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【2026年最新版】Windowsパフォーマンスモニターの使い方完全ガイド【PC監視・分析】

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Windowsパフォーマンスモニター(perfmon.exe)は、PCのCPU・メモリ・ディスク・ネットワークなどのリソースをリアルタイムで監視・記録できる高機能ツールです。「PCが重くなった原因を特定したい」「システムのボトルネックを探したい」「長期的なパフォーマンスデータを記録したい」という方に最適なツールです。

本記事では、Windowsパフォーマンスモニターの基本的な起動方法から、実用的なデータコレクターセットの作成、レポート生成まで、初心者にもわかりやすく解説します。

Windows Performance Monitor Open perfmon.exe Run Command Real Time

この記事でわかること

  • Windowsパフォーマンスモニターの起動方法
  • リアルタイムモニタリングでCPU・メモリ・ディスクを監視する方法
  • データコレクターセットでパフォーマンスデータを記録する手順
  • レポートを生成して分析する方法
  • タスクマネージャーとの違いと使い分け

Windowsパフォーマンスモニターとは?

パフォーマンスモニター(perfmon.exe)は、Windowsに標準搭載されているシステム監視ツールです。タスクマネージャーよりも詳細なデータを取得・記録でき、特定の問題発生時間帯のデータを後から分析することが可能です。

タスクマネージャーとの違い

機能 タスクマネージャー パフォーマンスモニター
リアルタイム監視 ○(シンプル) ○(詳細)
データの記録・保存 ×
カスタムカウンター × ○(200種類以上)
レポート生成 ×
スケジュール実行 ×
操作の難易度 簡単 中〜高

タスクマネージャーは日常的な確認に向いており、パフォーマンスモニターは詳細分析や長期的な記録に適しています。

パフォーマンスモニターの起動方法

パフォーマンスモニターはいくつかの方法で起動できます。

方法1:検索から起動

  1. タスクバーの検索ボックスに「パフォーマンスモニター」または「perfmon」と入力
  2. 検索結果の「パフォーマンスモニター」をクリック

方法2:ファイル名を指定して実行

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 「perfmon」と入力してEnterを押す

方法3:コンピューターの管理から開く

  1. スタートボタンを右クリック→「コンピューターの管理」をクリック
  2. 左ツリーの「パフォーマンス」を展開
  3. 「パフォーマンスモニター」をクリック
# コマンドプロンプトからも起動可能
perfmon.exe

パフォーマンスモニターの画面構成

パフォーマンスモニターを起動すると、左サイドバーと右のグラフエリアが表示されます。

左サイドバーの構成

  • パフォーマンスモニター:リアルタイムグラフを表示
  • データコレクターセット:記録設定の管理
    • ユーザー定義:自分で作成したセット
    • システム:Windowsが用意したセット
  • レポート:収集したデータのレポートを表示

Windows Performance Monitor Add Counter CPU Memory Disk Network Graph

リアルタイムモニタリングの使い方

パフォーマンスモニターの「パフォーマンスモニター」セクションでは、リアルタイムでグラフを確認できます。

監視するカウンターを追加する手順

  1. 左サイドバーの「パフォーマンスモニター」をクリックする
  2. グラフ上部の「+」ボタンをクリック、または右クリック→「カウンターの追加」を選択
  3. 「カウンターの追加」ダイアログが開く
  4. 監視したいカテゴリを選択する(例:Processor、Memory、PhysicalDiskなど)
  5. 具体的なカウンターを選択して「追加」をクリックする
  6. 「OK」をクリックして確定する

よく使うカウンター一覧

カテゴリ カウンター名 監視できる内容
Processor % Processor Time CPU使用率(全コア平均)
Processor % Idle Time CPUアイドル時間の割合
Memory Available MBytes 利用可能な物理メモリ量(MB)
Memory Pages/sec メモリスワップの頻度(高いとメモリ不足)
PhysicalDisk % Disk Time ディスクアクセス率
PhysicalDisk Avg. Disk Queue Length ディスクの処理待ちキュー(2以上で問題)
Network Interface Bytes Total/sec ネットワーク通信量(バイト/秒)

グラフの表示設定変更

グラフの表示形式は変更できます。右クリック→「グラフの種類を変更」から選択してください。

  • 折れ線グラフ:時系列の変化を確認するのに最適(デフォルト)
  • ヒストグラムバー:現在値を棒グラフで比較
  • レポート:数値のみをテキストで表示

データコレクターセットの作成・設定

データコレクターセットを使うと、特定の期間のパフォーマンスデータを自動で記録・保存できます。問題が発生した後で「あの時間帯のデータ」を確認するのに役立ちます。

データコレクターセットを作成する手順

  1. 左サイドバーの「データコレクターセット」→「ユーザー定義」を右クリックする
  2. 「新規」→「データコレクターセット」を選択する
  3. 名前を入力する(例:「システム監視2026」)
  4. 「手動で作成する(詳細)」を選択して「次へ」をクリックする
  5. 作成するデータの種類を選択する(パフォーマンスカウンターを推奨)
  6. 監視するカウンターを追加して「次へ」をクリックする
  7. サンプリング間隔を設定する(15秒〜60秒が一般的)
  8. データの保存先フォルダを指定して「次へ」をクリック
  9. 「完了」をクリックして作成完了

スケジュール設定

データコレクターセットは特定の時間帯だけ自動で記録開始・停止できます。

  1. 作成したデータコレクターセットを右クリックする
  2. 「プロパティ」を選択する
  3. 「スケジュール」タブをクリックする
  4. 「追加」をクリックして記録開始時刻を設定する
  5. 「停止条件」タブで記録終了の条件を設定する

データコレクターセットの開始・停止

# コマンドプロンプトから操作する場合(管理者権限で実行)
# 開始
logman start "セット名"

# 停止
logman stop "セット名"

レポートの生成と分析

データコレクターセットが記録を完了すると、レポートとして確認できます。

レポートを表示する手順

  1. 左サイドバーの「レポート」→「ユーザー定義」を展開する
  2. 作成したデータコレクターセットの名前をクリックする
  3. 記録された日時のレポートをクリックする
  4. 右側にグラフとデータが表示される

レポートのエクスポート

収集したデータはCSV形式などでエクスポートして、Excelで詳細分析することも可能です。

# データコレクターセットのデータファイルは .blg 形式で保存される
# relog コマンドで CSV 形式に変換できる
relog "C:\PerfLogs\Admin\セット名\データファイル.blg" -f CSV -o "output.csv"

Windows Performance Monitor Data Collector Set Create Report Generate

システムデータコレクターセットを使う

Windowsにはあらかじめ用意されたシステムデータコレクターセットがあります。すぐに使えるので初心者にも便利です。

システムパフォーマンスの使い方

  1. 左サイドバーの「データコレクターセット」→「システム」を展開する
  2. 「System Performance」を右クリックする
  3. 「開始」をクリックする(60秒間自動でデータを収集)
  4. 収集完了後、「レポート」→「システム」→「System Performance」でレポートを確認

このレポートには、CPU・メモリ・ネットワーク・ディスクの使用状況の概要が自動でまとめられています。

パフォーマンス問題の診断方法

CPU使用率が高い場合

「Processor → % Processor Time」を監視します。常時80%以上であれば、重いプロセスが動いている可能性があります。「Processor → % Interrupt Time」が高い場合はドライバーや周辺機器に問題がある可能性があります。

メモリ不足の診断

「Memory → Available MBytes」が500MB以下になっていたり、「Memory → Pages/sec」が頻繁に20以上を示したりする場合はメモリ不足が疑われます。メモリ増設を検討してください。

ディスクのボトルネック診断

「PhysicalDisk → % Disk Time」が常時80%を超えている、または「PhysicalDisk → Avg. Disk Queue Length」が2以上の場合はディスクがボトルネックです。HDDをSSDに換装することで改善できることが多いです。

パフォーマンス診断の目安値

カウンター 正常範囲 要注意 問題あり
CPU使用率 0〜60% 60〜80% 80%以上が継続
利用可能メモリ 1GB以上 500MB〜1GB 500MB未満
ディスク使用率 0〜50% 50〜80% 80%以上が継続
ディスクキュー 0〜1 1〜2 2以上が継続

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よくある質問(FAQ)

Q1. パフォーマンスモニターはWindows HomeエディションとProで違いがありますか?

パフォーマンスモニター自体の機能はHomeエディションでもProでも同じです。ただし、グループポリシーと連携する一部の機能はProエディション以上が必要です。基本的な監視機能はHomeでも問題なく使えます。

Q2. データコレクターセットの記録ファイルはどこに保存されますか?

デフォルトでは「C:\PerfLogs\Admin\セット名\」フォルダに保存されます。作成時に保存先を変更することも可能です。ファイルは.blg形式で保存され、パフォーマンスモニターで開けます。

Q3. パフォーマンスモニター自体がPCに負荷をかけますか?

わずかな負荷はかかりますが、通常の使用では無視できるレベルです。監視するカウンター数が増えるほど、また記録間隔が短いほど負荷は増えます。サンプリング間隔は15〜60秒程度に設定することを推奨します。

Q4. 収集したデータはExcelで分析できますか?

はい、可能です。「relog」コマンドを使って.blgファイルをCSV形式に変換すると、Excelで開いてグラフ作成や詳細分析ができます。また、パフォーマンスモニターのデータをExcelに直接貼り付ける機能もあります。

Q5. リモートPCのパフォーマンスを監視することはできますか?

はい、ネットワーク上の別のPCを監視できます。カウンターの追加時に「コンピューターから選択」から対象のPCのコンピューター名を入力してください。ただし、適切なアクセス権限と同一ネットワーク上に接続されていることが必要です。

まとめ

Windowsパフォーマンスモニターは、PCのパフォーマンス問題を深く分析するための強力なツールです。タスクマネージャーでは把握しきれない詳細なデータを記録・分析できます。

  • 起動方法:検索で「perfmon」と入力するか、Windowsキー + Rから「perfmon」を実行
  • リアルタイム監視:CPU・メモリ・ディスクのカウンターを追加してグラフで監視
  • データ記録:データコレクターセットを作成して自動記録・レポート生成
  • 問題診断:各カウンターの数値を目安値と比較してボトルネックを特定

PCが重い・遅いと感じたときは、まずパフォーマンスモニターでデータを収集してみましょう。問題の原因を正確に把握することで、効果的な対策(メモリ増設・SSD換装・不要プロセスの停止など)を取ることができます。

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