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Macのリマインダーアプリは、日常のタスク管理からビジネスの締め切り管理まで幅広く活用できる強力なツールです。しかし「基本的な使い方しか知らない」「Siriとの連携方法がわからない」「iCloudで同期できていない」といった悩みを抱えているユーザーも多いのではないでしょうか。
本記事では、macOS Sequoiaに対応したリマインダーアプリの全機能を徹底解説します。リスト作成からスマートリストの活用、場所のリマインダーやSiri連携まで、初心者から上級者まで役立つ情報をまとめました。

この記事でわかること
- リマインダーアプリの基本的な使い方(リスト・タスク作成)
- 期日・時刻・場所のリマインダー設定方法
- 繰り返しリマインダーの活用法
- SiriとのスムーズなタスクなNote追加方法
- iCloudによる全デバイス同期の設定
- スマートリスト(Smart Lists)でタスクを自動整理する方法
- タグ・サブタスク・優先度などの高度な活用テクニック
リマインダーアプリの基本を理解する
リマインダーアプリとは
Macのリマインダーアプリ(Reminders.app)はAppleが提供する純正のタスク管理アプリです。macOS、iOS、iPadOS、watchOSで共通して使えるため、iPhoneやApple Watchとシームレスに連携できます。
2019年のmacOS Catalinaで大幅にリニューアルされ、スマートリスト・タグ・サブタスク・自然言語入力など現代的な機能が追加されました。macOS Sequoia(2024年)ではSiriとの統合がさらに深まり、より直感的にタスクを管理できるようになっています。
アプリの起動方法
リマインダーアプリを起動するには以下の方法があります。
| 起動方法 | 操作手順 |
|---|---|
| Dockから | Dockのリマインダーアイコンをクリック |
| Launchpadから | Launchpadを開き「リマインダー」を検索 |
| Spotlightから | ⌘+スペースで「リマインダー」と入力してReturn |
| Siriから | 「Hey Siri、リマインダーを開いて」と話しかける |
画面構成の概要
リマインダーアプリの画面は大きく3つのエリアで構成されています。
- 左側パネル(サイドバー): スマートリスト・マイリスト・タグが表示される
- 中央エリア: 選択したリストのタスク一覧が表示される
- 右側パネル: 選択したタスクの詳細情報を編集できる
リストとタスクの作成方法

新しいリストを作成する
リマインダーでは、「仕事」「買い物」「プライベート」などカテゴリ別にリストを分けて管理できます。
リスト作成手順
- リマインダーアプリを開く
- 左下の「マイリストを追加」ボタン(+アイコン)をクリック
- リスト名を入力する(例:「仕事のタスク」「買い物リスト」)
- リストのカラーとアイコンを選択してReturnキーで確定
リストには以下のカスタマイズが可能です。
| カスタマイズ項目 | 選択肢 |
|---|---|
| カラー | 赤・オレンジ・黄・緑・青・紫など12色 |
| アイコン | SF Symbolsから100種類以上のアイコンを選択可能 |
| リストの種類 | 標準リスト または ショッピングリスト |
タスク(リマインダー)を追加する
タスクを追加する方法は複数あります。
方法1: +ボタンから追加
- 追加したいリストを選択する
- 右上の「+」ボタンをクリック(またはCommand+Nを押す)
- タスク名を入力してReturnキーで確定
方法2: リスト末尾をクリックして追加
- リストの一番下の空白エリアをクリック
- タスク名を入力
- Returnキーで確定(続けてタスクを追加できる)
自然言語入力の活用
リマインダーは自然言語入力に対応しています。タスク名を入力する際に日付や時刻を文字で含めると、自動的にリマインダーの日時が設定されます。
例:「明日の午前10時にミーティングの準備」と入力
→ 翌日10:00のリマインダーが自動設定される
例:「毎週月曜日に週次レポートを作成」と入力
→ 毎週月曜日の繰り返しリマインダーが設定される
タスクの詳細を設定する
タスクを追加した後、詳細な設定を行えます。タスクをクリックして選択すると右パネルに詳細設定が表示されます。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 日付 | リマインダーを受け取る日付を設定 |
| 時刻 | 特定の時刻に通知を受け取る |
| 場所 | 特定の場所に到着または出発時に通知 |
| 繰り返し | 毎日・毎週・毎月・毎年または独自設定 |
| 優先度 | なし・低・中・高の4段階 |
| メモ | タスクに関する補足情報を記載 |
| URL | 関連するウェブサイトのURLを添付 |
| 添付ファイル | 画像やファイルをタスクに添付 |
| タグ | 複数のリストをまたいでタスクを分類 |
日時・場所のリマインダー設定
日時リマインダーの設定
特定の日時にリマインダーを受け取るには以下の手順で設定します。
- タスクをクリックして選択
- 右パネルの「日付の追加」をクリック
- カレンダーで日付を選択
- 「時刻の追加」をクリックして通知時刻を設定
- 設定が完了すると、指定日時に通知が届く
日付のみ設定した場合は、朝9時(デフォルト)に通知が届きます。このデフォルト時刻は「システム設定 → 通知 → リマインダー」から変更可能です。
場所のリマインダーの設定
場所のリマインダーは、特定の場所に到着した時または出発した時に通知を受け取る機能です。例えば「スーパーに到着したら牛乳を買うことを思い出す」といった使い方ができます。
設定手順
- タスクをクリックして選択
- 右パネルの「場所の追加」をクリック
- 場所を検索するか、「現在地」を選択
- 「到着時」または「出発時」を選択
- 半径(通知をトリガーする距離)を設定
重要: 場所のリマインダーを使用するには、Macの位置情報サービスを有効にする必要があります。「システム設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス」でリマインダーアプリに位置情報へのアクセスを許可してください。
ただし、場所のリマインダーはMacよりもiPhone・Apple Watchの方が精度が高いです。外出先での通知にはiPhoneを活用するとより確実に動作します。
繰り返しリマインダーの設定
習慣化したいタスクや定期的な締め切りには繰り返し設定が便利です。
| 繰り返し設定 | 用途例 |
|---|---|
| 毎日 | 日記を書く、薬を飲む |
| 毎週 | 週次レポート作成、ゴミ出し |
| 毎月 | 家賃支払い、月次会議 |
| 毎年 | 誕生日プレゼントの準備、保険更新 |
| 独自設定 | 2週間ごと、平日のみなど細かい設定 |
独自設定では「3日ごと」「平日(月〜金)」「隔週の月曜日」など柔軟な繰り返しパターンを設定できます。
Siri連携でリマインダーをもっと便利に

Siriでリマインダーを追加する
Siriを使えば、手を使わずにリマインダーを追加できます。Macでは「Hey Siri」または「Siriを起動」ボタンを使って操作します。
Siriリマインダーの基本コマンド例
「明日の午後3時に歯医者の予約を確認するよう念のため思い出させて」
「今週の金曜日に企画書を提出するリマインダーを設定して」
「スーパーに着いたら牛乳を買うよう覚えておいて」
「毎朝8時に服薬のリマインダーを設定して」
「仕事リストに電話折り返しを追加して」
Siriショートカットとの連携
ショートカットアプリ(Shortcuts.app)と連携することで、より複雑なリマインダー操作を音声コマンド一つで実行できます。
例えば「毎朝のルーティン」というショートカットを作成して、「朝のルーティンを追加して」と声をかけるだけで複数のリマインダーをまとめて追加することも可能です。
Siriへの提案機能
macOS SierraのSiriサジェスト機能は、メール・メッセージ・Safariの内容をもとに「リマインダーを追加しますか?」と提案します。例えばメールで「金曜日までに」という文面を読んでいると、Siriが自動的に期日のリマインダーを提案することがあります。
iCloudで全デバイスに同期する
iCloud同期の設定方法
iCloud同期を有効にすることで、Mac・iPhone・iPad・Apple Watchのリマインダーが自動的に同期されます。
設定手順(Mac)
- 「システム設定」(または「システム環境設定」)を開く
- 上部のApple IDをクリック
- 左側の「iCloud」を選択
- 「iCloudを使用しているApp」の一覧で「リマインダー」のトグルをオンにする
設定手順(iPhone/iPad)
- 「設定」アプリを開く
- 上部のApple IDをタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「リマインダー」のトグルをオンにする
同期が上手くいかない場合の対処法
| 症状 | 対処法 |
|---|---|
| iPhoneで追加したタスクがMacに表示されない | リマインダーアプリを閉じて再起動する |
| 同期に時間がかかる | インターネット接続を確認し、数分待つ |
| リストが消えた | iCloudの設定でリマインダーのオン/オフを切り替える |
| 全デバイスで同期が止まっている | Apple IDからサインアウトして再サインインする |
スマートリスト(Smart Lists)で自動整理
スマートリストとは
スマートリストは、特定の条件に合致するタスクを自動的に一覧表示してくれる仮想リストです。実際にはタスクが移動するわけではなく、条件に合うタスクを複数のリストから動的に集めて表示します。
デフォルトのスマートリスト
リマインダーアプリにはデフォルトで以下のスマートリストが用意されています。
| スマートリスト名 | 表示されるタスク |
|---|---|
| 今日 | 今日が期日のタスク・期限切れのタスク |
| 予定あり | 日付または時刻が設定されているタスク |
| すべて | 完了していない全タスク |
| 完了済み | 完了マークをつけたタスク |
| 旗付き | 重要フラグを立てたタスク |
カスタムスマートリストの作成
独自の条件を設定したスマートリストを作成することもできます。
作成手順
- 「ファイル」メニューから「新規スマートリスト」を選択(またはサイドバー下部の「マイリストを追加」から「スマートリスト」を選択)
- スマートリスト名を入力
- 条件を設定する(例:「優先度が高い」「タグが仕事」「日付が今週」など)
- 複数条件の場合は「すべての条件を満たす」または「いずれかの条件を満たす」を選択
- 「OK」で保存
設定できる条件の例
・優先度: 高
・リスト: 仕事のタスク
・タグ: #緊急
・日付: 今日・今週・今月・特定の日付範囲
・完了状態: 完了・未完了
・添付ファイル: あり・なし
・場所: あり・なし
タグを活用した高度な管理
タグの作成と使い方
タグはリストとは独立した分類ラベルです。一つのタスクに複数のタグを付けることができ、複数のリストにまたがるタスクをまとめて管理するのに便利です。
タグの追加方法
方法1: タスクの詳細パネルで「タグを追加」をクリック
方法2: タスク名の入力中に「#」を入力してタグ名を続けて入力
例: 「企画書を作成 #仕事 #緊急」と入力すると
自動的に #仕事 と #緊急 のタグが付与される
タグブラウザで絞り込む
サイドバー下部の「タグ」セクションにはすべてのタグが表示されます。タグをクリックするとそのタグが付いたタスクだけをリスト表示できます。複数のタグを選択することも可能です。
サブタスクでタスクを細分化する
サブタスクの追加
大きなタスクをサブタスクに分割することで、進捗管理がしやすくなります。
サブタスクの追加手順
- 親タスクをクリックして選択
- 右パネルの「サブタスクを追加」をクリック
- サブタスク名を入力してReturnキーで確定
- 続けてReturnキーを押すと次のサブタスクを追加できる
または、タスクにドラッグ&ドロップで別のタスクをその下に配置すると自動的にサブタスクになります。
グループ(リストのグループ化)
複数のリストをグループにまとめることもできます。例えば「仕事」グループの中に「プロジェクトA」「プロジェクトB」「会議」という3つのリストを入れるイメージです。
グループ作成手順
- 「ファイル」メニューから「新規グループ」を選択
- グループ名を入力
- リストをグループにドラッグ&ドロップする
リストの共有と共同作業
リストを他のユーザーと共有する
家族や同僚とリストを共有して共同でタスク管理ができます。
共有手順
- 共有したいリストをControl+クリック(右クリック)
- 「リストを共有」を選択
- 招待するユーザーのメールアドレスまたはApple IDを入力
- 招待メールが送信され、相手が承認するとリストが共有される
共有されたリストではすべての参加者がタスクの追加・編集・完了ができます。誰かがタスクを完了させると、共有している全員のデバイスに反映されます。
リマインダーアプリの便利なショートカット
| 操作 | キーボードショートカット |
|---|---|
| 新規リマインダー(タスク)を追加 | Command + N |
| 新規リストを追加 | Command + Shift + N |
| 新規グループを追加 | Command + Option + N |
| タスクを完了にする | スペースキー(タスク選択時) |
| インデント(サブタスク化) | Command + ] |
| アウトデント(親タスク化) | Command + [ |
| タスクの詳細を表示/非表示 | Command + I |
| 旗を立てる/外す | Control + F |
| 優先度を高にする | Control + 1 |
| 優先度を中にする | Control + 2 |
| 優先度を低にする | Control + 3 |
便利な活用シーン別テンプレート
買い物リストとして活用
リストの種類を「ショッピングリスト」に設定すると、購入した商品にチェックを入れるとリストの下部に移動するようになります。売り場カテゴリ別に自動整理される機能もあり、スーパーでの買い物が効率的になります。
プロジェクト管理として活用
プロジェクト(グループ)
├── 要件定義(リスト)
│ ├── クライアントへのヒアリング
│ ├── 競合調査
│ └── 要件書作成
├── 設計(リスト)
│ ├── 画面設計
│ └── DB設計
└── 実装(リスト)
├── フロントエンド開発
└── バックエンド開発
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よくある質問(FAQ)
Q1. リマインダーの通知が届かない場合はどうすればいいですか?
まず「システム設定 → 通知」でリマインダーアプリの通知が「許可」になっているか確認してください。また「おやすみモード」や「集中モード」が有効になっていると通知が届かない場合があります。集中モードの設定でリマインダーを例外に追加することで解決できます。Macがスリープ状態の場合も通知が届かないため、iPhoneでも確認するようにしましょう。
Q2. 削除したリマインダーを復元できますか?
完了済みのリマインダーはサイドバー下部の「完了済み」スマートリストから確認できます。ただし完全に削除したリマインダーを復元する機能は標準では提供されていません。iCloudにバックアップされている場合は、iCloud.comにサインインしてリマインダーを確認してみてください。誤削除のリスクを減らすため、重要なタスクは削除する前に完了マークをつける習慣をつけることをおすすめします。
Q3. Googleカレンダーとリマインダーを連携できますか?
macOS標準のリマインダーアプリとGoogleカレンダーを直接連携することはできません。ただし、GoogleアカウントをMacのインターネットアカウントに追加すると、GoogleカレンダーのタスクをMacのリマインダーで表示・編集できる場合があります(「システム設定 → インターネットアカウント」からGoogleアカウントを追加して「リマインダー」をオンにする)。
Q4. リマインダーとメモアプリの違いは何ですか?
リマインダーは「期日と通知」を軸としたタスク管理ツールで、「やるべきこと」を管理します。一方メモアプリは「情報の記録」を目的としており、テキスト・画像・表などを自由に書き留めておく場所です。両者は連携しており、メモにチェックボックスを追加するとリスト的に使えますが、通知機能はありません。タスク管理にはリマインダー、情報整理にはメモと使い分けるのが最適です。
Q5. リマインダーアプリのデータをバックアップするには?
iCloudを有効にしていれば自動的にクラウドバックアップされます。ローカルバックアップも行いたい場合は、Macのバックアップ機能(Time Machine)を使うと確実です。また、リマインダーデータはmacOSのユーザーデータとしてTime Machineに含まれるため、定期的なTime Machineバックアップを設定しておくことをおすすめします。サードパーティアプリを使ってCSVやiCSL形式でエクスポートする方法もあります。
まとめ
Macのリマインダーアプリは、シンプルなタスクリストから高度なプロジェクト管理まで対応できる多機能ツールです。本記事で解説したポイントをまとめます。
- 基本操作: リスト作成・タスク追加はCommand+Nで素早く行える
- リマインダー設定: 日時・場所・繰り返しを組み合わせて通知を最適化
- Siri連携: 自然言語でスムーズにタスクを追加・管理できる
- iCloud同期: 全Appleデバイスでリアルタイム同期して管理の一元化
- スマートリスト: 条件に合うタスクを自動表示して優先度管理を効率化
- タグ・サブタスク: 複雑なプロジェクトも階層構造で整理できる
まずは「今日」スマートリストを毎朝確認する習慣から始めてみましょう。リマインダーアプリを使いこなすことで、やり忘れゼロの生産的な毎日を実現できます。
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