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Windowsで、Microsoft純正のサービスとドライバ以外を全て無効にして起動する手法。サードパーティ製アプリの競合トラブルを切り分けるためのMicrosoft公式デバッグ手段。msconfigで簡単に設定でき、二分探索で原因を特定できる。
詳しい解説
クリーンブート(Clean Boot)は、Windowsを「Microsoft純正の機能だけ」で起動する手法です。サードパーティ製アプリやドライバの自動起動を停止し、システムトラブルの原因を切り分ける目的で使われます。
## クリーンブートとセーフモードの違い
| 項目 | 通常起動 | クリーンブート | セーフモード |
|——|———|—————|————-|
| Microsoftサービス | 全て有効 | 全て有効 | 最小限のみ |
| サードパーティ製 | 全て有効 | 全て無効 | 全て無効 |
| ネットワーク | 利用可能 | 利用可能 | オフ(標準)|
| 音声・グラフィック | 通常 | 通常 | 低解像度・無音 |
| 用途 | 普段の利用 | 競合トラブル切り分け | 緊急復旧 |
## クリーンブートの手順
### STEP1: msconfigを起動
Windowsキー+R→「msconfig」を入力してEnter。「システム構成」ウィンドウが表示される。
### STEP2: サービスタブの設定
「サービス」タブを開く→「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェック→「すべて無効」をクリック。
### STEP3: スタートアップの設定
「スタートアップ」タブ→「タスクマネージャーを開く」→各アプリを右クリックして無効化。
### STEP4: 再起動
システム構成画面でOK→PC再起動。再起動後がクリーンブート状態。
## 原因特定の二分探索
クリーンブート後に問題が解消した場合、無効化したサービス・アプリのどれが原因かを以下の手順で特定する:
1. サービスの半分を有効化→再起動
2. 問題再発したら、その半分の中に原因あり
3. その半分をさらに半分にして1.2.繰り返し
8回の繰り返しで256個のサービスから1個に絞り込める効率的な手法。
## クリーンブートの解除
msconfig→「全般」タブ→「通常スタートアップ」を選択→OK→再起動。スタートアップアプリは個別に再有効化が必要。
## 注意点
– セキュリティソフトが無効になるため、クリーンブート中はインターネット閲覧を控える
– プリンタ・スキャナドライバも無効化されるため周辺機器が使えなくなる
– 解除を忘れると常時クリーンブート状態が続き、機能が制限される
– システムファイル破損が原因の場合はクリーンブートでは解決しない(DISM・SFCコマンドが必要)
## いつ使うか
– アプリが頻繁にクラッシュする
– PC起動が異常に遅い
– Windowsアップデートが失敗する
– ブルースクリーンが頻発する
– 特定アプリのインストールが失敗する
上記の症状の原因が「サードパーティ製ソフト同士の競合」だと考えられる場合に有効。
Windowsの動作が突然遅くなり、起動時にしばらく操作できない状態になったとき、クリーンブートで原因を切り分けるのが有効。msconfigでMicrosoft以外のサービスを全て無効化して再起動し、症状が改善すればサードパーティ製ソフトが原因と判明する。
別の呼び方
クリーンブート
クリーン起動
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