCドライブに大量に保存していると、あっという間に容量を消費します。「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」フォルダにデータを溢め込んでいる場合は要注意です。

 

初心者が気づきにくい「隠れた容量消費」の正体

実は、エクスプローラーの通常表示では見えないファイルが、合計で数十GBを消費しています。以下がその主な正体です。

 

項目 典型的なサイズ 説明
Windows Update作業ファイル 数GB~数十GB 更新プログラムの一時ファイルが自動削除されずに残る
Windows.oldフォルダ 10~30GB 大型アップデート後のロールバック用データ
hiberfil.sys(休止状態ファイル) RAMの約40%(例:16GB RAM→約6.4GB) 休止状態・高速スタートアップ用
pagefile.sys(ページファイル) RAMの1.5~4倍(例:8GB RAM→約8~13GB) 仮想メモリ用のファイル
WinSxSフォルダ 5~15GB Windowsコンポーネントストア。直接削除は絶対禁止
System Volume Information 4~30GB 復元ポイント・シャドウコピーの格納先
配信の最適化キャッシュ 2~10GB Windows UpdateのP2P配信用キャッシュ
予約済みストレージ 約7GB Windows 11でデフォルト有効。更新用に自動予約

 

これらを合計すると、128GB SSDの場合、ユーザーデータやアプリを入れる前の時点で既に約50~80GBがシステムに消費される計算になります。「そんなにファイルを保存してないのに容量が足りない」と感じるのは、これらの隠れたファイルが原因です。

 

Windows 10とWindows 11の違い

Windows 11は最小ストレージ要件が64GB(Windows 10の64ビット版は20GB)と大幅に引き上げられました。また、Windows 11では「予約済みストレージ」(約7GB)がデフォルトで有効になっている点が大きな違いです。快適に使用するには最侎256GB SSD、余裕を持つなら512GB以上がおすすめです。

 

安全な容量確保の方法【リスクの低い順】

以下の方法を安全なものから順に試してみてください。一つ一つ丁寧に説明するので、パソコン操作に不慣れでも安心です。

 

方法①:ゴミ箱を確認して空にする

リスクレベル:🟢 安全(この操作は安全です)   削減目安:0~10GB以上

ファイルを削除しても、ゴミ箱を空にしない限りCドライブの容量は解放されません。デフォルトでドライブ容量の最大10%まで溢まるので、定期的に空にしましょう。

  1. デスクトップの「ゴミ箱」アイコンをダブルクリックして中身を確認する
  2. 重要なファイルがないことを確認(誤って削除したファイルがあれば右クリック→「元に戻す」)
  3. ゴミ箱アイコンを右クリック→「ゴミ箱を空にする」→「はい」で確認

注意:ゴミ箱を空にすると、通常の方法ではファイルを復元できなくなります。空にする前に必ず中身を確認しましょう。

 

方法②:設定アプリから一時ファイルを削除する

リスクレベル:🟢 安全(この操作は安全です)   削減目安:1~10GB以上

  1. 「スタート」→「設定」→「システム」→「ストレージ」(記憶域)を開く
  2. Cドライブの使用状況が棒グラフで表示されるので、「一時ファイル」をクリック→スキャン完了を待つ
  3. 以下の項目にチェックを入れる(すべて安全に削除可能):一時ファイル、インターネット一時ファイル、サムネイル、配信の最適化ファイル、Windows Updateのクリーンアップなど
  4. 「ファイルの削除」をクリック→確認

注意:「以前のWindowsのインストール」にチェックを入れると前バージョンへのロールバックが不可能になります。大型アップデート直後は1~2週間様子を見てから削除するのがおすすめです。

また、「クリーンアップ対象候補」(設定→システム→ストレージ→Cleanup recommendations)も活用すると、一時ファイル、大きなファイル、使用していないアプリの候補をまとめて確認できます。

 

方法③:ディスクのクリーンアップ(Windows標準ツール)

リスクレベル:🟢 安全   削減目安:0.5~10GB(Windows.old含むと最大40GB)

Windows標準のお掃除ツールです。「削除して良いもの」だけを消す安全設計なので、初心者にも安心です。

  1. エクスプローラーで「PC」を開き、Cドライブを右クリック→「プロパティ」→「ディスクのクリーンアップ」
  2. スキャン完了を待ち、削除したい項目にチェックを入れて「OK」→「ファイルの削除」

さらに容量を稼ぎたい場合:「システムファイルのクリーンアップ」ボタンをクリックすると、「以前のWindowsのインストール」や「古いWindows Updateファイル」なども削除できます。Windows.oldがあればそれだけで10~30GBの回復が見込めます。

⚠️ 「Windows ESD インストールファイル」は絶対に削除しないでください。PCの回復・リセットに必要なファイルであり、削除するとシステムエラーの原因となります。

 

方法④:ストレージセンサーを有効にする(自動お掃除機能)

リスクレベル:🟢 安全   削減目安:自動実行で0.5~5GB/回

ストレージセンサーはWindows 10/11に搭載された自動クリーンアップ機能です。一度設定すれば、以降はWindowsが裏で定期的にお掃除してくれる「設定したら忘れてOK」のツールです。デフォルトではオフになっています。

  1. 「スタート」→「設定」→「システム」→「ストレージ」と進む
  2. 「ストレージセンサー」のトグルをオンに切り替える
  3. 「ストレージセンサー」の文字部分をクリックして詳細設定を開く

 

初心者向けのおすすめ設定:

設定項目 おすすめ値 理由
実行タイミング 毎週 「ディスクの空き容量不足時」だけでは手遅れの場合がある
一時ファイルのクリーンアップ オン 安全に削除できるファイルのみ対象
ゴミ箱のファイル削除 30日 誤削除に気づく猶予を持たせる
ダウンロードフォルダ しない(既定) 重要なファイルの誤削除を防ぐ。手動整理がおすすめ
OneDriveクラウドコンテンツ 30日 OneDrive利用者のみ。0日間開かなかったファイルをオンラインのみに変更

 

  1. 設定完了後、画面下部の「今すぐストレージセンサーを実行する」で初回実行して効果を確認

 

方法⑤:ダウンロードフォルダの整理

リスクレベル:🟡 安全だが手動確認が必要   削減目安:2~20GB以上

  1. エクスプローラーで「ダウンロード」フォルダを開く
  2. 「サイズ」列をクリックして大きい順にソート→大容量ファイルを特定
  3. 以下のファイルは通常安全に削除できます:.exe、.msiインストーラー(ソフトインストール後は不要)、.zip、.rar圧縮ファイル(解凍済みなら不要)、.isoディスクイメージ(通常4GB以上と非常に大きい)
  4. 重要なPDFや書類は「ドキュメント」フォルダに移動してから整理

 

方法⑥:不要なアプリのアンインストール

リスクレベル:🟡 安全だが選択に注意   削減目安:アプリごとに100MB~5GB、合計5~30GB

  1. 「スタート」→「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
  2. 「サイズ」で並び替えて、大きなアプリから確認
  3. 不要なアプリの「…」→「アンインストール」

安全に削除できるプリインストールアプリの例:Clipchamp、Solitaire Collection、ニュース、天気、People、フィードバックHub、3Dビューアー、Candy Crush Saga、McAfee/Norton試用版など

削除してはいけないアプリ:Microsoft Edge(システム統合が深い)、Microsoft Store(アプリ更新に必要)、Visual C++ 再頒布可能パッケージ、.NET Framework/Runtime(多くのプログラムが依存)

判断に迷った場合は、アプリ名でWeb検索して安全性を確認してからアンインストールしましょう。不安な場合は事前にシステムの復元ポイントを作成しておくと安心です。

 

方法⑦:OneDriveのファイルオンデマンド機能を活用する

リスクレベル:🟡 安全(ただしインターネット接続が必要)   削減目安:10~100GB以上

ファイルオンデマンドは、OneDrive内のファイルをPC上にプレースホルダー(ほぼ0バイト)として表示し、実際のファイルデータはクラウドにのみ保存する機能です。ファイルアイコンの状態で保存場所がわかります:☁️青い雲=オンラインのみ(容量消費なし)、✅緑チェック=ローカルにダウンロード済み。

  1. システムトレイのOneDriveアイコンをクリック→歯車アイコン→「設定」
  2. 「同期とバックアップ」タブ→「詳細設定」→「ディスク領域の解放」をクリック(一括変換)
  3. 個別に解放する場合:エクスプローラーでファイルを右クリック→「空き容量を増やす」

注意:オンラインのみに変更したファイルはインターネット接続がないとアクセスできません。無料のOneDrive容量は5GB、Microsoft 365契約者は1TBです。

 

方法⑧:大容量の個人ファイルを外部ストレージやDドライブへ移動する

リスクレベル:🟠 注意が必要(この操作は慎重に行ってください)   削減目安:10~100GB以上

デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、ダウンロードの各フォルダは、個別にDドライブなど別の場所に移動できます。

ユーザーフォルダの移動手順(ドキュメントフォルダの例):

  1. 移動先のドライブにフォルダを事前作成する(例:D:\Documents)。ドライブのルート直下(D:\)は指定しない
  2. エクスプローラーでC:\Users\[ユーザー名]\を開く
  3. 「ドキュメント」フォルダを右クリック→「プロパティ」→「場所」タブ
  4. 「移動」ボタン→Dドライブの作成済みフォルダを選択→「フォルダーの選択」→「OK」
  5. 「すべてのファイルを新しい場所に移動しますか?」→「はい」
  6. 他のフォルダ(ピクチャ、ビデオなど)も同様に繰り返す

絶対にやってはいけないこと:C:\Usersフォルダ全体を移動してはいけません。Windowsが正常に動作しなくなり、Microsoft Storeが開かなくなる、Windows Updateが失敗するなど深刻な問題が発生します。必ず個別のサブフォルダ単位で「プロパティ→場所」から移動してください。

元に戻す方法:移動先フォルダを右クリック→プロパティ→場所タブ→「標準に戻す」→OK→はい

補足:「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ストレージの詳細設定」→「新しいコンテンツの保存先」から、新しいアプリ・ドキュメント・写真・ビデオのデフォルト保存先もDドライブに変更できます。

 

中級者向けの追加対策

上記の方法でもまだ容量が足りない場合、以下の方法も検討してみてください。ただし、ここからは多少の知識が必要です。

 

WinSxSフォルダのクリーンアップ(DISMコマンド)

リスク:🟠 注意が必要   削減目安:1~4GB

WinSxSフォルダはWindowsコンポーネントストアであり、直接削除は絶対に禁止です(PC起動不能になります)。公式ツールのDISMコマンドを使います。

  1. スタートメニューで「コマンドプロンプト」と検索→右クリック→「管理者として実行」
  2. 分析コマンドを実行:Dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore
  3. 「クリーンアップを推奨: はい」と表示されたら以下を実行:Dism.exe /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup

 

配信の最適化ファイルの削除

リスク:🟢 安全   削減目安:1~15GB

Windows UpdateのP2P配信キャッシュであり、削除しても次回更新時に再構築されるため安全です。「設定」→「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」→「配信の最適化ファイル」にチェック→「ファイルの削除」で対応できます。

 

システムの復元ポイントの管理

リスク:🟠 注意が必要   削減目安:2~10GB以上

古い復元ポイントだけを削除する手順(最新のものは保持):

  1. Cドライブを右クリック→プロパティ→「ディスクのクリーンアップ」→「システムファイルのクリーンアップ」
  2. 「その他のオプション」タブ→「システムの復元とシャドウコピー」→「クリーンアップ」

最大使用量を制限する手順:スタートメニューで「復元ポイントの作成」と検索→Cドライブ選択→「構成」→「最大使用量」スライダーを約10GB程度に調整→「適用」→「OK」

注意:復元ポイントを全部削除するのは推奨しません。最新の1つは必ず保持しておきましょう。全削除した場合は直後に新しい復元ポイントを手動で作成してください。

 

休止状態ファイル(hiberfil.sys)の無効化

リスク:🟡 影響を理解すれば安全   削減目安:RAMの約40%(16GB RAM→約6.4GB)

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行
  2. powercfg /hibernate off と入力してEnter→hiberfil.sysが即座に自動削除される

失われる機能:休止状態(ハイバネーション)、高速スタートアップ、ハイブリッドスリープが使えなくなります。通常のスリープは引き続き使用可能です。

ノートPCの場合は特に注意:バッテリー残量が極端に低下した際の自動休止状態が無効になるため、スリープ中にバッテリーが切れると未保存のデータが失われます。デスクトップPCで休止状態を使わない場合に推奨です。再有効化はpowercfg /hibernate onで可能です。

 

ページファイル(pagefile.sys)のサイズ調整

リスク:🔴 上級者向け(誤った設定はシステム不安定の原因になります)   削減目安:設定次第で数GB~10GB以上

Microsoftは一般的にWindowsの自動管理を推奨しており、変更は上級者のみ行うべきです。RAMが16GB以上の環境であれば、カスタムサイズ(初期サイズ・最大サイズともに4~8GB)に固定しても多くの場合問題ありません。ただし、完全無効化は非推奨です(メモリ不足エラー、ブルースクリーンの原因となります)。

 

Windows.oldフォルダの削除

リスク:🟡 安全だがロールバック不可になる   削減目安:10~30GB以上

大型アップデート後に作成され、10日後に自動削除されます。手動で早期削除する場合は、「設定」→「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」→「以前のWindowsのインストール」にチェックして削除します。削除後は前バージョンへの復元が不可能になるため、アップデート後の動作に問題がないことを確認してから削除しましょう。

 

絶対にやってはいけない、5つの危険な行為

Cドライブの容量不足に焦って以下の行為をすると、PCが起動しなくなったり、深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。

 

✖ System32フォルダのファイルを削除しない:C:\Windows\System32にはWindowsの全基幹ファイルが格納されています。ここのファイルを削除すると即座にブルースクリーンが発生し、PCが起動不能になります。ネット上の「System32を削除すると速くなる」という情報は危険なデマです。復旧にはWindowsの完全再インストールが必要です。

 

✖ レジストリを不用意に編集しない:Windowsレジストリはシステムの「頭脳」であり、誤った編集はOS起動不能やアプリの全面クラッシュを引き起こします。Microsoft自身が「サードパーティ製レジストリクリーナーの性能や信頼性について保証しない」と公式に表明しています。現代のWindowsではレジストリクリーニングは事実上不要です。

 

✖ 怪しいクリーナーソフトを使わない:「PCに○○件のエラーがあります」と突然表示するソフトは、ほぼ確実に詐欺ソフト(スケアウェア)です。Windowsの標準ツール(ディスクのクリーンアップ、ストレージセンサー、DISM)で十分であり、サードパーティ製クリーナーは不要です。

 

✖ システムファイルを手動で削除しない:C:\Windows配下のフォルダやファイルは、見た目が古くても他のファイルとハードリンクで結ばれている場合があります。自分で作成・保存した覚えのないファイルやフォルダは削除しないのが無難です。容量確保は必ず公式ツール経由で行いましょう。

 

✖ 復元ポイントをすべて削除しない:復元ポイントはWindows Update失敗やドライバー不具合から回復するための重要なセーフティネットです。全削除ではなく、ディスクのクリーンアップの「その他のオプション」から古いものだけを削除し、最新の1つは必ず保持しましょう。

 

容量不足を防ぐための予防策

 

ストレージセンサーの自動化が最重要

前述の通り、ストレージセンサーを有効にして「毎週」の自動実行を設定することが最も効果的な予防策です。一時ファイルのクリーンアップをオン、ゴミ箱を30日で自動削除に設定するだけで、日常的な容量増加を抑制できます。

 

定期メンテナンスの習慣化

月次タスク:ストレージセンサーの実行結果確認、ダウンロードフォルダの手動整理、インストール済みアプリの見直し、ゴミ箱の確認

四半期タスク:ディスクのクリーンアップ(システムファイル含む)の実行、復元ポイントの整理、ブラウザキャッシュのクリア

ディスク使用状況を視覧的に把握するには、Microsoft Storeから入手できるTreeSize Freeが便利です。フォルダごとの容量をツリー表示で確認できます。

 

データ保存先の変更

「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ストレージの詳細設定」→「新しいコンテンツの保存先」から、ドキュメント・写真・ビデオ・アプリのデフォルト保存先をDドライブに変更できます。ブラウザのダウンロード先も個別に変更可能です。

 

クラウドストレージと外部ストレージの活用

OneDriveはファイルオンデマンドとストレージセンサーの組み合わせで、30日間開かなかったファイルを自動的にオンラインのみに変換できます。Google Drive(無料15GB)やDropboxも選択肢となります。

Cドライブの空きが常時20%を切る場合は、外付けストレージの導入を検討しましょう。外付けSSD(500GB~1TB、約5,000~15,000円)は高速で携帯性に優れ、外付けHDD(1~4TB、約5,000~10,000円)は大容量の写真・動画アーカイブに適しています。根本的に容量自体が少ない場合(128GB SSDなど)は、いくらお掃除してもすぐ満杯になりがちです。そのような場合は、大容量 SSD への換装も検討してみてください。

 

まとめ:方法別の効果とリスク一覧

 

方法 リスク 削減目安 推奨対象
ゴミ箱を空にする 🟢 安全 0~10GB 全ユーザー
一時ファイル削除(設定アプリ) 🟢 安全 1~10GB 全ユーザー
ディスクのクリーンアップ 🟢 安全 0.5~40GB 全ユーザー
ストレージセンサー 🟢 安全 0.5~5GB/回 全ユーザー(自動化推奨)
ダウンロードフォルダ整理 🟡 確認要 2~20GB 全ユーザー
不要アプリ削除 🟡 選択注意 5~30GB 全ユーザー
OneDriveファイルオンデマンド 🟡 ネット必須 10~100GB OneDrive利用者
フォルダ移動(Dドライブ) 🟠 慎重に 10~100GB Dドライブ保有者
配信の最適化ファイル削除 🟢 安全 1~15GB 全ユーザー
WinSxSクリーンアップ 🟠 注意 1~4GB 中級者
復元ポイント管理 🟠 注意 2~10GB 中級者
Windows.old削除 🟡 復元不可 10~30GB 安定動作確認後
hiberfil.sys無効化 🟡 機能喪失 RAMの40% デスクトップPC
ページファイル調整 🔴 上級者向け 数GB~10GB 上級者のみ

 

初心者が今すぐ実行すべき3ステップ

「どこから手をつければいいかわからない」という方は、まずこの3つだけ試してみてください。

  1. ゴミ箱を空にする:デスクトップのゴミ箱アイコンを右クリック→「ゴミ箱を空にする」
  2. 設定アプリから一時ファイルを削除する:「設定」→「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」
  3. ストレージセンサーを有効にする:「設定」→「システム」→「ストレージ」→ストレージセンサーをオンにして「毎週」に設定

この3つだけで多くの場合数GB~10GB以上の空き容量を回復でき、今後の蓄積も自動的に防止できます。それでも不足する場合は、不要アプリの削除、ダウンロードフォルダの整理、ディスクのクリーンアップ(システムファイルクリーンアップ)へと進んでみてください。

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. 空き容量はどれくらいあれば十分ですか?

快適に使うならディスク全体の15~20%程度の空きが理想です。128GB SSDなら約20~25GB、256GB SSDなら約40~50GBが目安です。空き容量が20GB未満になったら要注意と考え、早めに対策しましょう。また、大型のWindowsアップデートを適用するには数GB~数十GBの空きが必要です。

 

Q2. 自動で不要ファイルを掃除してくれる機能はありますか?

はい、Windowsには「ストレージセンサー」という自動クリーンアップ機能があります。オンにしておけば、一定タイミングで一時ファイルやゴミ箱内のファイルを自動削除してくれます。設定方法は本記事の「方法④」で解説しています。初心者の方はまずこの機能をオンにするだけでも十分効果があります。

 

Q3. ディスククリーンアップを実行しても大事なファイルが消えたりしませんか?

心配ありません。ディスククリーンアップは削除して安全な不要ファイルのみを対象にしており、ユーザーのドキュメントや写真などには手を触れません。ただし「ダウンロード」フォルダ内もオプションで対象に含められるので、ここだけは注意が必要です。不明な項目はチェックを外せば安心です。

 

Q4. 空き容量が少ないと具体的にどんな不具合が起きますか?

パソコンの動作が遅くなったりフリーズしやすくなります。新しいデータやファイルが保存できなくなったり、最悪保存に失敗してファイルが破損するケースもあります。Windowsやアプリのアップデートもできなくなり、セキュリティリスクにもつながります。極端な場合、Windows自体が起動しなくなる可能性もあります。空き容量には常に余裕を持たせておくことが大切です。

 

Q5. 128GB SSDのノートPCですが、いくら掃除してもすぐ容量不足になります。どうすればいいですか?

128GB SSDではWindows自体が50~80GBを消費するため、根本的に容量が不足しがちです。まずはOneDriveのファイルオンデマンドを活用してクラウドにデータを逃がし、外付けSSD/HDDに写真や動画を移動しましょう。それでも常に限界なら、大容量SSD(256GB以上)への換装を検討してみてください。不安な場合はパソコンショップの換装サービスを利用するのも一つの方法です。

 

Q6. その他、容量確保について何かコツはありますか?

「日頃からこまめに整理」することに尽きます。ストレージセンサーをオンにしておけば自動である程度は綺麗になりますが、月に一度くらいはディスククリーンアップを実行したり、ドキュメント類を見直してみましょう。新しいソフトを入れる際「インストール先フォルダ」をカスタムできる場合はDドライブや外付けに入れるとCの節約になります。容量不足警告が出たときは放置せず、早めに対処してくださいね。

 

おわりに

Cドライブ容量不足を放置すると、パソコンの快適性や安全性が損なわれます。でも幸い、紹介してきたようにWindows標準の機能だけで安全に解消する手段がたくさんあります。

まずは「ゴミ箱を空にする」「一時ファイルを削除する」「ストレージセンサーをオンにする」の3ステップから。それでも足りなければ、本記事の各方法をリスクの低い順に試していってください。容量には常に余裕を持つことが大切です。日頃からストレージの状態に関心を持ち、定期的なお掃除とデータ整理を習慣にしましょう。快適なPCライフのために、ぜひ実践してみてくださいね!

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