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iPhone天気ウィジェットが東京になる時の直し方【2026年最新】

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iPhoneの天気ウィジェットや天気アプリが、自分のいる場所ではなく「東京」の天気を表示してしまう——結論から言うと、原因のほとんどは位置情報サービスがオフになっているか、天気アプリに位置情報の利用が許可されていないことです。iPhoneの天気アプリは現在地を取得できないとき、日本国内では代表都市として「東京」を表示する仕様になっています。つまり「天気が東京になる」のは故障ではなく、位置情報まわりの設定を見直せば数分で直せるトラブルです。

この記事では、2026年6月時点の最新環境(iOS 26/iPadOS 26)の画面名称に合わせて、「iPhoneの天気が東京になる」「天気ウィジェットが東京のまま動かない」という症状の原因と直し方を、設定画面のたどり方から1ステップずつ解説します。iPhoneだけでなく、同じ症状が出やすいiPadの天気が東京になる場合の対処法もカバーしています。上から順に試していけば、ほぼ確実に現在地の天気が表示されるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • iPhoneの天気が「東京になる」本当の理由(デフォルト都市の仕組み)
  • 位置情報サービス・天気アプリの権限・「正確な位置情報」の正しい設定方法
  • 天気ウィジェットだけ東京のままになるときの直し方(編集・再設置・キャッシュ対策)
  • 天気アプリの「マイ都市」リストの整理方法と「現在地」との違い
  • iPadの天気が東京になる場合の対処法(Wi-Fiモデル特有の注意点)
  • どうしても直らないときの最終チェックリスト

iPhoneの天気が「東京になる」のはなぜ?原因早見表

まず大前提として知っておきたいのが、「東京」はiPhoneがあなたの居場所をわざと間違えているわけではないという点です。Apple純正の天気アプリは、現在地の位置情報を取得できなかったとき、空白のまま表示するのではなく「あらかじめ決められた代表都市」の天気を表示する仕組みになっています。日本で使われているiPhoneでは、この代表都市(デフォルト都市)が東京に設定されているため、位置情報が取れない状態では全国どこにいても「東京」の天気が出てしまうのです。

言い換えると、「天気が東京になる」という症状は、iPhoneからの「いま現在地が取得できていません」というサインそのものです。したがって直すべきポイントは天気アプリ本体というより、位置情報の取得を妨げている設定にあります。原因は大きく分けて次の8パターンです。自分の症状に近いものから対処法へ進んでください。

原因 症状の特徴 対処法
位置情報サービス自体がオフ 天気だけでなくマップなど他のアプリでも現在地が出ない 対処法1
天気アプリの位置情報権限が「しない」 マップでは現在地が出るのに天気だけ東京になる 対処法2
権限が「使用中のみ」でウィジェットが更新できない アプリを開くと直るが、しばらくするとウィジェットが東京に戻る 対処法2
「正確な位置情報」がオフ 東京ではないが、隣の市や別の区など微妙にずれた場所が出る 対処法3
ウィジェットの場所設定が「東京」に固定 天気アプリは現在地なのにウィジェットだけ東京になる 対処法4
ウィジェットの表示キャッシュの不具合 設定はすべて正しいのに表示だけが古いまま更新されない 対処法5
マイ都市リストの先頭が「東京」 天気アプリを開くと毎回まず東京が表示される 対処法6
iOSの一時的な不具合・GPSの取得エラー 昨日まで正常だったのに突然東京になった 対処法7

なお、iPad(特にWi-Fiモデル)で天気が東京になる場合は、iPhoneとは事情が少し異なります。後半の「iPadの天気が東京になる場合の対処法」の章で詳しく解説しているので、iPadユーザーの方はそちらも合わせてご確認ください。

30秒でできる切り分け:マップアプリで現在地を確認する

原因の切り分けに便利なのが、純正の「マップ」アプリを使った簡易診断です。マップを開いて画面右上の位置矢印アイコンをタップし、青い点が自分のいる場所に正しく表示されるかを見てください。マップでも現在地が出ない(または許可を求められる)なら、iPhone全体の位置情報設定の問題なので対処法1から、マップでは正しい位置が出るのに天気だけ東京になるなら、天気アプリの権限かウィジェット側の設定の問題なので対処法2〜5を重点的に確認すればよい、と一気に絞り込めます。やみくもに設定を触る前に、この30秒の切り分けをしておくと遠回りせずに済みます。

「現在地」と「マイ都市」の違いを理解しておく

対処に入る前に、天気アプリの基本構造を押さえておくと設定で迷いません。Apple純正の天気アプリには、大きく分けて2種類の表示があります。

  • 現在地:位置情報サービスを使って、iPhoneがいまある場所の天気を自動表示するもの。都市リストの先頭に位置アイコン(矢印マーク)付きで表示されます。
  • マイ都市:自分で検索して追加した固定の都市。引っ越し前の街や旅行先などを登録しておける「お気に入りリスト」です。

ウィジェットやロック画面に表示される天気は、この「現在地」か「マイ都市のどれか」のいずれかを参照しています。位置情報が取得できないと「現在地」の枠が機能せず、デフォルトの東京が表示される——これが「天気が東京になる」現象の正体です。また、過去に何らかの操作で「東京」がマイ都市として登録され、ウィジェットがそれを参照しているパターンもあります。以降の対処法でこの両方を順番に潰していきます。

対処法1:位置情報サービスをオンにする【天気が東京になる最大の原因】

最初に確認すべきは、iPhone全体の位置情報サービスです。ここがオフだと、天気アプリを含むすべてのアプリが現在地を取得できなくなり、天気は必ず東京(デフォルト都市)になります。「ストレージの節約やバッテリー対策のために位置情報を切った」「中古で買ったiPhoneの初期設定でオフにした」というケースが非常に多いポイントです。

  1. ホーム画面から「設定」アプリを開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」をタップする
  3. 一番上にある「位置情報サービス」をタップする
  4. 最上部の「位置情報サービス」のスイッチが緑色(オン)になっているか確認する
  5. オフになっていたらタップしてオンに切り替える

オンに切り替えたら、一度天気アプリを開いて画面を下に引っ張り、表示を更新してみてください。位置アイコン付きの「現在地」が表示され、自分の住んでいる市区町村名と天気が出れば解決です。

位置情報サービスがすでにオンだった場合

スイッチがすでにオンなのに天気が東京になる場合は、「iPhone全体としては位置情報が使えるが、天気アプリだけが許可されていない」状態が疑われます。そのまま次の対処法2へ進んでください。また、機内モードがオンのままだと位置情報の補正に使う通信ができず、現在地の取得に失敗することがあります。コントロールセンター(画面右上から下にスワイプ)で機内モードがオフになっているかも合わせて確認しておきましょう。

対処法2:天気アプリの位置情報権限を「常に」に変更する

iPhoneの位置情報はアプリごとに許可・不許可を設定できます。天気アプリの権限が「しない」になっていると、位置情報サービス全体がオンでも天気だけが東京になります。さらに見落としがちなのが、「このAppの使用中」設定とウィジェットの相性問題です。

ホーム画面やロック画面のウィジェットは、天気アプリを開いていない間(バックグラウンド)に自動更新されます。権限が「このAppの使用中」だと、アプリを閉じている間は位置情報を取得できないため、「アプリを開いた直後は現在地なのに、時間が経つとウィジェットが東京に戻る」という中途半端な症状が起こります。ウィジェットで現在地の天気を使いたい場合は「常に」を選ぶのがApple公式の推奨設定です。

  1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を開く
  2. アプリ一覧をスクロールして「天気」をタップする
  3. 「位置情報の利用を許可」の選択肢から「常に」を選ぶ(少なくとも「このAppの使用中」以上にする)
  4. 同じ画面の「正確な位置情報」もオンになっているか確認する(詳細は対処法3)
  5. 天気アプリとウィジェットの表示が現在地に変わったか確認する

「常に」にするとバッテリーや プライバシーは大丈夫?

「常に」と聞くと電池消費やプライバシーが気になるかもしれませんが、天気アプリの位置取得は数十分〜数時間に1回程度の低頻度で、バッテリーへの影響はごくわずかです。またiOSでは、バックグラウンドで位置情報を使ったアプリは「設定」の位置情報サービス画面に紫色の矢印アイコンで表示されるため、利用状況はいつでも確認できます。どうしても「常に」を避けたい場合は「このAppの使用中」のままでも構いませんが、その場合はウィジェットの現在地更新が遅れる(古い場所や東京に戻る)ことがある、と理解しておきましょう。

一覧に「天気」が見つからないとき

位置情報サービスのアプリ一覧は「位置情報を一度でも要求したアプリ」だけが並びます。天気アプリが見当たらない場合は、いったん天気アプリを開いてください。初回起動時と同じように位置情報の許可を求めるダイアログが表示されたら、「Appの使用中は許可」を選びます。その後、上記の手順で「常に」へ変更すれば完了です。

対処法3:「正確な位置情報」をオンにする【場所が微妙にずれる人向け】

「東京ではないけれど、隣の市や違う区の天気が表示される」「現在地なのに数キロずれた場所になる」という場合は、「正確な位置情報」がオフになっている可能性が高いです。

「正確な位置情報」はiOS 14から導入されたプライバシー機能で、オフにするとアプリに渡される位置が「おおよその位置」(半径数キロ程度の範囲)に丸められます。SNSアプリなどでプライバシーを守るには便利な機能ですが、天気アプリでオフにしてしまうと、市区町村の判定がずれて隣町の天気が表示されたり、位置の確定に失敗してデフォルトの東京に落ちたりする原因になります。

  1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「天気」を開く
  2. 「正確な位置情報」のスイッチを確認する
  3. オフ(白色)になっていたらタップしてオン(緑色)にする
  4. 天気アプリを開き直し、現在地の市区町村名が正しく表示されるか確認する

天気予報はピンポイントの位置がわかるほど精度が上がります。雨雲の接近通知や「今いる場所の1時間ごとの降水予報」を活用したい場合も、正確な位置情報はオンにしておくのがおすすめです。

対処法4:ウィジェットの場所設定を「現在地」に変更する

「天気アプリを開くとちゃんと現在地が表示されるのに、ホーム画面のウィジェットだけが東京になる」という場合は、ウィジェット自体の場所設定が「東京」に固定されているのが原因です。ウィジェットは追加した時点の設定を保持し続けるため、過去にうっかり東京を選んだ(または位置情報オフの時期に追加してデフォルトの東京で固定された)ままになっていることがあります。

ホーム画面のウィジェットを編集する手順

  1. ホーム画面で天気ウィジェットを長押し(ロングタップ)する
  2. 表示されたメニューから「ウィジェットを編集」をタップする
  3. 「場所」の項目をタップする
  4. 一覧の最上部にある「現在地」(位置矢印アイコン付き)を選択する
  5. ウィジェットの外側をタップして編集を終了する

「場所」の選択肢に「東京」と表示されていたら、それがまさに今回の症状の原因です。「現在地」に切り替えた直後から、ウィジェットは位置情報をもとに自動で表示地域を切り替えるようになります。なお、スマートスタック(複数のウィジェットが重なったもの)の中にある天気ウィジェットの場合は、スタックを長押し→「スタックを編集」ではなく、天気ウィジェットが表示されている状態で長押し→「ウィジェットを編集」と進むと同じ設定画面が開けます。

ロック画面・スタンバイの天気ウィジェットの場合

iOS 26ではロック画面やスタンバイ(横向き充電中の表示)にも天気ウィジェットを置けますが、これらも個別に場所設定を持っています。

  1. ロック画面の場合:ロック画面を長押し→「カスタマイズ」→「ロック画面」を選択→ウィジェット欄の天気ウィジェットをタップ→場所を「現在地」に変更
  2. スタンバイの場合:スタンバイ表示中にウィジェットを長押し→ロック解除→編集画面で場所を「現在地」に変更

「ホーム画面は直ったのにロック画面はまだ東京のまま」というときは、この個別設定の見直しを忘れていないか確認してください。

対処法5:ウィジェットを削除して再追加する【キャッシュ対策】

場所設定を「現在地」にしても表示が変わらない、あるいは「場所」の項目に「現在地」が出てこない場合は、ウィジェットの表示データ(キャッシュ)が壊れている可能性があります。この場合は、ウィジェットをいったん削除して新しく追加し直すのが確実です。

  1. ホーム画面で天気ウィジェットを長押しする
  2. 「ウィジェットを削除」→確認ダイアログで「削除」をタップする
  3. ホーム画面の何もない場所を長押しして編集モード(アイコンが揺れる状態)にする
  4. 画面左上の「+」ボタン(または「編集」→「ウィジェットを追加」)をタップする
  5. 検索欄に「天気」と入力して天気ウィジェットを選ぶ
  6. サイズ(小・中・大)を左右スワイプで選び、「ウィジェットを追加」をタップする
  7. 追加直後にウィジェットを長押し→「ウィジェットを編集」→場所が「現在地」になっているか確認する

ウィジェットを再追加する際、場所を「現在地」に設定するオプションが表示されることがあります。位置情報の権限(対処法1・2)が正しく設定されていれば、再追加したウィジェットは初期状態で「現在地」を参照するため、これだけで東京表示が解消するケースが多いです。

iPhoneの天気ウィジェットが違う場所

再追加しても東京のままなら順番を見直す

ここで重要なのが対処の順番です。位置情報の権限がオフのままウィジェットだけ再追加しても、現在地が取得できないので結局東京に戻ります。対処法1〜3の設定をすべて済ませたうえで再追加する、という順番を守ってください。逆に言えば、「権限を直したのに表示が変わらない」ときの最後のひと押しとして、この削除→再追加が効きます。

対処法6:天気アプリの「マイ都市」リストを整理する

天気アプリを開くたびに東京が最初に表示される場合は、マイ都市リストの並びが原因です。リストの先頭にある都市が「アプリを開いたときに最初に表示される都市」になるため、過去に登録した「東京」が先頭に居座っていると、現在地の設定が正しくても第一印象は「また東京になる」となってしまいます。リストを整理して「現在地」を最優先にしましょう。

  1. 純正「天気」アプリを開く
  2. 画面右下の「≡(リスト)」アイコンをタップして都市リストを表示する
  3. リストの最上部に位置矢印アイコン付きの「現在地」があるか確認する
  4. 「現在地」がない場合:位置情報の権限(対処法1・2)を見直す。権限が正しければ自動で先頭に表示されます
  5. 不要な「東京」を左にスワイプし、赤い削除ボタン(ゴミ箱アイコン)をタップして削除する
  6. 複数の都市を並べ替えたい場合は、都市を長押ししたまま上下にドラッグする

ポイントは、「現在地」は手動で追加・削除する項目ではないということです。位置情報の権限が正しく設定されていれば自動的にリスト先頭へ現れ、権限がないと表示されません。「現在地を追加する方法がわからない」と検索する方が多いのですが、実際にやるべきことは都市の追加ではなく権限設定の修正です。

東京をマイ都市から消してしまっても大丈夫?

問題ありません。マイ都市はあとからいつでも追加できます。リスト画面上部の検索欄に都市名を入力すれば、出張先や帰省先など好きな場所を再登録できます。逆に、東京に頻繁に行く方は「現在地」を先頭にしたまま、2番目以降に東京を残しておく使い方も便利です。あくまで「先頭=デフォルト表示」が現在地になっていることが重要です。

対処法7:再起動・再インストール・iOSアップデート

「昨日までは現在地だったのに、今日突然東京になった」という場合は、設定ではなくiOS側の一時的な不具合やGPSの取得エラーが原因のことがあります。次の3つを順に試してください。

手順1:iPhoneを再起動する

  1. Face ID搭載モデル:サイドボタンと音量ボタン(どちらか)を同時に長押しする
  2. 「スライドで電源オフ」が表示されたら右へスワイプして電源を切る
  3. 30秒ほど待ってから、サイドボタンを長押しして電源を入れる
  4. 起動後に天気アプリを開き、現在地が表示されるか確認する

再起動によって位置情報関連のプロセスがリセットされ、GPSの取得エラーが解消されることがよくあります。ウィジェットの更新が止まっていた場合も、再起動で表示が一新されます。

手順2:天気アプリを削除して再インストールする

純正の天気アプリは他のアプリと同じように削除・再インストールが可能です。アプリ内部のデータが壊れている場合に有効です。

  1. ホーム画面で天気アプリのアイコンを長押しする
  2. 「アプリを削除」→「アプリを削除」の順にタップする
  3. App Storeを開き、検索欄に「天気」と入力する
  4. Apple純正の「天気」(開発元がApple表記のもの)を再インストールする
  5. 初回起動時に位置情報の許可を求められたら「Appの使用中は許可」を選び、その後「設定」から「常に」へ変更する

再インストール後はマイ都市リストや通知設定が初期化されるため、デフォルト状態の「東京」が一瞬表示されることがありますが、位置情報の許可さえ済ませれば自動的に現在地へ切り替わります。

手順3:iOSを最新バージョンにアップデートする

過去のiOSでは、アップデート直後に天気ウィジェットの位置情報がリセットされたり、現在地の更新が止まったりする不具合がたびたび報告されてきました。こうした不具合は後続の修正アップデートで解消されるのが通例です。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開き、iOS 26系の最新バージョンになっているか確認してください。アップデート後は一度再起動し、ウィジェットの表示が現在地になっているかをチェックしましょう。

それでも直らないときの追加チェックリスト

対処法1〜7で大半のケースは解決しますが、まだ東京のまま、あるいは現在地がうまく取れない場合は、以下の項目も確認してみてください。位置情報の精度はGPSだけでなく、Wi-Fiや時刻設定など複数の要素に支えられています。

チェック項目 確認場所 なぜ影響するか
Wi-Fiがオンか コントロールセンター iPhoneは周辺のWi-Fi情報も位置の特定に使うため、オフだと屋内での精度が大きく落ちる
日付と時刻が「自動設定」か 設定→一般→日付と時刻 時刻が大きくずれているとGPSの計算や天気データの取得に失敗することがある
低電力モードがオンのままでないか 設定→バッテリー バックグラウンド更新が制限され、ウィジェットの位置・天気の更新頻度が下がる
Appのバックグラウンド更新 設定→一般→Appのバックグラウンド更新 オフだとアプリを閉じている間にウィジェットの内容が更新されにくくなる
VPNを使用していないか 設定→VPN 位置自体はGPS基準だが、通信経路の影響で天気データの取得が不安定になる場合がある
スクリーンタイムの制限 設定→スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの制限 「位置情報サービス」が「変更を許可しない」だと設定変更そのものがグレーアウトする

とくに見落としやすいのが最後のスクリーンタイムによる制限です。「位置情報サービスのスイッチがグレーになっていて触れない」「天気アプリの権限を変えてもすぐ戻る」という場合は、「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」→「位置情報サービス」を開き、「変更を許可」に切り替えてから対処法1〜2をやり直してください。お子さま用に設定したiPhoneや、会社支給の端末でよくあるパターンです。

ネットワーク設定のリセット(最終手段)

ここまですべて試しても現在地が取得できない場合は、ネットワーク設定のリセットを検討します。「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」の順に進みます。Wi-Fiのパスワードなどが消去されて再入力が必要になるため、実行前にWi-Fiのパスワードを控えておいてください。位置情報はWi-Fi情報も手がかりにしているため、ネットワーク設定の不整合が現在地ずれの原因になっているケースに有効です。

iPadの天気が東京になる場合の対処法

「ipad 天気 東京になる」という検索も多く、iPadでもまったく同じ症状が起こります。基本の対処はiPhoneと共通ですが、iPadならではの注意点が1つあります。それは、Wi-FiモデルのiPadにはGPSが搭載されていないという点です。

モデル GPS搭載 現在地の取得方法
iPad(Wi-Fiモデル) なし 周辺のWi-Fiアクセスポイント情報から推定(Wi-Fiオフだとほぼ取得不可)
iPad(Wi-Fi + Cellularモデル) あり GPS+携帯電話基地局+Wi-Fiの組み合わせ(iPhoneと同等)

Wi-FiモデルのiPadは、周囲のWi-Fiアクセスポイントの情報をもとに現在地を推定します。そのため、Wi-Fiをオフにしていると現在地がまったく取得できず、天気が東京(デフォルト都市)になります。また、引っ越し直後の自宅や開通したばかりの新しいWi-Fiルーターの場合、位置データベースに登録が反映されるまで現在地が誤判定されることもあります。

iPadでの設定手順(iPadOS 26)

  1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」をオンにする
  2. アプリ一覧から「天気」をタップし、「位置情報の利用を許可」を「常に」(または「このAppの使用中」)にする
  3. 「正確な位置情報」をオンにする
  4. Wi-Fiモデルの場合:コントロールセンターまたは「設定」→「Wi-Fi」でWi-Fiがオンになっていることを確認する(接続していなくてもオンであれば位置推定に使われます)
  5. 天気アプリを開き、都市リスト(画面端のリストアイコン)で「現在地」が先頭にあるか確認する
  6. ホーム画面の天気ウィジェットを長押し→「ウィジェットを編集」→場所を「現在地」に変更する

iPadのホーム画面はウィジェットが大きく表示されるぶん、「東京」のまま放置されていると毎回目に入って気になりやすいものです。上記の手順で直らない場合は、iPhone向けの対処法5(ウィジェット削除→再追加)と対処法7(再起動・再インストール・アップデート)をiPadでも同様に実施してください。手順はほぼ共通です。

自宅に置きっぱなしのiPadが別の場所になるとき

Wi-FiモデルのiPadで「東京ではないが、なぜか隣の駅や別の町になる」場合は、Wi-Fi位置推定の誤差が原因です。接続中のルーターが以前ほかの場所で使われていた中古品だったり、モバイルルーター(持ち運ぶWi-Fi)を使っていたりすると、位置データベース上の古い場所が現在地として表示されることがあります。モバイルルーター利用時は位置の誤判定が起こりやすい、という性質として理解しておきましょう。固定の光回線ルーターであれば、使い続けるうちにデータベースが更新されて正しい位置に収束していきます。

知っておくと焦らない:天気ウィジェットの更新タイミング

設定をすべて直したのに「ウィジェットがすぐに切り替わらない」と不安になる方が多いので、ウィジェットの更新の仕組みも簡単に押さえておきましょう。ホーム画面のウィジェットは、バッテリー消費を抑えるためにリアルタイムではなく一定間隔でまとめて更新されます。天気ウィジェットの場合、おおむね15分〜1時間程度の間隔でiOSが自動的に内容を書き換える仕組みで、更新の頻度はバッテリー残量・使用状況・低電力モードの有無によって変動します。

つまり、場所設定を「現在地」へ変更した直後や、電車・車で移動した直後は、数分〜数十分のタイムラグを挟んでから表示が切り替わるのが正常な動作です。設定変更後すぐに東京のままでも、慌てて別の操作を重ねる必要はありません。すぐに反映を確認したい場合は、次のいずれかを試すと更新を促せます。

  1. 天気アプリ本体を開いて画面を下に引っ張り、最新の情報に更新してから閉じる
  2. ウィジェットを長押し→「ウィジェットを編集」を開いて何も変えずに閉じる(再描画のきっかけになる)
  3. iPhoneを再起動する(すべてのウィジェットが強制的に再読み込みされる)

逆に、丸一日たってもウィジェットだけが東京のまま動かないなら、それはタイムラグではなく設定かキャッシュの問題です。対処法4(場所設定)と対処法5(削除→再追加)に戻って確認してください。

再発防止:天気を「常に現在地」で表示し続けるための設定まとめ

一度直したのに数週間後にまた東京へ戻ってしまう——そんな再発を防ぐために、普段の使い方で注意しておきたいポイントをまとめます。天気の現在地表示は複数の設定の上に成り立っているため、別の目的で設定を変えたときに巻き添えでオフになるパターンが意外と多いのです。

  • バッテリー節約で位置情報サービスを丸ごとオフにしない:全体をオフにすると天気は確実に東京へ戻ります。節電したい場合は、使っていない個別アプリの権限だけを「しない」にして、天気は「常に」を維持するのがおすすめです。
  • プライバシー設定の一括見直し時に天気を巻き込まない:「アプリの位置情報許可を整理した」直後に東京になるケースが典型です。整理の際は天気アプリだけ例外として残しましょう。
  • iOSメジャーアップデート後は天気の権限を再確認する習慣を:アップデートで権限やウィジェット設定が初期化されることがあります。更新後の最初の朝にロック画面の天気をチラッと確認するだけで、再発に早く気づけます。
  • 機種変更・復元後は要注意:バックアップから復元した直後は、位置情報の許可ダイアログが各アプリで再表示されます。天気アプリの初回ダイアログでうっかり「許可しない」を選ぶと東京固定になるため、「Appの使用中は許可」を選んでください。
  • 低電力モードの常用は更新遅延のもと:低電力モードを常にオンで運用していると、ウィジェットの更新間隔が延びて「古い場所の天気が残る」症状が出やすくなります。

要するに、「位置情報サービス=オン」「天気の権限=常に+正確な位置情報オン」「ウィジェットの場所=現在地」という3点セットさえ崩さなければ、天気が東京になる症状はほぼ再発しません。設定を変えるイベント(節電・プライバシー整理・アップデート・機種変更)の後にこの3点をチェックする、と覚えておきましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q. iPhoneの天気が東京になるのはなぜですか?

A. iPhoneが現在地を取得できないとき、天気アプリは日本のデフォルト都市である「東京」を表示する仕様だからです。位置情報サービスがオフ、天気アプリの位置情報権限が「しない」、機内モードがオン、などの理由で現在地が取れないと東京になります。故障ではなく設定の問題なので、本記事の対処法1・2(位置情報サービスと天気アプリの権限の見直し)でほとんどのケースは解決します。

Q. 天気アプリは現在地なのに、ウィジェットだけ東京になるのはなぜ?

A. ウィジェットはアプリ本体とは別に「場所」の設定を持っているためです。ウィジェットを長押し→「ウィジェットを編集」→「場所」を「現在地」に変更してください。また、位置情報の権限が「このAppの使用中」だと、アプリを閉じている間はウィジェットが現在地を更新できず東京に戻ることがあります。ウィジェット中心で使うなら権限を「常に」にするのがおすすめです。

Q. iPadの天気が東京になるのはiPhoneと原因が違いますか?

A. 基本的な原因(位置情報の設定)は同じですが、Wi-FiモデルのiPadにはGPSがなく、周囲のWi-Fi情報だけで現在地を推定するという違いがあります。Wi-Fiがオフだと現在地を取得できず、天気は東京になります。位置情報サービス・天気アプリの権限・正確な位置情報をすべてオンにしたうえで、Wi-Fi自体もオンにしておいてください。

Q. ウィジェットの場所を「現在地」にしたのに、まだ東京のままです

A. 設定の反映やウィジェットの更新には少し時間がかかることがあります。数分待っても変わらない場合は、①「正確な位置情報」がオンか確認、②天気アプリを開いて画面を下に引っ張り手動更新、③iPhoneを再起動、④ウィジェットを削除して再追加、の順に試してください。位置情報の権限が「しない」のままウィジェット側だけ直しても現在地は表示されないので、必ず権限から順に確認しましょう。

Q. ロック画面やスタンバイの天気だけ東京になるのですが

A. ロック画面・スタンバイのウィジェットは、ホーム画面のウィジェットとは別に場所設定を持っています。ロック画面を長押し→「カスタマイズ」からロック画面のウィジェットを編集し、場所を「現在地」に変更してください。ホーム画面側を直しただけでは反映されません。

Q. 旅行から帰ってきたのに、天気がずっと旅先のままです

A. 現在地の更新が止まっている状態です。天気アプリを開いて都市リストを表示し、「現在地」を選んで画面を下に引っ張ってリフレッシュしてください。それでも変わらない場合は、コントロールセンターで機内モードをオン→数秒待ってオフにすると、位置情報の再取得が走って現在地が更新されます。再起動も有効です。

Q. 東京ではなく「クパチーノ」や海外の都市が表示されます

A. 言語・地域設定が日本以外になっているか、初期設定直後でデフォルト都市が米国(Appleの本社があるクパチーノ)のままになっているケースです。「設定」→「一般」→「言語と地域」で地域が「日本」になっているか確認し、そのうえで位置情報の権限を設定すれば現在地表示に切り替わります。マイ都市に残った海外都市は、都市リストで左スワイプして削除できます。

Q. iOSをアップデートしたら天気が東京になりました

A. iOSアップデートの際に位置情報の設定やウィジェットのデータがリセットされ、一時的にデフォルトの東京へ戻ることがあります。まず「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「天気」で権限が維持されているか確認し、ウィジェットの場所設定も見直してください。それでも不調が続く場合はウィジェットの再追加と本体の再起動を行い、修正版のアップデートが配信されていないかも確認しましょう。

Q. サードパーティ製の天気アプリのウィジェットが東京になります

A. Yahoo!天気やウェザーニュースなどのサードパーティ製アプリも考え方は同じで、①「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」でそのアプリに位置情報を許可する、②アプリ内の地点設定を「現在地(自動)」にする、③ウィジェットの編集画面で表示地点を確認する、の3点をチェックしてください。アプリによっては独自の「地点登録」が優先される仕様もあるため、アプリ内設定の確認が特に重要です。

Q. 雨が降り出す通知も東京の情報で届くのですが直せますか?

A. 直せます。天気アプリの通知は都市ごとにオン・オフを設定できる仕組みで、「現在地」が機能していないと東京基準の通知が届くことがあります。天気アプリ→右下のリストアイコン→右上のメニュー(丸の中に点が3つ並んだアイコン)→「通知」を開き、「現在地」の「雨や雪に関する次の1時間の予報」をオンにしてください。あわせてマイ都市の「東京」の通知をオフにすれば、自分のいる場所の雨雲情報だけが届くようになります。なお現在地ベースの通知には位置情報の権限「常に」が必要です。

Q. バッテリーが心配なので、天気だけ現在地で他は位置情報を切れますか?

A. 可能です。位置情報サービスは全体スイッチとは別に、アプリ単位で細かく制御できます。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で全体はオンのまま、使っていないアプリを個別に「しない」へ変更し、天気だけ「常に」を維持してください。天気アプリの位置取得は低頻度なので、電池への影響は実用上ほとんど気にならないレベルです。全体スイッチをオフにすると天気が東京に戻るだけでなく、マップや「探す」も使えなくなるため、個別制御のほうが断然おすすめです。

まとめ:天気が「東京になる」のは位置情報が取れていないサイン

iPhoneやiPadの天気が東京になるのは、端末が現在地を取得できないときに日本のデフォルト都市「東京」へフォールバックする仕様が原因です。つまり症状そのものが「位置情報の設定を見直して」というサインになっています。最後に、対処の優先順位をまとめておきます。

優先度 やること 設定場所
1 位置情報サービスをオン 設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス
2 天気アプリの権限を「常に」+「正確な位置情報」オン 位置情報サービス→天気
3 ウィジェットの場所を「現在地」に変更 ウィジェット長押し→ウィジェットを編集
4 マイ都市の「東京」を削除・並べ替え 天気アプリ→リストアイコン
5 ウィジェット再追加・再起動・再インストール・iOS更新 ホーム画面/App Store/ソフトウェアアップデート
  • 「東京になる」=現在地が取得できていないサイン。まず位置情報サービスと天気アプリの権限を確認する
  • ウィジェットで使うなら権限は「常に」「正確な位置情報」オンが基本
  • ウィジェットはアプリ本体と別に「場所」設定を持つ。長押し→編集で「現在地」へ
  • マイ都市リストの先頭に「現在地」が来ていれば、アプリを開いたとき最初に現在地が表示される
  • iPadのWi-FiモデルはGPS非搭載。Wi-Fiをオンにしないと現在地が取得できず東京になる
  • 直らないときはウィジェット再追加→再起動→再インストール→iOSアップデートの順で試す

位置情報の設定は一度正しく整えてしまえば、その後は天気アプリもウィジェットも自動で現在地を追いかけてくれます。毎朝ロック画面を見るだけで「いまいる場所の今日の天気」がわかる本来の便利さを、ぜひ取り戻してください。

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