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タスクマネージャーでCPU使用率が100%になる原因と対策

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タスクマネージャーでCPU使用率が100%になる原因と対策

初心者でも安心!パソコンが重い・フリーズする原因を突き止め、今すぐできる解決策を役立つ図解付きで徹底解説

公開日:2026/02/09 更新日:2026/02/09

ℹ️ この記事でわかること

・ CPU使用率100%とは何か、なぜ問題なのか・ タスクマネージャーでのCPU使用率の確認方法・ CPU使用率が100%になる主な原因(8つ)・ 原因別の具体的な対処法・ 今後の予防策と日常メンテナンスのコツ

 

「パソコンが急に重くなった!」その原因、CPUかもしれません

「さっきまで普通に使えていたのに、急にパソコンの動きが遅くなった」「マウスを動かしても反応がない」「ファンがぶんぶん回ってうるさい」――こういった経験は、パソコンを使っている方なら一度はお持ちではないでしょうか。

このような症状が出たとき、まず確認すべきなのが「タスクマネージャー」というWindowsに標準で搭載されている機能です。タスクマネージャーを開くと、「CPU」という項目の数値が100%になっていることがあります。これは、パソコンの「頭脳」にあたるCPUがフル稼働している状態で、いわばパソコンが「全力疾走し続けて息切れ」になっているようなものです。

この記事では、CPU使用率が100%になる原因とその対処法を、パソコン初心者の方にも分かるように丁寧に解説していきます。難しい専門用語はなるべく避け、「ここを確認して、こう操作すればOK」という形でご説明しますので、どうぞ安心して読み進めてください。

そもそもCPUとは?「使用率100%」が問題な理由

CPU(シーピーユー)とは、「Central Processing Unit」の略称で、日本語では「中央処理装置」と呼ばれます。パソコンの中で「計算」や「処理」を行う部品で、人間にたとえると「頭脳」のような存在です。

アプリを開いたり、ウェブサイトを見たり、文字を入力したり――パソコン上で行うあらゆる操作は、すべてCPUが処理しています。CPU使用率が100%ということは、この「頭脳」が仕事でパンク状態であり、新しい作業を受け付ける余裕がない状態を意味します。

その結果、次のような症状が現れます。

症状 具体的な例
動作が極端に遅くなる クリックしても反応が数秒~数十秒後、文字入力が遅れる
フリーズ(固まる) マウスもキーボードも反応しない状態になる
ファンがうるさく回る PC本体から大きな音がし、熟を持つことも
アプリが強制終了する 「応答なし」と表示されたり、勝手に閉じてしまう
PCがシャットダウンする 長時間高負荷が続くと、保護機能が働き電源が落ちることも

このような状態が続くと、快適にパソコンを使えないだけでなく、最悪の場合、パソコンの寿命が縮まる原因にもなります。CPUが高温になることで、内部の部品にダメージが蓄積されていくからです。だからこそ、早めに原因を突き止めて対処することが大切なのです。

 

まずはタスクマネージャーでCPU使用率を確認しよう

原因を探る前に、まずは現在のCPU使用率を確認する必要があります。タスクマネージャーの開き方はいくつかありますが、最も簡単な方法をご紹介します。

タスクマネージャーの開き方(3つの方法)

方法①:キーボードショートカット(おすすめ)

キーボードの「Ctrl」キーと「Shift」キーと「Esc」キーを同時に押します。これだけでタスクマネージャーが直接開きます。パソコンが重くてもこの操作なら反応しやすいので、一番おすすめの方法です。

方法②:タスクバーを右クリック

画面下部にあるタスクバー(時計やアイコンが並んでいるバー)の何もない場所を右クリックし、表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選択します。

方法③:Windowsキー + Xメニュー

キーボードの「Windows」キー(窓のマークがついたキー)と「X」キーを同時に押すとメニューが表示されるので、その中から「タスクマネージャー」を選びます。

CPU使用率の確認手順

タスクマネージャーを開いたら、次の手順でCPU使用率を確認します。

1 「詳細」表示に切り替える

タスクマネージャーが簡易表示になっている場合は、左下の「詳細」をクリックして切り替えます。(Windows 11では最初から詳細表示の場合が多いです)

 

2 「プロセス」タブを確認

「CPU」の列を見て、どのプログラムがCPUを多く使っているかを確認します。「CPU」の列見出しをクリックすると、使用率が高い順に並び替えられます

 

3 「パフォーマンス」タブもチェック

「パフォーマンス」タブをクリックすると、CPU使用率のグラフが表示され、時間経過での変化が分かります。「ずっと100%張り付き」なのか、「一時的に跳ね上がる」のかを確認しましょう

 

💡 ワンポイント

CPU使用率が一時的に100%になること自体は、実はそれほど珍しいことではありません。ソフトウェアのインストール中や動画の書き出し中などは100%になることもあります。問題なのは、「特に何もしていないのに100%のまま下がらない」という状態です。

CPU使用率が100%になる主な原因(8つ)

CPU使用率が100%に張り付く原因はさまざまですが、家庭用パソコンで特に多い原因を重要度の高い順に8つご紹介します。

原因①:Windows Updateがバックグラウンドで動いている

Windowsの更新プログラム(Windows Update)は、パソコンのセキュリティや機能を最新に保つための重要な仕組みです。しかし、この更新作業は知らないうちに自動で行われており、かなりのCPUパワーを消費することがあります。

特に大きな更新(機能アップデートなど)のときは、30分~1時間以上高いCPU使用率が続くこともあります。タスクマネージャーのプロセス一覧で「Windows Update」や「TrustedInstaller」という項目が上位に表示されている場合は、これが原因です。

原因②:セキュリティソフトのスキャン

ウイルス対策ソフト(Windows Defenderや市販のセキュリティソフト)は、パソコン内のファイルを定期的にチェック(スキャン)しています。このスキャン中は、ファイルを一つ一つ調べていくためCPUに大きな負担がかかります。

タスクマネージャーで「AntiMalware Service Executable」や「MsMpEng.exe」が高いCPU使用率を示している場合、これがWindows Defenderによるスキャンです。市販のセキュリティソフトをお使いの場合は、そのソフト名が表示されます。

原因③:ブラウザのタブを開きすぎている

ウェブブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edgeなど)は、タブを開くたびにメモリとCPUを消費します。特にGoogle Chromeはタブごとに独立したプロセスを作るため、タブを多く開いているとCPU使用率が一気に跳ね上がることがあります。

また、動画の自動再生や広告の多いサイト、ブラウザの拡張機能(アドオン)もCPUの負担を増やす原因になります。

原因④:スタートアッププログラムが多すぎる

パソコンを起動したときに自動で立ち上がるプログラムのことを「スタートアッププログラム」と言います。ソフトウェアをインストールするたびに、知らないうちにスタートアップに登録されているものが増えていきます。

これらが一斉に起動するため、PC起動直後に特にCPU使用率が高くなります。「パソコンをつけた直後が特に重い」という場合は、これが原因である可能性が高いです。

原因⑤:ウイルスやマルウェアに感染している

ウイルスやマルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染している場合、バックグラウンドで不正な処理が行われ、CPUが常時高負荷になることがあります。仮想通貨のマイニングを勝手に行う「クリプトマイナー」という種類のマルウェアは、特にCPUを大量に使うことで知られています。

タスクマネージャーで見覚えのない名前のプログラムが大量にCPUを使っている場合は、ウイルス感染を疑いましょう。

⚠️ 要注意

タスクマネージャーで見覚えのないプログラムを見つけても、むやみに「タスクの終了」をしないでください。システムに必要なプロセスを終了させると、パソコンが不安定になる可能性があります。まずはこの記事の対処法セクションを参照してください。

原因⑥:古いドライバーやソフトウェアの不具合

「ドライバー」とは、パソコンの部品や周辺機器(プリンターやグラフィックボードなど)を正しく動かすためのソフトウェアです。ドライバーが古いままだったり、不具合があると、CPUに異常な負荷がかかることがあります。

Windowsの大型アップデート後に突然CPU使用率が上がるようになった場合は、ドライバーの互換性の問題が原因である可能性があります。

原因⑦:パソコンの電源プランが「省電力」になっている

ノートパソコンでは、バッテリーを長持ちさせるために「省電力」モードが用意されています。しかしこのモードでは、CPUの性能が意図的に制限されるため、本来なら余裕でこなせる作業でもCPUが100%になることがあります。

特に電源ケーブルをつないでいないときにパソコンが重くなるという場合は、この電源プランが原因の可能性があります。

原因⑧:PCのスペックがそもそも足りない(老朽化)

5年以上使っている古いパソコンや、もともと性能が低めのパソコンでは、現在のソフトウェアやウェブサイトの要求に対してCPUの処理能力が単純に追いつかないことがあります。

この場合、対処法で多少改善はできますが、根本的な解決にはパソコンの買い替えやメモリの増設が必要になる場合もあります。

 

No. 原因 特徴的なプロセス名 発生タイミング
1 Windows Update TrustedInstaller等 不定期
2 セキュリティスキャン MsMpEng.exe 定期スキャン時
3 ブラウザのタブ過多 chrome.exe等 タブ多数時
4 スタートアップ過多 各種アプリ PC起動直後
5 ウイルス感染 不明なプロセス 常時
6 ドライバー不具合 ドライバー名 アップデート後
7 省電力プラン バッテリー駆動時
8 PCの老朽化 常時

【原因別】CPU使用率100%の対処法

ここからは、先ほど紹介した原因ごとに、具体的な対処方法を解説します。まずは簡単なものから試していきましょう。

対処法①:まずはPCを再起動する(全原因共通)

どの原因であっても、まず最初に試していただきたいのが「再起動」です。再起動することで、一時的な不具合や記憶の蓄積(メモリリーク)が解消され、驚くほど簡単に問題が解決することがあります。

重要なポイント:「シャットダウン」ではなく「再起動」を選びましょう。Windows 10/11では、シャットダウンだと「高速スタートアップ」が有効なため、完全にリセットされません。「再起動」を選ぶことで、システムが完全にリフレッシュされます。

対処法②:Windows Updateを手動で完了させる

Windows Updateが原因の場合、更新が完了すればCPU使用率は下がります。以下の手順で更新状況を確認・完了させましょう。

1 「設定」を開く

スタートメニューから歯車のマーク(⚙)をクリックします

 

2 「Windows Update」を選択

Windows 10は「更新とセキュリティ」→「Windows Update」、Windows 11は左メニューの「Windows Update」をクリック

 

3 更新を確認・インストール

「更新プログラムのチェック」をクリックし、待機中の更新があればインストールします。完了後はPCを再起動しましょう

 

💡 ワンポイント

Windows Updateは更新完了まで時間がかかることがあります。更新中は無理に電源を切らず、更新が完了するまで待ちましょう。無理に電源を切ると、システムが壊れてしまう可能性があります。

対処法③:スタートアッププログラムを整理する

PC起動時の負荷を減らすために、不要なスタートアッププログラムを無効にしましょう。

1 タスクマネージャーを開く

Ctrl + Shift + Escキーで開きます

 

2 「スタートアップ」タブをクリック

上部のタブから「スタートアップ」を選びます

 

3 不要なプログラムを無効にする

使っていないプログラムを右クリックして「無効化」を選びます。無効にしてもアプリ自体は削除されないので安心です

 

ℹ️ 無効にしても大丈夫なものの例

・ Spotify、LINE、Skype、Discordなどのチャットアプリ・ iTunes、OneDrive、Google Driveなどのクラウド同期・ プリンターやスキャナーの管理ソフト※ セキュリティソフトやグラフィックドライバーは無効にしないでください

対処法④:ブラウザのタブと拡張機能を整理する

ブラウザが原因の場合は、以下の対処が効果的です。

タブの整理:使っていないタブはこまめに閉じる習慣をつけましょう。目安として、同時に開くタブは10個以下が理想です。

拡張機能の見直し:Chromeの場合、アドレスバーに「chrome://extensions」と入力すると、インストールされている拡張機能の一覧が表示されます。使っていないものは無効化または削除しましょう。

ブラウザの変更も検討:Google Chromeは高機能ですがCPU消費が多い側面があります。Microsoft Edgeは同じエンジンを使いつつもメモリとCPUの使用量が少なめです。

対処法⑤:セキュリティスキャンのスケジュールを調整する

Windows Defenderのスキャンが原因の場合、スキャンが終わるまで待つのが基本ですが、毎回困る場合はスケジュールを調整できます。

1 「Windowsセキュリティ」を開く

スタートメニューで「Windowsセキュリティ」と検索して開きます

 

2 「ウイルスと脅威の防止」をクリック

「スキャンのオプション」からクイックスキャンを実行し、ウイルスがないか確認します

 

3 スケジュール調整(任意)

「タスクスケジューラ」でWindows Defenderのスキャン時間を、パソコンを使わない時間帯に変更できます

対処法⑤:ウイルス・マルウェアのチェックを行う

ウイルス感染が疑われる場合は、「フルスキャン」を実行しましょう。

1 「Windowsセキュリティ」を開く

スタートメニューから検索して開きます

 

2 「スキャンのオプション」をクリック

「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンのオプション」を選択します

 

3 「フルスキャン」を実行

「Windows Defender オフライン スキャン」または「フルスキャン」を選び、「今すぐスキャン」をクリックします。数時間かかることもあります

 

⚠️ 重要

フルスキャンでウイルスが見つかった場合は、画面の指示に従って削除または検疫を行ってください。それでも解決しない場合は、専門の修理業者への相談をおすすめします。

対処法⑦:ドライバーを更新する

ドライバーの不具合が疑われる場合は、以下の手順で更新を試みましょう。

1 「デバイスマネージャー」を開く

スタートメニューで「デバイスマネージャー」と検索して開きます

 

2 各デバイスを確認

「ディスプレイ アダプター」など、気になる項目をダブルクリックして展開します

 

3 ドライバーを更新

デバイスを右クリックして「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動的に検索」を選びます

対処法⑧:電源プランを「バランス」に変更する

ノートパソコンで省電力モードが原因の場合、電源プランを変更することで改善できます。

1 「電源オプション」を開く

コントロールパネルから「電源オプション」を検索して開きます

 

2 「バランス」を選択

「バランス(推奨)」または「高パフォーマンス」を選びます。電源ケーブルをつないでいるときは「バランス」がおすすめです

対処法⑨:システムファイルの修復(上級編)

Windowsのシステムファイルが破損している場合、修復コマンドを使うことで改善できることがあります。少し難しく感じるかもしれませんが、手順通りにやれば大丈夫です。

1 「コマンドプロンプト」を管理者で開く

スタートメニューで「cmd」と検索し、「管理者として実行」をクリックします。黒い画面が表示されます

 

2 DISMコマンドを実行

以下をそのまま入力してEnterキーを押します:DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth数分~数十分かかるので、そのまま待ちましょう

 

3 SFCコマンドを実行

DISMが終わったら、次に以下を入力してEnter:sfc /scannowこれも数分かかります。完了後、PCを再起動しましょう

今後のために!CPU使用率100%を予防する日常メンテナンス

問題が解決したら、今後同じトラブルが起きないように、日常的なメンテナンスを心がけましょう。

メンテナンス項目 具体的にやること 頻度
定期的な再起動 週に1回は再起動する 週に1回
Windows Updateの確認 設定から更新状況をチェック 月に1回
不要ソフトの削除 使わないソフトをアンインストール 半年に1回
ブラウザのタブ管理 使わないタブはこまめに閉じる 毎日
スタートアップの見直し ソフトを入れたら都度確認 ソフト導入時
ウイルススキャン Windowsセキュリティでスキャン 月に1回

 

よくある質問(Q&A)

Q1. CPU使用率は何%くらいが正常ですか?

通常の使用時は10~30%程度が目安です。動画編集やゲームなど重い作業中は50~80%程度まで上がることもありますが、これは正常です。「何もしていないのに50%以上」という場合は、原因を調べたほうがよいでしょう。

Q2. タスクマネージャーで「タスクの終了」をしても大丈夫ですか?

自分で起動したアプリ(ブラウザ、メールソフトなど)であれば、「タスクの終了」をしても基本的に問題ありません。ただし、「System」「csrss.exe」「svchost.exe」などのWindowsシステムのプロセスは終了しないでください。パソコンが不安定になったり、最悪の場合ブルースクリーン(青いエラー画面)になることがあります。

Q3. メモリを増やせばCPU使用率は下がりますか?

メモリ(RAM)とCPUは別の部品なので、メモリを増やしても直接CPU使用率が下がるわけではありません。ただし、メモリ不足が原因で「スワップ」(ハードディスクをメモリ代わりに使う動作)が頻繁に発生している場合は、メモリ増設により間接的にCPU負荷が減ることがあります。

Q4. CPU使用率が100%のまま放置するとどうなりますか?

短時間であればすぐに壊れることはありませんが、長期間放置すると次のようなリスクがあります。CPUの発熱によるパソコン内部の劣化、電気代の無駄な消費、ファンの騒音、そしてパソコンの寿命が縮まる可能性です。原因を突き止めて早めに対処することを強くおすすめします。

Q5. 何をやっても改善しない場合はどうすればいいですか?

この記事の対処法をすべて試しても改善しない場合は、次のことを検討しましょう。まず、パソコンメーカーのサポート窓口に相談してみること。近くの家電量販店の修理カウンターに持ち込むこともできます。また、5年以上使用しているパソコンであれば、買い替えも視野に入れるとよいでしょう。

 

まとめ

CPU使用率が100%になる原因は、Windows Update、セキュリティスキャン、ブラウザのタブ過多、スタートアップの設定、ウイルス感染など、さまざまです。しかし、多くの場合はこの記事で紹介した対処法で改善できます。

まずはPCの再起動から始めて、それでも解決しない場合はタスクマネージャーで原因となるプログラムを特定し、この記事の対処法を上から順番に試していきましょう。日常的なメンテナンスも心がけることで、快適なパソコン生活を維持できます。

この記事が、お使いのパソコンのトラブル解決に役立てば幸いです。

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