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J:COMのテレビでYouTubeが見られない・すぐ落ちる時の対処法

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J:COMのテレビでYouTubeが見られない時、最初にやるべきことは再起動ではありません。チューナー本体の型番を確認することです。使っている機器によって直し方がまったく違うからです。アイコンを押した瞬間に落ちて戻されるなら、「アップデートのアンインストール」で直る可能性があります。急にログイン画面が出るようになった場合は、ログインしないまま見る方法があります。そして、何をしても直らない機種がひとつだけあります。

型番は本体の前面か背面のラベルに「XA401」「WA-7000」のような形で書かれています。J:COMのチューナーは「J:COM LINK」系と「Smart J:COM Box/4K J:COM Box」系で中身がまったく違い、YouTubeの開き方も、直すためにできる操作も別物です。ここを確かめないまま再起動を繰り返しても、たいていは空振りに終わります。

この記事が担当する読者

「J:COMのセットトップボックス(チューナー)の前にいて、そのチューナーでYouTubeが見られない」方だけを対象にしています。テレビ本体のYouTubeアプリの話や、Wi-Fi・回線側の一般的な切り分けは扱いません。テレビ全般でYouTubeが見られない場合はテレビでYouTubeが見られない時の原因と対処法を、YouTubeアプリ自体が起動しない・読み込めない場合はテレビのYouTubeアプリが起動しない・読み込めない時の対処法をご覧ください。ここではその汎用手順は繰り返しません。

📑 この記事の目次(タップで開く)
  1. 1. 最初の30秒:チューナー本体の型番を確認する
  2. 2. 型番から機種名を引く早見表
  3. 3. あなたの機種でYouTubeは今も使えるのか
  4. 4. 症状の型分け:あなたはどれですか
  5. 5. 全機種共通:最初に確認する3つのこと
  6. 6. アイコンが消えた場合:Smart J:COM Box/4K J:COM Boxの「表示設定」を疑う
  7. 7. 4つの「リセット」はすべて別物です
  8. 8. 起動しない・すぐ落ちる:J:COM LINK(XA401/XA402/XA403)の手順
  9. 9. 起動しない・すぐ落ちる:Smart J:COM Box/4K J:COM Boxの手順
  10. 10. ログイン画面が出る・勝手にログアウトされる
  11. 11. リモコンの「YouTube」ボタンが反応しない
  12. 12. 再生が始まらない・止まる/「インターネット接続していません」と出る
  13. 13. 画面にこう出ている場合(文言から逆引き)
  14. 14. それでも直らない時:どこへ連絡し、何を伝えるか
  15. 15. J:COMのチューナーが直らなくても、今日YouTubeを見る3つの方法
  16. 16. やらなくていいこと・やってはいけないこと
  17. よくある質問(FAQ)
  18. まとめ

1. 最初の30秒:チューナー本体の型番を確認する

J:COMのチューナーは10年以上にわたって何世代も入れ替わっており、2026年8月時点で現役の機器だけでも十数機種あります。そして「J:COM LINK」系と「Smart J:COM Box/4K J:COM Box」系では、YouTubeまわりでできることが決定的に違います。前者はGoogleのAndroid TVをベースにした機器で、アプリの更新やアンインストールという概念があります。後者はJ:COM独自の仕様で作られた機器で、利用者側がアプリを追加したり入れ替えたりする作りにはなっていません。

つまり、ネット上でよく見かける「YouTubeアプリをアンインストールして入れ直す」という定番の直し方は、機種によっては最初から選択肢に存在しません。存在しない手順を探して設定画面をさまよう時間が、いちばんもったいない時間です。

型番はどこに書いてあるか

  1. 本体前面のロゴまわり:機種によっては前面パネルに「J:COM LINK」「Smart J:COM Box」といった機種名が印字されています。
  2. 本体背面または底面のラベル:いちばん確実なのはこちらです。「型番」「MODEL」などの表記のあとに、XA401 XA402 XA403 WA-7000 WA-8500 SR-4300 のような英数字が並んでいます。テレビ台の裏で見えない場合は、スマートフォンのカメラで撮って拡大すると読み取れます。
  3. My J:COM(マイページ):契約中の機器情報が確認できます。本体に手が届かない場合はこちらが早いです。
  4. 公式サポートの外観一覧:J:COMサポートには、チューナーの前面・背面の写真から型番を特定できるページが用意されています。形は覚えているのに文字が読めない、という時に有効です。

リモコンからのおおまかな見分け方

本体に手が届かない時の補助的な判断材料として、リモコンのボタン構成も参考になります。ただしリモコンは世代内でも複数タイプが存在するため、これだけで確定させず、最後は必ず本体の型番で裏を取ってください。

  • リモコンに「スタート」ボタンがある → J:COM LINK(XA401)である可能性が高い
  • リモコンに「ホーム」ボタンがある → J:COM LINK(XA402)、J:COM LINK mini(XA403)、Smart J:COM Box系のいずれか
  • リモコンに「アプリ」ボタンがある → J:COM LINK mini(XA403)である可能性が高い
  • リモコンにマイク(音声操作)ボタンがある → J:COM LINK系である可能性が高い

「YouTube」と書かれた専用ボタンの有無も手がかりになりますが、これはリモコンのタイプ違いで変わることがあるため、決め手にはしないでください。

J:COMのセットトップボックスの機種名を確認する方法を示した図

2. 型番から機種名を引く早見表

J:COM公式サポートに掲載されているチューナーの型番と機種名の対応を整理しました。ご自身の型番を探して、右端の「系統」を覚えてください。この記事の以降の章は、すべてこの系統で分岐します。

型番 機種名 系統(この記事での分岐)
XA401 J:COM LINK A:J:COM LINK系
XA402 J:COM LINK A:J:COM LINK系
XA403 J:COM LINK mini A:J:COM LINK系
WA-7000/WA-7500/WA-7600 Smart J:COM Box B:Smart/4K J:COM Box系
WA-8000/WA-8500/WA-8600 Smart J:COM Box B:Smart/4K J:COM Box系
UHD-2500 Smart J:COM Box B:Smart/4K J:COM Box系
BD-V302J/BD-V374 Smart J:COM Box B:Smart/4K J:COM Box系
BD-V7002/BD-V7704 Smart J:COM Box B:Smart/4K J:COM Box系
SR-4300/SR-4300H 4K J:COM Box B:Smart/4K J:COM Box系
C01AS Smart TV Box C:YouTubeビューワは2020年5月31日に終了済み第3章C
BD-V300J/BD-V301J/BD-V8000RJ/BD-V8001RJ/JC-4000/JC-4100/JC-5000/TZ-BDW900/TZ-BDT910/TZ-BDT920 従来型(旧世代)のチューナー D:YouTubeアプリの案内対象外(第3章を参照)

※ 上記はJ:COM公式サポートの「J:COM TVチューナー外観(前面・背面)一覧」などに掲載されている主な機種をもとに整理したものです。提供機種は地域や契約時期によって異なり、今後変わる可能性もあります。表に無い型番だった場合は、その型番でJ:COM公式サポートを検索してご確認ください。ケーブルプラスSTB-2をお使いの場合は、上記の分類とは別系統の機器になります(第3章で触れます)。

3. あなたの機種でYouTubeは今も使えるのか

ここは、この記事でいちばん正直に書かなければならない章です。「使える」「使えない」を断言できる部分と、断言できない部分があります。公式に書いてあることと、書いていないことを分けて整理します。

A:J:COM LINK系(XA401/XA402/XA403)

J:COM公式サポートの「YouTube」利用ガイドは、対応機種としてJ:COM LINK(XA401)、J:COM LINK(XA402)、J:COM LINK mini(XA403)を明記しています。起動方法・ログイン方法・トラブル時の対処が機種別に案内されており、この系統についてはYouTubeが利用できる前提で情報が整備されています。この記事で最も手数の多い対処ができるのもこの系統です。

B:Smart J:COM Box/4K J:COM Box系

ここが分かりにくいところです。公式の「YouTubeアプリのリセット方法」というページは、対応機種としてBD-V302J、BD-V374、BD-V7002、BD-V7704、WA-7000、WA-7500、WA-7600、WA-8000、WA-8500、WA-8600、UHD-2500、SR-4300、SR-4300Hを列挙しています。また「YouTubeにログインして登録チャンネルやライブラリを使う<Smart J:COM Box>」というページも用意されており、テレビ画面に表示されたコードをパソコンやスマートフォンのブラウザで入力してログインする手順が案内されています。さらに、この系統だけが持つ「YouTubeアプリの表示/非表示を切り替える設定」も公式に案内されています。

これらの記載から、Smart J:COM Box/4K J:COM BoxにもYouTubeアプリが搭載されていることは公式ページから読み取れます。一方で、YouTubeの起動方法やログイン方法をまとめた総合的な利用ガイドのページでは、対応機種の欄にJ:COM LINK系(XA401/XA402/XA403)しか挙がっておらず、公式サイトの中でも記載の粒度がそろっていない状態です。ですから当サイトでは「この機種は非対応」とは断定しません。お使いの機種名・型番でJ:COM公式サポート(cs.myjcom.jp)を検索し、最新の案内をあわせてご確認ください。

C:Smart TV Box(C01AS)— この機種だけは直せません

Smart TV Box(C01AS)の「YouTubeビューワ」アプリは、2020年5月31日をもってサービスが終了しています。J:COM公式のお知らせ「【Smart TV Box】「YouTubeビューワ」アプリサービス終了のお知らせ」に、「終了後もホームメニューに『YouTubeビューワ』アプリは表示されますが起動してもご利用になれません」と明記されています。アイコンが残っていても復旧させることはできません。リセットを何度繰り返しても、この機種では状況は変わりません。

同じお知らせには、「YouTubeサービスは、Smart TV Box以外のセットトップボックス(J:COM LINKなど)でご利用いただけます」とも書かれています。つまりJ:COMのサービスとしてYouTubeが無くなったわけではなく、Smart TV Boxという機器だけが対象から外れたということです。打ち手は「機器を替える」か「チューナー以外で見る」の二択になります。第14章の機種変更の相談か、第15章の3つの代替手段へ進んでください。

名前が似ているので注意してください。ここで終了したのは「Smart TV Box」(型番 C01AS)です。「Smart J:COM Box」(型番がWA-やBD-で始まる機種)とは別の機器で、そちらは対象外です。本体のラベルがC01ASならこの節、WA-BD-で始まるならこの節ではなく前のBの節が該当します。

D:従来型(旧世代)のチューナー

BD-V300J、BD-V301J、BD-V8000RJ/BD-V8001RJ、JC-4000/JC-4100、JC-5000、TZ-BDW900、TZ-BDT910、TZ-BDT920といった従来型の機器は、公式のYouTube関連ページの対応機種欄に挙がっていません。これらの機器でYouTubeを見る想定にはなっていない可能性が高いですが、断定は避けます。この場合、いくらリセットを繰り返しても状況は変わりませんので、第14章の「機種変更の相談」か、第15章の3つの代替手段を検討したほうが早いです。

ケーブルプラスSTB-2をお使いの場合

ケーブルプラスSTB-2は、J:COMを含む複数のケーブルテレビ事業者が提供している別系統の機器です。この機器についてもYouTubeアプリが意図せず終了する事象が各事業者から告知されており、YouTubeアプリの「データ削除」や「アップデートのアンインストール」を行うことで改善したという案内が出ています。ただし当サイトでは一次情報を確認しきれていないため、具体的な手順はご契約のケーブルテレビ事業者の案内に従ってください。J:COMでご契約の場合はJ:COM公式サポートが窓口になります。手順が見つからない、あるいは案内どおりでも直らない場合は、第15章の3つの代替手段で今日中に見る方法を確保できます。

4. 症状の型分け:あなたはどれですか

ここまでで系統(AかBか)が決まったはずです。次に、いま起きている症状を1つ選んでください。読む章が決まります。該当しない章は読む必要がありません

いま起きていること 読む章 補足
型番がC01AS(Smart TV Box)だった 第3章C第15章 2020年5月31日に終了済み。以降の章は読む必要がありません
画面が真っ暗、または放送しか映らない 第5章 テレビの入力切換が最有力
メニューにYouTubeのアイコンが見当たらない 第6章 系統Bは「非表示設定」が原因のことがある
画面に出ている文言から探したい 第13章 「利用可能なアプリがありません」などから逆引き
起動した直後に落ちる、ホーム画面に戻される まず第7章→系統A→第8章/系統B→第9章 「リセット」は4種類あります。順番を間違えると詰みます
ログイン画面が出る、勝手にログアウトされる 第10章 故障ではない可能性が高い
リモコンの「YouTube」ボタンを押しても何も起きない 第11章 入力切換とペアリングを先に確認
動画が再生されない、途中で止まる、読み込みが終わらない 第12章 障害告知の確認も忘れずに
何をやっても変化がない、もう疲れた 第14章第15章・第16章 やめどきの判断基準と、今日見るための代替手段

5. 全機種共通:最初に確認する3つのこと

系統に関係なく、ここだけは最初に見てください。所要時間は合計で2分ほどです。

5-1. テレビの入力切換

「YouTubeが映らない」と思っていたら、そもそもテレビがJ:COMチューナーの映像を映していなかった、というのは非常によくあるパターンです。J:COM公式も、リモコンの「YouTube」ボタンが効かない場合の確認事項として最初に入力切換を挙げています。

  1. テレビのリモコンの「入力切換」ボタンを押します。
  2. J:COMチューナーを接続しているHDMI端子(HDMI1、HDMI2など)に合わせます。
  3. どの端子か分からない場合は、順に切り替えてJ:COMの画面が出るところで止めます。

テレビ側の入力名は、機種によっては「HDMI1」ではなく「ブルーレイ」「ゲーム」などに変更されていることがあります。名前ではなく、J:COMの画面が出るかどうかで判断してください。

5-2. チューナー本体の電源ランプとインターネット接続

本体前面のランプが緑色に点灯していれば、通常は動作中です。赤色(待機)のままなら、リモコンまたは本体の電源ボタンを押して起動させます。ランプがまったく光らない場合は、電源コードとコンセントを確認してください。

また、J:COMの番組(放送)は映るのにYouTubeだけ見られない場合は、チューナーがインターネットにつながっていない可能性があります。回線側の切り分けはテレビでYouTubeが見られない時の原因と対処法をご覧ください。

6. アイコンが消えた場合:Smart J:COM Box/4K J:COM Boxの「表示設定」を疑う

これは見落とされがちな、しかし実際にありうる原因です。Smart J:COM Box/4K J:COM Boxには、YouTubeアプリのアイコンを画面に表示しないようにする設定が公式に用意されています。この設定が「非表示」になっていると、故障でも障害でもないのにYouTubeのアイコンだけがメニューから消えます。

お子さまの利用を制限するために家族が設定した、あるいは以前に何かの拍子で切り替わったまま忘れていた、というケースが考えられます。「この機種はYouTube非対応になったのか」と結論づける前に、必ずここを確認してください。

確認・変更の手順(Smart J:COM Box/4K J:COM Boxのみ)

  1. リモコンの「ホーム」ボタンを押して、ホームメニューを表示します。
  2. 「設定・その他」の項目にある「各種設定」を選び、「決定」ボタンを押します。
  3. 「ナビ設定」を選び、「決定」ボタンを押します。
  4. 「アプリ設定」を選び、「決定」ボタンを押します。
  5. 「YouTubeアプリ表示設定」の項目を確認します。ここが「非表示」になっていたら「表示」に切り替えます。
  6. STB暗証番号(数字4桁)の入力を求められます。

暗証番号について。STB暗証番号は、ご契約時または設定時に決めた4桁の番号です。思いつく番号を何度も入力するのは避けてください。機器によっては誤入力が続いた際の制限が設けられている場合があります。分からない場合は、J:COM公式サポートの「チューナーの暗証番号を変更する」という案内を確認するか、窓口にご相談ください。

なお、この「YouTubeアプリ表示設定」はJ:COM LINK系(XA401/XA402/XA403)には用意されていません。公式にも「J:COM LINK各機種では非表示にすることはできません」と明記されています。ですからJ:COM LINKでアイコンが見当たらない場合は、この設定が原因ではなく、別の理由(アプリの不具合、本体の一時的な不調など)を疑うことになります。次の章へ進んでください。

7. 4つの「リセット」はすべて別物です

ここが、この記事でいちばん覚えて帰っていただきたい章です。J:COMのYouTubeまわりには「リセット」と呼ばれる操作が4種類あります。名前が似ているせいで混同されがちですが、やる場所も、前提条件も、失うものも、効く症状も全部違います。ここを取り違えると、直る操作にたどり着けないまま何時間も消えます。

操作名 どこから行うか アプリが開ける必要は? 失うもの 効く症状
① 本体のリセットボタン
(=再起動)
チューナー本体前面のボタン 不要(開けなくてもできる) ありません。録画した番組も録画予約も消えません ほぼ全症状の第一手。「利用可能なアプリがありません」も公式はこれ
② アプリのリセット YouTubeを開いた状態→左メニュー→設定 必要(開けないと実行できません) 視聴履歴・検索履歴・ログイン状態 開くけれど動作がおかしい、表示が崩れる
③ データを削除 テレビメニュー→設定→アプリ→YouTube 不要 アプリの保存データ(ログインし直しが必要) ログインの途中でエラーが出る(公式案内)
④ アップデートのアンインストール テレビメニュー→設定→アプリ→YouTube 不要 後から適用された更新分だけ(アプリ本体は残ります) 起動直後に落ちる・強制終了する

正しい順序は ① → ④ → ③ です。② は「YouTubeが開ける人」だけがやる操作です。アイコンを押した瞬間に落ちる方が②から始めようとすると、そもそも設定画面に入れないまま行き止まります。まず①、次に④、それでも駄目なら③。この順番だけ覚えてください。なお③と④はJ:COM LINK系(XA401/XA402/XA403)で行える操作です。

8. 起動しない・すぐ落ちる:J:COM LINK(XA401/XA402/XA403)の手順

ここからは系統Aの方だけが対象です。前章の①→④→③の順に並べています。上から順に、1つ試すたびにYouTubeを開き直して確認してください。まとめて全部やってしまうと、どれが効いたのか分からなくなり、再発時に困ります。

手順1:チューナー本体のリセット(=再起動。最初に試す)

これは再起動であって初期化ではありません。録画した番組も、録画予約も消えません。設定もそのまま残ります。パソコンの再起動と同じ感覚で、いちばん最初に、安心して試していただける操作です。「利用可能なアプリがありません」と表示される場合も、公式が案内しているのはこの手順です。

  1. チューナー本体前面の「リセット」ボタンを押します。
  2. 電源ランプが緑色に点灯するまで待ちます。
  3. 自動的に緑色点灯にならない場合は、「電源」ボタンを押します。

ボタンが見当たらない機種もあります。電源プラグの抜き差しは、録画中やソフトウェア更新中に行うと不具合の原因になり得ます。位置が分からない場合は、取扱説明書または窓口で確認してから行ってください。取扱説明書はJ:COM公式サポートからダウンロードできます。

手順2:YouTubeアプリの「アップデートのアンインストール」

アイコンを押した瞬間に落ちてしまう方は、ここが本命です。J:COMは2024年9月5日付で、J:COM LINK(XA401/XA402/XA403)の一部において「YouTubeアプリ起動後に強制終了する不具合」が発生していると告知し、対処方法を案内しています。この告知には「解消済み」との明記がないため、当サイトでは現在も継続中とも解消済みとも断定しません。ただし起動直後に落ちる症状であれば、この手順を試す価値は十分にあります。この操作はYouTubeを開けなくても実行できます

  1. テレビメニューを表示します。XA401はリモコンの「スタート」、XA402は「スタート」または「ホーム」、XA403は「ホーム」を押します。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「アプリ」を開きます。
  4. 一覧から「YouTube」を開きます。
  5. 「アップデートのアンインストール」を選んで実行します。

これはアプリを削除する操作ではなく、後から適用された更新分を取り消して、機器に最初から入っていた状態に戻す操作です。更新が原因で不具合が出ている場合に効きます。

手順3:YouTubeアプリの「データを削除」

J:COMは、ログインの途中でエラーが出て先へ進めない場合の対処として、テレビメニューから「設定」→「アプリ」→「YouTube」と進み、「データを削除」を実行する方法を案内しています。J:COM LINK系での案内です。この操作もYouTubeを開けなくても実行できます。実行するとアプリの保存データが消えるため、ログインし直しが必要になります。

手順4:YouTubeアプリのリセット(YouTubeが開ける方だけ)

この操作はYouTubeを起動できることが前提です。アイコンを押した瞬間に落ちてしまう方は実行できませんので、手順1〜3で改善しなかった場合はそのまま手順5へ進んでください。視聴履歴と検索履歴が消え、ログイン状態が解除されますが、録画番組やチューナーの設定には影響しません。

  1. YouTubeを起動します。
  2. リモコンの「◀」ボタンを押して、左側のメニューを表示します。
  3. 「▼」ボタンで下へスクロールし、最下部の「設定(歯車のマーク)」を選んで「決定」ボタンを押します。
  4. 「アプリのリセット」を選び、「決定」ボタンを押します。
  5. 右側に表示される「アプリのリセット」を選び、「決定」ボタンを押します。
  6. 「アプリをリセット」を選んで「決定」ボタンを押します。
  7. 確認画面が出たら「続行」を選んで「決定」ボタンを押します。
  8. YouTubeアプリが再起動します。症状が改善しているか確認してください。

手順5:Google Playストアでアプリを最新にする

手順2とは逆に、更新が止まっていることが原因の場合もあります。XA401とXA402では次の手順が案内されています。

  1. リモコンの「スタート」(XA402は「スタート」または「ホーム」)を押し、テレビメニューを表示します。
  2. 「◀」「▶」ボタンで「アプリ」メニューを選び、「決定」ボタンを押します。
  3. 上部のタブから「アプリ」を選び、「決定」ボタンを押します。
  4. 「Google Playストア」を選び、「決定」ボタンを押します。
  5. 画面右上のユーザーアイコンを選び、「決定」ボタンを押します。
  6. 「アプリとゲームの管理」を選び、「決定」ボタンを押します。
  7. 「アップデート」を選び、「決定」ボタンを押します。
  8. 「すべて更新する」を選び、「決定」ボタンを押します。

手順6:YouTubeアプリのアンインストール(初期化)

ここまでで直らない場合の最終手段です。J:COM LINK系のみで可能な操作です。

XA401/XA402の場合

  1. リモコンの「スタート」(XA402は「スタート」または「ホーム」)を押し、テレビメニューを表示します。
  2. 「◀」「▶」ボタンで「アプリ」メニューを選び、「決定」ボタンを押します。
  3. タブから「アプリ」を選び、「決定」ボタンを押します。
  4. 画面内から「YouTube」アプリを選び、「決定」ボタンを3秒程度長押しします。
  5. 「アンインストール」を選び、「決定」ボタンを押します。

XA403(J:COM LINK mini)の場合

  1. リモコンの「アプリ」ボタンを押します。
  2. 方向ボタンで「YouTube」を選び、「ウォッチリスト」ボタンを押します。
  3. 「アンインストール」を選び、「決定」ボタンを押します。
  4. 「OK」を選び、「決定」ボタンを押します。

実行後は、あらためてYouTubeを起動して動作を確認してください。ログイン状態や視聴履歴は失われます。

機種によってYouTubeが使えるかどうかが変わることを示した図

9. 起動しない・すぐ落ちる:Smart J:COM Box/4K J:COM Boxの手順

系統Bの方は、ここが対象です。先にお伝えしておくと、この系統でできることは系統Aより少ないです。それは故障でも欠陥でもなく、機器の設計思想の違いです。Smart J:COM Boxは、報道によればAndroidではない独自のOSを採用しており、利用者がアプリを追加する作りにはなっていないと紹介されています。そのため「Google Playストアから手動で更新する」「アプリをアンインストールして入れ直す」といった操作は、公式手順として用意されていません。公式も、アンインストール(初期化)については「J:COM LINKのみ対応」と明記しています。

言い換えると、この系統では下記の2つのリセットを試して直らなければ、利用者側の打ち手はほぼ尽きます。ここを知らないまま、存在しない設定項目を探して何時間も設定画面をさまよう、あるいは同じリセットを何十回も繰り返す。それがいちばん避けたい消耗です。

手順1:チューナー本体のリセット(=再起動。最初に試す)

これは再起動であって初期化ではありません。録画した番組も、録画予約も消えません。アイコンを押した瞬間に落ちてしまう方でも、この操作は本体側で完結するので必ず実行できます。まずここから始めてください。

  1. チューナー本体前面の「リセット」ボタンを押します。
  2. 電源ランプが緑色に点灯するまで待ちます。
  3. 自動的に緑色点灯にならない場合は、「電源」ボタンを押します。

手順2:YouTubeアプリのリセット(YouTubeが開ける方だけ)

この操作はYouTubeを起動できることが前提です。アイコンを押した瞬間に落ちてこの手順に入れない方は、そのまま手順3へ進んでください。公式の「YouTubeアプリのリセット方法」は、Smart J:COM Box(BD-V302J、BD-V374、BD-V7002、BD-V7704、WA-7000、WA-7500、WA-7600、WA-8000、WA-8500、WA-8600、UHD-2500)と4K J:COM Box(SR-4300、SR-4300H)を対応機種として明記しています。

  1. YouTubeを起動します。
  2. リモコンの「◀」ボタンを押して、メニューを表示します。
  3. 「▼」ボタンで「設定」を選び、「決定」ボタンを押します。
  4. 下へスクロールし、「アプリのリセット」を選びます。
  5. 右側の「アプリのリセット」を選び、「決定」ボタンを押します。
  6. 「アプリをリセット」を選び、「決定」ボタンを押します。
  7. 「続行」を選び、「決定」ボタンを押します。
  8. アプリが再起動したら、症状が改善したか確認します。

視聴履歴と検索履歴が消え、ログイン状態が解除されます。改善後に再度ログインしたい場合は第10章を参照してください。

手順3:ソフトウェアの自動更新を受け取る(該当機種のみ)

J:COMは2018年に、HUMAX製のWA-7600とWA-8600について「YouTubeアプリ利用後にリモコン操作がきかなくなる不具合」を告知し、ソフトウェアの自動更新を受け取るための手順を案内していました。内容は、CATVの200チャンネルを10分以上視聴したうえで、本体の電源をオフにして2時間30分以上待つ(前面の電源ランプが赤点灯していることを確認する)というものです。この間にソフトウェアが自動更新されるという案内でした。

これは特定機種・特定症状に向けた古い告知ですが、「この系統はJ:COM側から配信される更新を受け取ることで直る場合がある」という仕組みを示している点で参考になります。長期間チューナーの電源を入れっぱなしにしている場合は、一度しっかり待機状態にする時間を作ってみる価値はあります。

ここで止める判断

上の3つを試して変化がなければ、それ以上の自己解決は難しいと考えてください。この系統には、アプリの再インストールも、Playストアからの手動更新も、利用者側の操作としては用意されていません。ここから先は第14章の窓口相談か、第15章の3つの代替手段へ進むほうが、時間のうえでも精神のうえでも合理的です。行き止まりではありません。今日中にYouTubeを見る方法は残っています。「もう1回だけリセット」を繰り返しても、同じ結果が返ってくるだけです。

10. ログイン画面が出る・勝手にログアウトされる

この症状は故障ではない可能性が高いです。J:COMは2024年10月3日付で、J:COM LINK(XA401/XA402/XA403)において、Googleが実施したYouTubeアプリのセキュリティ強化により、ログイン画面が表示される事象が発生していると告知しています。アカウントが自動的にログアウトされる、という形で案内されたこともあります。チューナー側の異常ではなく、YouTube側の仕様変更に起因するものという説明です。

対処1:そもそもログインせずに見る

公式の案内でも触れられていますが、ログインしなくてもYouTubeの視聴自体は可能です。ログイン画面が出て止まってしまったら、リモコンの「◀」(左)ボタンを押してメニューへ移動し、そこから動画を探して再生してください。とにかく今すぐ見たい、という場合はこれがいちばん速い解決です。

ログインしないと使えなくなるのは、チャンネル登録、登録チャンネル一覧、視聴履歴にもとづくおすすめ表示、再生リストの保存といった機能です。「見るだけ」であれば支障はありません。

ログインの方法は系統によって別物です。次の2つに分けて説明します。ご自身の機種にあたる方だけをお読みください。

対処2:J:COM LINK系(XA401/XA402/XA403)でログインする

公式のお知らせでは、すでにJ:COM LINKにGoogleアカウントを設定済みの場合は、表示された画面でアカウントを選択して「決定」ボタンを押すと、そのままログインできると案内されています。まずこれを試してください。パスワードの入力は不要です。

まだアカウントを設定していない場合は、テレビ画面に表示されるQRコードをスマートフォンで読み取り、遷移先のページでGoogleアカウントにログインする方法も同じお知らせで案内されています。リモコンでメールアドレスとパスワードを1文字ずつ入力するより、はるかに速く、打ち間違いもありません。

対処3:Smart J:COM Box/4K J:COM Boxでログインする

この系統は方式が違います。テレビ画面に表示されたコード(アルファベット8文字)を、パソコンやスマートフォンのブラウザで入力する方式が公式に案内されています。QRコードは使いません。

  1. YouTubeを起動し、リモコンの「◀」ボタンでメニューを表示します。
  2. 「▼」ボタンで「アカウント」を選びます。
  3. 「▶」ボタンで「ログイン」を選び、「決定」ボタンを押します。
  4. テレビ画面にログイン用のURLとコード(アルファベット8文字)が表示されます。
  5. パソコンやスマートフォンのブラウザで youtube.com/activate を開きます。
  6. 「コードを入力」の欄にテレビ画面のコードを入力し、Googleアカウントで認証します。

対処4:エラーが出て先へ進めない場合

ログインの途中でエラーが出る場合、J:COMはテレビメニューから「設定」→「アプリ」→「YouTube」と進み、「データを削除」を実行する方法を案内しています。これはJ:COM LINK系での案内です。実行するとアプリの保存データが消えるため、ログインし直しが必要になります。

対処5:スマートフォンから動画を飛ばす(テレビコードでリンク)

ログインが面倒な場合、スマートフォンのYouTubeアプリからテレビへ動画を飛ばす方法もあります。これはJ:COM固有の機能ではなく、YouTubeアプリ側の機能です。機種やアプリのバージョンによっては項目の有無や名称が異なりますので、見当たらない場合は無理に探さないでください。

  1. チューナーでYouTubeを起動します。
  2. リモコンの「◀」ボタンを押してメニューを表示します。
  3. 「設定」へ移動します。
  4. スクロールして「テレビコードでリンク」を探します。テレビに青色のテレビコード(数字のみ)が表示されます。
  5. スマートフォンでYouTubeアプリを開き、「キャスト」アイコンをタップします。
  6. 「テレビコードでリンク」をタップし、テレビに表示された数字を入力して「リンク」をタップします。

11. リモコンの「YouTube」ボタンが反応しない

専用ボタンを押しても何も起きない場合、原因は大きく3つに分かれます。順番に切り分けると、故障かどうかが5分で判定できます。

11-1. まずテレビの入力切換を確認する

第5章の内容ですが、公式もこの症状の最初の確認事項として入力切換を挙げています。テレビがJ:COMチューナーの映像を映していなければ、ボタンを押しても画面には何も現れません。

11-2. 別の経路でYouTubeが開けるか試す

ここが判定の要です。専用ボタン以外の方法でYouTubeが開けるなら、チューナーもアプリも正常で、ボタンだけが壊れていると分かります。

  • XA401:リモコンの「スタート」を押し、「◀」「▶」で「ネット動画」から「YouTube」を選んで「決定」
  • XA402:リモコンの「スタート」または「ホーム」を押し、「◀」「▶」で「ネット動画」から「YouTube」を選んで「決定」
  • XA403(mini):リモコンの「アプリ」ボタンを押し、方向ボタンで「YouTube」を選んで「決定」
  • Smart J:COM Box系:リモコンの「ホーム」ボタンを押し、メニューから「アプリ」を選び、「アプリ一覧」から「YouTube」を選んで「決定」

公式も、この代替経路で起動できる場合は「リモコンボタンの故障・劣化が考えられます」と案内しています。逆に、代替経路でも起動できない場合は、チューナー本体のリセットを試すよう案内されています。

11-3. リモコンのスリープと電池

J:COM LINKに付属するリモコンはBluetooth接続に対応しており、電池の消耗を抑えるため、しばらく操作しないとスリープモードに入ります。スリープからの復帰には数秒かかることがあり、最初の1回のボタンが効かないように感じられます。「1回目を押して、少し待ってから2回目を押す」と、実は正常だったというケースがあります。

電池も基本ですが見落とされがちです。他のボタン(音量やチャンネル)は効くのにYouTubeボタンだけ効かない場合は電池ではありませんが、全体的に反応が鈍い場合は交換してみてください。

11-4. ペアリングの再設定(J:COM LINK(XA401)の場合)

Bluetooth接続のリモコンは、何らかの理由でペアリングが外れることがあります。ここに載せているのはJ:COM LINK(XA401)の手順です。公式にはリモコンのタイプ別に案内されています。

リモコンのタイプA/Bの場合

  1. 本体背面の「ペアリング」ボタンを3秒以上押し続けます。
  2. リモコンの「スタート」ボタンと「d」ボタンを同時に3秒以上長押しします。
  3. リモコンを本体に近づけて、ペアリングが完了するまで待ちます。

リモコンのタイプCの場合

  1. リモコンの「スタート」ボタンと「dデータ」ボタンを同時に長押しします。
  2. リモコンを本体に近づけて、ペアリングが完了するまで待ちます。

XA402・XA403(mini)は手順が違います。ボタンの組み合わせも長押しの秒数も上記とは異なり、本体背面のペアリングボタンを使う案内もありません。たとえばXA402の公式ページでは、リモコンのタイプはAとCの2種類で、いずれもリモコンのボタンを同時に5秒以上長押しする手順が案内されています。上の手順どおりに操作しても再ペアリングできませんので、必ずお使いの機種名でJ:COM公式サポートの「リモコンの設定」ページをご確認ください。

リモコンのタイプは付属品によって異なります。手元のリモコンがどのタイプか分からない場合も、機種名で公式の「リモコンの設定」ページを開けば写真つきで判別できます。なお、J:COM公式サイトには「J:COM LINK(XA401)のリモコンが効かない」という、質問に答えていく形式のかんたん診断ページも用意されています。

12. 再生が始まらない・止まる/「インターネット接続していません」と出る

アプリは開くのに動画が再生されない、読み込みが延々と続く、という症状です。J:COM公式は、この場合の確認手順を次の順で案内しています。

  1. チューナーをリセットする:本体の「リセット」ボタンを押し、電源ランプが緑色に点灯するまで待ちます。
  2. モデムやWi-Fiルーターを再起動する:インターネット用の機器の電源を入れ直します。
  3. Wi-Fiを接続し直す:Wi-Fi接続でお使いの場合は、いったん切って接続をやり直します。

「YouTubeを起動すると『インターネット接続していません』と表示される」場合も、公式の案内は同じ3手順です。

チューナー側ではなく、J:COM側の障害かもしれない

ここは多くの記事が触れていない、しかし重要な確認先です。自宅の機器に問題がなくても、J:COM側で障害が起きていれば当然見られません。J:COMは障害やメンテナンスの情報を公式のお知らせページ(notices.jcom.co.jp)で公開しています。

実際に2025年2月25日には、TVサービス用セットトップボックスの一部機種で「YouTubeの視聴ができない」「セットトップボックスがフリーズする」「YouTubeアプリの起動終了を繰り返す」という事象が発生し、同日中に復旧が告知されています。この時の対処案内もセットトップボックスのリセットでした。

直らない時は、機器をいじる前にお知らせページを見る。これを習慣にすると、無駄な作業をせずに済みます。スマートフォンから確認できますので、テレビの前で悩む前にひと目確認してください。

症状がもう少し具体的なら、こちらが近道です

同じ「再生されない」でも、出方によって効く対処が変わります。当てはまるものがあれば、そちらの記事のほうが早く解決します。

アプリが落ちる時に順番に試す手順を示した図

13. 画面にこう出ている場合(文言から逆引き)

ここまでの章は「症状」で分けてきましたが、テレビ画面に出ている文言をそのまま探したい方も多いはずです。この章は文言から引けるようにしました。表示される文言は機種やソフトウェアの版によって異なりますので、近いものを選んでください。

「利用可能なアプリがありません」

YouTubeを開こうとした時にこの文言が出る場合、公式が案内している対処はチューナー本体のリセットです。本体前面の「リセット」ボタンを押し、電源ランプが緑色に点灯するまで待ちます。これは再起動であって初期化ではなく、録画番組も録画予約も消えません。緑色にならない場合は「電源」ボタンを押してください。

それでも変わらない場合は、系統Aの方は第8章の手順2(アップデートのアンインストール)へ、系統Bの方は第9章へ進んでください。

「インターネット接続していません」

公式の案内は3段階です。①チューナーをリセットする(本体前面のリセットボタン→緑色点灯まで待つ)→②モデムやWi-Fiルーターを再起動する→③Wi-Fi接続の場合はいったん切って接続し直す、の順に進めてください。①だけで直ることも珍しくありません。

「このデバイスは最新の要件を満たしていないため、YouTube をご利用いただくことができません」

これはJ:COMではなくYouTube(Google)側が表示している文言です。Googleは、古い機器で必要な条件を満たさなくなった場合にこの表示になると案内しています。この表示が出た機器では、リセットを繰り返しても復旧しません。機器を替えるしかない、という合図だと考えてください。

ただしGoogleは、代替として「テレビにウェブブラウザが搭載されている場合は、今後も youtube.com から YouTube を利用できる可能性があります」とも案内しています。お使いのテレビ本体にブラウザがあれば、そこから見られる場合があります。あわせて第15章の3つの代替手段もご覧ください。

「YouTubeビューワ」のアイコンを押しても何も起きない(Smart TV Box)

型番がC01ASなら、第3章Cのとおり2020年5月31日にサービスが終了しています。アイコンは残りますが起動しても利用できません。この機器では対処のしようがありませんので、第14章または第15章へ進んでください。

14. それでも直らない時:どこへ連絡し、何を伝えるか

ここまで試して変化がなければ、自己解決の範囲を超えています。連絡することは負けではありません。特にSmart J:COM Box/4K J:COM Boxをお使いの場合は、利用者側でできる操作がもともと少ないため、早めに相談したほうが結果的に速く解決します。

連絡前に手元にまとめておく情報

これがあるかないかで、やりとりの往復回数が大きく変わります。メモかスマートフォンのメモアプリに書き出してから連絡してください。

項目 なぜ必要か
チューナーの型番(XA401、WA-8000など) 案内できる手順が機種で変わるため、最重要
画面に出る文言をそのまま(「利用可能なアプリがありません」など) 既知の事象かどうかを即座に照合できる
いつから起きているか 障害告知やソフトウェア更新の時期と突き合わせられる
すでに試したこと(アプリのリセット、本体リセットなど) 同じ案内を繰り返されずに済む
放送(テレビ番組)は正常に映るか チューナー全体の不調か、YouTubeだけの問題かの切り分け
J:COMオンデマンドなど他のネット系機能は使えるか ネットワークの問題かアプリの問題かの切り分け
スマートフォンではYouTubeが見られるか YouTube側の障害かどうかの切り分け

連絡先と手段

  • J:COM公式サポートサイト(cs.myjcom.jp):機種別の手順、取扱説明書、かんたん診断がまとまっています。24時間いつでも確認できます。まずはここでご自身の型番を検索してください。
  • チャットサポート:公式サポートサイトから利用できます。電話がつながりにくい時間帯でも進められます。
  • My J:COM(マイページ):契約中の機器の確認、機器交換の申し込みなどができます。
  • お知らせページ(notices.jcom.co.jp):障害・不具合の告知が出ていないかを確認できます。
  • 電話窓口:J:COM公式サイトの「お問い合わせ」ページに、用件別の窓口と受付時間が案内されています。電話番号や受付時間は変更されることがあるため、当サイトでは番号を掲載しません。おかけになる前に必ず公式サイトの最新の記載をご確認ください

機種変更を相談する判断基準

次のいずれかに当てはまるなら、目の前の不具合を追いかけるより、機器そのものを新しくする相談をしたほうが早い可能性があります。

  • 型番がC01AS(Smart TV Box)である:YouTubeビューワは2020年5月31日に終了済みで、この機器では復旧できません。迷う必要のない、いちばん明確な該当条件です。公式も「YouTubeサービスは、Smart TV Box以外のセットトップボックス(J:COM LINKなど)でご利用いただけます」と案内しています
  • お使いの型番が、公式のYouTube関連ページの対応機種欄に見当たらない(従来型チューナー)
  • Smart J:COM Box/4K J:COM Boxで、本体のリセットとアプリのリセットを試しても変化がない
  • YouTubeに限らず、全体的に動作が重い・反応が遅い状態が続いている
  • 4K対応や新しいネット動画サービスも今後使いたい

J:COM公式サポートによれば、最新のJ:COM TVチューナーは「J:COM LINK」で、機器の交換は「マイページ > サービス > J:COM LINKへの機器交換 > 機器交換」から手続きできると案内されています。ただし、現在お使いのチューナーから変更すると月額利用料金に差額が生じる場合があると明記されています。料金や工事費の扱い、キャンペーンの有無は時期によって変わりますので、金額については必ず申し込みページまたは窓口でご確認ください。当サイトでは具体的な金額は記載しません。

録画番組をお持ちの方へ。チューナーを交換すると、それまでに録画した番組をどう扱えるかが問題になります。J:COM公式の機種変更案内には、既存の録画番組の扱いについての明確な記載が見当たりませんでした。録画データを残したい場合は、申し込む前に必ず窓口で確認してください。手続きを進めてから知る、という順番になると取り返しがつきません。

15. J:COMのチューナーが直らなくても、今日YouTubeを見る3つの方法

Smart TV Box(C01AS)や従来型チューナーをお使いの方、Smart J:COM Boxで打ち手が尽きた方、窓口の回答を待っている方。ここが行き止まりではありません。チューナーを直さなくてもYouTubeを見る道は3つあります。費用が安い順に並べました。

方法1:テレビ本体に入っているYouTubeアプリを使う

  • 必要なもの:ネットにつながるテレビ(いわゆるスマートテレビ)だけ。追加の出費はありません。
  • 向いている人:ここ数年に買ったテレビをお使いの方。まずこれを確認してください。

テレビのリモコンに「YouTube」ボタンがある、あるいはテレビのホーム画面にアプリ一覧がある機種なら、J:COMのチューナーを経由せずにテレビ単体でYouTubeが見られます。テレビの入力をJ:COMチューナー以外(テレビ本体のホーム)に切り替えるだけです。費用ゼロで今すぐ試せるので、最初にここを確かめてください。テレビ側のYouTubeが動かない場合の対処はテレビでYouTubeが見られない時の原因と対処法にまとめています。

方法2:HDMI端子に挿すストリーミング端末を追加する

  • 必要なもの:テレビの空いているHDMI端子1つ、家庭内のインターネット環境、端末の購入費用。
  • 向いている人:テレビにYouTubeアプリが入っていない方、テレビが古い方。

テレビのHDMI端子に挿して使うタイプの小型端末です。J:COMのTVサービスとは独立して動くため、チューナー側の不具合の影響をまったく受けません。テレビの入力を切り替えるだけでYouTubeが見られるようになります。製品の選び方はテレビでYouTubeが見られない時の原因と対処法で扱っていますので、そちらをご覧ください。J:COMのチューナーで見たい理由が「リモコン1本で完結する手軽さ」にあるなら、入力切り替えの手間が増える点を許容できるかどうかだけ、事前に考えておいてください。

方法3:スマートフォンからテレビへ飛ばす(キャスト)

  • 必要なもの:スマートフォンと、キャストに対応した受け手(テレビ本体または方法2の端末)。
  • 向いている人:スマートフォンでの操作に慣れている方。動画探しをリモコンでやりたくない方。

スマートフォンのYouTubeアプリで見たい動画を選び、キャストアイコンからテレビへ送る方法です。リモコンで文字を入力しなくて済むのが最大の利点で、テレビ側でログインする必要もありません。受け手側がキャストに対応している必要があるため、方法1か方法2が先に成立していることが前提になります。

16. やらなくていいこと・やってはいけないこと

最後に、時間を溶かすだけの操作と、リスクのある操作を挙げます。ここに書いたことをやらないだけで、多くの方は無駄な1時間を節約できます。

やらなくていいこと

  • 本体リセットを3回以上繰り返す:リセットで直る不具合は1回目か2回目で直ります。3回目以降は結果が変わりません。回数ではなく手段を変えてください。
  • Smart J:COM Box系で再インストール手順やGoogle Playストアを探し続ける:公式にアンインストールは「J:COM LINKのみ対応」と明記されており、この系統はアプリを追加する作りになっていないと紹介されています。存在しない項目は、どれだけ設定画面をさまよっても見つかりません。
  • Smart TV Box(C01AS)でYouTubeビューワを復活させようとする:2020年5月31日に終了済みです。アイコンが残っているのは公式の仕様どおりで、故障ではありません。第15章へ進んでください。
  • ログイン画面が出るたびにログインし直そうとする第10章のとおり、ログインせずに視聴できます。急いでいる時はログインを飛ばしてください。
  • HDMIケーブルを何度も抜き差しする:映像がまったく出ないなら意味がありますが、YouTubeだけ見られないという症状では関係がありません。

やってはいけないこと

  • STB暗証番号を当てずっぽうで何度も入力する:機器によっては誤入力への制限が設けられている場合があります。分からなければ窓口へ。
  • チューナー本体の「初期化」を思いつきで実行する:これは第7章の4つのリセットとはまったく別の操作です。本体前面のリセットボタン(=再起動。録画は消えません)とも、アプリのリセットとも違います。初期化は設定や録画予約に影響する可能性があります。YouTubeが見られないという理由だけで実行するのは避け、必要かどうかを窓口で確認してから行ってください。
  • 録画中やソフトウェア更新中に電源プラグを抜く:機器の不具合や録画の失敗につながります。リセットボタンの位置が分からない場合は、抜く前に取扱説明書を確認してください。
  • 公式ではない配布元のアプリを入れようとする:J:COMのチューナーは貸与機器です。想定外の操作は不具合や契約上の問題につながる可能性があります。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 型番がどこにも見当たりません。どうやって調べればいいですか?

本体の背面または底面のラベルがいちばん確実です。テレビ台の裏で見えない場合は、スマートフォンのカメラで撮影して拡大すると読み取れます。それも難しければ、My J:COM(マイページ)でご契約中の機器を確認するか、J:COM公式サポートに掲載されているチューナーの外観一覧(前面・背面の写真)と見比べる方法があります。どうしても分からない場合は、窓口でご契約者情報から確認してもらえます。

Q2. YouTubeのアイコンが急に消えました。故障ですか?

Smart J:COM Box/4K J:COM Boxをお使いなら、故障ではない可能性があります。この系統には「YouTubeアプリ表示設定」という項目があり、「非表示」にするとアイコンが消えます。第6章の手順で設定を確認してください。J:COM LINK系にはこの設定自体が無いため、別の原因を疑うことになります。

Q3. リセットをすると、録画した番組は消えますか?

紛らわしい名前の操作が3つあるので、分けてお答えします。①本体前面のリセットボタン=再起動です。録画した番組も録画予約も消えません。設定もそのまま残ります。安心して最初に試していただける操作です。②アプリのリセットは、公式の説明ではYouTubeアプリの視聴履歴と検索履歴が消え、ログイン状態が解除される操作で、録画番組を削除する操作としては案内されていません。③チューナー本体の「初期化」だけは別物で、設定や録画予約に影響する可能性があります。①②と混同しないでください。心配な場合は、実行前に窓口で確認するのが確実です。詳しい違いは第7章の比較表にまとめました。

Q4. Smart J:COM BoxでもYouTubeにログインできますか?

公式サポートには、Smart J:COM Box向けのログイン手順が案内されています。テレビ画面に表示されたコードを、パソコンやスマートフォンのブラウザで youtube.com/activate を開いて入力する方式です。ログインすると「登録チャンネル」や「ライブラリ」が使えるようになると案内されています。

Q5. 何回リセットすれば直りますか?

目安として2回までです。本体のリセットを1回、(YouTubeが開けるなら)アプリのリセットを1回試して変化がなければ、同じ操作を繰り返しても結果は変わりません。J:COM LINK系なら第8章の手順2(アップデートのアンインストール)以降へ、Smart J:COM Box系なら第14章の窓口相談第15章の代替手段へ進んでください。繰り返しをやめる判断が、いちばん時間を節約します。

Q6. リモコンに「YouTube」ボタンがありません。どこから開きますか?

機種によって経路が異なります。XA401は「スタート」→「ネット動画」→「YouTube」、XA402は「スタート」または「ホーム」→「ネット動画」→「YouTube」、XA403(mini)は「アプリ」ボタン→「YouTube」、Smart J:COM Box系は「ホーム」→「アプリ」→「アプリ一覧」→「YouTube」です。詳しくは第11章をご覧ください。

Q7. J:COMでYouTubeを見ると追加料金はかかりますか?

YouTube自体の視聴に別途の視聴料はかかりませんが、インターネット回線の通信を使います。ご契約のネット環境や、YouTube Premiumなど有料プランの有無によって話が変わります。料金や契約条件は変更されることがありますので、正確な扱いはJ:COM公式サイトまたは窓口でご確認ください。当サイトでは金額を断定しません。

Q8. 古いチューナーです。もうYouTubeは諦めるしかないですか?

型番がC01AS(Smart TV Box)なら、その機器での復旧は諦めてください。YouTubeビューワは2020年5月31日に終了しています。それ以外の従来型チューナーなら、2つ確認してください。1つ目は、お使いの型番が公式のYouTube関連ページの対応機種欄にあるかどうか(第2章・第3章)。2つ目は、J:COM公式のお知らせページで障害が出ていないかどうか。そのうえで見込みが無さそうなら、第14章の機種変更の相談か、第15章の3つの代替手段が現実的な選択肢になります。機種変更は月額料金に差額が生じる場合があると公式に案内されていますので、金額と録画番組の扱いを先に確認してください。

まとめ

J:COMのテレビでYouTubeが見られない時、答えは「どの機種を使っているか」でほぼ決まります。J:COM LINK系(XA401/XA402/XA403)なら、本体のリセット、アップデートのアンインストール、データの削除、アプリのリセット、Playストアでの更新、アプリのアンインストールという打ち手があります。Smart J:COM Box/4K J:COM Box系なら、本体のリセットとアプリのリセットを試して駄目なら、そこが利用者側の限界です。限界を知っていれば、無限に再起動を繰り返さずに済みます。

そしてSmart TV Box(C01AS)だけは、2020年5月31日にYouTubeビューワが終了しています。アイコンは残りますが起動しても利用できません。この機種で今日まで再起動を繰り返してきた方は、ここでやめて大丈夫です。直らないのはあなたの操作のせいではありません。

「リセット」は4種類あって別物だということ(第7章)、本体前面のリセットは再起動であって録画は消えないこと、ログイン画面が出る症状は故障ではなくログインせずに視聴できること。この3つを知っているだけで、大半のケースは解決するか、少なくとも「これは自分では直せない」と早く判断できます。直せないと分かっても、第15章の3つの方法で今日中にYouTubeは見られます。

今日やることは1つです。テレビ台の裏に回って、チューナー本体の型番を確認してください。そこから先の道は、この記事の第2章の表がすべて示しています。

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