Home / 用語 / ストレージレイアウト(記憶域構成)

ストレージレイアウト(記憶域構成)

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

Windows・PC

読みすとれーじれいあうと
英語Storage Layout

💡 ひとことで言うと

Windowsの記憶域スペースで設定する複数HDD/SSDの組み合わせ方式。Simple/Mirror/Parityの3種類があり、用途別に選択する。

詳しい解説

ストレージレイアウト(Storage Layout)とは、Windowsの「記憶域スペース」機能で複数のHDD・SSDを1つの仮想ドライブとして統合する際の構成方式を指します。RAID(Redundant Array of Independent Disks)の概念をWindowsがソフトウェア実装したもので、3種類の主要レイアウトから用途別に選択します。

第一に「Simple(シンプル)」――RAID 0相当。複数ディスクにデータを分散書き込みし速度を上げます。容量は全ディスクの合計、書き込み速度は2台で約2倍。ただし1台でも故障すると全データ消失するため、消えても困らない作業データ・テンポラリ専用です。

第二に「Two-way mirror(双方向ミラー)」――RAID 1相当。2台のディスクに同じデータを保存し、1台が壊れてももう1台でデータが守られます。容量は実質半分(2TB×2台で2TB使用可能)、速度は書き込み1倍・読み込み1.5倍程度。家族写真・大切な書類の保存に最適。

第三に「Three-way mirror(三方向ミラー)」――RAID 1強化版。3台に同じデータ、2台同時故障に耐える最高クラスの安全性。容量は1/3。

第四に「Parity(パリティ)」――RAID 5相当。3台以上で、データと誤り訂正情報を分散。容量効率が良く(4TB×3台で約8TB使用可能)、1台故障に耐える。サーバー用途・大容量NAS向け。

「設定」→「システム」→「ストレージ」→「高度なストレージ設定」→「記憶域スペース」から作成可能。複数ドライブを選択 → レイアウト選択 → サイズ指定で完了。物理ハードウェアRAIDコントローラー不要で、Windows 10/11 Pro以降のすべてのバージョンで利用できる強力な機能です。

📘 具体的な場面

在宅勤務で大量の業務データを管理するエンジニアが、自宅PCに3TB HDDを3台増設し、データの安全性と容量を両立したい場合を想定します。Windowsの「記憶域スペース」で「Three-way mirror」を選ぶと、9TBの物理容量から3TBの論理ドライブ(実質3倍冗長化)が作成され、HDD 2台が同時故障してもデータが守られます。あるいは「Parity」を選べば6TBの論理ドライブ(1台故障耐性)と容量効率を取れます。「最も大切な顧客データ」「重要書類」用にミラー、「メディアコレクション」「再ダウンロード可能なゲーム」用にシンプル、と用途別に複数のストレージプールを作るのが現代のホームストレージ運用の基本です。

別の呼び方

Storage Layout
記憶域レイアウト
ストレージ構成
Simple/Mirror/Parity

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

WindowsUpdateの設定管理完全ガイド自動更新手動更新一時停止

【2026年最新版】WindowsUpdateの設定・管理完全ガイド【自動更新・手動更新・一時停止】

Windows Updateは …