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OSがコマンドを実行する際に実行ファイルを探すディレクトリの一覧を管理する環境変数。PATHに追加されたフォルダのコマンドは、フルパスを指定せずにどこからでも実行できる。
詳しい解説
PATH(パス)は、オペレーティングシステムが実行ファイルを探すディレクトリの一覧を保存する環境変数です。コマンドプロンプトやPowerShellで python や git などのコマンドを入力したとき、OSはPATHに登録されているフォルダを順番に検索し、一致する実行ファイルを実行します。
たとえばPythonをインストールしても、インストール先ディレクトリがPATHに含まれていなければ python コマンドは「認識されません」と表示されます。この問題を解決するためにPATHを正しく設定することが開発環境構築の第一歩です。
WindowsでのPATH設定手順は以下の通りです。①「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」を開く。②「システムの詳細設定」をクリック。③「環境変数」ボタンをクリック。④「システム環境変数」または「ユーザー環境変数」の「Path」を選択して「編集」。⑤「新規」をクリックして追加したいフォルダのパスを入力する。⑥OKを押してコマンドプロンプトを再起動すると反映される。
PATHには複数のディレクトリを登録でき、Windowsではセミコロン(;)で区切ります。登録順序も重要で、同名のコマンドが複数存在する場合、PATH上で先に登録されているディレクトリのものが優先されます。ユーザー環境変数はそのユーザーのみに、システム環境変数はPC全体に適用されます。開発ツールはシステム環境変数よりユーザー環境変数に追加するほうが安全です。
Pythonをインストールしたのにコマンドプロンプトで python –version を実行しても「'python' は内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません」と表示される場面です。この場合、「設定」→「システムの詳細設定」→「環境変数」を開き、「Path」を編集して C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\Python\Python312 のようなインストール先を追加します。その後、コマンドプロンプトを開き直して python –version を実行すると Python 3.12.x と表示され、どのフォルダからでもPythonが使えるようになります。
別の呼び方
パス環境変数
環境変数PATH
PATH変数
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