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フィッシング詐欺メールの見分け方【最新手口2026】

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フィッシング詐欺メールの見分け方【最新手口2026】

「あなたのアカウントが停止されました」——こんなメールやSMSが届いたら、まず深呼吸してください。 2025年、日本のフィッシング詐欺の報告件数は年間約245万件と過去最悪を更新しました。被害額も証券口座の不正取引だけで3,000億円超、クレジットカード不正利用は年間555億円に達しています。

しかも最近は、AIの進化で「見た目は完全に本物そっくり」な詐欺メールが急増中。もはや”怪しい日本語”だけでは見分けられない時代です。

この記事では、ITにあまり詳しくない方や高齢者の方でも今日から実践できるように、最新のフィッシング手口と見分け方、万が一の対処法までをわかりやすく解説します。ぜひブックマークして、困ったときに見返してくださいね📱


まず結論から:これだけ覚えておいて!

難しいことは後回しにして、今日から使える行動ルールを最初にお伝えします。

迷ったら「リンク・QRコード・添付ファイルは開かない」確認は「公式アプリ」か「自分のブックマーク」から(メールのボタンから入らない)「至急」「停止」「未納」「返金」「本人確認」など”焦らせる言葉”+入力要求は、ほぼフィッシング入力してしまったら:①被害を止める ②証拠保存 ③公的窓口へ相談 の順で動く

この4つを家族みんなで共有するだけで、被害の大部分を防げます。詳しい説明は以下で解説していきます!


そもそもフィッシング詐欺メールって何?

フィッシング詐欺メールとは、Amazon・楽天・銀行・クレジットカード会社・宅配業者などの有名企業になりすまして、偽のメールやSMSを送り、パスワードやクレジットカード番号などの大切な個人情報を盗み取ろうとする詐欺のことです。

「フィッシング」の由来は、魚釣り(fishing)。エサ(偽メール)を使って、獲物(あなたの個人情報)を釣り上げるイメージです🎣

具体的にはこんな流れで被害が発生します。

  1. 偽メール・SMSが届く:「アカウントがロックされました」「お届け先が不明です」などの緊急メッセージ
  2. 偽サイトに誘導される:メール内のリンクをクリックすると、本物そっくりのログインページが表示される
  3. 個人情報を入力してしまう:ID・パスワード・カード番号を入力すると、犯人にすべて送信される
  4. 不正利用される:口座からお金を引き出されたり、カードで勝手に買い物をされたりする

⚠️ 最重要ポイント:最近のフィッシングサイトは「見た目が本物と99%同じ」です。「それっぽいロゴがある」「文章が丁寧」だけでは判断できない——これが現代のフィッシング詐欺の大前提です。


2025〜2026年、日本で爆発的に増えた最新手口

📊 まずは衝撃の数字から

フィッシング報告件数 備考
2023年 約119万件
2024年 約171万件 前年比約1.4倍
2025年 約245万件 過去最悪・前年比約1.4倍

2025年3月には1か月だけで約25万件の報告がありました。毎日約8,000件が報告されている計算です。報告されていないものを含めると、実際の数はこの何倍にもなると言われています。

さらに驚くべきことに、2025年時点で世界の詐欺メールの約83.6%が日本人をターゲットにしているという調査結果も出ています。日本は今、世界で最もフィッシング詐欺に狙われている国の一つなのです。


🤖 手口① AIが書く「完璧な日本語」のフィッシングメール

以前のフィッシングメールは「あなたのアカウントは異常があります。直ちに確認するしてください」のような不自然な日本語が特徴でした。しかし2025年以降、この常識は完全に崩れました。

セキュリティ企業の調査によると、2025年に分析されたフィッシングメールの82.6%にAI(人工知能)が関与しており、犯人はわずか3分で完璧な日本語の詐欺メールを大量生成できます。

AIフィッシングメールの特徴:

  • 文法・敬語が完璧で、読んだだけでは偽物と気づけない
  • 警戒心を逆手に取る文面——「セキュリティ確認のため」「不正アクセスから守るため」など、むしろ安心させようとする
  • 文面のパターンが毎回微妙に違うため、迷惑メールフィルターをすり抜けやすい

⚠️ つまり「日本語がおかしいかどうか」だけでは、もう見分けられません。 メールの内容ではなく、リンクをクリックせず公式アプリで確認する習慣が唯一の防御策です。


📱 手口② SMS詐欺(スミッシング)——「不在通知」に要注意!

「スミッシング」とは、SMS(ショートメッセージ)を使ったフィッシング詐欺のことです。スマホに「お荷物を持ち帰りました」というメッセージが届いた経験、ありませんか?

よくあるSMS詐欺の文面例:

📩 「ご本人不在の為お荷物を持ち帰りました。下記よりご確認ください http://○○○.com」

📩 「【佐川急便】お届け先住所が不明でお預かり中です。確認はこちら→ http://○○○.com」

📩 「【docomo】ご利用料金のお支払い確認ができておりません。至急こちらから→ http://○○○.com」

覚えておきたい鉄則:佐川急便・ヤマト運輸・日本郵便は、SMSで不在通知を送りません。 荷物の状況は各社の公式アプリやWebサイトから確認してください。

さらに2025年にはボイスフィッシング(電話で偽サイトへ誘導しログイン情報を盗む手口)も急増しています。「銀行から電話がきて、URLを案内された」という流れも要注意です。


📸 手口③ QRコードフィッシング(クイッシング)

2025年に急増しているのが、QRコードを使ったフィッシング(「クイッシング」と呼ばれます)。前年比で51%以上増加しています。

なぜ危険なのか? QRコードは人間が目で読めません。スキャンするまでリンク先のURLが見えないため警戒が緩みやすく、さらに迷惑メール検知の仕組みをすり抜けるのにも使われています。

具体的な手口:

  • メール本文にURLを書かず、QRコードを貼って読み取らせる
  • クレジットカード会社やPayPayを装い、QRコードからログインページに誘導する
  • 偽チラシを郵便受けに入れ「注文はQRコードから」と誘導(2023年に実際に発生)
  • 公共の場の正規QRコードの上に偽のQRコードシールを貼り付ける

原則として、メールや知らないチラシのQRコードはスキャンしない。 必要な手続きは必ず公式アプリ側で探す習慣をつけましょう。


💳 手口④ 「欠品なので返金」——送金させる返金詐欺

通販で注文した後に「欠品なので〇〇ペイで返金」などと連絡がきて、LINE通話などで画面共有・操作指示をされ、「返金のつもりが送金になってしまう」事例が消費者行政から公表されています。

危険サインのポイント:

  • 「返金手続きのために別のアプリを使ってほしい」
  • 「通話で案内します」「画面を共有してください」
  • 「返金用アカウントへ振り込んでください」

返金は”相手が返す”手続き。こちらが送金操作をする理由は絶対にありません。 通話・画面共有を求められた時点で詐欺確定と思って中断してください。


💹 手口⑤ 証券口座の乗っ取り——2025年最大の被害

2025年に最も社会的な衝撃を与えたのが証券口座の乗っ取り被害です。2025年上半期だけで不正取引7,277件、不正売買金額約5,781億円が確認されています。

有名投資家のテスタ氏も楽天証券の口座を乗っ取られ、SNSで被害を報告しました。セキュリティに詳しい方でも被害に遭うほど手口が巧妙化しています。


🔄 手口⑥ 多要素認証(二段階認証)を突破するAiTM攻撃

「二段階認証(多要素認証)を設定しているから安心」——残念ながら、この安心感が崩される最新手口があります。

AiTM(Adversary-in-The-Middle)攻撃とは、偽サイトが「本物のログイン画面と自分の間」に中継として入り込み、入力したID・パスワードに加えて「認証後のセッション情報(Cookie)」ごと盗む手口です。これにより、多要素認証の確認コードを入力させても、その情報をリアルタイムで横取りされてしまいます。

だからこそ、そもそも偽画面に入力しないことが最重要。パスキー(後述)はこのAiTM攻撃にも強い設計になっています。


これで見破れる!フィッシングメール7つのチェックポイント

1つでも当てはまったら、そのメールは詐欺の可能性が高いと考えてください。

見る場所 危険なサイン 安全な行動
件名・冒頭文 「本日中」「至急」「停止」「未納」「返金」「不正ログイン」など感情を揺さぶる言葉 反射でタップせず、公式アプリ/ブックマークで確認
差出人アドレス 表示名はそれっぽいが@以降が変(例:amaz0n-security.com) 表示名は信用しない。@以降のドメインを確認
リンク・ボタン 「ここをクリックで確認」「ログインして」などの誘導ボタン メール内リンクから絶対に入らない
QRコード 「確認」「更新」「返金」のためにQRを読み取るよう指示 原則スキャンしない
添付ファイル 「明細」「請求書」「配送伝票」などの添付 開かない・保存しない
入力要求 ID・パスワード・カード番号・暗証番号・画面共有の要求 絶対に入力しない。金融機関がメール/SMSで聞くことはない
「返金」の誘導 「別アプリで返金」「通話で案内」「画面共有」 通話・画面共有の時点で即中断

📋 判断フロー:迷ったらこれで決める

メール/SMS/DM/通知が届く
        ↓
自分の行動と一致する?(注文直後・ログイン直後など)
        ↓ いいえ
リンク/QR/添付は開かない → 迷惑報告 → 削除
        ↓ はい(注文したから不在通知かも…など)
急がせる言葉がある?(停止/未納/返金/至急)
        ↓ ある
焦らず公式アプリかブックマークから自分でログインして確認
        ↓ なくても
個人情報やID/パスワード・支払い操作を求める?
        ↓ 求める
絶対に入力しない
        ↓ 不安が残る
公式窓口へ"自分で"問い合わせ(メールに書いてある電話番号は使わない)

実際のフィッシングメール例と読み解き方

以下は教育目的の架空例です。実在の企業・URL・電話番号とは関係ありません。

例1:アカウント停止を装うメール

件名:〖重要〗アカウント確認のお願い(本日中)
差出人:サポート事務局 <noreply@security-check.example>

不正ログインの可能性があります。
下記より確認しない場合、利用停止となります。
                     [確認する →]

🔍 どこが危ない?

  • 「本日中」「利用停止」で焦らせるのが典型パターン
  • @以降が「security-check.example」など公式ドメインではない
  • AIで文章が自然でも油断しない
  • 対応:「確認する」ボタンは踏まず、自分のブックマーク・公式アプリからログインして通知を確認

例2:宅配業者を装うQRコードメール

件名:お届け先住所の更新が必要です

配送に問題が発生しました。
下記QRコードを読み取り、住所を再設定してください。

[■QRコード■]

🔍 どこが危ない?

  • QRコードでリンク先を隠すクイッシング
  • 迷惑メール検知をすり抜ける目的でQRを使用
  • 対応:QRは原則読まない。配送状況は配送会社の公式アプリから確認

例3:返金詐欺メール

件名:欠品のため返金します(至急ご連絡ください)

欠品のため返金いたします。
手続きはメッセージアプリで案内します。
返金用アカウントへ連絡してください。

🔍 どこが危ない?

  • 「返金」と言いながら通話・画面共有・操作指示に誘導
  • 対応:返金は「相手が振り込む側」。こちらがアプリ操作で送金する理由はない。即中断→消費生活相談へ

例4:カード情報を入力させるメール

件名:お支払い方法の再設定のお願い

本人確認のため、カード番号と生年月日を
下記のフォームに入力してください。

🔍 どこが危ない?

  • カード番号・暗証番号の入力要求は即アウト
  • 対応:カード会社の公式アプリや利用明細で確認

例5:多要素認証突破を狙うメール

件名:追加認証が必要です(ログイン保護)

下記の手順で認証してください。
①このリンクを開く ②ログイン ③確認コード入力

🔍 どこが危ない?

  • 手順通りに操作させる間に、リアルタイムで情報を横取りするAiTM攻撃の典型
  • 多要素認証があっても偽サイトで入力させると被害化する
  • 対応:リンクは踏まず、公式アプリから認証状態を確認

日本で特に多いなりすましブランドと見分け方

2025年のデータをもとに、特に悪用が多いブランドをご紹介します。

🔶 Amazon(常に報告件数1位)

よくある件名:

  • 「【Amazon】お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ」
  • 「【Amazon】プライム会員情報に異常が検出されました」

見分け方: Amazonの正規メールは「amazon.co.jp」ドメインから送信。Amazonアプリの「メッセージセンター」で本物かどうか確認できます。

🔶 三井住友カード

よくある件名:

  • 「【三井住友カード】ご利用確認のお願い」
  • 「【三井住友カード】現在カードのご利用が一時停止されました」

見分け方: 三井住友カードの正規メールにはBIMIブランドロゴが表示されます。メールでカード番号や暗証番号の入力を求めることは絶対にありません。

🔶 ETC利用照会サービス

よくある件名:

  • 「【重要】ETC利用照会サービスのお知らせ」

「450日間ログインしないと登録が解約されます」という実際のルールを悪用し、送信日の2日後を解約期限に設定して焦らせる巧妙な手口が確認されています。

🔶 証券会社(2025年に急増)

SBI証券・楽天証券・野村証券・松井証券など主要証券会社が軒並み標的にされています。2025年5月にはSBI証券を装うフィッシングが全体の**23.3%**を占めて月間1位になりました。

🔶 そのほか注意が必要なブランド

2025年に悪用が確認された主なブランドは月間100〜115ブランドにのぼります。Apple、PayPay、楽天、JCB、VISA、セゾンカード、ANA、JAL、佐川急便、NTTドコモなど、日常的に利用するほぼすべてのサービスが標的になっています。


今日からできる!フィッシング被害を防ぐ5つの対策

「見分ける」より先に、**”引っかからない設定と習慣”**を作るのが最も効果的です。

🛡️ 対策1:認証を強くする(二段階認証→パスキー)

**二段階認証(多要素認証)**を設定しましょう。パスワードだけよりずっと安全です。各サービスの「設定」→「セキュリティ」→「二段階認証」から設定できます。

さらに可能なら**パスキー(FIDO2)**の設定がおすすめ。指紋や顔認証でログインするパスキーは、「フィッシングに強い」設計になっており、前述のAiTM攻撃にも有効です。iPhoneやAndroidスマホをお使いの方は、対応サービスでぜひ試してみてください。

🛡️ 対策2:パスワードの使い回しをやめる

1つのサービスからパスワードが漏れると、同じパスワードを使っているすべてのサービスが危険にさらされます。

強いパスワードの3ルール:

  • 長く:12文字以上
  • 複雑に:大文字・小文字・数字・記号の組み合わせ
  • 使い回さない:サービスごとに別のパスワード

「たくさん覚えられない!」という方はパスワード管理アプリ(1Password・Bitwarden・iPhoneのiCloudキーチェーンなど)が便利です。マスターパスワード1つで管理できます。

🛡️ 対策3:設定で守る(迷惑メールブロック・OS更新)

  • 携帯会社の迷惑メッセージブロック機能を有効化・強度を上げる
  • iPhoneの「不明な差出人をフィルタ」機能を活用
  • スマホ・パソコンのOSとアプリを常に最新に保つ(セキュリティの弱点を修正するアップデートが含まれているため)

🛡️ 対策4:セキュリティソフトを導入する

ウイルスバスター・ノートン・マカフィーなどのセキュリティソフトを導入し、常に最新バージョンに。フィッシングサイトへのアクセスを自動でブロックしてくれます。

🛡️ 対策5:「公式アプリ・ブックマーク」からアクセスする習慣をつける

これが最強かつ最もシンプルな対策です。

「メッセージのリンクからは入らない。確認は公式アプリかブックマークから」

この一行を家族で共有して、習慣にしてください。


😨 やってしまった!クリック・情報入力してしまった場合の対処法

「うっかりリンクを開いてしまった…」「パスワードを入力してしまった…」——そんなときも、素早く対処すれば被害を最小限に抑えられます

まず、入力した情報の種類で対応が変わります

フィッシングに入力してしまった
           ↓
     何を入力した?
    ┌──────┬──────┬──────┬──────┐
  ID/PW  カード番号  銀行情報   送金した
    ↓       ↓       ↓       ↓
  即PW変更  カード会社  金融機関   金融機関
  +MFA設定   利用停止    至急連絡   +警察相談
    ↓       ↓       ↓       ↓
  ────────────────────────────
  証拠保存 → 公的窓口へ報告・相談

📌 ケース1:メールを開いただけ → リスク:低い ✅

通常は情報が盗まれることはありません。念のためセキュリティソフトでスキャンして削除してください。

📌 ケース2:リンクをクリックしたが情報は入力していない → リスク:中程度 ⚠️

  1. すぐにそのページを閉じる
  2. Wi-Fiやモバイルデータをオフに(一時的にインターネット接続を切断)
  3. セキュリティソフトでフルスキャン
  4. ブラウザの履歴・キャッシュ・Cookieを削除
  5. 不審なアプリがインストールされていないか確認

⚠️ 「ご契約が完了しました」などの表示が出てもワンクリックでの契約は法律上無効。慌てて表示された電話番号に電話しないでください。

📌 ケース3:ID・パスワードを入力してしまった → リスク:高い 🚨

  1. 別の安全な端末からそのサービスの公式サイトにログインしパスワードを即変更
  2. 同じパスワードを使い回している他のサービスもすべてパスワードを変更
  3. 二段階認証(パスキー)を設定
  4. 不審なログイン履歴・利用履歴がないか確認
  5. サービスのサポート窓口に連絡して状況を報告

📌 ケース4:クレジットカード情報を入力してしまった → リスク:非常に高い 🚨🚨

  1. 直ちにカード裏面の電話番号に連絡し、カードの利用停止を依頼(多くのカード会社は24時間受付)
  2. カードの再発行を依頼
  3. 利用明細を確認し、身に覚えのない取引がないかチェック
  4. 不正利用があれば警察に被害届を提出
  5. カード会社に補償を申請(クレジットカードには原則として盗難保険があります)

📌 ケース5:銀行口座情報・暗証番号を入力してしまった → リスク:非常に高い 🚨🚨

  1. 直ちに銀行に電話し、口座の利用停止・暗証番号の変更を依頼
  2. インターネットバンキングのパスワードも変更
  3. 入出金履歴を確認し、不正な送金がないかチェック
  4. 被害があれば警察へ被害届を提出(預金者保護法により保護されます)

📝 証拠保存のコツ

後で相談・被害届を出すときのために、消さずに残しておくもの

  • 問題のメール・SMS(メールヘッダや詳細も含めて)
  • 誘導先のURL(開かない範囲で、表示された文字列だけメモ)
  • いつ・何を入力したかの時系列メモ
  • カードや口座の明細(スクリーンショットでも可)

警察の案内でも、証拠保全として「誘導メール・相手サイトの情報・やり取りのメモ」等の保存が推奨されています。被害届が受理されると「受理番号」が発行され、カード会社や銀行への補償申請がスムーズに進みます。


フィッシング詐欺を報告・相談できる窓口一覧

1人で悩まず、まずは相談してください。

窓口名 連絡先 内容
警察 相談ダイヤル #9110 被害相談全般(全国共通)
消費者ホットライン 188(いやや!) 消費者被害・返金詐欺・通販トラブル
フィッシング対策協議会 info@antiphishing.jp フィッシングメール・サイトの情報提供
IPA 安心相談窓口 03-5978-7509 ウイルス・不正アクセスの技術相談
警察庁 サイバー事案受付 https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/ オンラインでの通報
法テラス 0570-078374 法的トラブルの相談

クレジットカードの不正利用はカード裏面に記載の電話番号へ直接連絡が最速です。


よくある誤解とQ&A

Q:差出人名が公式っぽいから本物?

A:いいえ。 送信元情報だけで本物・偽物を判断するのは困難です。差出人の「表示名」は誰でも自由に設定できます。@以降のドメインを確認し、それでも判断が難しければ公式アプリから確認してください。

Q:迷惑メールに入っていない=安全?

A:いいえ。 QRコード化など、フィルターをすり抜ける工夫が増えています。「迷惑フォルダに入らなかった=本物」という判断は危険です。

Q:URLが「https」で始まるから安全?

A:いいえ。 「https」は通信が暗号化されることを示すだけで、サイトが本物かどうかとは別問題です。偽サイトでも「https」を取得することは容易にできます。だからこそリンクを踏まず、ブックマークや公式アプリで接続することが重要なのです。

Q:二段階認証を設定しているから、入力しても大丈夫?

A:残念ながら完全ではありません。 前述のAiTM攻撃では、確認コードも含めてリアルタイムに盗まれる可能性があります。二段階認証は続けつつ、そもそも偽画面に入力しない(公式アプリ・ブックマーク・パスキーを使う)導線へ変えていくことが安全です。

Q:「返金します。通話で案内します」は親切な対応では?

A:これが詐欺のサインです。 返金のはずが送金になってしまう事例が消費者行政から公表されています。「通話・画面共有・操作指示」は危険サインです。返金は”相手が返す”手続きなので、こちらが送金操作をする理由が絶対にありません。

Q:「金融機関からのメールでID・パスワードを聞かれた」これは普通?

A:普通ではありません。 警察の注意喚起でも、金融機関がメールやSMSでID・パスワードを問い合わせることはないと明記されています。このようなメールは詐欺と判断してください。


📋 保存版チェックリスト

スクリーンショットを撮って、手元に保存しておいてください📱

🔍 メールを受け取ったときのチェック

  • ✅ 送信者のアドレス(@以降)は公式ドメインか?
  • ✅ リンク先URL(PC:マウスを乗せる / スマホ:長押し)は公式サイトか?
  • ✅ 「緊急」「至急」「24時間以内」など焦らせる表現はないか?
  • ✅ 宛名は自分の名前が正しく書かれているか?(ただしAI詐欺は名前入りの場合も)
  • ✅ 公式アプリ・ブックマークから自分でログインして確認できないか?
  • ✅ 添付ファイルやQRコードへの誘導はないか?

🛡️ 日頃の対策チェック

  • ✅ 重要なサービスには二段階認証(できればパスキー)を設定した
  • ✅ パスワードはサービスごとに異なるものを使っている
  • ✅ パスワード管理アプリを活用している
  • ✅ セキュリティソフトを導入し、最新バージョンにしている
  • ✅ スマホ・PCのOSとアプリを最新に更新している
  • ✅ よく使うサービスはブックマーク・公式アプリからアクセスしている
  • ✅ 「メッセージのリンクからは入らない」を家族で共有した

📞 緊急連絡先メモ

  • 警察相談ダイヤル:#9110
  • 消費者ホットライン:188
  • カード会社緊急連絡先:カード裏面の電話番号(今すぐメモしておきましょう)

フィッシング詐欺は年々巧妙になっていますが、「メールのリンクは開かず、公式アプリから確認する」というシンプルな1つの習慣だけでも、被害の大部分を防ぐことができます。少しでも「怪しいな」と感じたら立ち止まる勇気を持ってください。この記事がご自身とご家族を守る一助になれば幸いです😊

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