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eSIMとは?設定方法とトラブルシューティング完全ガイド【2026年最新版】
「eSIMって最近よく聞くけど、いったい何なの?」「設定が難しそうで不安…」と感じている方は多いのではないでしょうか。
eSIMは、スマートフォンに内蔵されたデジタルSIMのことで、小さなカード(SIMカード)を差し替えなくても、オンラインの手続きだけで通信回線を使い始められる便利な仕組みです。2025年現在、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4大キャリアはもちろん、多くの格安SIMもeSIMに対応しており、最短数分で開通できるようになりました。
この記事では、「eSIMってそもそも何?」という基本のキから、対応機種の一覧、申し込み方法、iPhone・Androidそれぞれの設定手順、よくあるトラブルの解決法、海外旅行での活用法まで、初心者の方でも迷わず実践できるよう徹底解説していきます。
eSIMとは?従来のSIMカードとの違いをやさしく解説
そもそもSIMカードって何?
スマートフォンで電話やインターネットを使うには、「SIM(シム)」と呼ばれる仕組みが必要です。SIMには、あなたの電話番号や契約情報が記録されています。
従来のSIMカードは、爪の先ほどの小さなICチップで、スマートフォンの側面にある小さなトレイに差し込んで使います。携帯ショップで新しくスマホを契約したとき、店員さんが小さなカードを端末に入れてくれた経験がある方もいらっしゃるでしょう。あれがSIMカードです。
eSIMは「スマホに内蔵されたSIM」
一方の**eSIM(イーシム)**は、「embedded SIM(組み込み型SIM)」の略で、スマートフォン本体にあらかじめ組み込まれているSIMのことです。このeSIMの中に、通信会社(キャリア)の回線情報を後からダウンロードして書き込む仕組みです。
わかりやすく例えると、従来のSIMカードが「CDやDVD」だとすれば、eSIMは「ダウンロード配信」のようなものです。CDを買いに行かなくても、ネットからダウンロードすれば音楽が聴けるのと同じように、eSIMならカードを差し替えなくてもオンラインで通信サービスを使い始められます。
ここだけ覚えれば大丈夫!最低限の用語
- eSIMプロファイル:回線の設定データ一式。ダウンロードして端末に追加するもの
- EID:端末側のeSIMの識別番号。サポートへの問い合わせ時に求められやすい
- アクティベーション(開通):プロファイルを入れて「使える状態にする」こと
SIMカードとeSIMの違い早わかり表
| 項目 | 従来のSIMカード | eSIM |
|---|---|---|
| 形態 | 小さなICカード(物理的) | スマホに内蔵(デジタル) |
| 入手方法 | 店頭で受け取り or 郵送 | オンラインでダウンロード |
| 開通までの時間 | 数日〜即日 | 最短数分〜即日 |
| 差し替え | カードを物理的に入れ替え | 設定画面で切り替え |
| 紛失リスク | カードをなくす可能性あり | 本体内蔵なので紛失なし |
| 複数回線の利用 | SIMカードの枚数分必要 | 1台で複数の回線を管理可能 |
eSIMのメリットと知っておきたいデメリット
eSIMのメリット
1. 最短数分で即日開通できる オンラインで申し込めば、SIMカードの配送を待つ必要がありません。楽天モバイルなら最短3分、ahamoやpovoでも30分〜1時間程度で開通できます。「今すぐ使いたい!」という方にぴったりです。
2. 物理的なカードが不要 SIMカードの差し替えで使うピン(小さな針のような道具)を探す必要も、小さなカードを落として焦ることもありません。SIMカードの紛失や破損のリスクがゼロになります。
3. 1台のスマホで2回線を同時に使える(デュアルSIM) 「仕事用とプライベート用」「通話用とデータ通信用」「国内用と旅行用データ」など、1台のスマホで2つの電話番号を使い分けることができます。2台持ちの必要がなくなります。
4. 通信障害への備えになる ドコモ系とau系など、異なるキャリアの回線を1台に入れておけば、片方の回線に障害が起きてももう片方で通信できます。災害時の備えとしても安心です。
5. 海外旅行がもっと手軽に 渡航先の通信プランをeSIMでダウンロードしておけば、現地に着いた瞬間からインターネットが使えます。Wi-Fiルーターのレンタルや現地SIMカードの購入が不要になります。
6. 端末の売却・整理がスッキリ 不要になったeSIMは設定画面から消去できます。端末を手放す際も、物理カードの取り出し忘れがありません。
eSIMの注意点・デメリット
| 観点 | 注意点 |
|---|---|
| 対応機種 | eSIM対応の端末が必要。比較的新しい機種に限られる |
| SIMロック | 他社回線を入れるには、端末のSIMロック解除が必要な場合がある |
| 初期設定 | Wi-Fiなどのインターネット接続が必要 |
| データ回線 | iPhoneは同時に使えるデータ回線は基本1つ。通話中は片方が圏外表示になることも |
| 機種変更 | 「eSIM再発行」や「クイック転送」の手続きが必要になる |
| 誤削除リスク | うっかり消すと再発行が必要に。トラブル対応目的での削除は基本NG |
| 店頭サポート | オンライン前提のため、店頭対応には手数料(3,850円程度)がかかることが多い |
ポイント: eSIMは万能ではありません。端末とキャリアの両方が対応している必要があります。また、QRコードや発行コードは「使い回しできない」ことが多いため、うっかり削除してしまうと再発行が必要になります。
eSIMに対応しているスマートフォン一覧
「自分のスマホはeSIMに対応しているの?」という確認方法と、主な対応機種を紹介します。
まず自分の端末を確認する方法
iPhoneの場合: 「設定」→「一般」→「情報」を開き、「EID」という項目があればeSIM対応です。
Androidの場合: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開いて、「eSIMを追加」という項目が表示されれば対応しています。
確認ポイントは3つだけです。
- 端末がeSIM対応か(EIDが確認できるか)
- キャリアがeSIMに対応しているか(日本の主要キャリアは概ね対応済み)
- SIMロックが残っていないか(他社回線を入れるなら必須確認)
iPhoneの対応機種
iPhoneは2018年発売のiPhone XS/XS Max/XR以降のすべてのモデルがeSIMに対応しています。
| シリーズ | 対応機種 | 特徴 |
|---|---|---|
| iPhone 17シリーズ(2025年) | iPhone 17 / 17 Pro / 17 Pro Max / iPhone Air | eSIM専用(物理SIMトレイなし) |
| iPhone 16シリーズ(2024年) | iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max | 物理SIM+eSIM、デュアルeSIM対応 |
| iPhone 16e(2025年) | iPhone 16e | 物理SIM+eSIM対応 |
| iPhone 15シリーズ | iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max | 物理SIM+eSIM、デュアルeSIM対応 |
| iPhone 14シリーズ | iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | 物理SIM+eSIM、デュアルeSIM対応 |
| iPhone 13シリーズ | iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max | 物理SIM+eSIM、デュアルeSIM対応 |
| iPhone 12シリーズ | iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | 物理SIM+eSIM |
| iPhone 11シリーズ | iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | 物理SIM+eSIM |
| iPhone SE | SE(第2世代)/ SE(第3世代) | 物理SIM+eSIM |
| iPhone XS/XR(2018年) | iPhone XS / XS Max / XR | 物理SIM+eSIM |
ポイント: iPhone 13以降は「デュアルeSIM」に対応しており、物理SIMカードなしでeSIMだけで2回線を運用できます。2025年発売のiPhone 17シリーズ(日本版)はいよいよ物理SIMトレイが廃止されeSIM専用になりました。
Androidの主な対応機種
Androidは機種が非常に多いため、代表的なメーカーごとにまとめます。
Google Pixel: Pixel 4以降のほぼすべて(Pixel 6〜10シリーズなど)。Pixel 7以降は条件付きで2つのeSIMを同時利用可能。
Samsung Galaxy: Galaxy S20以降、Galaxy Z Flip4以降、Galaxy Z Fold4以降、Galaxy A55 5Gなど。最新のGalaxy S25シリーズも対応。
SHARP AQUOS: AQUOS sense6以降、AQUOS R7以降のほとんどが対応。
Sony Xperia: Xperia 1 IV以降、Xperia 5 IV以降、Xperia 10 IV以降が対応。
OPPO: OPPO Reno7 A以降、OPPO A79、OPPO Find X8など。
Xiaomi: Xiaomi 13T以降、Redmi Note 13 Proなど。
Motorola: razr 40以降、moto g64 5Gなど。
eSIMの種類と活用パターン
eSIMの使い方にはいくつかのパターンがあります。自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
パターン1:物理SIM+eSIMの「デュアルSIM」
最もポピュラーな使い方です。従来のSIMカード1枚をスマホに入れたまま、eSIMでもう1回線を追加します。「ドコモの物理SIMで通話」+「格安SIMのeSIMでデータ通信」という組み合わせで通信費を節約できます。
パターン2:eSIM+eSIMの「デュアルeSIM」
iPhone 13以降なら、物理SIMカードを使わずにeSIMだけで2回線を運用できます。Pixel 7以降も条件付きで対応。SIMカードの差し替えが一切不要になります。
パターン3:eSIM単体での利用
eSIMだけで1回線を使うシンプルな方法。新規契約や乗り換え時にeSIMを選ぶだけでOKです。
活用シーン別おすすめ組み合わせ
| 活用シーン | おすすめの組み合わせ | メリット |
|---|---|---|
| 仕事とプライベートの使い分け | メイン回線+サブ回線 | 1台で2つの電話番号を管理 |
| 通信費の節約 | 通話用プラン+格安データSIM | 月々のスマホ代を大幅に削減 |
| 通信障害への備え | ドコモ系+au系など異なる回線 | 障害時も通信を確保 |
| 海外旅行 | 国内SIM+海外プリペイドeSIM | 現地到着後すぐに通信可能 |
eSIMの申し込み方法【キャリア別ガイド】
eSIMの申し込みは、基本的にオンラインで完結します。ここでは主要キャリアごとの流れをご紹介します。
申し込みの前に準備するもの
どのキャリアでも共通で必要なものは以下の通りです。
- eSIM対応のスマートフォン(SIMロック解除済みであること)
- 本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)
- クレジットカード(支払い用)
- 安定したWi-Fi環境(eSIMのダウンロード時に必要)
- MNP予約番号(他社から乗り換えの場合。ワンストップMNP対応なら不要)
日本の主要キャリアのiPhone向けeSIM対応方式
| キャリア | キャリアアクティベーション | クイック転送 | QR/アプリなど |
|---|---|---|---|
| NTT DOCOMO | ✓ | ✓ | ✓ |
| au | ✓ | ✓ | ✓ |
| SoftBank | ✓ | ✓ | ✓ |
| 楽天モバイル | ✓ | ✓ | ✓ |
| UQ mobile | ✓ | ✓ | ✓ |
| Y!mobile | ✓ | ✓ | ✓ |
| LINEMO | — | ✓ | ✓ |
| povo | — | ✓ | ✓ |
| J:COM | — | ✓ | ✓ |
| BIGLOBE | — | ✓ | ✓ |
NTTドコモ/ahamo
ドコモ本体は全プランでeSIM対応。オンラインショップなら発行手数料無料(店頭は3,850円)。ahamoは月額2,970円で30GB+5分かけ放題のオンライン専用プランで、最短即日開通可能。海外82の国と地域でも追加料金なしでデータ通信が使えます。
申し込みの流れ: ドコモオンラインショップまたはahamo公式サイトにアクセス → SIMタイプで「eSIM」を選択 → eKYC(オンライン本人確認)で顔写真と本人確認書類を撮影 → 審査完了後にeSIMプロファイルをダウンロード → 開通。
ドコモは「eSIMクイック転送」や「Android eSIM転送機能」を使うと、本体の設定からeSIM再発行が可能で、申し込み手続きが不要になります。
au/povo/UQモバイル
auは全プランでeSIM対応。povo 2.0は基本料0円のトッピング制で、データ3GB(30日間)が990円、20GB(30日間)が2,700円など、使いたい分だけ購入できるのが特徴。UQモバイルはau回線の安定したサブブランドで月額2,728円〜。
申し込みの流れ(povo 2.0): povo専用アプリ(スマホ限定)から申し込み → SIMタイプで「eSIM」を選択 → 本人確認書類をアップロード → 審査完了後にeSIMを有効化(受付時間:9:30〜20:00)→ 約30分でMNP完了可能。
ソフトバンク/LINEMO/ワイモバイル
ソフトバンクは全プランでeSIM対応。LINEMOはソフトバンク回線のオンライン専用ブランドで月額990円〜10GB。LINEのトーク・通話がデータ消費ゼロの「LINEギガフリー」が人気です。
注意: ソフトバンク系は2025年8月以降、オンラインでも事務手数料3,850円がかかるようになりました(eSIM再発行はオンラインなら無料)。
申し込みの流れ(LINEMO): LINEMO公式サイトにスマートフォンからアクセス(PC不可)→ SIMタイプで「eSIM」を選択 → eKYCで本人確認 → 審査通過後にeSIMプロファイルをダウンロード → 最短即日開通。
楽天モバイル
eSIM推進に最も積極的なキャリアです。「Rakuten最強プラン」は3GBまで月額1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円の3段階従量制。Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料。
申し込みの流れ: my楽天モバイルアプリまたはWebサイトから申し込み → SIMタイプで「eSIM」を選択 → AIかんたん本人確認で最短3分で本人確認完了 → 即日開通。事務手数料・eSIM再発行手数料ともに0円です。
eSIMの設定方法:全体の流れを把握しよう
どの端末・キャリアでも、設定の大きな流れは共通しています。まずこの全体像を頭に入れると、迷いにくくなります。
[開始]
↓
端末がeSIM対応?(EIDが確認できる)
↓ YES
SIMロック解除済み?(他社回線を入れる場合)
↓ OK
どの方法で開通する?
├── QRコードで追加(最も一般的)
├── キャリアアプリ/マイページから
├── 手動入力(SM-DP+/有効化コード)
└── 端末間転送(クイック転送等)
↓
Wi-Fiに接続してプロファイルをダウンロード
↓
回線名を付ける・データ回線を選ぶ
↓
通信テスト(通話/SMS/データ)
↓ OK
[完了]
方法別の所要時間の目安
| 方法 | 目安時間(初心者) | 失敗しやすいポイント |
|---|---|---|
| QRコードで追加 | 5〜15分 | 1台しかないと「自分の画面を自分で読む」ができず詰まりやすい |
| キャリアのアプリ/マイページ | 10〜20分 | ログイン情報が不明/本人確認で止まる |
| 手動入力(有効化コード等) | 10〜25分 | 入力ミスが多い(0/O、1/Iなど) |
| 端末間転送(クイック転送等) | 15〜30分 | OS要件や対応キャリアで差が出る |
iPhoneのeSIM設定手順【ステップバイステップ】
事前に確認すること
- iPhoneがWi-Fiに接続されていること
- iOSが最新バージョンにアップデートされていること
- キャリアから届いた「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」メールを確認していること
- QRコードを表示するための別の端末(パソコン、タブレット、家族のスマホ)があると便利
方法①:QRコードで設定する(最も一般的)
ステップ1: ホーム画面から**「設定」**アプリを開きます。
ステップ2: **「モバイル通信」**をタップします。
ステップ3: **「eSIMを追加」**をタップします(iOS 16以前は「モバイル通信プランを追加」)。
ステップ4: **「QRコードを使用」**を選びます。
ステップ5: カメラが起動するので、別の端末に表示したQRコードを画面のフレーム内に収めて読み取ります。
ステップ6: 「モバイル通信プランが検出されました」と表示されたら、**「続ける」**をタップします。
ステップ7: **「モバイル通信プランを追加」**をタップします。確認コードの入力を求められた場合は、キャリアから提供されたコードを入力してください。
ステップ8: ダウンロードが完了すれば設定完了です!画面上部にアンテナマークが出れば成功です。
iOS 17.4以降の便利機能: メールやWebサイトに表示されたQRコードを長押し(ロングタップ)するだけで「eSIMを追加」を選べるようになりました。別の端末がなくても設定しやすくなっています。
方法②:キャリアアプリから設定する
ステップ1: App Storeからキャリアのアプリをダウンロードしてログインします(My docomo、my楽天モバイルなど)。
ステップ2: アプリ内の「eSIM開通手続き」や「eSIMのダウンロード」の案内に従って操作します。
ステップ3: 画面の指示通りに進めば、QRコードを使わずにeSIMがインストールされます。
方法③:手動入力で設定する(QRが読めないとき)
「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「詳細情報を手動で入力」を選択し、キャリアから提供されたSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力します。入力ミス(0とO、1とIなど)に気をつけてコピー&ペーストで入力するのがおすすめです。
方法④:eSIMクイック転送(機種変更時に便利)
iPhone同士でeSIMを移行する場合、eSIMクイック転送という便利な機能が使えます。キャリアに連絡する必要がなく、数分で転送が完了します。
条件:
- 転送元・転送先の両方がiOS 16以降(推奨はiOS 18以降)
- Bluetoothがオン
- キャリアがクイック転送に対応(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど主要キャリアは対応済み)
手順: 新しいiPhoneで「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「近くのiPhoneから転送」を選択 → 古いiPhoneに確認通知が届くので「SIMを転送」をタップ → 転送完了を待つ。古いiPhoneのeSIMは自動的に無効になります。
AndroidのeSIM設定手順【ステップバイステップ】
Google Pixel(標準的なAndroid端末)の場合
ステップ1: **「設定」**アプリを開きます。
ステップ2: **「ネットワークとインターネット」**をタップします。
ステップ3: **「SIM」**をタップします。
ステップ4: 「+」アイコンまたは**「SIMを追加」**をタップします。
ステップ5: **「eSIMを設定」**をタップします。
ステップ6: カメラが起動するので、QRコードを読み取ります。手動入力も可能です(「QRコードが読み取れないときは、コードを手動で入力」を選択)。
ステップ7: キャリア名が表示されたら**「ダウンロード」**をタップします。
ステップ8: ダウンロード完了後、「SIMを使用」をオンにして完了です。
物理SIM→eSIM変換: Pixelでは設定から物理SIMをeSIMに変換できる手順があります。ただし、変換後は物理SIMが使えなくなります。必要な場合はキャリアで再発行が必要です。
Samsung Galaxyの場合
「設定」→ 「接続」 → 「SIMマネージャー」 → 「eSIMを追加」 → 「QRコードをスキャン」(または「有効化コードを入力」)→ 画面の指示に従ってダウンロード → 完了。
eSIMインスタント転送: Galaxy同士の機種変更時は「eSIMインスタント転送」を使うと、通信事業者に連絡せずに転送できる場合があります(端末・キャリア条件に依存)。
AQUOS・Xperia・OPPO・Xiaomiなどの場合
メーカーによってメニュー名が少し違います。設定画面の検索欄で「SIM」「eSIM」「モバイルネットワーク」を検索するのが一番早いです。
目安の操作ルート: 「設定」→「ネットワークとインターネット」(または「接続」)→「SIM」(または「SIMマネージャー」)→「eSIMを追加」→ QRコードを読み取り or 手動入力
デュアルSIMの設定と使いこなし
eSIMを追加したあとに大切なのが、どちらの回線で何をするかの設定です。
iPhoneの場合
設定でやることは主に3つです。
- 2回線ともオンにする:「設定」→「モバイル通信」で、追加したeSIMの回線が「オン」になっているか確認。
- モバイルデータ通信の回線を選ぶ:「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で、インターネット通信に使う回線を指定。「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、片方が圏外のときに自動で切り替わります。
- 音声通話のデフォルト回線を選ぶ:「設定」→「モバイル通信」→「デフォルト音声回線」で通話に使う番号を設定。
注意: iPhoneはデータ通信に使える回線は基本1つです。通話中は、もう一方の回線が圏外表示になることがあります(これは仕様です)。
Androidの場合
Pixelの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」から、通話・SMS・データ通信それぞれに使う回線を選択できます。デュアルSIM設定の詳細はキャリアや機種の公式サポートも参照してください。
機種変更時のeSIM移行方法
スマホを買い替えたとき、eSIMの移行はどうすればいいのでしょうか。
機種変更の流れ(全パターン共通の事前準備)
機種変更の前に、以下を確認しておきましょう。
- 旧端末で回線が生きているか確認(5分)
- 新端末をWi-Fiへ接続(2分)
- EID/IMEIをメモ(念のため)(3分)
iPhone → iPhoneの場合
**「eSIMクイック転送」**が最もかんたんです(前述の手順を参照)。対応キャリアなら数分で転送完了。クイック転送が使えない場合は、キャリアのマイページからeSIM再発行を手続きし、新しいiPhoneでQRコードをインストールします。
Android → Androidの場合
Android 12以降の端末では「Android eSIM転送」が利用できる場合があります(Google Play開発者サービス等の要件あり)。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを追加」→「移行」の手順で転送可能。対応していない場合はキャリアのマイページからeSIM再発行を行います。
iPhone ↔ Androidの場合
キャリアにeSIM再発行を依頼するのが最も確実です。古い端末でeSIMプロファイルを削除し、キャリアのマイページから再発行手続きを行い、新しい端末でQRコードを読み取ります。
再発行手数料の目安
大手キャリアはオンライン手続きなら無料です(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ahamo、povo、LINEMO、UQモバイル、ワイモバイル)。店頭で手続きする場合は2,200〜3,850円の手数料がかかります。IIJmioなど一部の格安SIMでは再発行時に220〜433円の手数料が発生します。
eSIMを「削除してよい」タイミング
⚠️ 重要な注意: Appleは、トラブルシューティング目的でeSIMを消去するのは避けるよう明確に案内しています。消去すると新しいeSIMを入手し直す(再発行)が必要になるためです。
削除してよい代表的なケースは以下の通りです。
- 回線(番号/データプラン)を別端末に移した
- 端末を売却・譲渡・下取りに出す
- 使用期限が切れた旅行用eSIM
トラブルが起きたときは、削除する前に「機内モードのオン/オフ」「再起動」「キャリア設定のアップデート確認」など、戻せる手順から試すのが基本です。
海外旅行でeSIMを活用する方法
海外旅行でのeSIM活用は、Wi-Fiルーターのレンタルや現地SIMの購入と比べて、手軽さとコストパフォーマンスに優れています。
海外旅行向けのおすすめeSIMサービス
Airalo(エラロ) は世界200以上の国と地域に対応し、1GB/7日で約700円〜とコスパ抜群。アプリ内で完結する操作のわかりやすさが魅力です。
trifa(トリファ) は日本企業が運営しており、24時間365日の日本語サポートがあるので初心者にも安心。200以上の国に対応し、590円〜利用できます。
Holafly(オラフライ) はデータ無制限プランが基本のサービス。残りのデータ量を気にせず使えるのが最大のメリット。LINEやチャットで日本語サポートも受けられます。
海外eSIMの設定手順(損しないための鉄板パターン)
出発前(日本にいるうちに):
ステップ1: 渡航先に合ったeSIMプランを購入(アプリやWebサイトから)。
ステップ2: Wi-Fi環境で、スマホにeSIMプロファイルをインストールします。
ステップ3: インストールしたeSIMはまだオフのままにしておきます(サービスによっては有効化した瞬間から期間がカウントされるため)。
現地到着後:
ステップ4: 機内モードをオフにします。
ステップ5: 「設定」→「モバイル通信」で海外eSIMをオンにします。
ステップ6: 「データローミング」をオンにします(海外eSIMの多くはこの設定が必要です)。
ステップ7: 「モバイルデータ通信」の回線を海外eSIMに切り替えます。
ステップ8: 日本のSIMの「データローミング」はオフのままにしてください(高額請求の防止)。
帰国後: 海外eSIMをオフにして、モバイルデータ通信を日本のSIMに戻します。不要になった海外eSIMは削除してOKです。
デュアルSIM活用のコツ
海外eSIMは多くの場合データ通信専用で、電話番号が付きません。そこで、日本のSIMは「音声通話とSMS用」、海外eSIMは「データ通信用」として使い分けるのがベストです。日本の電話番号でSMSを受信しながら(二段階認証などに便利)、海外のデータ通信は格安のeSIMで行えます。
注意: 緊急通報やSMSの扱いは端末・設定によって差が出るため、「通話に使う回線」は日本の主回線にしておくのが安全です。
なお、楽天モバイルは海外でも毎月2GBまで追加料金なし、ahamoは海外91の国・地域で30GBが追加料金なしのため、短期旅行なら別途eSIM購入不要なケースもあります。
eSIMのセキュリティとプライバシー
eSIMは安全?「SIMスワップ詐欺」との関係
eSIMは便利ですが、**電話番号そのものを狙う犯罪(SIMスワップ詐欺)**のリスクはeSIMになっても変わりません。SIMスワップ詐欺とは「個人情報を不正取得 → 本人になりすまして携帯会社へ連絡 → 電話番号を第三者の端末へ移行させる不正」です。日本でもeSIMの不正契約・乗っ取りの注意喚起が出ています。
家庭でできる現実的な対策
- 携帯会社の会員ページに暗証番号(PIN)や追加認証を設定する(できる範囲で)
- SMS認証しかないサービスは、可能なら認証アプリへ切り替える(資産系サービスほど優先)
- 不審なSMS・メールのリンクを開かない(まず公式アプリ・公式サイトから確認)
QRコード・有効化コードの安全な扱い方
QRコードや有効化コードは、eSIMプロファイルを端末に入れる「鍵」です。最低限のルールを守りましょう。
- QRコード(画像)をSNSで共有しない
- 家族内でも、設定が完了するまでスクショ共有を控える(必要なら設定後に削除)
- 旅行eSIMなどは、設定が終わるまでメール・購入履歴を保管しておく(再発行条件は事業者次第)
端末の売却・修理・初期化前にやること
- 端末を売却・下取りに出す前: eSIMの消去が必要な場面がある(設定からプランを削除)
- 修理・交換後: eSIM利用者はキャリアに問い合わせて新しいeSIM設定が必要になる場合がある
- iOS 17以降: 初期化の流れで「eSIMを保持してデータを消去」か「eSIMを削除して消去」か選べる
eSIM対応のおすすめ格安SIM
eSIMで格安SIMを使えば、月々のスマホ代を大幅に節約できます。
楽天モバイル ── 実質「格安」な大手キャリア
月額1,078円(3GBまで)〜3,278円(無制限)の従量制。Rakuten Linkアプリで国内通話が無料。事務手数料・eSIM再発行手数料ともに0円。海外2GBも無料付帯。コスパ最強の選択肢。
LINEMO ── LINEがギガフリーで使い放題
月額990円〜の段階制プラン(最大10GB)。LINEのトーク・通話のデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が最大の魅力。ソフトバンクの安定した回線品質。
povo 2.0 ── 基本料0円のトッピング型
月額基本料が0円で、必要な時だけデータを購入する方式。スマホをあまり使わない月は0円で維持できるため、サブ回線や通信障害の備えとして人気。
IIJmio ── 格安SIMの老舗で安心感抜群
音声eSIMは月額850円(2GB)〜。格安SIMのeSIM対応の先駆者として長年の実績あり。ドコモ回線とau回線から選べます。大容量プランもコスパ良好。
日本通信SIM ── 月額290円からの超格安
「合理的シンプル290プラン」は月額290円で1GBという驚きの安さ。1GBを超えても220円/1GBで追加可能。とにかく安くeSIMを使いたい方、サブ回線が欲しい方におすすめ。
mineo ── 独自サービスが光る
月額990円で最大1.5Mbpsの速度でデータ使い放題になる「マイそくスタンダード」が人気。ユーザー同士でデータをシェアできる「フリータンク」など独自の仕組みも魅力(ドコモ・au回線でeSIM対応)。
トラブルシューティング【症状別の対処法】
eSIMの設定中や利用中に困ったときは、以下の表を参考にしてください。
| 症状 | ありがちな原因 | まず試すこと(安全な順) |
|---|---|---|
| QRコードが読み取れない | 画面が暗い/ピントが合わない/同一端末でQRを表示している | 画面を明るく・距離を変える。無理なら手動入力に切り替え |
| eSIMがアクティベートできない(圏外のまま) | Wi-Fi未接続、OS未更新、回線が割り当てられていない | Wi-Fi接続→OS最新→機内モードON/OFF→回線OFF/ON→再起動。キャリア設定更新も確認 |
| デュアルSIMで片方が「圏外」表示 | iPhoneの仕様(通話中は片回線が待受不可)、Wi-Fi通話設定 | iPhoneは仕様。必要なら「Wi-Fi通話」を有効化し「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオン |
| eSIMを消したら戻らない | 削除=プロファイル消去で再ダウンロード不可 | キャリアに再発行を依頼。次からはトラブル対応での消去は避ける |
| QRを再読み込みするとエラー | 使い回し不可、削除済み、確認コードの入力ミス | 同じQRを再使用していないか確認。必要なら再発行 |
| データ通信だけ繋がらない | APN未設定(特にMVNO)、データ回線の選択が別回線 | データ回線の選択を確認。必要ならAPN設定や再起動 |
| SIMロックのエラーが出る | 他社回線を入れようとしているがSIMロックが残っている | 購入元キャリアのオンラインショップでSIMロック解除を申請 |
| 設定画面に「eSIMを追加」が表示されない | 端末がeSIM非対応 or SIMロック解除が未完了 | 機種のeSIM対応を確認。SIMロック解除状況は「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で確認 |
重要: Appleは、通信事業者から指示されない限り、トラブル対応としてeSIMを消去するのは避けるよう明示しています。まず機内モードの切り替え・再起動・キャリア設定更新など「戻せる手順」から試してください。
キャリアへ問い合わせる前のチェックリスト
これを揃えておくと、サポートとのやり取りがスムーズになります(Appleも問い合わせ前の準備として案内しています)。
端末情報
- 機種名(例:iPhone 16、Pixel 9など)
- OSバージョン(iOS/Android)
- IMEI / EID(iPhoneは「設定」→「一般」→「情報」)
回線情報
- 契約キャリア名、電話番号
- キャリア会員ページのログイン情報・暗証番号(PIN)
症状の記録
- 表示されたエラーメッセージ(スクリーンショット or メモ)
- いつから・何をした直後に起きたか(例:機種変更後、eSIM削除後など)
環境
- Wi-Fiは安定しているか(別のWi-Fiでも試したか)
- VPN・企業Wi-Fiなど制限のある回線を使っていないか
よくある質問(FAQ)
Q. eSIMは無料で使えますか?
eSIMの発行自体は、大手キャリアのオンライン手続きなら無料です。ただし、通信サービスの月額料金は別途かかります。店頭で手続きする場合は3,850円程度の手数料が発生するキャリアもあります。
Q. eSIMと物理SIMは同時に使えますか?
はい、使えます。 デュアルSIM対応のスマホなら、物理SIMとeSIMで2回線を同時に利用できます。iPhone 13以降はeSIM×2のデュアルeSIMも可能です。
Q. 同じスマホにeSIMを何個も入れられますか?
端末によります。iPhoneも複数回線の管理が可能ですが、同時利用できる回線数は端末・キャリアに依存します。Pixel 7以降は条件付きで2つのeSIMを同時利用できます。Windowsのゲット(eSIM搭載PC)は複数プロファイルを入れて切り替えて使えます。
Q. eSIMにしても電話番号は変わりませんか?
変わりません。 SIMカードからeSIMに変更しても、MNP(番号ポータビリティ)でeSIMを選んでも、これまでの電話番号はそのまま引き継がれます。
Q. QRコードは一度読み込んだら捨てていいですか?
設定が完全に終わるまでは保管が無難です。再読み込みでエラーになったり、削除後は再発行が必要になるケースがあります。設定完了後は削除してOKです。
Q. 機種変更で「eSIMが引き継げない」のはなぜですか?
キャリア側の対応方式(クイック転送対応・非対応)や、OS要件(Android 12+等)、端末の組み合わせによって変わります。対応していない場合はキャリアにeSIM再発行を依頼してください。
Q. eSIMの削除はトラブル解決になりますか?
基本的におすすめしません。 Appleはキャリアの指示がない限り、トラブル対応としてのeSIM消去は避けるよう注意しています。削除すると再発行が必要になります。まずは再起動・機内モード切替など「戻せる操作」を先に試してください。
Q. SIMロック解除は必要ですか?
2021年10月以降に発売されたスマホは原則としてSIMロックなし(SIMフリー)で販売されているため、解除は不要です。それ以前の機種は購入元キャリアでSIMロック解除が必要です(多くのキャリアでオンラインから無料で解除可能)。
まとめ:eSIMで、もっと自由なスマホライフを
eSIMは「オンラインで申し込むだけで即日開通」「1台で2回線使える」「海外旅行がラクになる」など、従来のSIMカードにはなかった自由度の高さが魅力です。一方で、「端末・キャリアの両方が対応している必要がある」「QRコードは使い回しできない」「誤って削除すると再発行が必要」といった注意点もしっかり押さえておくことが大切です。
2025年のiPhone 17シリーズが日本でもeSIM専用になったことが象徴するように、eSIMはこれからのスマートフォンの「当たり前」になっていきます。今のうちにeSIMの使い方に慣れておけば、今後の機種変更やキャリア乗り換えもスムーズにこなせるようになるでしょう。
まずはお使いのスマホがeSIMに対応しているか確認するところから、始めてみてくださいね。
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