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Androidスマホのバッテリー持ちを改善する設定10選|今日からできる節電テクニック完全版
「朝は100%だったのに、お昼にはもう50%を切っている……」そんな経験はありませんか? Androidスマホの電池持ちが悪くなると、外出先でバッテリー切れにならないか不安で、モバイルバッテリーが手放せなくなりますよね。
でも、ご安心ください。実は、スマホの設定を少し見直すだけで、バッテリーの持ちは大きく改善できます。特別なアプリをインストールしたり、難しい操作をしたりする必要はありません。この記事では、Android 14・Android 15・Android 16に対応した「バッテリー持ちを改善する設定10選」を、初心者の方にもわかりやすくステップバイステップで解説します。
まず知っておきたい「電池が減る本当の原因」
「なぜバッテリーが減るのか」を知っておくと、どの設定を優先すべきか判断しやすくなります。
スマホの電力消費を実際に計測した研究によると、最も電力を消費しているのは「画面(ディスプレイ)」と「通信(Wi-Fi/4G/5G)」の2つです。この2つで全体消費の大半を占めているため、まずここを改善するだけで体感できる変化が起きます。
3番目以降に続くのが、バックグラウンドで動くアプリ、位置情報(GPS)、通知処理などです。
つまり、この記事の設定は:
- 画面まわりの改善(設定①〜⑤)
- 省電力機能の活用(設定⑥〜⑦)
- バックグラウンド・通信の見直し(設定⑧〜⑩)
という3段階で構成しています。上から順に試していくのが、最もコスパの良いやり方です。
設定①:画面の明るさを最適化する(最大+25%改善)
なぜ画面の明るさがバッテリーを消費するの?
スマホの中で**最も電力を消費しているのが画面(ディスプレイ)**です。特に画面の明るさ(輝度)は、バッテリー消費に直結します。パデュー大学の研究によると、有機EL(OLED)ディスプレイでは明るさが電力消費に強く影響し、明るさを下げることが最も効果的な節電手段のひとつとされています。
設定手順
クイック設定(最も簡単な方法):
- 画面の上から2回スワイプして「クイック設定パネル」を広げます
- 明るさ調整のスライダー(横長のバー)が表示されます
- スライダーを左にドラッグして、明るさを下げます
- 室内なら30〜50%程度がおすすめです
メーカーごとの設定手順:
- Samsung Galaxy:「設定」→「ディスプレイ」→「明るさ」のスライダーで調整。「明るさの自動調整」も同じ画面にあります
- Google Pixel:「設定」→「ディスプレイとタップ」→「明るさの自動調節」をON。手動で下げる場合はクイック設定のスライダーを使います
- Xperia(ソニー):「設定」→「画面設定」→「明るさのレベル」および「明るさの自動調節」で調整
- AQUOS(シャープ):基本手順は同じ。「長エネスイッチ」という独自の省エネ機能で、明るさを含めて一括管理できます
- Xiaomi:「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「明るさ自動」をON
- Huawei:「設定」→「ディスプレイと画面の明るさ」から調整(同カテゴリにダークモード等も配置されています)
効果の目安
- 平均消費電力を5〜20%削減できる場合があります
- 24時間使用換算で**+1.3〜+6時間**の延長が見込めます
- 自動明るさをONにして「少し暗い」と感じる程度まで一段下げるのが、初心者には失敗しにくいベストな方法です
注意点
明るさを下げすぎると屋外で画面が見づらくなります。自動調整をONにしつつ、スライダーを少し暗め方向にずらすのが最もバランスがとれた使い方です。
設定②:画面のスリープ時間を短くする(最大+11%改善)
なぜスリープ時間が長いとバッテリーが減るの?
スリープ時間とは、スマホを操作しなくなってから自動的に画面が消えるまでの時間のことです。この時間が長いと、テーブルに置いたまま放置しているときなど、何もしていないのに画面がずっとつきっぱなしになり、無駄に電力を消費してしまいます。
メーカー側も「タイムアウトは電池寿命を延ばすための機能」として公式に案内しています。
設定手順
メーカーごとの設定手順:
- Samsung Galaxy:「設定」→「ディスプレイ」→「画面のタイムアウト」→ 時間を選択
- Google Pixel:「設定」→「ディスプレイとタップ」→「画面自動消灯」→ 30秒など短めに設定
- Xperia(ソニー):「設定」→「画面設定」→「画面消灯」→ 時間を選択
- AQUOS(シャープ):「設定」→「ディスプレイ」→「画面消灯(スリープ)」
- Xiaomi:「設定」→「ロック画面」→「スリープ」から非アクティブ時間を指定
おすすめの時間は**「30秒」**です。最初は30秒〜1分にして、「読み物中に消えてしまう」と感じたら少し伸ばすのが安全です。
効果の目安
- 平均消費電力を2〜10%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+0.5〜+2.7時間**の延長が見込めます
- スマホを頻繁にチェックする方ほど、また「ついつい放置しがち」という方ほど効果が大きくなります
注意点
レシピを見ながら料理するなど、長時間表示が必要な場面では一時的に長めに設定し直すのも良いでしょう。また、有機ELスマホでスリープを「なし」に設定し続けると、同じ画像が焼き付く(焼き付き)リスクもあります。
設定③:リフレッシュレートを60Hzに下げる(最大+18%改善)
リフレッシュレートってなに?
リフレッシュレートとは、画面が1秒間に何回書き換わるかを表す数字です。「60Hz」なら1秒間に60回、「120Hz」なら120回画面が更新されます。120Hzのほうがスクロールや画面の動きがなめらかに見えますが、その分バッテリーの消費も大きくなります。
旧世代の120Hz機では、60Hzに落とすと持続時間が約20〜36%相当大きく伸びたテスト例があります。一方、最新の「LTPO」パネル(画面に合わせて1〜120Hzを自動で切り替える技術)搭載機では差が十数分程度に縮まることもあります。
設定手順
- Samsung Galaxy:「設定」→「ディスプレイ」→「動きの滑らかさ」→「標準(60Hz)」を選択
- Google Pixel:「設定」→「ディスプレイとタップ」→「スムーズ ディスプレイ」をOFF(60Hz寄りになります)
- Xperia(ソニー):機種により設定項目が異なります。STAMINAモードをオンにすると自動的に抑えられます
- AQUOS(シャープ):上位モデル(AQUOS Rシリーズ)では「設定」→「ディスプレイ」から変更可。senseシリーズは元々60Hzのため設定不要
- Xiaomi:「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「リフレッシュレート」→ 60Hzを選択
- Huawei:端末によって「画面リフレッシュレート」項目があります
効果の目安
- 平均消費電力を2〜15%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+0.5〜+4.3時間**の延長が見込めます
- 最新フラッグシップのLTPOパネル搭載機では効果が小さくなる傾向あり
注意点
スクロール時の滑らかさが若干落ちます。初心者には「普段は60Hz、ゲームや動画を快適に楽しみたいときだけ120Hzに戻す」という使い方がおすすめです。なお、お使いのスマホが元々60Hzまでしか対応していない場合(「動きの滑らかさ」の項目がない場合)は、この設定は関係ありません。
設定④:ダークモードを活用する(有機ELで最大+47%改善)
ダークモードがバッテリーに効く仕組み
ダークモードとは、画面全体の配色を白基調から黒や暗い色基調に切り替える機能です。有機EL(OLED・AMOLED)ディスプレイでは、黒い部分のピクセル(画面の点)が完全にオフになるため、暗い色が多いほど使わないピクセルが増え、電力を節約できます。
パデュー大学の研究では以下のことがわかっています:
- 屋内の通常使用(明るさ30〜50%):ダークモードで平均3〜9%程度の節電
- 屋外で明るさを最大に近くしている場合:最大**39〜47%**もの節電
つまり「ダークモードを使えば常に大幅節電」ではなく、明るさが高いほど効果が大きくなるという点が重要です。
⚠️ 液晶(LCD)スマホでは、ダークモードの節電効果はほぼありません。 液晶はバックライトが常に点灯しているため、画面の色が変わっても消費電力はほとんど変わりません。
あなたのスマホは有機EL?液晶?
- 有機EL(OLED/AMOLED) → ダークモードの効果あり:Samsung Galaxyシリーズ(ほぼ全モデル)、Google Pixel(最近のモデル)、Xperia(上位モデル)、AQUOS Rシリーズ
- 液晶(LCD) → ダークモードの効果はほぼなし:AQUOS senseシリーズの一部、一部の低価格モデル(ただし目の負担軽減には役立ちます)
設定手順
- Samsung Galaxy:「設定」→「ディスプレイ」→「ダーク」を選択。スケジュール設定も可能
- Google Pixel:「設定」→「ディスプレイとタップ」→「ダークモード」をON
- Xperia(ソニー):「設定」→「画面設定」→「ダークテーマ」をON
- AQUOS(シャープ):「設定」→「ディスプレイ」→「ダークテーマ」をON
- Xiaomi:「設定」→「ディスプレイ」→「ダークモード」
- Huawei:「設定」→「ディスプレイと画面の明るさ」→「ダークモード」
夜だけダークモードにしたい場合は「スケジュール」から時間を設定できます。
効果の目安
- 有機ELで屋内・通常明るさ:平均消費電力を3〜9%削減(24時間換算 +0.7〜+2.7時間)
- 有機ELで屋外・高輝度:消費電力を最大39〜47%削減(画面消費だけでの話)
注意点
一部のアプリやWebサイトでダークモードの表示が見づらくなることがあります。また、省電力モードをONにすると自動的にダークテーマが有効になる機種もあります。
設定⑤:常時表示(AOD)と「持ち上げ点灯」を制御する(最大+9%改善)
AODって何?なぜバッテリーを使うの?
AOD(Always On Display=常時表示)とは、スマホをロックしている間も画面に時計や通知を表示し続ける機能です。便利な反面、ロック中もずっと画面が点灯しているため、じわじわとバッテリーを消費します。
また「持ち上げ点灯」(スマホを手に取るだけで画面が光る機能)も、1日に何十回も繰り返されると積み重ねでバッテリーに影響します。Google公式のPixelヘルプでも、「常に表示状態のディスプレイをオフにする」ことが節電策のひとつとして明記されています。
実測では、AODで1時間あたり約0.6%前後の追加消費が確認されています(機種・表示内容によって変動します)。
設定手順
- Samsung Galaxy:「設定」→「ロック画面とAOD」→「Always On Display」→ 表示タイミングを「タップ時のみ」または「スケジュール」に変更(常にONを避けるだけでOK)
- Google Pixel:「設定」→「ディスプレイとタップ」→「常に表示状態のディスプレイ」→ OFFまたはタップ時のみ
- Xperia(ソニー):「設定」→「外観」→「アンビエント表示(Always-on display)」→ 表示タイミングを調整
- Xiaomi:「設定」→「常時表示&ロック画面」→「Always-on表示」→ タイミング(「タップ時」「スケジュール」等)を選択
- Huawei:「設定」→「ホーム画面と壁紙」→「常時表示」→ 表示モードを「スマート」または時間指定に
また、持ち上げ点灯(機種によって「手で持ったときに表示」「リフトアップウェイクアップ」などの名称)も、同じロック画面・ディスプレイ設定の中でオフにできます。
効果の目安
- 平均消費電力を1〜8%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+0.2〜+2.2時間**の延長が見込めます
注意点
完全にOFFにすると通知を見逃しやすくなります。初心者には**「タップ時だけ表示」や「スケジュールで夜間のみOFF」**という設定がバランスがとれていておすすめです。
設定⑥:省電力モード(バッテリーセーバー)を「自動オン」で使う(最大+43%改善)
省電力モードは「総合節電スイッチ」
省電力モード(バッテリーセーバー)は、スマホに内蔵されている節電機能です。オンにすると、以下のような複数の対策をまとめて自動的に行ってくれます:
- 画面の明るさを少し暗くする
- バックグラウンドアプリの動作を制限する
- CPUの処理速度を抑える(動作がやや遅くなります)
- 位置情報の利用を制限する
- 自動同期を一時停止する
- 「OK Google」の音声起動をオフにする
- 5Gを4Gに切り替える(対応機種の場合)
単体の設定をひとつずつ変えるより、まとめて抑えてくれるため効果が出やすいのが特徴です。
設定手順
自動ONの設定(特におすすめ):
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリー セーバー」を開きます
- 「スケジュールの設定」(または「自動的にON」)をタップ
- 「残量に基づく」を選び、**20〜30%**で自動ONになるよう設定します
メーカーごとの設定手順:
- Samsung Galaxy:「設定」→「バッテリーとデバイスケア」→「バッテリー」→「省電力モード」。CPUを70%に制限、明るさを10%ダウン、5G無効化などのオプションがあります
- Google Pixel:「設定」→「バッテリー」→「バッテリー セーバー」。さらに強力な「スーパー バッテリー セーバー」では、画面消灯30秒化・テザリング停止・5G停止などが実行されます
- Xperia(ソニー):「STAMINAモード」という名前です。電池残量に応じた自動ON/OFFのスケジュール設定も可能
- AQUOS(シャープ):「長エネスイッチ」でどの機能を制限するか個別に選べます
- Xiaomi:設定またはコントロールセンターから「バッテリーセーバー」を有効化
- Huawei:設定から「省電力モード」または「超省電力」を有効化
効果の目安
- 平均消費電力を10〜30%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+2.7〜+10.3時間**の延長が見込めます
- これは10の設定の中で最大の節電効果が期待できる設定です
注意点
通知が若干遅れたり、一部のアプリのバックグラウンド動作が停止したりすることがあります。LINEや電話、決済アプリなど重要なアプリは「例外(制限しない)」に設定できます。設定画面内の「スリープにしないアプリ」や「対象外アプリ」から登録しておきましょう。
設定⑦:自動調整バッテリー(Adaptive Battery)をONにする(最大+9%改善)
「使っていないアプリ」を賢く制限する機能
自動調整バッテリー(Adaptive Battery)は、AIがあなたのスマホの使い方を学習して、使っていないアプリのバックグラウンド動作を自動で制限してくれる機能です。「このアプリはいつも朝にしか使わない」と学習すると、日中はそのアプリのバックグラウンド動作を抑えてくれます。
Google公式(Pixelヘルプ)でも、使用頻度の低いアプリの実行回数を減らすことで待機中の消費を抑える仕組みとして説明されています。
設定手順
- Google Pixel(標準Android):「設定」→「バッテリー」→「バッテリー セーバー」→「自動調整バッテリー」→ ONにします
- Samsung Galaxy:「設定」→「バッテリーとデバイスケア」→「バッテリー」。「バックグラウンドの使用を制限」から3段階で管理できます:
- 「スリープ中のアプリ」:バックグラウンド動作を制限
- 「ディープスリープ中のアプリ」:完全停止(通知も届かなくなります)
- 「スリープにしないアプリ」:常時動作を許可するアプリを登録
- 「使用していないアプリをスリープ」をONにすると、3日間使っていないアプリが自動スリープされます
- Xperia / AQUOS:STAMINAモード・長エネスイッチをオンにすることで同様の効果が得られます
効果の目安
- 平均消費電力を3〜8%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+0.7〜+2.2時間**の延長が見込めます
- 特に効果が出やすいのは:アプリを大量にインストールしている方、通知が多い方、待機中にも電池が減りやすいと感じている方
注意点
学習に時間がかかることがあります(数日〜1週間ほど使い方を学習します)。また、一部アプリで通知が遅れることがあるため、次の設定⑧「アプリ別最適化」とセットで調整するのが安全です。
よくある誤解について:「最近使ったアプリ」画面でアプリを全部スワイプして閉じる行為は、実はバッテリーに逆効果です。閉じたアプリをまた開くとき、ゼロから読み込み直す必要があり、より多くの電力を使います。Androidは元々、使っていないアプリを自動で省電力状態にする仕組みを持っているため、手動で閉じる必要はありません。
設定⑧:バックグラウンドアプリを個別に最適化する(最大+43%改善)
バックグラウンド動作とは?
「バックグラウンド」とは、画面に表示されていないのに裏側で動いている状態のことです。SNSアプリが新しい投稿をチェックしたり、ニュースアプリが最新情報を取得したりと、気づかないうちにたくさんのアプリが裏で動いています。これが全体消費の最大29%を占めることもあります。
特にSNSアプリ・動画アプリ・地図アプリ・広告の多い無料アプリは、バックグラウンドでの消費が大きい傾向があります。
「バッテリーを食っているアプリ」を見つける方法
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリー使用量」を開きます
- 上位にくるアプリが電力を多く消費しているアプリです
- 心当たりのないアプリが上位にある場合は要確認です
設定手順(アプリごとに制限する方法)
- 「設定」→「アプリ」→ 制限したいアプリを選びます
- 「バッテリー」をタップします
- 以下の3つから選びます:
- 「最適化」(初期設定・ほとんどのアプリはこれでOK)
- 「制限」:バックグラウンド動作を大幅に抑えます(よく使わないゲームや広告アプリに)
- 「制限なし」:常時バックグラウンド動作を許可(LINEなど通知が重要なアプリのみ)
**Samsung Galaxyの独自機能:**設定⑦で紹介した「スリープ中のアプリ」と「ディープスリープ中のアプリ」でより細かく管理できます。
Google Pixelの場合:「設定」→「バッテリー」→「バッテリー使用量」→ アプリをタップ →「バックグラウンドでの使用を許可」等を調整(「最適化」が推奨)。
⚠️ タスクキラー・メモリ解放アプリは入れないでください: これらのアプリはかえってバッテリーを消費します。強制終了させると、Androidが再起動しようとして余分な電力を使ってしまうからです。
効果の目安
- 平均消費電力を5〜30%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+1.3〜+10.3時間**の延長が見込めます
- 特に「知らないうちに電池が減っている」という方に効果が大きい設定です
注意点
LINEなどのメッセージアプリ・メールアプリ・決済アプリ・認証アプリを「制限」にすると通知や機能が届かなくなることがあります。これらは「最適化」または「制限なし」のままにしておきましょう。メーカー側も「重要アプリは対象外に設定できる」設計にしています。
設定⑨:通知を整理してムダな「画面の点灯」を減らす(最大+15%改善)
通知がバッテリーを消費する理由
通知が届くたびに、スマホでは次のことが起きています:
- 画面が一瞬点灯する(ロック画面の通知表示)
- バイブレーションや音が鳴る(振動モーターは意外と電力を消費します)
- アプリがバックグラウンドでデータを取得する(通知を表示するための通信)
1日に何十件、何百件もの通知が届くと、これらが積み重なって無視できない電力消費になります。
設定手順
不要なアプリの通知をオフにする方法:
- 「設定」→「通知」→「アプリの通知」を開きます
- アプリ一覧が表示されます
- ゲームアプリ・ショッピングアプリ・使っていないアプリをタップ
- 「通知を表示」をオフにします
通知が届いたその場で設定する(最も簡単):
- 届いた通知を長押しします
- 設定アイコン(歯車マーク)をタップ
- 「サイレント」または「オフ」を選びます
バイブレーションだけでも抑えると効果的: 必要な通知でも、バイブレーションをオフにしてサウンドだけにするだけでバッテリー消費が下がります。バイブレーション通知は、音のみの通知に比べて約2倍の電力を消費します。
Samsung Galaxyの便利機能: 通知設定画面で「頻度の多い順」に並べ替えると、最も通知が多いアプリを簡単に見つけて管理できます。
効果の目安
- 平均消費電力を2〜10%削減できる場合があります
- 24時間換算で**+0.5〜+2.5時間**の延長が見込めます
注意点
通知をオフにしても、アプリ自体は消えません。 アプリを開けばいつでも最新情報を確認できます。ただし、LINEや電話など本当に大切なアプリの通知は必ず残しておきましょう。
設定⑩:通信・位置情報の「見えない常時動作」を減らす(最大+18%改善)
3つのポイントをまとめて対処する
通信まわりの節電はいくつかの設定が分散しているので、以下の3つをまとめて確認しましょう。
⑩-A:5Gを必要なときだけ使う(4G優先に切り替え)
研究によると、5Gは4Gと比べて待機電力が約2倍になる条件があることが確認されています。電波が弱い場所で5Gと4Gを行き来している状態が特に電力を消費します。
設定手順:
- Samsung Galaxy:省電力モードのオプションから「5G OFF(5G端末の場合)」をオン。または「設定」→「接続」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークモード」→「LTE(4G)」を選択
- Google Pixel:省電力モードをオンにすると5Gが自動制限されます
- その他:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「優先ネットワークの種類」→「4G/LTE」を選択
効果の目安: 消費電力を3〜15%削減(24時間換算 +0.7〜+4.3時間)。電波が弱い地域・地下・建物内での効果が特に大きいです。
⑩-B:データセーバーでバックグラウンド通信を抑える
データセーバーをオンにすると、バックグラウンドアプリのモバイルデータ通信を制限できます。データ節約だけでなく、通信にともなうバッテリー消費も抑えられます。
設定手順:
- Samsung Galaxy:「設定」→「接続」→「データ使用量」→「データセーバー」→ ON。例外アプリ(常にデータ使用可)も個別設定が可能
- Xperia(ソニー):「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データセーバー」→ ON
- Huawei:データ通信量画面から「スマートデータセーバー」を有効化
効果の目安: 消費電力を1〜6%削減(24時間換算 +0.2〜+1.5時間)。Wi-Fi中心の自宅では差が小さくなります。
⑩-C:位置情報のアプリ権限とWi-Fi/Bluetoothスキャンを見直す
GPSは、アプリが位置情報を要求したときに電力を消費します(スイッチをオンにしているだけではほとんど消費しません)。多くのアプリが「常に許可」になっていると、画面オフ中もGPSが動き続けます。
また、位置情報の精度を高めるために「Wi-FiスキャンとBluetoothスキャン」が常時動作している場合があります。これらはWi-FiやBluetoothの本体スイッチをオフにしても動き続けることがあり、見落としがちです。
アプリの位置情報権限を見直す手順:
- 「設定」→「位置情報」→「アプリの位置情報の権限」を開きます
- 各アプリで「アプリの使用中のみ許可」を選択(基本はこれでOK)
- 「常に許可」は地図アプリなど本当に必要なものだけに
Wi-Fi/Bluetoothスキャンをオフにする手順:
- 「設定」→「位置情報」→「位置情報サービス」を開きます
- 「Wi-Fiのスキャン」と「Bluetoothのスキャン」をオフにします
効果の目安: 消費電力を1〜10%削減(24時間換算 +0.2〜+2.7時間)。位置情報を「常に許可」しているアプリが多い方ほど効果が大きくなります。
まとめ:優先度一覧表と「今日やるべき3つの設定」
効果・難易度・おすすめ度 一覧表
| # | 設定名 | 手順の簡単さ | 節電効果の目安(24時間換算) | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ① | 画面の明るさを最適化 | ◎ とても簡単 | +1.3〜+6時間 | ★★★★★ |
| ② | 画面の自動消灯を短縮 | ◎ とても簡単 | +0.5〜+2.7時間 | ★★★★★ |
| ③ | リフレッシュレートを60Hzに | ○ 少し手間 | +0.5〜+4.3時間 | ★★★★☆ |
| ④ | ダークモードを活用 | ◎ とても簡単 | +0.7〜+2.7時間(有機ELのみ) | ★★★☆☆ |
| ⑤ | AOD・持ち上げ点灯を制御 | ○ 少し手間 | +0.2〜+2.2時間 | ★★★★☆ |
| ⑥ | 省電力モードを自動化 | ◎ とても簡単 | +2.7〜+10.3時間 | ★★★★★ |
| ⑦ | 自動調整バッテリーをON | ○ 少し手間 | +0.7〜+2.2時間 | ★★★★☆ |
| ⑧ | バックグラウンドアプリを最適化 | ○ 少し手間 | +1.3〜+10.3時間 | ★★★★★ |
| ⑨ | 通知を整理する | ○ 少し手間 | +0.5〜+2.5時間 | ★★★☆☆ |
| ⑩ | 通信・位置情報の見直し(5G/スキャン等) | ○ 少し手間 | +0.2〜+4.3時間 | ★★★★☆ |
今日すぐやるべき「最初の3つ」
まずはこの3つだけ設定してください。設定時間は合計5分もかかりません。
- ①画面の明るさをスライダーで少し暗めに
- ②スリープ時間を30秒に設定
- ⑥省電力モードを「残り30%で自動ON」に設定
この3つだけでも、バッテリーの持ちが体感できるレベルで変わるはずです。余裕が出てきたら⑧のアプリ別最適化と⑦の自動調整バッテリーにも挑戦してみてください。
目的別おすすめ組み合わせ
「日常の基本セット」(副作用が少なく効きやすい): ①明るさ最適化 + ②画面消灯短縮 + ③リフレッシュレート60Hz → まとめて+10〜+30%改善(端末差あり)
「外出・旅行セット」(電波が不安定な環境向け): ⑥省電力モード(自動ON) + ⑩-A 4G優先 + ⑩-B データセーバー → 待機中と通信の無駄を同時に削減。電波が弱い日ほど効果が大きい
「通知は死守したい方の安全運用」: ⑥省電力モードをONにしつつ、⑧でLINE・メール・決済アプリを「制限なし」に設定 → バッテリーを節約しながら、大切な通知は確実に受け取れる
最後に:「あるある誤解」にご注意を
❌ アプリを全部スワイプして閉じる → 実は逆効果です。再起動のために余分な電力を使います。 ❌ タスクキラー・メモリ解放アプリを使う → 不要です。Androidには元々省電力管理の仕組みがあります。 ❌ 「GPSをオンにしているだけで電池が減る」 → 誤解です。アプリが位置情報を要求したときだけ電力を消費します。 ❌ Wi-Fiをオフにすれば節電になる → 逆の場合も。Wi-Fiはモバイルデータ通信より省電力なため、Wi-Fiが使える場所ではオンのままが有利です。
スマホのバッテリー持ちは、ちょっとした設定の工夫で驚くほど変わります。この記事の設定を上から順に試して、快適なスマホライフを取り戻しましょう!
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