Home / Microsoft / Windows / 【2026年最新版】Windowsのネットワーク設定完全ガイド【IPアドレス・DNS・VPN設定】

【2026年最新版】Windowsのネットワーク設定完全ガイド【IPアドレス・DNS・VPN設定】

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

Windowsのネットワーク設定は、インターネット接続トラブルの解決から企業環境でのVPN設定まで、様々な場面で操作が必要になります。「IPアドレスの確認・変更方法がわからない」「DNSを変更してみたいが手順が不安」「パブリック/プライベートネットワークの切り替え方を知りたい」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、Windows 11を中心に(Windows 10も対応)ネットワーク設定の確認・変更方法を徹底解説します。初心者でも迷わないよう、画面の操作手順を丁寧にまとめました。

Windows Network Settings Open Control Panel Network Internet Adapter Properties

この記事でわかること

  • IPアドレス・DNSサーバーの確認方法(GUIおよびコマンドプロンプト)
  • IPアドレスの固定・変更・DHCP切り替え方法
  • DNSサーバーの変更方法(Google DNS・Cloudflare DNS)
  • パブリック/プライベートネットワークの切り替え方
  • Windowsネットワーク診断ツールの使い方
  • VPN接続の基本設定方法
  • Wi-Fiプロパティの確認と詳細設定
  • Windowsファイアウォールの基本設定

ネットワーク設定画面へのアクセス方法

Windows 11での設定アクセス

アクセス方法 手順
設定アプリから スタート → 設定 → ネットワークとインターネット
タスクバーから Wi-Fiまたはイーサネットアイコンを右クリック → 「ネットワークとインターネットの設定」
ショートカット Windowsキー + I → 「ネットワークとインターネット」
コントロールパネルから コントロールパネル → ネットワークとインターネット → ネットワークと共有センター

Windows 10での設定アクセス

Windows 10では「設定 → ネットワークとインターネット」からアクセスします。インターフェースの見た目はWindows 11と異なりますが、設定項目はほぼ同じです。

IPアドレス・DNS情報の確認方法

方法1: 設定アプリで確認する

Wi-Fiのネットワーク情報を確認する手順

  1. 設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fiを開く
  2. 接続中のWi-Fiネットワーク名をクリック(またはプロパティをクリック)
  3. 「IPv4アドレス」「IPv6アドレス」「DNSサーバー」「デフォルトゲートウェイ」などの情報が表示される

有線(イーサネット)のネットワーク情報を確認する手順

  1. 設定 → ネットワークとインターネット → イーサネットを開く
  2. 接続されているネットワークアダプターをクリック
  3. ネットワーク情報が一覧表示される

方法2: コマンドプロンプトで確認する

コマンドプロンプトを使うと、より詳細なネットワーク情報を素早く確認できます。

ip​config                  基本的なIPアドレス・ゲートウェイ情報を表示
ip​config /all             MACアドレス・DHCPサーバー・DNSサーバーなど詳細情報を表示

「ip​config /all」の主な表示項目の意味は以下の通りです。

項目名 意味
IPv4アドレス 現在のコンピューターのIPアドレス(例: 192.168.1.10)
サブネットマスク ネットワークの範囲を示す値(例: 255.255.255.0)
デフォルトゲートウェイ ルーターのIPアドレス(例: 192.168.1.1)
DNSサーバー ドメイン名の解決に使うサーバーのIPアドレス
物理アドレス ネットワークアダプターのMACアドレス
DHCPが有効 「はい」はDHCP自動取得、「いいえ」は固定IPを示す
リースの取得 DHCPサーバーからIPアドレスを取得した日時
リースの有効期限 現在のIPアドレスの有効期限

Windows IP Address Manual Set Properties IPv4 Static DNS Server Change

IPアドレスの変更・固定設定

IPアドレスを固定する場面

通常はDHCP(自動取得)で問題ありませんが、以下のような場合にIPアドレスを固定設定(静的IPアドレス)にすることがあります。

  • 自宅のNASやプリンターにアクセスするためIPアドレスを固定したい
  • 企業のネットワーク管理でIPアドレスを管理している
  • ルーターのポートフォワーディング(ポート転送)設定をする
  • DHCPサーバーがない環境でのネットワーク構築

IPアドレスを変更・固定する手順(Windows 11)

  1. 設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi(またはイーサネット)を開く
  2. 設定を変更したいネットワークアダプターをクリック
  3. 「IPの割り当て」の横にある「編集」ボタンをクリック
  4. ドロップダウンで「自動(DHCP)」から「手動」に変更する
  5. 「IPv4」のトグルをオンにして以下を入力する
設定項目 入力値の例 説明
IPアドレス 192.168.1.100 割り当てたいIPアドレス
サブネットプレフィックスの長さ 24 255.255.255.0の場合は24
ゲートウェイ 192.168.1.1 ルーターのIPアドレス
優先DNSサーバー 8.8.8.8 メインのDNSサーバー
代替DNSサーバー 8.8.4.4 サブのDNSサーバー

設定後「保存」をクリックすると、指定したIPアドレスが反映されます。

DHCPに戻す(自動取得に変更する)

固定IPから自動取得(DHCP)に戻すには、「IPの割り当て」の「編集」から「自動(DHCP)」を選択して「保存」をクリックするだけです。

DNSサーバーの変更方法

DNSを変更するメリット

デフォルトではISP(プロバイダー)のDNSサーバーが使われますが、以下のような高速・高信頼性のパブリックDNSに変更することで接続速度や安全性が向上する場合があります。

DNSサービス 優先DNS 代替DNS 特徴
Google DNS 8.8.8.8 8.8.4.4 高速・世界最大規模の信頼性
Cloudflare DNS 1.1.1.1 1.0.0.1 プライバシー重視・最速クラス
OpenDNS 208.67.222.222 208.67.220.220 フィルタリング機能あり(ペアレンタルコントロール対応)
NTT (プロバイダー提供) 日本国内向け・地理的に近い

DNSサーバーの変更手順(Windows 11)

  1. 設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi(またはイーサネット)を開く
  2. 設定を変更したいネットワーク名またはアダプターをクリック
  3. 「DNSサーバーの割り当て」の横の「編集」ボタンをクリック
  4. 「自動(DHCP)」から「手動」に変更
  5. 「IPv4」をオンにして「優先DNSサーバー」と「代替DNSサーバー」を入力
  6. 「保存」をクリック

DNSキャッシュのクリア

DNSを変更した後や接続問題が発生した際は、DNSキャッシュをクリアすると解決することがあります。

管理者権限のコマンドプロンプトで実行:
ip​config /flushdns

成功すると「Windows IP 構成 - DNSリゾルバーキャッシュは正常にフラッシュされました。」と表示される

パブリック/プライベートネットワークの切り替え

ネットワークプロファイルの種類

Windowsでは接続するネットワークに対して「プライベート」または「パブリック」のプロファイルを設定できます。この設定によってファイアウォールルールや共有設定が変わります。

プロファイル 使用場面 セキュリティレベル ファイル共有
プライベート 自宅・会社など信頼できるネットワーク 低め(共有を許可) 有効(同じネットワークからのアクセス可)
パブリック カフェ・空港・ホテルなど公共の場所 高め(共有を制限) 無効(外部からのアクセスをブロック)

ネットワークプロファイルの切り替え手順

Windows 11の場合

  1. 設定 → ネットワークとインターネット を開く
  2. Wi-Fi(またはイーサネット)をクリック
  3. 接続中のネットワーク名をクリック
  4. 「ネットワークプロファイルの種類」で「プライベートネットワーク」または「パブリックネットワーク」を選択する

Windows 10の場合

  1. タスクバーのWi-Fiアイコンをクリック → 接続中のネットワーク名をクリック
  2. 「プライベート」のトグルをオン(プライベート)またはオフ(パブリック)に切り替える

推奨設定: 自宅のWi-Fiは「プライベート」に設定し、外出先で接続するWi-Fiは「パブリック」に設定しましょう。新しいネットワークに初めて接続する際、Windowsが「このネットワークでデバイスを検索可能にしますか?」と確認します。信頼できるネットワークなら「はい」(プライベート)、不明な場合は「いいえ」(パブリック)を選びます。

Windows Network Reset Troubleshooter Fix Connection Problems Flush DNS Cache

Windowsネットワーク診断ツールの使い方

ネットワークのトラブルシューティング(自動診断)

インターネットに接続できない、Wi-Fiが切れるなどの問題が発生した場合、Windowsの自動診断ツールが原因を特定して修正を試みてくれます。

実行手順

  1. 設定 → システム → トラブルシューティング を開く(Windows 11)
  2. 「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
  3. 「インターネット接続」の「実行」ボタンをクリック
  4. 診断が自動で開始され、問題が見つかると修正を提案する

または、タスクバーのネットワークアイコンを右クリック → 「問題のトラブルシューティング」でも起動できます。

コマンドプロンプトによるネットワーク診断

ping 8.8.8.8              インターネット接続の確認(Googleサーバーへの疎通確認)
ping 192.168.1.1          ルーターへの接続確認(ゲートウェイのIPアドレスを入力)
tracert 8.8.8.8           8.8.8.8までの通信経路を確認(どこで切れているか特定)
netstat -an               現在の接続状態とポートの使用状況を確認

ネットワークリセットコマンド

接続トラブルが解決しない場合、以下のコマンドでネットワーク設定をリセットできます。管理者権限のコマンドプロンプトで実行してください。

netsh winsock reset            Winsockのリセット(ソフトウェアによる設定破損の修復)
netsh int ip reset             TCP/IPスタックのリセット
netsh int ipv6 reset           IPv6のリセット
ip​config /release              DHCPのIPアドレスを解放
ip​config /flushdns             DNSキャッシュのクリア
ip​config /renew                DHCPから新しいIPアドレスを取得

コマンド実行後はPCを再起動することで設定が完全に反映されます。

VPN接続の基本設定

VPNとは

VPN(仮想プライベートネットワーク)は、インターネット上に暗号化された仮想的な専用回線を構築する技術です。主な用途は以下の通りです。

  • リモートワーク時に会社のネットワークに安全にアクセスする
  • 公共Wi-Fi使用時の通信を暗号化してセキュリティを確保する
  • 地域制限のあるコンテンツへのアクセス

WindowsにVPN接続を追加する手順

  1. 設定 → ネットワークとインターネット → VPN を開く
  2. 「VPN接続を追加する」をクリック
  3. 以下の情報を入力する
設定項目 内容
VPNプロバイダー 「Windows(組み込み)」を選択
接続名 わかりやすい名前(例:会社のVPN)
サーバー名またはアドレス VPNサーバーのアドレス(IT部門から取得)
VPNの種類 L2TP/IPsec・PPTP・IKEv2など(IT部門に確認)
サインイン情報の種類 ユーザー名とパスワードが一般的
ユーザー名・パスワード VPN接続用の認証情報
  1. 「保存」をクリック
  2. VPN接続画面で追加した接続名を選択して「接続」をクリック

市販のVPNサービス(ExpressVPN・NordVPNなど)を使う場合は、各サービスの専用アプリをインストールする方が簡単で推奨されます。

Wi-Fiプロパティの詳細設定

Wi-Fi詳細プロパティの確認

接続中のWi-Fiの詳細情報を確認するには、設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 接続中のネットワーク名をクリックします。ここでは以下の情報が確認できます。

  • MACアドレス(物理アドレス): ネットワークアダプター固有の識別子
  • リンク速度(受信/送信): 現在の接続速度(Mbps)
  • プロトコル: Wi-Fiの規格(Wi-Fi 5、Wi-Fi 6など)
  • セキュリティの種類: WPA2-パーソナル、WPA3など
  • ネットワーク周波数帯: 2.4GHz または 5GHz

ランダムハードウェアアドレス(MACアドレスランダム化)

Windows 11ではプライバシー保護のため、Wi-Fi接続ごとにランダムなMACアドレスを使う「ランダムハードウェアアドレス」機能があります。

この機能が有効の場合、ルーター側でMACアドレスによる端末管理・フィルタリングを行っている場合に接続できないことがあります。その場合は「Wi-Fiのプロパティ」でこの機能をオフにしてください。

従量制課金接続の設定

モバイルホットスポットや通信量に制限のあるWi-Fiを使う場合は「従量制課金接続」を設定しておくと、Windows Updateなどの大容量通信が自動で抑制されます。

設定手順:
設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi
→ 接続中のネットワーク名 → 「従量制課金接続」をオンにする

Windowsファイアウォールの基本設定

Windowsファイアウォールとは

Windowsファイアウォールは、外部からの不正アクセスやマルウェアの通信をブロックするセキュリティ機能です。Windows Defenderセキュリティセンターに統合されており、デフォルトで有効になっています。

ファイアウォールの状態確認と基本設定

  1. 設定 → プライバシーとセキュリティ → Windowsセキュリティ → ファイアウォールとネットワーク保護を開く
  2. 「ドメインネットワーク」「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」それぞれのファイアウォールの状態を確認する
  3. 各ネットワーク種別ごとにファイアウォールの有効/無効を切り替えられる

推奨: ファイアウォールは常時有効にしておくことをお勧めします。特定のアプリをブロックしている場合のトラブルシューティング目的以外でオフにしないでください。

アプリのファイアウォール例外設定

特定のアプリがファイアウォールにブロックされている場合、例外(許可)を追加できます。

  1. 「ファイアウォールとネットワーク保護」→「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」をクリック
  2. 「設定の変更」をクリック(管理者権限が必要)
  3. 許可したいアプリを探してチェックを入れる
  4. 「プライベート」または「パブリック」のどちらで許可するかを設定する
  5. 「OK」をクリック

よくある質問(FAQ)

Q1. 「IPアドレスの競合」エラーが出た場合の対処法は?

同じネットワーク内に同じIPアドレスを持つデバイスが存在するときに発生します。まずコマンドプロンプトで「ip​config /release」→「ip​config /renew」を実行してIPアドレスを再取得してください。固定IPを設定している場合は、別のIPアドレスに変更してください。ルーターを再起動することで解決するケースも多いです。

Q2. 会社のVPNに接続するとインターネットが遅くなるのはなぜですか?

多くの企業VPNでは「スプリットトンネリング」が無効になっており、すべての通信がVPNサーバーを経由するため、インターネット接続が会社のサーバーを介することで遅くなります。スプリットトンネリングを有効にすると、社内ネットワーク向けの通信だけVPN経由にし、通常のインターネット通信は直接行うよう設定できますが、この設定変更はIT部門に依頼する必要があります。

Q3. Wi-Fiには繋がるがインターネットに接続できない場合の対処法は?

まず「ip​config」でIPアドレスが「169.254.x.x」になっていないか確認します(169.254で始まる場合はDHCPから取得できていない状態です)。次にルーターのランプ状態を確認し、ルーターを再起動してみてください。改善しない場合はコマンドプロンプト(管理者権限)で「netsh winsock reset」→「netsh int ip reset」を実行してPCを再起動します。それでも解決しない場合はプロバイダーへの接続に問題がある可能性があります。

Q4. パブリックWi-Fiを安全に使うための設定は?

カフェや空港などのパブリックWi-Fiに接続する際は、まずネットワークプロファイルが「パブリック」に設定されているか確認してください。次にファイルとプリンターの共有がオフになっていることを確認します(「ネットワークと共有センター → 共有の詳細設定」で確認)。可能であればVPNを使って通信を暗号化することをお勧めします。また、オンラインバンキングや個人情報を扱う操作はパブリックWi-Fi上では避けるべきです。

Q5. DNSをGoogle DNSに変更するとどんなメリットがありますか?

Google DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)に変更することで、ISPのDNSサーバーが遅い場合の名前解決速度の改善が期待できます。また、一部のプロバイダーが行っているDNSブロッキングの迂回や、ISPによるDNS経由のトラッキングを減らせる場合もあります。ただし、日本国内のコンテンツへのアクセス最適化はISPのDNSの方が有利なケースもあります。Cloudflare DNS(1.1.1.1)はプライバシーポリシーが明確で、閲覧履歴を保存しないことを謳っているため、プライバシーを重視する場合におすすめです。

まとめ

Windowsのネットワーク設定を正しく理解・管理することで、接続トラブルの自己解決から職場でのネットワーク管理まで幅広く対応できるようになります。本記事のポイントをまとめます。

  • 情報確認: 設定アプリまたは「ip​config /all」コマンドでIPアドレス・DNS情報を素早く確認できる
  • IPアドレス変更: 設定 → ネットワーク → アダプターのプロパティからDHCP/固定IPを切り替え可能
  • DNS変更: Google DNS(8.8.8.8)またはCloudflare DNS(1.1.1.1)で速度・プライバシーを改善できる
  • ネットワークプロファイル: 自宅はプライベート、外出先はパブリックに設定してセキュリティを最適化
  • VPN: リモートワークや公共Wi-Fi利用時のセキュリティ確保に有効
  • ファイアウォール: 常時有効にして不正アクセスをブロックする

まず「ip​config」コマンドで現在のIPアドレスとDNS設定を確認することから始めてみましょう。ネットワーク設定の基本を把握しておくことで、接続トラブル時に落ち着いて対処できるようになります。

Check Also

WindowsUpdateの設定管理完全ガイド自動更新手動更新一時停止

【2026年最新版】WindowsUpdateの設定・管理完全ガイド【自動更新・手動更新・一時停止】

Windows Updateは …