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Microsoft Edgeが重い・遅い時の軽量化設定【2025年最新版】Windows 11対応 完全ガイド
最終更新: 2026年2月 | 対象: Microsoft Edge v144 / Windows 11
Windows 11をお使いのパソコンで、「Microsoft Edgeの動作が重い」「ページの表示が遅い」と感じることはありませんか?
EdgeはWindows 11に標準搭載されているブラウザで、実はChromeよりもメモリ消費が少ない優秀なブラウザです。しかし、初期設定のままだとCopilot(AI機能)やショッピングアシスタント、ニュースフィードなど多くの機能がオンになっており、これらがパソコンのメモリやCPUを消費して動作が重くなる原因になっています。
本記事では、ITに詳しくない方でも安心して試せるように、Edgeを軽くするための設定方法をステップバイステップで解説します。「まず原因を理解し、次に不要な機能をオフにし、それでもダメなら設定をリセット」という流れで進めていきましょう。
💡 この記事で紹介する設定変更は、いつでも元に戻せるものばかりです。安心して試してみてください。
この記事の内容
- Edgeが重くなる7つの原因
- 【効果大】Copilot・サイドバーを無効化する
- 新しいタブページを軽量化する
- スリープタブでメモリを節約する
- Energy Saver(省エネモード)を活用する
- 不要な閲覧データ(キャッシュ)をクリアする
- 拡張機能を整理する
- ハードウェアアクセラレーションを見直す
- スタートアップブーストとバックグラウンド動作の設定
- ショッピング機能・その他の不要機能をオフにする
- 動画の自動再生・通知をブロックする
- Edgeのタスクマネージャーで重い原因を特定する
- Windows 11側の最適化設定
- 【ブラウザ比較】Edge vs Chrome vs Firefox vs Brave
- それでも改善しない場合の最終手段
- まとめ:快適なEdgeブラウジングを取り戻そう
Edgeが重くなる7つの原因
まずはEdgeが遅くなる原因を知りましょう。原因がわかれば、どの対策が自分に合っているかが見えてきます。
① Copilot・AI機能の負荷 — Edge v144ではCopilot(AIアシスタント)がサイドバーに常駐しており、使わなくてもバックグラウンドでメモリとCPUを消費しています。これが2025年以降のEdgeで最も多い「重くなる原因」です。
② 新しいタブページの読み込み — 初期設定の新しいタブページは、ニュース記事・天気予報・広告など大量のコンテンツを読み込みます。タブを開くたびにこれらが表示されるため、体感速度が大きく落ちます。
③ 拡張機能の入れすぎ — 便利な拡張機能も、5個以上インストールするとそれぞれがメモリを50〜200MB消費します。使っていない拡張機能が裏で動き続けていることも珍しくありません。
④ タブの開きすぎ — タブを20個以上開いていると、8GBメモリのパソコンではメモリの約73%がブラウザだけで消費されるという調査結果もあります。
⑤ キャッシュ・履歴の蓄積 — 長期間ブラウザを使い続けると、キャッシュ(一時保存ファイル)が数GBに膨らみ、ブラウザの情報整理が遅くなります。
⑥ ハードウェアアクセラレーションの不具合 — EdgeはGPU(グラフィックチップ)を使って描画を高速化する機能を持っていますが、Intel内蔵グラフィックスのパソコン(日本の一般家庭PCに多い構成)では、これが逆に動作を遅くすることがあります。
⑦ スタートアップブーストとバックグラウンド動作 — Edgeを閉じた後もバックグラウンドでプロセスが動き続ける設定がオンだと、パソコン全体のメモリを圧迫します。タスクマネージャーに「Microsoft Edge」が18個以上表示されるのはこれが原因です。
💡 Edgeだけが遅い場合、ほとんどはソフトウェアの設定問題です。パソコン本体の故障であるケースは稀なので、以下の対処法で改善する可能性が高いでしょう。
【効果大】Copilot・サイドバーを無効化する
2025年以降のEdgeで最も効果が高い軽量化設定が、Copilot(AI機能)とサイドバーの無効化です。使わないAI機能がバックグラウンドで常に動いているのは、もったいないですよね。
手順
- Edgeを開き、アドレスバーに「edge://settings/sidebar」と入力してEnterキーを押します。
- 「サイドバーボタンを表示する」のスイッチをオフにします。
- 「Copilotの表示」をオフにします。
- 「サイドバーでCopilotを自動的に開く」もオフにします。
- 「Microsoftにページコンテンツへのアクセスを許可する」もオフにしておくと、さらにバックグラウンド通信が減ります。
もっと簡単な方法として、Copilotのツールバーアイコンを右クリックして「Copilotを非表示」を選ぶだけでも効果があります(Edge v144の新機能)。
💡 Copilotを無効にしても、必要になったらいつでも同じ画面からオンに戻せます。AI機能を使いたいときだけオンにするのがおすすめです。
新しいタブページを軽量化する
Edgeで新しいタブを開くと、ニュース記事や天気予報、おすすめサイトなどが表示されます。これらのコンテンツは毎回インターネットから読み込まれるため、タブを開くたびにパソコンに負荷がかかります。
手順
- Edgeで新しいタブを開きます(Ctrl + Tキー)。
- 画面右上の⚙(歯車)アイコンをクリックします。
- レイアウトを「シンプル」に変更します。これで検索バーとクイックリンクだけの最小構成になります。
- コンテンツの項目で「コンテンツオフ」を選択します。これでニュースフィードが完全に非表示になります。
- さらに「天気」「あいさつ」「背景画像」もオフにすると、最も軽い状態になります。
もう一つ重要な設定があります。「edge://settings/startHomeNTP」にアクセスし、「新しいタブページを事前に読み込む」をオフにしてください。これがオンだと、新しいタブを開く前からバックグラウンドでページの読み込みが始まり、メモリを余分に使ってしまいます。
スリープタブでメモリを節約する
「スリープタブ」はEdge独自の省エネ機能です。しばらく操作していないタブを自動的に「おやすみ状態」にして、メモリとCPUの消費を大幅に削減します。Microsoftの公式発表によると、スリープ状態のタブ1つあたり平均39.1MBのメモリが節約されるとのこと。タブをたくさん開く方には必須の機能です。
手順
- 「edge://settings/system」にアクセスします(設定 → システムとパフォーマンス)。
- 「スリープタブでリソースを保存する」をオンにします。
- 「非アクティブなタブをスリープ状態にするまでの待機時間」を設定します。おすすめは「5分」です。初期設定は1時間ですが、5分に短縮するとより早くメモリが解放されます。
- 「スリープ中のタブのフェード」をオンにすると、どのタブがスリープ中か見た目でわかるようになります。
スリープ中のタブは、クリックするだけで元に戻ります。音楽や動画を再生中のタブ、ビデオ通話中のタブは自動的にスリープ対象外になるので安心してください。
特定のサイト(メールやチャットなど)をスリープさせたくない場合は、「これらのサイトをスリープ状態にしない」から除外リストにURLを追加できます。
Energy Saver(省エネモード)を活用する
以前は「効率モード」と呼ばれていた機能が、Edge v144から「Energy Saver」にリニューアルされました。バッテリー駆動のノートパソコンだけでなく、デスクトップパソコンでも使える省リソース機能です。
手順
- 「edge://settings/system」にアクセスします。
- パフォーマンスの項目にある「Energy Saver」(省エネルギー)の設定を確認します。
- 「バランスの取れた節約」を選ぶと、通常利用に支障がない程度にリソースを節約します。動画視聴なども問題なく行えます。
- 「最大の節約」を選ぶと、より積極的にリソースを節約しますが、動画の滑らかさやアニメーションがやや劣る場合があります。
- デスクトップPCの場合は「電源接続時にもオンにする」にチェックを入れると常時有効になります。
⚠️ Energy Saverはスリープタブが有効になっていないと動作しません。前項のスリープタブを先にオンにしてから設定してください。
不要な閲覧データ(キャッシュ)をクリアする
ブラウザのキャッシュ(閲覧中に保存された画像やファイル)が溜まりすぎると、Edgeが情報の整理に手間取り、動作が遅くなります。定期的にクリアしてEdgeの「脳」をすっきりさせましょう。
手順
- Edgeを開き、キーボードの「Ctrl + Shift + Delete」を同時に押します(ショートカットキー)。
- 「閲覧データをクリア」ダイアログが表示されます。
- 上部の期間を「すべての期間」に設定します。
- 以下の項目にチェックを入れます:
- キャッシュされた画像とファイル ✅
- 閲覧履歴 ✅
- ダウンロードの履歴 ✅
- Cookieおよびその他のサイトデータ ✅(※ログイン情報が消えます)
- パスワード ❌(チェックしないでください)
- オートフィルフォームデータ ❌(チェックしないでください)
- 「今すぐクリア」をクリックします。
この操作だけで体感速度が大きく改善するケースが多々あります。特に長くブラウザを使っていて一度もキャッシュを掃除していない場合は効果てきめんです。
💡 Cookieを削除するとウェブサイトへのログイン状態がリセットされます。ログインし直す手間が気になる場合は、Cookieのチェックを外してもOKです。
ブラウザを閉じるたびにキャッシュを自動削除する設定もあります。「edge://settings/clearBrowserData」にアクセスし、「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」から必要な項目をオンにしてください。
拡張機能を整理する
拡張機能(エクステンション)は便利ですが、入れすぎるとEdgeの裏で常に動く処理が増え、ブラウザ全体が重くなります。1つの拡張機能が50〜200MBのメモリを消費することもあり、5個入れただけで500MB以上のメモリが使われることも。
手順
- アドレスバーに「edge://extensions」と入力してEnterキーを押します。
- インストール済みの拡張機能が一覧表示されます。
- 使っていない拡張機能のスイッチをオフにします(後でオンに戻せます)。
- 今後使う予定がない拡張機能は「削除」をクリックして完全に消去します。
目安として、有効にしておく拡張機能は5個以下が理想的です。広告ブロッカー(uBlock Originなど)はむしろ広告の読み込みを減らしてEdgeを軽くする効果があるので、残しておいて大丈夫です。
💡 どの拡張機能が重いか調べるには、次の項目で紹介するEdgeのタスクマネージャー(Shift + Escキー)を使うと便利です。
ハードウェアアクセラレーションを見直す
ハードウェアアクセラレーションとは、GPU(グラフィックチップ)を使ってブラウザの描画を高速化する機能です。NVIDIA GeForceやAMD Radeonなどの高性能なGPUを搭載しているパソコンでは効果的ですが、Intel内蔵グラフィックスのパソコン(日本の一般家庭PCに多い構成)では、逆に動作が遅くなることがあります。
手順
- 「edge://settings/system」にアクセスします。
- 「使用可能な場合はグラフィックスアクセラレータを使用する」を見つけます。
- 動画再生がカクつく、スクロールがガタつく、画面がちらつくなどの症状がある場合は、オフに切り替えます。
- 同じ画面にある「Windows 11の視覚効果をMicrosoft Edgeに表示する」もオフにすると、GPUへの負荷がさらに減ります。
- 設定を変更したら、Edgeを再起動してください(一度閉じて開き直す)。
💡 GeForceやRadeonの専用GPU搭載パソコンの場合は、ハードウェアアクセラレーションはオンのままがおすすめです。自分のPCにどのGPUが入っているかわからない場合は、一度オフにして動作が改善するか試してみてください。
スタートアップブーストとバックグラウンド動作の設定
「スタートアップブースト」は、Edgeを閉じた後もバックグラウンドで一部のプロセスを動かし続けることで、次回の起動を高速化する機能です。便利な反面、Edgeを使っていない間もメモリを消費し続けます。
スタートアップブーストの判断基準
- オンにすべき人:Edgeを1日に何度も開く方、起動速度を最優先したい方
- オフにすべき人:メモリが8GB以下のパソコン、Edgeを閉じたらバックグラウンドで動いてほしくない方、SSD搭載のパソコン(起動自体が十分速い)
手順
- 「edge://settings/system」にアクセスします。
- 「スタートアップブースト」のスイッチをオフにします(メモリ節約を優先する場合)。
- さらに下にある「Microsoft Edgeが終了してもバックグラウンドの拡張機能とアプリの実行を続行する」もオフにします。これが最も重要な設定で、Edgeを閉じた後にバックグラウンドで動き続けるプロセスを完全に止められます。
⚠️ タスクマネージャーでEdgeを閉じたはずなのに「Microsoft Edge」のプロセスが大量に表示される場合は、この「バックグラウンド実行」の設定がオンになっている可能性が高いです。
ショッピング機能・その他の不要機能をオフにする
Edgeには、ネットショッピング中に価格比較やクーポンを表示するショッピングアシスタントなど、多くの付加機能が搭載されています。便利な一方、使わない機能がバックグラウンドで通信を行うと、その分パソコンに負荷がかかります。
手順
「edge://settings/privacy」にアクセスし、ページ下部の「サービス」セクションまでスクロールします。以下の項目をオフにしましょう:
- 「ショッピングでMicrosoft Edgeを使用して時間とお金を節約する」→ オフ
- 「個人設定と広告」→ オフ
- 「検索とサービスの改善」→ オフ
また、画像にマウスカーソルを合わせると表示される「ビジュアル検索」も不要であればオフにできます。「edge://settings/appearance」にアクセスし、「画像のポイント時にビジュアル検索を表示する」をオフにしてください。
動画の自動再生・通知をブロックする
ウェブサイトを開いた途端に動画が自動再生されたり、通知の許可を求めるポップアップが表示されたりすると、余計なリソースが消費されます。これらをブロックすることで、ブラウジングがより快適になります。
動画の自動再生をブロック
- 「edge://settings/content/mediaAutoplay」にアクセスします。
- 「制限」を選択します(初期設定)。さらに厳しくブロックしたい場合は、「edge://flags」で「Show block option in autoplay settings」を「Enabled」にすると「ブロック」オプションが追加されます。
通知のブロック
- 「edge://settings/content/notifications」にアクセスします。
- 「通知を静かに表示」をオンにすると、ウェブサイトからの通知許可ポップアップが控えめに表示されるようになります。
Edgeのタスクマネージャーで重い原因を特定する
「どのタブや拡張機能がEdgeを重くしているのか」を調べるには、Edge内蔵のタスクマネージャーが便利です。Windowsのタスクマネージャーとは別の、Edge専用のツールです。
使い方
- Edgeを開いた状態で、キーボードの「Shift + Esc」を同時に押します。
- ブラウザータスクマネージャーが開き、各タブ・拡張機能のメモリ使用量とCPU使用率が表示されます。
- 「メモリ」列をクリックして並べ替えると、最もメモリを消費しているタブや拡張機能が上に表示されます。
- 問題のあるタブや拡張機能を選択し、「プロセスの終了」をクリックすると、Edgeを閉じずにそのタブだけを強制終了できます。
また、Edgeのツールバーに心拍数モニターのようなアイコンが赤く点滅している場合は、「パフォーマンス検出」機能が高いリソース使用を検出しています。クリックすると、どのタブが原因かを教えてくれます。
Windows 11側の最適化設定
Edge側の設定だけでなく、Windows 11自体の設定を見直すことで、さらにブラウジングが快適になります。
ウィジェットを無効化してWebView2プロセスを止める
Windows 11のウィジェット機能(タスクバーの天気予報アイコンなど)は、内部で「Edge WebView2」というコンポーネントを使用しています。これが7〜8個以上のプロセスを生成し、Edgeを開いていなくても200MB以上のメモリを消費することがあります。
- タスクバーを右クリック →「タスクバーの設定」を開きます。
- 「ウィジェット」のスイッチをオフにします。
視覚効果を軽くする
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「視覚効果」を開きます。
- 「アニメーション効果」と「透明効果」をオフにすると、GPU負荷が軽減されます。
電源モードを「最も高いパフォーマンス」に設定
「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」→「電源モード」で「最も高いパフォーマンス」を選択すると、パソコンの処理速度が最大になり、Edgeの動作も速くなります(デスクトップPCや電源接続時に推奨)。
Edgeの最新バージョンに更新する
Edgeが古いバージョンのままだと、既知のバグや最適化不足が原因で遅い可能性があります。「edge://settings/help」にアクセスすると、自動的に最新版のチェックが行われます。更新がある場合はダウンロード → 「再起動」で適用されます。
【ブラウザ比較】Edge vs Chrome vs Firefox vs Brave
「Edgeが重いなら他のブラウザに乗り換えたほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。結論から言うと、Edgeは適切に設定すればWindows 11で最もメモリ効率が良いブラウザです。ただし、他のブラウザにはそれぞれの長所があります。
メモリ使用量の比較(2025年テスト結果)
| ブラウザ | 1タブ | 10タブ | 20タブ | 評価 |
| Edge | 約120MB | 約790MB | 約1.2GB | ⭐ 最軽量 |
| Brave | 約160MB | 約920MB | 約1.6GB | ◎ 軽量 |
| Firefox | 約180MB | 約960MB | 約1.6GB | ○ 普通 |
| Chrome | 約200MB | 約1,000MB | 約1.9GB | △ 重い |
※複数の2025年テスト結果を総合した目安値です
速度面では、Edge・Chrome・Braveの3つはほぼ同等で、日常使いで差を感じることはほとんどありません。Firefoxはやや遅めですが、2025年後半のアップデートで大幅に改善されています。
各ブラウザの特徴まとめ
Edge:Windows 11との統合が最も深く、スリープタブやEnergy Saverなど省メモリ機能が充実。PDF閲覧機能が優秀。日本の行政サイトで必要な「IEモード」に唯一対応。Chromeの拡張機能もそのまま使える。
Chrome:世界シェア1位(約67%)で、あらゆるサイトとの互換性が最も高い。Googleサービス(Gmail、YouTube等)との連携が強力。ただしメモリ消費は最も多い。
Firefox:プライバシー保護に最も優れた主要ブラウザ。唯一のChromiumベースでないブラウザで、独自エンジンによる高いカスタマイズ性が魅力。
Brave:広告・トラッカーをブラウザ本体レベルでブロック。ページの読み込みが最大3倍速くなるケースも。プライバシーを最重視する方におすすめ。
Edgeを使い続けるメリット(日本のユーザー向け)
日本のユーザーがEdgeを使い続けるべき大きな理由があります。それは「IEモード」です。e-Tax(確定申告)や一部の銀行サイト、自治体の電子申請システムなど、まだInternet Explorerの互換性が必要なサイトが日本には多く残っています。IEモードに対応しているのはEdgeだけなので、これらのサイトを利用する方にとってEdgeは事実上の必須ブラウザです。
本記事の設定を行えば、Edgeはメモリ消費量でChromeの約半分という軽量ブラウザに生まれ変わります。乗り換えを検討する前に、まず最適化を試してみることをおすすめします。
それでも改善しない場合の最終手段
ここまでの対策をすべて試しても改善しない場合は、より踏み込んだ対処法を試してみましょう。
ステップ1:InPrivateモードでテスト
「Ctrl + Shift + N」でInPrivate(プライベート)ウィンドウを開きます。InPrivateモードでは拡張機能やキャッシュの影響を受けないため、ここで快適に動作する場合は、拡張機能やキャッシュが原因である可能性が高いです。
ステップ2:新しいプロファイルを作成
右上のプロフィールアイコン →「プロファイルの追加」→「データなしで開始」で新しいプロファイルを作成します。新しいプロファイルでEdgeが快適に動作する場合、元のプロファイルのデータに問題がある可能性があります。
ステップ3:Edgeの設定をリセット
「edge://settings/resetProfileSettings」にアクセスし、「設定を復元して既定値に戻します」をクリック →「リセット」を実行します。この操作ではお気に入り(ブックマーク)や保存済みパスワードは削除されません。スタートページ、新しいタブページ、検索エンジン、ピン留めタブなどが初期状態に戻り、すべての拡張機能が無効化されます。
ステップ4:Edgeを修復する
Windows 11の「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」→「Microsoft Edge」の三点メニュー →「変更」→「修復」をクリックします。ブラウザ本体のファイルが再構成され、データを保持したまま問題を修復できます。
ステップ5:Edgeを再インストール
最終手段として、Edgeの再インストールがあります。作業前にお気に入りのエクスポート(お気に入り →「…」→「お気に入りのエクスポート」)とMicrosoftアカウントへのパスワード同期を必ず行ってください。その後、別のブラウザでmicrosoft.com/edgeから最新版をダウンロードしてインストールし直します。
パソコン自体の状態もチェック
Edge側の対策で改善しない場合は、パソコン全体のリソース不足が原因かもしれません。タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)でCPUやメモリの使用率を確認してください。メモリが常に90%以上使われている場合は、不要なアプリを閉じるか、メモリの増設を検討しましょう。
また、セキュリティソフトがウェブ通信を常時スキャンしていてEdgeが遅くなるケースもあります。一時的にセキュリティソフトを無効化して速度が改善するか確認し、原因であればEdgeをスキャン対象から除外する設定を検討してください。
HDD搭載のパソコンの場合は、SSDへの換装も大きな効果があります。ブラウザの起動速度が劇的に向上し、ページの読み込みも体感で大きく改善されます。
便利なedge://設定ページ一覧
Edgeの設定ページには、アドレスバーに直接URLを入力することですばやくアクセスできます。よく使うページをまとめました。
| URL | 内容 |
| edge://settings/system | システムとパフォーマンス(スリープタブ・Energy Saver等) |
| edge://settings/sidebar | Copilotとサイドバーの設定 |
| edge://settings/privacy | プライバシー・ショッピング機能等のオフ |
| edge://settings/clearBrowserData | キャッシュ・履歴の削除 |
| edge://extensions | 拡張機能の管理 |
| edge://settings/resetProfileSettings | 設定のリセット |
| edge://settings/help | バージョン確認・アップデート |
| edge://flags | 試験段階の機能(上級者向け) |
まとめ:快適なEdgeブラウジングを取り戻そう
Microsoft Edgeが重い・遅いと感じたら、以下の順番で対策を試してみてください。
まず最初に試すこと(効果大):
- Copilot・サイドバーを無効化する
- 新しいタブページを「シンプル」に変更する
- スリープタブを有効にする(待機時間は5分がおすすめ)
次に確認すること:
- キャッシュをクリアする
- 不要な拡張機能を無効化・削除する
- ハードウェアアクセラレーションをオフにする(Intel内蔵GPUの場合)
- スタートアップブーストとバックグラウンド動作をオフにする
改善しない場合の最終手段:
- InPrivateモードで動作確認 → 設定リセット → 修復 → 再インストール
- パソコン自体のメモリ・ストレージの見直し
初期設定のEdgeはCopilot、ショッピングアシスタント、ニュースフィードなど多くの機能がオンになっており、何もしなくてもメモリを1.5〜2GB消費しています。しかし本記事の設定を行うと、同じブラウザが3〜5タブの通常利用で400〜600MB程度まで軽くなります。
Edgeは本来、Windows 11で最もメモリ効率が良いブラウザです。適切に設定すれば、Chromeの約半分のメモリで同等以上の速度を実現できます。ぜひ一つひとつ試してみて、サクサク快適に動くEdgeでストレスのないネット閲覧を楽しんでくださいね。
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