※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
【2026年最新版】AndroidのWi-Fi通話(Wi-Fiコーリング)を設定して使う完全ガイド
地下鉄の中・山間部・建物の奥深く——モバイル回線の電波が届かない場所でも、Wi-Fiがあれば通話できる機能がWi-Fiコーリング(Wi-Fi通話)です。Androidスマートフォンに搭載されているこの機能を正しく設定すれば、電波の弱いエリアでも安定した音声通話が可能になります。
本記事では、Wi-Fiコーリングの仕組みから対応キャリア・端末の確認方法、設定手順、通話品質の比較、海外利用時の注意点まで、すべてをわかりやすく解説します。

- Wi-Fiコーリング(Wi-Fi通話)の仕組みと対応キャリア
- AndroidでWi-Fiコーリングを設定する手順
- LTE通話・VoLTEとの音質・コストの違い
- 緊急通報(110番・119番)使用時の注意点
- 海外でWi-Fiコーリングを使う方法
Wi-Fiコーリング(Wi-Fi通話)とは
Wi-Fiコーリングとは、スマートフォンのモバイル回線(LTE・5G)ではなく、Wi-Fiネットワーク経由でVoIP技術を使って音声通話を行う機能です。正式名称はIEEE 802.11u規格に基づいた通信で、日本ではキャリアが独自実装した「Wi-Fi通話」として提供されています。
電波が届かない地下・ビル内の奥まった部屋・エレベーター内などでも、Wi-Fiさえ繋がっていれば普通の電話番号で通話できるのが最大のメリットです。
Wi-Fiコーリングでできること
- モバイル電波圏外でもWi-Fi経由で通話
- 通常の電話番号をそのまま使用(番号変更不要)
- 海外滞在中に国内キャリア番号で受発信
- 通話品質の向上(Wi-Fi環境が安定している場合)
対応キャリアと対応端末の確認
Wi-Fiコーリングはキャリアと端末の両方が対応している必要があります。2026年現在の主要キャリアの対応状況は以下のとおりです。
ドコモ(NTTドコモ)
「VoWi-Fi」という名称で提供。対応端末はドコモのサポートページで機種ごとに確認できます。多くのAndroid端末(Samsung Galaxy・Xperia・Pixel等)が対応しています。
au(KDDI)
「au Wi-Fi通話」として提供。auの通話プラン契約が必要です。Galaxy・Xperia・Pixelなど主要機種が対応しています。
ソフトバンク
「Wi-Fi通話」として提供。SoftBank Air・自宅のWi-Fiどちらでも利用可能です。
楽天モバイル
Rakuten Linkアプリ経由のWi-Fi通話として提供。Rakuten Linkを使うことで通話が無料になるため、Wi-Fiコーリングとは少し異なる実装ですが同様の機能を持ちます。
端末の対応確認方法
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「通話」を開く
- 「Wi-Fiコーリング」の項目が表示されていれば対応している
- 表示がない場合はキャリア設定のアップデートを確認(「設定」→「一般」→「キャリア設定」)

Wi-Fiコーリングのオン/オフ設定手順
設定方法はAndroidの機種・キャリアにより若干異なりますが、基本的な手順は共通しています。
標準Androidでの設定手順(Pixel等)
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「通話」または「SIM」をタップ
- 「Wi-Fiコーリング」のトグルをオンにする
- 初回は位置情報登録(緊急通報時の所在地)の確認画面が表示されるので住所を入力
Samsung Galaxy端末での設定手順
- 「設定」→「接続」→「Wi-Fi通話」をタップ
- 「Wi-Fi通話」をオンにする
- 「Wi-Fi通話の優先」または「携帯通話の優先」を選択できる
Xperia端末での設定手順
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」をタップ
- 「Wi-Fiコーリング」をオンにする
通話品質:LTE通話・VoLTEとの違い
Wi-Fiコーリングの音質は使用する環境に大きく依存します。安定したWi-Fi環境下ではVoLTE(HD音声)に匹敵する音質が得られますが、混雑したWi-Fiや低速回線では遅延・音飛びが発生することもあります。
コーデックと遅延
Wi-Fiコーリングでは主にEVS(Enhanced Voice Services)コーデックまたはAMR-WB(Adaptive Multi-Rate Wideband)が使われます。VoLTEと同等またはそれ以上の帯域幅の音声を伝送でき、雑音除去も優れています。ただし、Wi-Fiルーターからインターネット経由でキャリアのサーバーを通るため、LTE通話より遅延(ラグ)が若干大きくなる場合があります(通常50〜150ms程度)。
緊急通報(110番・119番)とWi-Fiコーリングの注意点
Wi-Fiコーリング使用中でも緊急通報(110番・119番・118番)は可能ですが、いくつかの重要な注意点があります。
- 所在地情報の登録が必要: Wi-Fiコーリング初回設定時に住所(通話時の所在地)の登録を求められます。これは緊急通報時に位置情報を正確に伝えるためです
- 登録住所と実際の場所が異なる場合: 自宅以外の場所でWi-Fiコーリング経由で緊急通報すると、登録住所が送信される場合があります。緊急時は口頭で正確な住所を伝えましょう
- 海外のWi-Fiでの緊急通報: 国内キャリアのWi-Fiコーリングで海外から緊急通報することは推奨されません。現地の緊急番号を使用してください
海外ローミング中のWi-Fiコーリング利用
海外でWi-Fiコーリングを使う最大のメリットは、現地のSIMを使わずに日本の電話番号で通話できる点です。例えば、海外出張中に日本から電話がかかってきた場合、現地Wi-Fi経由で受けられます。
海外でのWi-Fiコーリング利用手順
- 渡航先でWi-Fiに接続する(ホテルのWi-Fi等)
- Androidの「設定」→「ネットワーク」→「Wi-Fiコーリング」がオンになっていることを確認
- 機内モードをオンにして(モバイルデータを遮断)、Wi-Fiのみオンにすると余計なローミング料金を防げる
- 日本の番号への着信・発信が可能(通話料は国内レートが適用されるキャリアが多い)
ただし、キャリアによって海外でのWi-Fiコーリング対応可否が異なります。事前にキャリアに確認することをおすすめします。
VoLTEとWi-Fiコーリングの違いと使い分け
VoLTE(Voice over LTE)は4G/5G回線を使った高品質な音声通話方式で、従来の3G回線より高音質かつ接続が速い特長があります。Wi-FiコーリングはVoLTEの補完的な役割を果たし、電波が届かない場所でのカバーを担います。

通話方式の比較表
| 方式 | 必要な環境 | 音質 | コスト | 緊急通報対応 |
|---|---|---|---|---|
| 3G(WCDMA) | 3G電波エリア | 標準 | 通常通話料 | 対応 |
| VoLTE | 4G/5G電波エリア | 高音質(HD) | 通常通話料 | 対応 |
| Wi-Fiコーリング | Wi-Fi環境 | 高音質(環境依存) | 通常通話料(キャリア差あり) | 対応(住所登録要) |
| VoIP(LINE通話等) | インターネット環境 | 中〜高(アプリ依存) | 無料または定額 | 非対応 |
| 楽天Link(Wi-Fi) | Wi-Fi環境 | 中〜高 | 無料(Rakuten Link経由) | 非対応 |
Amazonおすすめ商品
Wi-Fi通話・通信環境おすすめ商品
-
高性能Wi-Fiルーター
— 自宅のWi-Fi環境を整えてWi-Fiコーリングを快適に -
モバイルWi-Fiルーター
— 外出先でWi-Fiコーリングに使える持ち運びWi-Fi -
Wi-Fiコーリング対応Androidスマートフォン
— Wi-Fiコーリング対応のSIMフリーAndroid端末
🛒 関連商品をAmazonでチェック
よくある質問(FAQ)
Q1. Wi-Fiコーリングの通話料金はどうなりますか?
基本的に通常の音声通話と同じ料金体系が適用されます。キャリアの通話プランに含まれる無料通話分も使用でき、かけ放題プランであればWi-Fiコーリングも無料です。データ通信量は通常の通話と異なり、Wi-Fi経由なのでモバイルデータを消費しません。ただしキャリアによって詳細が異なるため、契約キャリアに確認しましょう。
Q2. 格安SIM(MVNO)でもWi-Fiコーリングを使えますか?
2026年現在、ほとんどのMVNO(格安SIM)ではWi-Fiコーリングに対応していません。Wi-Fiコーリングはキャリア(MNO)側のネットワーク設備が必要で、MVNOはそのインフラを借りているだけであるため機能が制限されています。IIJmioやmineoなど一部のMVNOが対応を始めていますが、まだ限定的です。
Q3. Wi-Fiコーリング中に着信音は鳴りますか?
はい、Wi-Fiコーリングがオンになっていれば、Wi-Fi接続中でもモバイル電波なしで着信音が鳴り、通話を受けることができます。ただし端末がスリープ状態のときにWi-Fi接続が切れるような設定(Wi-Fi省電力モード等)になっている場合、着信を逃す可能性があります。設定で「Wi-Fi接続を維持する」を「常時」にしておくことをおすすめします。
Q4. 電波が弱い場所でWi-Fiコーリングに自動で切り替わりますか?
対応端末とキャリアの組み合わせによっては、モバイル電波が弱くなるとWi-Fiコーリングに自動切り替えされます。ただし自動切り替えのタイミングや動作はキャリアや端末によって異なります。Samsung Galaxy端末では「Wi-Fi通話の優先」設定で優先度を指定できます。
Q5. Wi-Fiコーリングで国際電話をかける場合の料金は?
Wi-Fiコーリングで海外に電話をかける場合、通常の国際電話料金が適用されます。日本国内のキャリアを経由するため、キャリアの国際通話料(NTTドコモなら1分あたり数十円〜)が発生します。節約したい場合はLINE通話やWhatsAppなどのIP電話アプリの利用を検討してください。
Q6. Androidの機種によってWi-Fiコーリングが使えないことがありますか?
はい、端末がWi-Fiコーリングのハードウェア・ソフトウェア要件を満たしていない場合は使えません。また同じ機種でもキャリア版・SIMフリー版によって対応状況が異なることがあります。キャリアの公式サポートページで「Wi-Fiコーリング対応機種一覧」を確認するか、「設定」→「ネットワーク」→「通話」にWi-Fiコーリングの項目が表示されるかで確認してください。
Q7. Wi-Fiコーリング使用中にWi-Fiが切れた場合通話は途切れますか?
状況によります。モバイル電波が届いている場所であれば、多くのスマートフォンはWi-Fiコーリングからモバイル通話(VoLTE等)へシームレスに切り替わります。ただし切り替えの瞬間に0.5〜2秒程度の無音が発生することがあります。電波が全くない場所でWi-Fiが切れた場合は通話が切断されます。
まとめ
Wi-Fiコーリングは電波の届かない場所でも通話できる便利な機能で、正しく設定すれば今すぐ使い始めることができます。
- 対応キャリア:ドコモ・au・ソフトバンク・楽天(各社対応端末要確認)
- 設定場所:「設定」→「ネットワーク」→「通話」→「Wi-Fiコーリング」をオン
- 通話料:通常の通話料と同じ(かけ放題プランも適用)
- 緊急通報:住所登録が必要・口頭での住所報告を併用
- 海外利用:機内モード+Wi-Fiオンで日本番号のまま通話可能
電波が届きにくい場所をよく利用する方は、ぜひWi-Fiコーリングを活用してみてください。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!